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ママ友5



 西山動物園を後にしたのは、閉園メロディーの『蛍の光』が鳴り出していた頃だった。既にゲート前の猿山には西日が射し、そのゲートに向かってゾロゾロと歩いて来る人々は、まるでゾンビのようにヨロヨロと疲れ切っていた。

 駐車場は帰り客で混雑していた。やっと駐車場を出ると、そのまま旅館へと車を走らせた。
 当初妻は、低料金なビジネスホテルを探していたが、結局、町外れにある旅館にした。旅館だとビジネスホテルよりも料金は高くなるが、しかし二食付いているだけでなく、寝る時は座敷で布団を敷く為、小さな子供でも安心できるという理由から旅館に決めたのだった。

 三十分ほどでその旅館に着いた。ネットで見た写真よりも立派な建物であり、これで一泊二食付き六千円は安いわね、と、妻は満足げに頷いていた。

 部屋は俺達が一階で中村さんが二階だった。一階は八帖と六帖の二間あったが、しかし二階は、いわゆるシングルクラスの部屋ばかりで、娘と二人だけの中村さんはそっちにしたのだった。

 部屋に着くなり、さっそく浴衣に着替え、そのまま大浴場へと向かった。ここは温泉ではなかったが、それでも小さな露天風呂がポツンっとあり、それなりに雰囲気を楽しむ事が出来た。

 風呂から上がると、俺達の部屋の八帖間に全員の膳が並んでいた。
 大した料理ではなかったが、俺はとにかく酒を飲みたいだけだったので料理などどうでも良かった。
 そんな俺の酒の相手に、妻も中村さんも付き合う事になった。妻は結構いける口だったが、しかし中村さんは滅法酒が弱いらしく、酒を進める度に「少しでいいです、少しでいいです」と、必死にグラスを引こうとしていた。

 しかし俺は、酒が弱いという中村さんにどんどん酒を勧めた。妻も「今夜くらいいいじゃない」と言いながら、中村さんのグラスにビールを注ぎまくっていた。
 すると、ものの三十分もしないうちに、中村さんはほろ酔い気分となった。
 ポッと頬を赤らめた浴衣の中村さんは色っぽく、俺は、チビリチビリと酒を飲みながら、浴衣から伸びる中村さんの生足などをソッと眺めては密かに浴衣の中の肉棒を硬くさせていたのだった。

 無性に煙草が吸いたくなった俺は、酒を持って隣りの六畳間へと行った。八帖間には子供達が寝ていたため、そこを仕切る障子を閉めた。
 少しだけ窓を開けると、庭から注ぎ込む夜風が火照った頬に心地良かった。俺はくだらないクイズ番組を眺めながら煙草を吹かし、一人チビチビと酒を飲んでいたのだった。

 すると、隣りの八帖間から「ロビーの横にあったカラオケボックスって何時までやってるのかなぁ」という妻の声が聞こえて来た。
 さっそく妻はフロントに電話を掛けたらしく「一階のカラオケは何時まで営業してますか?」と聞いていた。
 畳の上にゴロリと横になっていた俺は、ふと、風呂に入った中村さんは、既にあのヌルヌルに濡れていた青いパンティーを履き替えてしまったんだろうな、と思った。

「あ、十二時までやってるんですか、わかりました」

 そう言いながら、妙に嬉しそうに電話を切る妻の声が聞こえて来た。
 そんな妻の声を聞いた瞬間、(二人がカラオケに行ってる間に、中村さんの部屋に侵入してあの青いパンティーを……)という欲望が、突然ムラっと俺の胸に芽生えた。
 俺はドサッと立ち上がった。そして徳利とおちょこを両手に持ちながら障子をソッと開けた。
 いきなり、浴衣が乱れた中村さんの姿が目に飛び込んできた。酔った中村さんは、俺が席を外していたため、少々無防備になっているらしい。

 妻が俺の顔を見上げながら、「あなた、ロビーの横にね」と言いかけた。俺は、妻の話が終わる前に、「いいよ、カラオケだろ。子供達は俺が見ててあげるから二人で行っておいでよ」と、言ってやった。
 すかさず「やったぁ」と妻が笑うと、中村さんが「本当にいいんですか」と、申し訳なさそうに俺の顔を見た。

「ええ。気にしないで下さい。子供達は寝てますから大丈夫ですよ。ゆっくり楽しんで来て下さい」

 俺は物分かりの良い夫を演じながら、中井貴一を意識した笑顔で微笑んだのだった。

 さっそく妻たちは、修学旅行の女学生のようにはしゃぎながら準備を始めた。乱れた浴衣を整え、旅館の名前の入った巾着袋に携帯電話と財布と部屋の鍵を入れた。
 そんな巾着袋を見ながら、俺は「ちょっと」と妻に声をかけた。

「どうせ二人ともあっちでも飲むんだろ。忘れたり落としたりしたら大変だから、貴重品はここに置いていきなよ」

 すると妻は、「そうしよっか」と中村さんに言った。中村さんも「うん」と素直に頷いた。
 二人は巾着袋をテーブルの上に置いた。そして「それじゃあ、お願いします」と言いながら、携帯電話だけを持ったまま部屋を出て行ったのだった。

 まさかこんなに上手く行くとは思ってもいなかった。とりあえず俺はグラスにビールを注ぐと、静まり返った廊下から聞こえて来る妻たちのスリッパの音が遠ざかって行くのを黙って聞いていた。
 ドキドキしながらビールを一気に飲み干した。震える手で中村さんの巾着袋をソッと覗くと、オレンジ色のアクリル棒に『203号室』と白く彫り込まれているルームキーが見えた。

 その鍵を見ながら煙草に火をつけた。部屋の隅に敷かれた布団では、子供達が二人並んでスヤスヤと眠っていた。今まで、中村さんの手前、子供の前では煙草を吸わない良き夫を演じていたが、しかし俺は、実は、いつも家では子供の前でも堂々と煙草を吸う悪い夫だった。

 そんな俺は、中村さんの巾着袋の中からルームキーだけをソッと取り出すと、子供達の寝顔に煙を吐き出しながら、「すぐに帰って来るから、大人しくしててね」と囁いた。
 そしてルームキーを強く握りしめながら静まり返った廊下に出ると、そのまま203号を目指して足を忍ばせたのだった。

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 二階に上がると白衣を着たマッサージのおっさんとすれ違った。おっさんは目が見えないらしく、廊下の壁を伝って歩いていたが、しかし俺の気配には気づいたらしく、かなり離れた場所から俺に向かって「こんばんは」と頭を下げていた。
 座頭市みたいな野郎だな、と思いながらも、一番奥にある『203号・桔梗の間』と札の掛かった部屋の前で足を止めた。俺はドキドキしながらドアノブにルームキーを差し込んだ。

 これはあくまでも犯罪だった。例え知り合いの部屋とはいえ、無断で侵入するのは、やはり罪だった。
 バレたらどうしよう、という恐怖と不安に包まれながらも、俺は一昔前の『スターどっきり』の寝起きレポーターのようにドアを開け、恐る恐る部屋に侵入した。

 中村さんの部屋には既に布団が敷かれ、八帖の部屋の真ん中には二組の真っ白な布団が並んでいた。
 取りあえずその布団に全裸で潜り込みたいと思ったが、しかし、時間がないと焦った俺は、テレビの前にポツンと置いてあるルイ・ヴィトンのボストンバッグへと直行した。

 震える指で『LV』の金色の取っ手を摘み、ギギギギギギギッと音を立ててファスナーを開いた。口が開いた瞬間、ジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーの匂いがふわっと溢れた。
 そんなバッグの右半分にはオムツがぎっしりと詰まっていた。そしてもう片方に中村さんの物らしき衣類が綺麗に畳んで押し込まれていた。
 下手に物色して中身がぐちゃぐちゃになってしまってはマズいと思い、俺は、それらの位置を正確に記憶しながらバッグの奥を探って行った。

 すると、バッグの隅に黒いポーチが押し込められているのを発見した。以前、キャバ嬢と不倫旅行をした事があるのだが、その際、彼女の使用済み下着が見たくてバッグを物色すると、汚れた下着は化粧ポーチの中に押し込められていた。
 そんな経験から、この時もその黒い化粧ポーチが怪しいと思ったが、しかし、中を開けてみるとそこには普通に化粧品が入っているだけだった。

 目的物がなかなか見つからない事に焦りを感じていたが、しかし、下着泥棒というのはこの物色している時が最も興奮を与えてくれた。この瞬間こそが下着マニアの醍醐味なのである。

 だから楽しみながら物色していたのだが、しかし、バッグの底まで辿り着いてしまった時にはさすがに不安を感じた。

(もしかして、下着を履き替えていないのだろうか……)

 俺は洗いざらしの下着を広げながら小さな絶望を感じていた。最悪、この洗濯洗剤の匂いしかしない下着で抜くしかないなと、ほぼ諦めかけていた。
 と、その時、バッグの内側にもうひとつのファスナーがある事に気づいた。(ここだ!)と色めき立った俺は、一も二もなくその内ポケットに飛びつき、闇を切り裂くようにしてそのファスナーを開けた。

 そんな内ポケットの中には『ローソン』のビニール袋が押し込まれていた。その袋はもっこりと膨らみ、そして微かに青い下着が透けて見えた。

 なんとも魅力的な袋だった。いかにも『汚れ物が入ってます』と言わんばかりのそのフォルムは、下着フェチの俺に絶叫しそうな程の興奮を与えてくれた。

 パサパサと音立てながらそれを摘まみ出した。静まり返った部屋に俺の心臓の音がドクドクと響いていた。

 しかし、それを取り出した瞬間、新たなる衝撃が俺の脳に襲い掛かって来た。なんと、そのポケットの奥には、つるつるに輝いたピンクローターが無造作に押し込められていたのだ。

 それを摘まみ出した瞬間、強烈な衝撃が脳と亀頭を襲った。目眩をクラクラと感じながらも亀頭がズキンズキンと疼いた。

(やっぱりあの女はスケベだ……)

 俺はコードにぶら下がるピンク色の玉を見つめながらそう確信した。
 しかし、今はそれどころではなかった。確かにママ友のバッグの中からピンクローターを発見したというのは衝撃的な事実だったが、しかしそれよりも、今の俺にはこのパサパサのローソンの袋に入った染み付きパンティーの方が衝撃は強かったのだ。
 
 さっそく硬く結ばれた袋の口を開けた。袋の底には、あの盗撮画像で見た青いパンティーがドサッと丸まっており、俺は思わず袋の中を覗き込みながら、浴衣からニョキッと突き出すペニスを握りしめた。
 ハァハァと荒い息を吐きながら袋から取り出した。既にそこには温もりは感じられなかったが、しかし、それがついさっきまで中村さんの下腹部にピタリと張り付いていたのかと思うと、温もりとは違う別の何かが俺の脳を狂わせた。

 そのまま青い下着を手の平に広げた。使用済みパンティーは陰部に密着していた部分にしか興味はなく、その他はただの布切れに過ぎなかった。
 俺は、あのトイレで見た、例のネトネトと濡れていた陰部を思い出した。
 そして震える指でクロッチを開いたのだった。

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 青いクロッチには真っ白なシミがポツンと付いていた。それは既にカピカピに乾いてしまっていたが、しかし、それがいやらしい分泌物であることは、俺の経験上、間違いなかった。

 そのシミに恐る恐る指腹を押し当ててみた。乾いた分泌物はカサカサし、今にもパラパラと崩れ落ちそうだった。
 貴重なカスを落としてはいけないと慎重に指腹を離した。そして、取りあえずは下着泥棒のマニュアル通りに、その白いシミの匂いを嗅いでみた。

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 陰部独特の饐えた臭いがツンっと鼻を刺激した。全体的にはベビーパウダーのような甘い匂いが漂っていたが、しかし、その部分だけは汗と小便と恥垢が入り乱れた独特な臭気を放っていた。

 堪らなかった。それは、他人の陰部から滲み出た汚物のニオイではあったが、しかし、変態の俺にとっては、このニオイは最高の性的興奮材であった。

 俺は慌てて携帯を開いた。そして、さっきフラミンゴ池で盗撮した画像を開いた。

 それを眺めながらクロッチの隅々まで匂いを嗅ぎまくっていると、今、何も知らずにカラオケを歌っているであろう中村さんが急に切なく思えた。

「中村さん……オマンコを舐めさせて下さい……あなたのヌルヌルのオマンコをベロベロと舐めさせて下さい……」

 俺は声に出してそう呟くと、同時に舌を突き出した。そして舌先でそのカピカピの白いシミをチロチロと舐め、舌先に感じるピリピリ感に悶え苦しんだ。

 実に塩っぱいシミだった。それをチロチロと舐めていると、今まで乾燥していたカピカピのシミは次第に潤いを取り戻し、トロトロに溶けて来た。

 まるで乾燥麺のようだった。俺の熱い舌で溶かされたカピカピのシミは、もはや舌の上で溶けたオブラートのようにヌルヌルと滑り始め、あの、トイレで見た時と同じネトネト感を忠実に再現していた。

 迷う事なくそこに亀頭を擦り付けた。中村さんのいやらしい汁は俺の亀頭をヌルヌルに滑らせ、細い糸をいくつも引きながら濃厚に絡み付いて来た。

 俺はハァハァと荒い息を吐きながら、クロッチにクチュクチュと音を立て、そして空想の中村さんに「入れるよ」と囁いた。空想の中の中村さんは、腰をくねらせながら「入れて下さい」と弱々しく囁き、細い脚を大きく開いた。

 俺は「あぁぁぁぁ」と唸りながら、おもわずペニス全体をクロッチで包み込んだ。

「エッチがしたくてローターで慰めていたのか? おまえは変態なんだろ? ほら、これが欲しかったんだろ、この硬いおちんちんが欲しくて堪らなかったんだろ……」

 俺はそう唸りながらも、パンティーに包まれたペニスをゴシゴシとシゴき始めたのだった。

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 ペニスをパンティーで包んだまま浴衣を脱いだ。全裸になると、そのまま布団の中に潜り込んだ。体中を布団に擦り付け、枕にペニスを擦り付け、そして中村さんの尻が来る部分をチロチロと舐めた。
 左手でパンティー包みのペニスをシゴきながら、ルイ・ヴィトンのバッグに手を伸ばした。内ポケットの中からピンクローターを摘まみ出すと、迷う事なくピンクの玉にしゃぶりついた。
 これが中村さんのクリトリスを刺激していたのかと思うと、激しい興奮に包まれた。そして、もしかしたらヌルヌルの穴の中に入れられていたかも知れないと思うと、居ても立ってもいられなくなった。
 俺は慌てて四つん這いになると、それを口から吐き出した。これを穴の中に入れていた中村さんが、いったいどれほどの快楽を得ていたのかが知りたくなり、俺はオナニーしている中村さんを演じながらも、唾液にまみれたそれを肛門の中に滑り込ませたのだった。

 ツルンっという感触は、まるで座薬を入れた時のような感触だった。実は、今までにも俺は、自分の肛門に異物を入れた事があった。それはまだ高校生の頃だった。体育の授業中、無人の教室にこっそり忍び込んだ俺は、当時好きだった合田和美の机の中からリップクリームを盗み出し、それを肛門に挿入しながらオナニーをした事があった。
 激しい興奮に包まれた俺は、肛門にリップクリームを入れたまま射精し、大量の精液を合田和美の机の上にぶっかけてやった。そのとき、射精している俺の肛門からリップクリームがツルンっと飛び出し、教室の床にコロコロと転がった。そんなリップクリームには焦げ茶色の糞がねっとりと付着していた。俺はそれを敢えて拭き取らず、そのままソッと合田和美の机の中に戻したのだった。
 その後、それを合田和美が使用したかどうかはわからない。しかし、数十年経った今でも、それを使用している合田和美の姿を想像すると、俺はオナニーせずにはいられなかった。

 俺には、そんな切ない肛門の思い出があった。だからこの時も、それを肛門に挿入する事によって新たな思い出ができると信じていた。
 四つん這いになった俺の尻から、まるで尻尾のようにしてピンク色のコードがぶらりと垂れ下がっていた。俺はゆっくりと起き上がると、コードの先のスイッチを手探りで手繰り寄せた。

 布団の上に中村さんのパンティーを広げた。そしてクロッチの上でペニスを激しくシゴ来ながら、もう片方の手でピンクローターのスイッチをカチッと入れた。
 ピンクの玉が直腸で暴れ出し、ヴィィィィィィィィィィィィィィィィィっという凄まじい音が腹の中で響き出した。たちまち強烈な糞意に襲われ、今にも脱糞しそうになりながらも肛門をぎゅっと締め、おもわず「うおっ!」と仰け反った。

 半端じゃない不快感だった。が、しかし、中村さんはいつもこんなに激しい刺激を膣に感じているのかと思うと、その不快感はたちまち快感へと変わり、ペニスをシゴく手に力がこもった。

 肛門の振動に悶えながら、俺は「あああ、あああ」と馬鹿みたいに唸っていた。果たしてこの強烈な糞意のまま射精していいものだろうかと迷った。合田和美のリップクリームのように、射精と同時に下痢糞が噴射するのではないかという不安があったのだ。

 しかし、この快感はそんな不安を吹き飛ばした。いよいよ直腸の中でビリビリと広がる振動が、何ともいえない快楽へと変わって来たのだ。

 俺はクロッチのシミに焦点を合わせ、そこに亀頭の先を向けた。

「イキますよ中村さん! 中で出しちゃいますよ中村さん!」

 そう唸った瞬間、プシュ! と音を発しながら濃厚な精液が飛び出した。
 次々に飛び出す精液は、確実にクロッチを狙っていた。俺は凄まじい快楽の中、唇の端から涎を垂らしながら、ドロドロの精液に飲み込まれて行くクロッチを切なく見つめていたのだった。

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 一滴残らず精液を絞り出した俺は、肛門から恐る恐るピンクローターを引き抜いた。そして、改めて大量の精液がたぷたぷと波打つクロッチを見つめ、そこで初めて(これは取り返しのつかない事をしてしまった)と、背筋をゾッとさせた。

 とにかく急いで精液を拭き取った。大量のティッシュを丸め、それに精液を染み込ませるようにしながらポンポンと叩いた。

 なんとか精液は拭き取れたが、しかし、クロッチに染み込んだ精液は完全に吸い取れてはいなかった。このまま乾けば、白いカピカピのシミがクロッチ全体にまで広がってしまうのだ。

 俺は急いで洗面所へ行くと、水道の水でクロッチを洗った。そしてベタベタに濡れたクロッチを、ドライヤーで丁寧に乾かした。
 完璧だった。残念ながら元の中村さんのシミも一緒に消えてしまったが、しかし、精液がぶっかけられた形跡は完全に証拠隠滅する事が出来た。

 俺は急いでパンティーをローソンの袋に入れた。今になって、いつ中村さんが部屋に帰って来るかも知れないという恐怖に背中を押され、異様に焦っていた。

 パンティーを入れたローソンの袋を内ポケットに入れようとした時、ふと、布団の上に転がるピンクローターが目に飛び込んで来た。

 危ない所だった。これをこのまま忘れていたら大変な事になる所だった。

 俺はローソンの袋を入れる前に、ピンクローターを内ポケットの中に押し込んだ。

 もちろんそれは、合田和美のリップクリーム同様、洗っていない。

(つづく)

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