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堕落のアッコちゃん(15)

2013/05/30 Thu 17:30

●15アッコちゃんタイトル



 少年は無言でベンチに向かって歩いて来た。
 怖くなった明子がスッと立ち上がると、少年は急に足を速めた。
 明子はおもわず走り出した。明子を睨む少年の目は尋常ではなく、捕まったら殺されるっという予感が、咄嗟に明子を走らせたのだ。

 雑草を掻き分けながら公衆便所に向かって走った。背後から少年が追いかけて来る足音が聞こえ、明子は走りながら「ヤダ!」と叫んでいた。
 公衆便所に逃げ込む一歩手前で、少年は明子の髪を背後から掴んだ。そしてそのまま髪を引っぱられると、顔を公衆便所の壁に押し付けられたのだった。

「逃げないで」と少年は明子の背中に囁いた。「大人しくしてて」と言いながら少年は黒いワンピースを捲り上げた。そして両手を壁に付かされ、剥き出しの尻を突き出されると、少年は「すぐに終わるから動かないで」と言いながら、尻肉の裂け目に熱いペニスを押し込んで来たのだった。

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 それは一瞬の出来事だった。少年は、闇に身を潜めながらこの瞬間を狙っていたのか、それはまるでプロの強姦魔のように手際が良かった。
 あっという間に少年のペニスが明子の中に滑り込んできた。明子が抵抗する間もないまま、少年のペニスは狂ったように暴れ出した。

 少年のペニスは、さっきの男のモノとは比べ物にならないくらい小さかった。しかし、腰を振るスピードは明らかに少年の方が早く、少年の腹に衝突する明子の尻が、パン、パン、パン、と激しい音を響かせた。

 少年は、激しく腰を振りながら、明子の背中に「感じる? 感じる?」と何度も囁いた。明子は、そんな背後に凄まじい恐怖を感じていたが、しかし、陰部にはさっきの余韻がまだ残っていた。

 そんな明子の口からいやらしい声が漏れ始めると、少年は更に腰のスピードを速めながら「感じてるんだね? 気持ちいいんだね?」と声を弾ませた。

 気が付くと明子は「気持ちいい」という言葉を連呼していた。暗い森の中に「気持ちいい! 気持ちいい!」という、狂気に満ちた叫び声が谺していた。
 その言葉を口にする度に、明子は激しい羞恥心と屈辱感に襲われたが、しかし、それが逆に明子のマゾヒズムを刺激し、このまま殺されてもいいと思うくらい感じてしまっていたのだった。

 少年はただ腰を振っているだけだった。さっきの中年男のように、乳房を愛撫したり、尻を撫でたりする事は一切なく、それはまさに射精する事だけを目的とした獣のようなセックスだった。

 ふと明子は、必死にしがみついていた杉の木の裏に、闇に身を潜める獣の気配を感じた。獣は三匹いた。悶える明子をニヤニヤと笑いながら見つめる獣、ハァハァと荒い息を吐きながらオナニーしている獣、そして、勃起したペニスを剥き出しにして、今か今かと順番を待っている獣。
 明子は、大きな杉の木にしがみつきながら、このまま獣達の性処理用の道具にされてしまうのだろうかと思った。

 高速ピストンで細い体をガクガクと揺らされながら、そんな獣達の気配に脅えていると、ふと、『ベルリンの黒猫』という古い小説を思い出した。
 それは、ナチス政権下のベルリンの路上で体を売っていた一人のユダヤ人娼婦が、町を見回るナチス党の党員達に夜な夜な慰み者にされていたという純文学だった。
 ナチスの見回り党員達は、夜の町でその娼婦を見つけると、いつも暗い路地裏に引きずり込み、まるで公衆便所で用を足すかのように、順番に娼婦を犯していた。それでもユダヤ人娼婦は、貧しきゆえに毎晩路地に立たなければならなかった。ナチスのシンボルマークを恨み、ナチスの軍靴の音に脅え、屈辱にまみれながらも、それでも幼い子供達の為に暗い路地裏に立たなければならなかった。そしてまたいつものように、ナチスの見回り党員達に捕まり、暗い路地裏で凄惨な陵辱を受けるのであった。
 それは、悲劇として綴られた物語だった。その本を読んでいた頃の明子は、その内容に時代の残酷性と人間の醜い欲望しか感じられず、読後は重い不快感しか残らなかった。
 が、しかし、今その内容を思い出してみると違った。そのユダヤ人娼婦は、路地裏でナチスの見回り党員達に陵辱される事に快楽を得ていたのではないだろうかと思い始めていた。
 あの本は、ナチス政権下という時代の悲劇を書いたものではなく、一人の変態性欲者の悲劇を書いたものだったに違いないと、今、明子は確信した。
 そう思うと、今まさに神社の闇の中で見ず知らずの男に陵辱されている明子は、ユダヤ人娼婦の惨めな性癖に共感めいたエロスを感じた。そして私も、今からあの闇に潜む獣達に、公衆便所で用を足すかのように犯されるのだと思うと、たちまちユダヤ人娼婦の薄汚い性癖に感情移入してしまったのだった。

 そんな明子の喘ぎ声が闇の中に更に大きく響いた。背後の少年の腰の動きと、闇に潜む獣達の息づかいが明子を狂わせ、明子は大声で喘ぎながらも太ももに小便を垂らしていた。

 いつの間にか、ペニスを剥き出しにした一匹の獣が明子の足下にしゃがんでいた。男は、「そんなに気持ちいいかいお姉ちゃん」とニヤニヤと笑いながら乱れる明子の顔を覗き込んでいた。
 男は、明らかに路上生活者だとわかる異臭を発していた。ゴリラのように黒く汚れた手で自分のペニスを上下させながら、明子を見てヒヒヒヒヒッと笑っていた。

 少年が、明子の尻に腰を振りながらも、「あっち行けよ」と男に言った。すると男は、「大丈夫だよ。心配しなくても邪魔はしねぇよ」と、欠けた前歯を剥き出しにしてニヤリと笑った。

 それを合図に、藪の中から二匹の獣が這い出して来た。普通のサラリーマンのような男が「いいねぇ、いいねぇ」と笑いながら少年と明子の結合部分を覗き込み、そしてもう一人の中学校の体育教師のようなジャージを着た男が、杉の木にしがみつく明子の目の前でペニスをシコシコとシゴき始め、悶える明子にオナニーを見せつけた。

 彼らは仲間なのか、「こりぁ上玉だねぇ」や、「まだ女子高生だろ」などと口々に話し合い、いやらしい目で薄ら笑いを浮かべていた。
 そんな男達に恐れをなしたのか、少年は黙ったまま腰を降り続けていた。
 ジャージを着た男が、俯く少年に「さっさとイッて消えろよガキ」と声を凄めた。するとホームレスのような男が少年の尻をパンパンと叩きながら「中出しはルール違反だからね」と笑った。

 急かされた少年の腰の動きがスピードを増した。そして、いきなり「うっ!」と唸るなりペニスをヌポッと抜き出すと、自分でペニスをシコシコとシゴき始め、そのまま明子の尻に向けて射精したのだった。

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「あららら、もったいない!」

 ホームレスはそう笑うなり少年の下半身にしがみついた。そしてそのガタガタに前歯が欠けた口で、まだ射精途中の少年のペニスを銜え込むと、ぶじゅ、ぶじゅ、と下品な音を立てながら顔を上下に振り始めた。

 慌てた少年は「やめろよ!」と小さく叫びながらも、それでもホームレスの口から逃れようとはしなかった。半目で「うううう……」と呻きながら、ホームレスの激しい舌技に腰をヒクヒクと痙攣させていた。
 ホームレスは、そんな少年の精液を口で受け止めながら、少年のコリコリとした尻肉を指で掻き分けた。両手で尻の谷間を開き、人差し指で少年の肛門を擦り始めた。
 そこで初めて少年は抵抗した。少年は真っ赤な顔で「ばかやろう!」と叫びながらホームレスを突き飛ばすと、精液が垂れるペニスを剥き出したまま闇に向かって走り出したのだった。

 そんな少年の走り去る後ろ姿を、明子は杉の木にしがみつきながら呆然と見つめていた。
 ホームレスは少年の肛門を擦っていた指をクンクンと嗅ぎながらムクリと立ち上がった。そしてその指を明子の鼻にソッと寄せると「香ばしいよ」と笑った。
 明子はその指からサッと顔を反らした。それと同時にホームレスは明子の手首を掴み、「あっち行こか」と、本堂の方を指差し笑った。
 するとジャージの男が脅える明子の肩を抱きながら、「この便所はね、ここで殺された小さな女の子のお化けが出るんだよ。だから俺達もここにはあんまり近寄らねぇんだ」と呟き、明子をゆっくりと歩かせながらソッと尻を撫でたのだった。

 連行される明子は背筋がゾッとした。この男達は本物の変態達だと思うと、加藤やさっきの少年の時に感じた『殺される』という恐怖よりも更に上の、『嬲り殺される』という恐怖が芽生え、明子は今までにない絶望感を感じた。
 しかし、またしてもそんな絶望は、明子の脳で渦巻く黒い魔物を喜ばせた。歩きながら「あっちで楽しもうぜ」とホームレスに胸を触られただけで、声が漏れそうになるくらい感じてしまっていた。

 男達に連れて行かれたのは、奇しくもついさっき明子が処女を失くしたベンチだった。
 そのベンチにはまた違う男が二人待ち受けていた。紺色のスーツを着たサラリーマン風の男と、そして髪を茶髪に染めたGジャンを来た男だった。
 二人は、連行される明子を見るなり、声を合わせて「可愛いねぇ」と目を丸めた。

「でしょ。こんな上玉、百年に一人だよね」

 ホームレスはそうケラケラと笑いながら明子をベンチに向けて突き飛ばすと、スーツの男が嬉しそうに明子を受け止めた。
 スーツの男は、その拍子に素早くワンピースの中に手を入れ、明子のヌルヌルのワレメにニュッと指を差し込んだ。
 おもわず明子が「んっ」と声を漏らすと、スーツの男は明子の細い体を強く抱きしめながら、「今からみんなで気持ち良くしてやるからな」と、耳元で熱く囁いたのだった。

(つづく)

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