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堕落のアッコちゃん(10)

2013/05/30 Thu 17:30

●10アッコちゃんタイトル



 その男は、この町ではシゲちゃんと呼び親しまれている評判のお兄さんだった。まるでEXILEにいそうな今時のイケメンだった。
 とにかく元気の良い働き者で、ガソリンスタンドから聞こえて来る「ありがとうございましたぁぁぁぁぁぁぁぁ」の声は、常に近所中に響き渡っていた。

 シゲちゃんは、灯油やガスの配達もしていた。高齢者の家へ配達に行った時には、ついでに電球の交換や荷物運びなどもやってくれるらしく、高齢者の多いこの町では引っ張り蛸だった。一人暮らしの大山のお婆ちゃんが飼っていた猫が行方不明になった時など、その猫を一人で朝まで探しまくり、やっと見つけて来たという美談もある。だからシゲちゃんはこの町では人気者であり、町に響くシゲちゃんの元気な声は、この町では必要不可欠な騒音なのであった。

 そんなシゲちゃんが、今、三塚さんの家の寝室で、バスローブを羽織っただけの三塚さんと二人きりで話していた。
 明子は信じられなかった。シゲちゃんのあの爽やかな笑顔の裏にはこんなドロドロとした顔が潜んでいたなど、信じられるわけがなかった。
 しかしこれは現実だった。あの上品な三塚さんがバスローブをスルリと下し、そのスレンダーな美しい裸体をシゲちゃんの前に晒しているのは紛れもない事実なのである。

 シゲちゃんは、恍惚とした表情で三塚さんの細い腰に両手を伸ばし、その腰のくびれから尻にかけて何度もスリスリと撫でた。
 そんなシゲちゃんを「くすっ」と微笑みながら見下ろしていた三塚さんは、そのままシゲちゃんの足下にゆっくりとしゃがむと、茶色いズボンのベルトを外し始めた。そこからヌッと飛び出したシゲちゃんのペニスは、ゴールデンレトリバーのペニスのように、真ピンクにテラテラと輝いていたのだった。

 三塚さんは、シゲちゃんに向かって何か話しながらペニスを上下にシゴき始めた。シゲちゃんは、そんな三塚さんの話に首を斜めに傾げながら笑い、プルンっと垂れる三塚さんの真っ白な乳を両手でタポタポと弄んでいた。
 そんな話がピタリと止まると、いよいよ三塚さんがシゲちゃんの股間に顔を埋めた。残念ながら、それをしゃぶっているシーンまでは明子からは見えなかったが、しかし、しゃぶられているシゲちゃんの表情を観察する事はできた。
 シゲちゃんは深い息を吐きながら天井を見上げていた。そして時折、股間に顔を埋めている三塚さんの顔をソッと覗き込んだり、膝を並べて尻を突き出している三塚さんの尻の谷間を必死に覗き込もうとしたりしていた。

 生臭いシーンだった。あの、元気で明るく誠実で優しいお兄さんが、人妻の尻の谷間を必死に覗き込もうとしている姿は、人間臭がプンプンと漂って来る醜いシーンだと明子は思った。しかし明子は、そんな醜いシーンを目の当たりにしながらも安堵を覚えていた。シゲちゃんも人間なんだ、三塚さんも人間なんだ、人間はみんな穢れた生き物なんだ、と思うと、今の自分の異常な行動が正当化されるような気がし、さっき幻覚となって出て来た真っ白なキリストに「バーカ」と言い返してやりたくなった。

 暫くの間、頭部を上下させていた三塚さんだったが、突然スクッと立ち上がり、そのままベッドの上に横たわった。すぐさまシゲちゃんは服を脱ぎ始めた。全裸となったシゲちゃんが、全裸でベッドに横たわる三塚さんをニヤニヤと見下ろしていた。シゲちゃんの日焼けした肩と割れた腹筋、そしてキュッと跳ね上がったそのお尻は、中学生の頃にイタリアのアカデミア美術館で見たダビデの像のように逞しかった。

 三塚さんは、自分を見下ろしているシゲちゃんに向かって両手を広げた。三塚さんの真っ白な下腹部に黒々とした中年女の陰毛がわさわさと盛り上がっているのが妙にいやらしかった。

 シゲちゃんは、三塚さんの広げた両手に吸い込まれるようにして三塚さんの裸体に倒れた。そして三塚さんの細く長い脚を優しく広げると、そのわさわさと盛り上がる陰毛の中に顔を埋めたのだった。

 シゲちゃんの舌がどのように蠢いているのかは見えなかったが、しかし、仰け反る三塚さんを見れば、シゲちゃんの舌がどこをどのようにして這い回っているのか想像はついた。
 シゲちゃんの舌の動きを想像しながら、明子は剥き出しになったクリトリスを人差し指の先で転がした。しゃがんだ下半身に何ともいえない快感がジワッと広がり、三塚さんとは逆に背筋が踞った。

 そんなシゲちゃんは、三塚さんの股間に顔を埋めながらも、うつ伏せになった自分の股間に手を回し、ペニスをシコシコと摩っていた。
 そんな卑猥なシーンを見ていた明子のワレメからは、ドロドロの汁が溢れ出していた。それは肛門に伝うくらい溢れ、松の木の根元の苔にポタポタと垂れ落ちていた。

 三塚さんの股間からムクリと起き上がったシゲちゃんは、唇の周りに垂れる汁を、日焼けした太い腕で拭い、膝でベッドの上を歩きながら三塚さんの枕元に移動した。そしてニヤニヤと笑う三塚さんの顔を跨ぐと、そのまま三塚さんの顔面に尻を突き出した。

 三塚さんは、顔面をシゲちゃんの股に挟まれながらウネウネと首を動かしていた。いったい何をやっているのかわからなかった。明子からは三塚さんの顔は見えず、顔に跨がるシゲちゃんの太ももしか見えないのである。

 すると、不意にシゲちゃんが左足の膝を立てた。シゲちゃんの太ももが持ち上がると、三塚さんの綺麗な横顔が現れた。しかし、三塚さんの横顔は美しくとも、その行為は醜かった。なんと三塚さんは、シゲちゃんの肛門や睾丸をネトネトと舐め回していたのだった。

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 不潔だと思った。お昼のドラマなら、ダビデのような男と、美しい奥さんの不倫セックスは綺麗なはずなのに、しかし現実は違った。明子はその二匹のケダモノに素直に吐き気を感じた。しかしその吐き気は、今の明子には性的興奮以外のなにものでもなかった。

(おまえらはケダモノだ……淫欲に冒された薄汚いケダモノだ……おまえらも加藤と一緒だ……レイプして殺した女児の死体に平気で糞を垂れるケダモノなんだ……死ね……おまえらなんか死んでしまえケダモノ共……私がおまえらの死体に糞を垂れてやる……)

 明子は、明子らしからぬ言葉でそう呟きながらドロドロの汁をクリトリスに塗り込み、狂ったように指を動かしていた。
 頭に浮かぶその言葉を、かろうじて生き延びていた正常な明子が冷静に聞いていた。(これは私の言葉じゃない、これは脳で渦巻く黒い魔物が囁いているんだ)と、正常な明子は嘆き、一刻も早くこんな馬鹿な事はやめましょうと異常な明子を必死に説得していた。

 シゲさんの股に挟まれていた三塚さんの顔が解放された。シゲさんは三塚さんの体に抱きつくと、プルプルと揺れる三塚さんの乳にむしゃぶりついた。
 三塚さんが「あぁぁぁ……」と喘ぐ仕草が見えた。シゲさんは乳首をレロレロと舐めながら三塚さんの両脚を腕に抱えあげ、大きく開いたそこに自分の股間を押し付けた。
 三塚さんは激しく仰け反り、更に大きな声で喘いでいるようだった。そんな三塚さんの細い肩を両腕でがっしりと抱きしめながら、シゲちゃんはまるで機械のように下半身だけをコキコキと動かせ始めた。

 初めて目にする生のセックスだった。あんな大きなペニスを、あんなスピードでコキコキされたら子宮が破壊されてしまうのではないかとゾッとした。
 しかし、その腰の動きは、明子の脳で渦巻く魔物のスピードを速めた。ムラムラと涌き上がる淫らな興奮は明子をとことんまで狂わせ、膣に挿入した三本の指は、まるで生卵を溶くかのように動き回った。

 シゲちゃんは、股間を合体させたまま、太い腕で三塚さんの細い体を反転させた。髪を乱した三塚さんは素早く膝を立て、ペニスがもっと深く入るようにと小さなお尻を高く突き上げた。

 四つん這いになる三塚さんのその美しい尻に、逞しいシゲちゃんの腰がパンパンと叩き付けられた。シゲちゃんはその小さくて丸い尻を愛おしそうに撫でながら、腰を機械のように動かしていた。

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 四つん這いで腰を撓らす三塚さんは、まるでシャム猫のようだった。四十歳とは思えない三塚さんの美しい体を貪り食うシゲちゃんは、シャム猫を犯すドラ猫のようだった。

 明子の口からはハァハァハァハァと荒い息が漏れていた。三塚さんの蠢く尻に釣られ、しゃがんだ明子の尻も自然にクネクネと動き回っていた。
 明子はもう我慢できないと下唇を噛んだ。誰でもいいから今すぐペニスを入れて欲しいと本気で思った。それは、あの公衆便所の個室で、加藤に変態オナニーを見せられた時と同じ、破滅的で自虐的な感情だった。

 明子は身を屈めながら走り出すと、無我夢中でヤマボウシの葉を掻き分けた。まるで忍者のように、素早く塀の隙間をすり抜け、そのまま二階の自室まで階段を駆け上った。

(あいつらはケダモノだ。そして私もケダモノだ)

 そう呟きながら部屋に飛び込むと、震えた手で床に置いてあったビニール袋を開いた。
 中から白いショーツを摘まみ出し、床の上に広げた。ショーツのクロッチには、あの女児殺人犯加藤の精液がトプトプと溜まり、怪しく輝いていた。

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 この精子はまだ生きていると思った。この精液は熱処理しても乾燥させても、例のイソジンをぶっかけたって死にそうにないと思った。これは普通の精液ではないのだ。これは女児を惨殺したキチガイが吐き出した猛毒なのだ。たちまち人に感染し、脳を破壊する威力を持っているのだ。そう、この精液はエイズやエボラに匹敵するほどの危険なウィルスなのだ。

 そんな想像をしながら加藤の精液を見ていると、不意に明子の脳で渦巻く魔物が唸った。
(舐めろ。食べろ。そしてそれをオマンコに塗り込め)
 魔物はそうニヤリと笑いながら、ナマズのような真っ黒な舌で唇をベロリと舐めた。

 魔物に急かされながら、明子はクロッチの精液に顔を近づけた。消毒液のような匂いが漂っていた。それは、最近母がよく買って来る『無臭ファブリーズ』の匂いに似ていると思った。
 これを舐めなければならないのかと思うと、正常な明子を強烈な屈辱感が襲った。しかし、もう一方の異常な明子は、これを舐めるのかと思うと、唇から声が漏れそうになるくらい興奮した。

 ハァハァと荒い息を吐きながら全裸になった。いつの間にか明子は三塚さんになっていた。不浄な三塚さんには、あんなEXILEもどきの男よりも、穢れた加藤の方がお似合いだとそう思いながら明子は三塚さんになっていた。

 全裸で四つん這いになり、精液に舌を伸ばした。舌先に穢れた精液が触れた。プルプルしたその食感は、母が就寝前に欠かさず食べている『コラーゲンゼリー』に良く似ていた。

 それを猫がミルクを飲むようにペロペロと舐めた。すると無数の精子が競い合うかのようにして明子の舌にウヨウヨと上って来た。そのまま精子は口腔の奥にある口蓋扁桃に潜り込み、そこから脳に向かって泳ぎ出した。

 明子の脳に、加藤のオタマジャクシがウヨウヨと溢れ出した。オタマジャクシは次々に黒い渦に巻き込まれ、そのまま脳の細胞に浸透して行った。

 明子は精液を指で掬い取った。それを右の手の平に塗り込み、ネトネトするその手でペニスのオモチャを握った。
 精液を潤滑油にしながら手首を上下に動かすと、ぺちゃ、ぺちゃ、と粘着性の強い音が響き、ふと、シゲちゃんのペニスをシゴいていた三塚さんの細い後ろ姿を思い出した。

 ペニスのオモチャの底にある吸盤を、フローリングの床にペタンっと張り付けた。精液が塗り込まれたそれは、ヌラヌラと異様な光りで輝き、まるでお祭りの縁日で売っている『ハチミツバナナ』のようだった。

 明子はそれを背にして正座した。そしてそのまま上半身を前に倒し、ペニスのオモチャに向かって尻を突き出した。
 尻の谷間にそれが挟まった。コリコリしたゴムの塊が肛門にヌルヌルと滑り、加藤のオタマジャクシ達が肛門のシワに潜り込んでいった。

 床に頬を押し付けながら両手を後ろに回した。尻肉を両手で開くと、少し遅れてワレメがネチャっと開くのがわかった。
 尻をモゾモゾと動かしながらオモチャの先を探していると、左の尻肉にムニュっと食い込んだオモチャの先がツルっと滑り、尻の凹みにハマった。

 そのままゆっくりと尻を移動させながら微調整すると、ベロリと開いた穴が尖ったオモチャの先を捕らえた。
 不浄な塊が膣の中にヌルっと滑り込んで来た。無意識に「あんっ」と言う声が漏れ、全身に何ともいえない快感が走った。

 しかし明子は、それ以上深く挿入する事ができなかった。これを奥深く入れてしまえば、もう二度と正常な自分に戻れない気がしたのだ。

 怖い。でも入れたい。怖い。でも入れたい。

 明子は、オモチャの先っぽを膣に突き刺したまま葛藤していた。善の自分と悪の自分が激しくぶつかり合い、明子をそのまま動けなくしてしまっていた。

 すると突然、誰かが背後で囁いた。「奥まで入れるぞ」と囁くその声は、まるでカラオケのエコーが効いているかのように不気味に響いていたのだった。

(つづく)

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