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裸のOL15



 ウツのレベルがレッドゾーンに飛んでしまった私は、落書きだらけの全裸のまま清掃用のバケツをぶら下げ、まるで廃人のようにユラユラと歩きながら最後の男子トイレへと向かいました。
 その男子トイレを掃除し終えたら屋上へと行き、大好きな新宿の夜景に包まれながら投身自殺するつもりでした。全裸に『公衆便女』と落書きされたまま、膣の中に獣たちの精液を残したまま死んでやるのです。
 そんな自分の惨めな死に様を、頭の中でリアルに想像していると再び股間が疼いて来ました。
 我慢できなくなり、股間に指を忍ばせてはクリトリスをクリクリしながら廊下を進んでおりますと、ボンヤリと電気が付いたままの営業2課のオフィスからいきなり「おい!」という声が聞こえて来ました。
 私は、まるでゾンビのようにフワフワとしながらゆっくり振り返りますと、そこには腕を組んだ棚崎部長が立っていました。
 棚崎部長はそんな私をジッと見つめながら無言で近付いて来ると、いきなり私の手首を掴み、私を営業2課のオフィスへと連れて行ったのでした。

 奥の来客スペースだけ電気が付けられているオフィスはじっとりと薄暗く、窓の外に広がる新宿の夜景がまるで映画のスクリーンのようにキラキラ輝いていました。
 そんな薄暗いオフィスを無言でスタスタと奥へ進み、来客用のソファーが並んでいるスペースへと私を連行した棚崎部長は、無言で私をソファーの上に座らせると、私の膝元にゆっくりとしゃがみ込みながら私の顔をジッと見ました。

「誰にヤられた……」

 そう聞いて来た棚崎部長の口からは、排水口に溜るヘドロのような匂いがモワッと漂って来ました。

「…………」

 私が黙ったままでいると、棚崎部長は「佐々木山か?それとも片山達か?」と一人一人名前を挙げて行きます。
 それでも私が黙ったままでいると、棚崎部長は私の胸に落書きされた『公衆便女』という字を見つめながら、「何人にヤられたんだ……」と聞き、そして私の乳首を親指と人差し指でギュッと摘んだのでした。

「……5人です……」

 私は棚崎部長の目を真正面からジッと見つめたまま、顔色ひとつ変えず淡々とそう答えました。

「5人か……」

 棚崎部長は溜息混じりにそう答えると、私の閉じていた太ももを指でゆっくりと開き始めました。

「でも、昨日からですと合計で11人です」

 棚崎部長の剥げかけた薄い頭を見つめながらそう告げると、棚崎部長は「昨日も?」と憤慨した表情で慌てて私の顔を睨みました。

「はい。昨日は1日中、6人の男に犯されていました。肛門にも入れられました」

「そ、そいつらは誰だ!」

 棚崎部長は険しい表情でそう叫びました。
 どうやら棚崎部長は、私という変態奴隷は自分だけの物だと思っていたらしく、そんな棚崎部長の表情には怒りに満ちた嫉妬の念がありありと浮かんで見えました。
 そんな棚崎部長の顔を見つめながら、私は密かに「ざまぁみろ」と思いました。

「名前は!その6人の男はどこの誰なんだ!名前を教えろ!」

 棚崎部長はそう叫びながら、無表情のまま天井をボンヤリ見つめている私の体を揺すり、「黙ってちゃわからんだろ!」と私の頬を平手で叩くと、何を血迷ったのかいきなりソファーに座っている私の足を肩に掲げ、動物のようにハァハァと荒い息を吐きながら私の股をM字に開かせました。
 大きく開かれた私の性器を見つめながら、恐る恐る私のワレメに人差し指を近づけると「全員中出しか?」と震える声で聞いて来ました。
「はい」
 無表情の私が平然と答えると、棚崎部長は「くそぅ……」と小さく呟き、いきなり私の性器の中にヌルッと指を滑り込ませました。
 棚崎部長の指は、そこに溢れる彼らの大量の精液が潤滑油となり、なんの障害もなくすんなりと根元まで刺さりました。棚崎部長はそんな私のヌルヌルになったままの性器を指でクタクタと音立てると、「浮気しやがって……」と、まるで私が棚崎部長の女だったように呟き、私の頬を何度も平手で打ったのでした。

 しかし、棚崎部長は究極の匂いフェチです。そんな棚崎部長には、この獣たちの精液で汚れたばかりの私の性器から溢れる淫臭が堪らないのでしょう、彼はそうやって私を罵りながらも、私の股間に鼻を押し付けては豚のようにフガフガと匂いを嗅いでいました。
 そのうち、棚崎部長は匂いだけでは物足りなくなったのか、恐る恐る舌を伸ばしながら私の性器をチロチロと舐め始めました。「くそっ!くそっ!」とブツブツ文句を言いながら、私の性器のシワとシワの隙間に溜る精液のカスまでもチロチロと舐め、ズボンのベルトをカチカチと外し出し始めたのでした。

 その時の棚崎部長のセックスは、今までの中で一番荒々しいものでした。私を床に四つん這いにさせると、引き裂かれた私の肛門に先が丸いマジックペンを突き刺し、私にペニスをしゃぶらせながら長い定規で私の突き出した尻をペシペシと何度も叩きました。
 肛門のマジックペンを私が痛がると、「そうかそうか痛かったか……」と優しく囁きながら肛門からマジックペンをゆっくりと抜き取り、間髪入れぬ間に自分のペニスを肛門に突き刺しました。
 あまりの痛さに私が絶叫すると、その声を封じ込めるかのように私の口を手の平で乱暴に押さえつけ、背後から激しく腰を振りまくりました。
 私はそんな痛さに耐えながら、この地獄はあと少しで終わる、と、新宿の夜空を頭に思い浮かべました。
 棚崎部長は肛門からペニスを抜き取ると、その便と血で汚れたペニスを私の口の中に押し込んできました。そしてそんな汚れたペニスでも平気でしゃぶる私を見下ろしながら「キミは狂ってるよ」と悲しそうに呟くと、いきなりテーブルの上に置いてあったハサミを手にし、私の乳首をハサミで挟んだのでした。

「キミみたいな女は女である事が罪だ。キミは明日から男になりなさい。この乳首もちょん切ってその淫らな穴の中にも接着剤を注入してやろう。そうすればキミは男になれるよ」

 そう言いながらハサミにキュッと力を入れた棚崎部長でしたが、しかしさすがに本当に乳首をちょん切る度胸はないらしく、棚崎部長はハサミの刃をただ乳首をクニクニと挟ませただけで、「どうする?」と私を脅すだけでした。
 私はそんな棚崎部長を無言でボンヤリと見つめたまま、まるで廃人のように唇から涎を垂らしていました。すると棚崎部長は「どっちなんだ!もう2度と浮気をしないと約束するならこのまま女にして置いてやる!それとも乳首やクリトリスをちょん切られて男になりたいか!どっちだ!」と叫び出し、挙げ句の果てには子供のようにワンワンと泣き始めたのでした。
 棚崎部長が床に泣き崩れると、乳首を挟んでいたハサミがポトッと落ちました。棚崎部長は「この野郎!この野郎!」とカーペットの床を何度も殴り始めました。

 静まり返ったオフィスに、棚崎部長の拳の骨がボコっボコっと響いていました。涙がポタポタとカーペットに滴り、まるで黒板を爪で引っ掻くような不気味な啜り泣きが痛々しく響いていました。
 そのうち棚崎部長等は、「何もかも社長が悪いんだ!」などと関係のない事を叫び出しました。「どうして私が松崎みたいな若造と!」や「私がどれだけ会社の為に!」などと途切れ途切れに怒鳴り出すと、そのまま「わあっ!」と床に平伏して号泣し、奥さんか娘さんの名前なのでしょうか、いきなり「幸子! 幸子!」と叫び出したのでした。

 私はそんな棚崎部長の泣き声を聞きながらスっと立ち上がりました。そして棚崎部長を置いたまま足音もなくスーッと歩き出すと、そのままオフィスを出ました。
 誰もいない深夜の廊下を全裸で走り、非常階段まで行くと、後のオフィスから「待て!」という棚崎部長の叫び声が聞こえて来ました。私はそれを無視して非常階段へ出ました。そして、その冷たい縞鋼板の階段を、裸足のまま駆け上ったのでした。

 新宿のビル群を抜ける生温い夜風が全裸の私を包み込むと、同時に私は今までにない高揚感に包まれました。
 屋上に出ると、キラキラと光り輝く都庁がすぐ目の前に広がっていました。無性に嬉しくなった私は意味もなく「あはははは」と笑い出すと、屋上をグルリと囲んでいる金網フェンスに向かって走り出しました。
 とっても楽しかったのです。そのキラキラと輝く都庁を見た瞬間、私は楽しくて嬉しくてなんとも言えない高揚感に包まれたのです。
 それは、子供の頃、花火大会の夜に妹と2人で部屋の窓から見た、あの真っ暗な夜空にパッ!と咲いた打ち上げ花火を見た時のような、そんな高揚感でした。

 私は新宿の夜空に「あはははは」と笑い声を響かせながら金網フェンスをよじ登りました。
 錆びた金網をギシギシと鷲掴みにすると、せっかく高いお金を出して施してもらった付け爪がバリっと剥がれてしまいました。しかし、私のそんなネイルを褒めてくれる男も友達もいませんでした。だから、もう私にはそんなモノ必要ないのです。
 全裸の私はフェンスの頂上に登ると、体いっぱいに新宿の汚れた空気を受けました。そのままおもいきり両手を広げると、自然に体が新宿の夜空に吸い込まれていったのでした。
 


             ※



 アイラインを少し切れ長にくっきりと引きます。睫毛にはまるでコールタールのようにマスカラをどっぷりと塗りたくり、細く短い眉に極細眉墨鉛筆でスーッと線を入れました。
 深夜2時。病棟は静まり返り、病院の外から長距離トラックが走る音がほんの微かに聞こえて来るだけでした。。

 私はベッドの上に散らばる化粧品をポーチの中に仕舞い込むと、そのまま静かにベッドから起き上がりました。病院の売店で急遽買った赤白チェックの貧乏臭いパジャマを素早く脱ぎ捨て、ゴムで束ねていた長い髪をパラっと下ろすと、長い黒髪は私の白い肩を優しく滑り降り、私の大きな乳房をアート的に隠しました。
 振り返ると、ベッド横のスタンドライトの茶色い灯りに照らされる自分が、真っ暗な窓に反射して映っているのが見えました。私は、窓ガラスに映るそんな自分を見つめながら、黒くて卑猥なレースのショーツに指を掛けました。
 それをゆっくり下ろすと、プリンと突き出たお尻にショーツのゴムが引っ掛かります。お尻の半分までショーツを下げたまま、そのプリンと突き出したお尻を官能的に撫で回してみました。静まり返った病室にスリスリとした乾いた音が響き、窓ガラスに映る私は細い首を天井に伸ばしながら餌を欲しがる金魚のように喘いでいました。
 黒いショーツを足首から抜き取ると、ショーツの裏側の一部分が光っていました。その透明な汁に指先をあててみると、それは納豆のような細い糸を引いたのでした。

 私がこの外科病棟に入院してから既に1週間が経っていました。
 1週間前のあの夜、会社のビルの屋上フェンスから新宿の夜空へ羽ばたいた私でしたが、しかしなんとも間抜けな事に、私はビルの外側に付いている落下物防止ネットの上に転落してしまい、そのネットの上でハンモックのように揺られながら気を失ってしまっていたのでした。
 まさに死に損ないとはこの事です。
 その日の深夜に棚崎部長に発見された私は、東京消防庁のレスキュー隊にその卑猥な落書きだらけの体のまま救助されると、そのままこの病院に担ぎ込まれました。私が意識を取り戻したのは翌日の昼頃でしたが、気がつくと、裂けた肛門にはガーゼが貼られ、体の落書きも綺麗に消されていました。確か、あの時の私の股間の内側には『私は淫乱です。誰でもイイから入れて下さい』とマジックで書かれ、そしてお尻には『アナル1発500円』という落書きが書かれていたはずです。あの卑猥な落書きを看護士さん達はいったいどんな気持ちで消していたのだろうかとふと想像しますと、今でも私のアソコは疼きます。

 そんな私は、打撲や切り傷等で全治三週間という事でした。会社から槙原専務というお偉い方がお見舞いに来てくれ、入院費等一切は会社が負担するからこの事件は絶対に外部に漏らさないで欲しいと、しつこいほどに念を押されました。そして、その期間の手当は出すから、この事件の熱りが冷めるまでは当分ここで入院していてほしいと、私に個室部屋を用意してくれたのでした。

 私はこの件が会社でどれだけの騒ぎになっているかは知りませんでしたが、しかし、槙原専務がこれに対し「事件」という呼び方をした事や、又、大した怪我でもないのに私にこうして個室にまで与えてくれたという所から見ると、この件が会社ではかなり大騒ぎになっているのではないかと嫌な予感がしました。
 その私の嫌な予感が的中したのは、槙原専務長がお見舞いに来てくれてから2日後の事でした。病室のベッドでなにげなくお昼のニュースを見ていた私の耳に、聞き覚えのある名前が飛び込んできました。
 それは棚崎部長の名前でした。棚崎部長が会社のビルの屋上で首を吊って自殺していたと、化粧のノリの悪いニュースキャスターがわずか二十秒ほどで簡単にそう告げたのでした。



 病室のドアを静かに開けると、シーンと静まり返った廊下にはクレゾールの匂いが漂っていました。薄暗い廊下の真ん中に、一カ所だけポツンと蛍光灯の光りが輝き、そこからは微かに人が動いている気配が感じられました。今夜の宿直は山腰さんです。きっと山腰さんは今頃、あの蛍光灯が爛々と輝くナースステーションでお気に入りの韓流ドラマをポータブルDVDで見ている頃でしょう。
 ドアの隙間からソッと廊下に出ると、ひんやりとした冷たい風が全裸の股の間をすり抜けて行きました。
 そのまま腰を屈めながら階段へと向かいます。冷たいタイル床を素足で走るとヒタヒタと小気味良い音が響き、小学生の頃に体育館を裸足で走り回って鬼ごっこした楽しい記憶がふと甦りました。
 辺りをキョロキョロと窺いながら薄暗い階段を上ります。この階段は日頃はほとんど使用していない階段ですので人が来る心配はなく、ましてこんな時間に誰かがこの階段を使う事などまず考えられません。しかしそうわかっていても、やはり全裸という無防備な私には、それは強烈なスリルでありました。
 階段を上りきると、そこは5階の男性専用外科病棟でした。
 私は階段の壁に寄り添いながらソッと廊下を覗きました。4階の女性専用外科病棟と同じように廊下の真ん中にナースステーションがあり、そこから爛々と蛍光灯の灯りが輝いています。私はナースステーションに看護士がいる気配を確認すると、ゆっくりと廊下に這い出し、そのまま廊下の右の奥にある個室部屋へと向かったのでした。

 この病院に入院して1週間。最初のうちは個室内で全裸になり、パイプベッドの下に潜り込んではオナニーする程度のものでしたが、しかし日が経つにつれ私の変態性欲はムラムラと膨れ上がり、ある時など、検査病棟のトイレの窓口に、『村松良雄』とマジックで書かれた尿入りの紙コップが無造作に置いてあるのを発見した私は、おもわずその尿入り紙コップを盗んでしまいました。私はその尿入りコップをこっそり病室に持ち帰ると、看護士さんに見つからない場所にそれを隠し、再び検査病棟へと向かいました。すると、その窓口では村松良雄と思われる男が「確かにここに置いたんだって!」と看護士さんにブツブツと言っております。その男は50半ばでしょうか、胸に『笠岩電気設備』と刺繍された作業服を着ており、見るからに薄汚い親父です。私はそんな村松良雄の背後にソッと近付きながら彼から溢れる饐えた体臭をこっそり嗅いでは彼を脳裏に焼き付けると、その日の晩、村松良雄にレイプされるのを想像しながら彼の尿を性器に垂らしました。
 村松良雄がどんな病気で検査していたのかわかりません。もしかしたら感染する恐れのある病気かもしれません。しかし私にはそのスリルが堪りませんでした。どこの誰かもわからない人の、なんの病気の検査なのかもわからない尿を、私は性器の中にびちゃびちゃと垂らしながらオナニーし、そしてペニスが付着した紙コップをペロペロと舐めながら、村松良雄の尿を一滴残らず飲み干しました。
 そんな変態行為を夜な夜な繰り返していた私でしたが、やはり荒々しい肉棒が恋しくて堪りません。薄汚い男達に罵られ虐待されて滅茶苦茶に肉棒を掻き回されたい。そんな思いが日に日に募って来た私は遂に我慢が出来なくなりました。

 そして今夜。
 遂に私は、こうして男性専用の外科病棟に全裸で忍び込んだのでした。

(つづく)

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