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汚れし者6



 その晩、子供たちを寝かしつけた後に夕食の後片付けをしていますと、不意にリビングのテーブルに置いてあった私のスマホからメールの着信音が鳴り響きました。
 対面式キッチンに立っていた私は、ハンバーグの肉汁が焦げたフライパンを洗いながらテーブルの上のスマホにチラッと目をやると、ソファーでテレビを見ていた夫が同時に振り向きました。

「誰だ」

 目が合うなり夫は聞いてきました。
 夫は異常なほどの嫉妬狂ですので、私に届くメールは全てチェックします。しかも嫉妬深い上に警戒心が強いため、例えメールの送信名が『母』と表示されていても、それが本当に母であるかどうかを確かめる為に、その場で直接母に電話をさせるという徹底ぶりなのでした。
 私は「わかんない……」と呟きながらタオルで手を拭くと、そそくさとキッチンを出てテーブルの上のスマホを手にしました。
 スマホの画面の下には、『栗原さん(ママ友)』と表示されていました。
 不審そうに私を見つめる夫に「ママ友の栗原さんからだよ」と告げながらメールを開こうとすると、夫は厳しい表情で「触るな」と言い、それを寄越せと手を伸ばして来たのでした。
 夫は、私がそのメールを見るふりをして削除してしまうのではないかと恐れているのでした。今までに一度もそんな事をした事がないのに、何故か夫は妙にそれを恐れているのです。
 だから私は、いつも夫の検閲後でなければメールを見ることができなかったのでした。

 私は小さな溜め息をつきながらそれを素直に渡しました。
 夫は私の手からそれを奪い取ると、慣れた手つきでメールを開きました。夫は未だに古いガラケーを使用していますが、しかし、私のメールや履歴や画像を毎日チェックしている為、スマホの操作は、本人の私よりもよく知っていたのでした。
 夫は黙ってメールを読んでいました。
 ママ友の栗原さんなら、夫に読まれて困るような事は書いていないでしょうから、いくらそれを読まれても一向に構わないのですが、しかし、それを読まれているこの瞬間というのは、いつもかなりの精神的ダメージを受けました。何も疾しい事はなくても、やはりメールを人に見られるというのは気分の良いものではありません。それが例え夫であっても、例えそのメールが迷惑メールであったとしても、この瞬間はいつも凄まじい嫌悪感に襲われ、本気で夫の事が嫌いになるのでした。

「もういいでしょ。返してよ……」

 不貞腐れながらそう言いますと、何度もそのメールを読み返していた夫が「これ、どーいう事だ……」と、疑惑の目を向けて来たので、私はスマホを夫の手から奪い取り素早くメールを読んだのでした。

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南台すずらん公園ママ友会からのお知らせで〜す。
朝の変態男の件ですが、さっき水野さんと私で自治会の会長さんの所に相談に行ってきました。
その結果、会長さんから警察に通報してくれるという事になりましたので御報告しておきま〜す。
これで安心して子供たちを公園で遊ばせられますね。
とはいっても、今はまだまだ油断は禁物です。
変態男が完全に公園から追放されるまでは十分気をつけて下さい。
特に、公園の裏にある酒屋の倉庫付近には近付かないで下さい。
あの変態男は、倉庫の駐車場に止めてあるライトバンの中で暮らしているらしいですから、あっち方面は要注意です!
あと、先週の火曜日の早朝、野球グラウンドのネットの裏の公衆便所で、ジョギング中の女子高生がホームレス風の男にトイレを覗かれる事件があったらしいです(こわ〜い)。
犯人はまだ捕まっていないらしいですが、多分、いえ絶対にあの変態男の仕業ですよね〜。
その他にも、あの公衆便所では痴漢事件が多発してるらしく(いつも早朝)、近々閉鎖されると会長が言ってました。
皆さんはあんな不気味なトイレに行く事はないと思いますが、念の為、お伝えしておきますね。
とにかく早朝の公園と深夜の公園はとっても危険です!
あの変態男が追放されるまでは絶対に立ち入り禁止です!
南台すずらん公園が明るく安全な公園にする為に、我らママ友会が一致団結して頑張りましょう!
また何か新しい情報が入りましたらお知らせしますね。
ではでは、長々と失礼しましたぁ〜

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 メールを読み終えると、それを待っていた夫が「何があったのか説明しろ」と急かしてきました。
 今朝の話を夫に説明すると、夫は「またあいつか……」と言いながらも、スカートの上から私の太ももを撫でてきました。

「で、おまえはあいつに何かされたのか?」

 夫はスカートの裾を指で器用にスルスルと上げながら聞いてきました。
 そんな夫は欲情しているようでした。恐らく、私があの男に何かされたと勝手に妄想しては興奮しているのでしょう、スカートをたくし上げた夫の指は、下着の上から私の陰部を弄り始めたのでした。

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 今朝のモヤモヤがまだ残っていた私は、突然のこの状況にドキドキしながらも、そこに触れられる事に喜びを感じていました。

「また精液でもぶっかけられたのか?……ん?……今度はどこにぶっかけられたんだ……」

 夫は、暗に私にストーリーを作らせようとそう誘導しながら、私の下着を静かに下ろし始めました。
 私の陰毛が蛍光灯の明かりに照らされました。膝まで下着を下ろすと、夫は陰毛を指で掻き分けながら「ここか……ここにぶっかけられたのか……」と、ハァハァと荒い息を漏らしながら陰毛の中をクンクンと嗅いで来ました。
 興奮する夫を見て興奮した私は、夫のその妄想に合わせるべくコクンっと頷きました。
 すると夫は嬉しそうに唇の端をニヤリと歪ませ、閉じていた私の股を静かに押し開いてきました。
 ピタリと閉じられていた股間が弛むと同時に、既にヌルヌルになっている陰部も同時にネチャと開きました。
 夫は陰毛の奥へと指を伸ばすと、ワレメからはみ出た小陰唇を指腹にヌルヌルと滑らせました。そしてその指腹でワレメをピタピタと叩き始めると、「ほら……まだ精液が残ってるじゃねぇか……」と低く呟き、それを続けながらパジャマのズボンを脱ぎ始めたのでした。

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 乱暴にスカートを脱がされると、いきなり髪の毛を鷲掴みされ、そのままソファーに顔を押し付けられました。
 背後から尻肉を掻き分ける夫は、濡れたワレメに亀頭をグニョグニョと擦り付けながら「ぶっかけられたのか、それとも中出しされたのかどっちだ!」と怒鳴ってきました。
 ソファーに顔を押し付けながら「中出しされました!」と叫ぶと、夫は「っの野郎……」と唸りながら、ペニスを根元まで押し込んできたのでした。
 夫が腰を振る度に、私の腹で合皮のソファーがギシギシと鳴っていました。
 前戯のない挿入ほど気持ちいいものはありません。指マンやクンニなどで刺激されていない分、膣が敏感になっているからです。
 私はソファーに顔を埋めながらその快感に溺れていました。しかし夫は更に私のデタラメ話を求めているようで、ガンガンと腰を振りながらも「どこで犯されたんだ」と聞いてくるのでした。
 私は快楽の渦に巻かれながらも、どんな答えが夫を喜ばせるかと考えていました。つまらない答えだと夫の興奮は萎えてしまいます。かといって、いきなり刺激の強い答えを出すと、夫はイってしまう恐れがあるのです。
 そこで私は、やはりここは栗原さんのメールにあったあの公衆便所がいいだろうと思いました。今の夫は、先ほどの栗原さんのメールで欲情したのですから、そのストーリーに合わせてやるべきだと思ったのです。
 私は、わざと脅えたふりをしながら「グラウンドの裏の公衆便所で犯されました…」と答えてやりました。すると夫は「やっぱりあそこか……」と唸り、いきなり私の体を仰向けに寝転がせたのでした。

「おまえは、あのトイレが危険だと言う事を知っておきながら、わざと行ったんだな……」

 夫はギラギラと目を血走らせながら私を睨みました。
 私がコクンと頷くと、夫は満足そうにニヤリと笑いながらペニスを穴の中に滑り込ませると、膣の中を掻き回すかのように腰を回し始めました。
 ペニスは根元までズッポリと入れられていました。夫が腰を回す度に互いの恥骨が擦り合いジリジリと音を立てていました。
 勃起したクリトリスが夫の恥骨で踊らされ、あまりの快感にまるで赤ちゃんの泣き声のような声で喘いでおりますと、夫は私の目を覗き込みながら「おまえらは誰でもいいんだろ」と、複数形で聞いてきました。

「栗原とか言うママ友も怪しいもんだよ。そいつ、その自治会長とかいうおっさんにヤられまくられてるんじゃないのか?……どうせおまえらは、ママ友会とかなんとか言って、本当はただのヤリマン主婦の集まりなんだろ?……旦那のチンポ一本じゃ満足できないドスケベ女たちの集まりなんだろ?……そこらの豚親父たちに尻を振ってんじゃないのか?……ん?……」

 夫は勝手に妄想を膨らませながら、コリコリの肉棒をヌポヌポとピストンさせてきました。
 因みに、栗原さん達が相談に行った自治会長さんというのは女性であり、三年前まで小学校の校長先生を務めていた六十三歳のご老人です。

 夫が何を根拠にそのような馬鹿げた妄想を抱くのかわかりませんが、しかし、私はその妄想を否定しませんでした。それどころか、その妄想に合わせるかのように「ごめんなさい……」と謝ったりしてやるのです。
 すると夫は、その「ごめんなさい……」という言葉に益々妄想を膨らませました。激しい嫉妬と興奮で凶暴になり、まるで私を畜生のように乱暴に扱い始めるのでした。

「おまえも豚みたいな親父共にこうしてヤられまくってるんだろ! この腐ったマンコに汚ねぇ包茎チンポでズボズボされてヒィヒィと泣いてたんだろ! えっ! どうなんだよ!」

 夫はそう怒鳴りながら私の両脚を両腕に抱え、私の足の裏を天井に向けました。そしてソファーの上で私の体を『くの字』に曲げると、「こうか、こうか、こうされたのか」と、ブツブツ呟きながら、狂ったように腰を振って来たのでした。

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 そんな夫の激しい動きで、私の体はまるで荒波に飲まれた小舟のように揉みくちゃにされました。
 夫は、ソファーから浮き上がった私のお尻をパンパンと叩きながら私の足裏をベロベロと舐めました。そして足の指に舌を滑り込ませると、指と指の間に唾液をダラダラと垂らしながら一本一本丁寧にしゃぶり始めました。
 そんな夫をソッと見つめながら、私は嫌な予感を感じていました。と言いますのは、夫は射精が近付くと、私の色々な部分を舐める癖があるからです。
 正常位の時は耳穴を舐めまくります。騎乗位では乳首にしゃぶりつき、後背位では背中を舐め回し、横向きではうなじを舐めます。そして今ヤっているような松葉崩し系の体位では、足の裏や膝などを執拗に舐め回し、そしてそのままさっさとイッてしまうのです。

 今ここで射精されたら、またしても私は欲求不満のまま放置されてしまいます。
 もうオナニーは嫌です。セックス後のオナニーは悲しすぎるのです。一回でいいのです、一度でいいですからセックスでイカせて欲しいのです。
 しかし、そんな私の願いも叶わず、無情にも私の嫌な予感は的中してしまいました。
 夫は私の足指をじゅぶじゅぶとしゃぶりながら、「おまえのこの甘い体を……他の男達も味わっているのか……」と呟きました。そして鼻をクフクフと鳴らしながら私の体をがっしりと抱きしめると、大きく開いた私の股間に激しく腰を打ち付け、ものの数秒で「んふっ!」という唸りを上げては、大量の精液を膣内に迸らせたのでした。

 夫はハァハァと肩で息をしながら体を起こすと、ティッシュも用意していないというのにそそくさとペニスを抜き取り、「気持ちよかったぁ……」と独り言を呟きました。
 蓋を抜かれた穴の中からヌルヌルの液体が溢れ出しました。夫はそれを見下ろしながら「大漁(大量)だな」と、下手な駄洒落を呟き、そのまま浴室へと消えて行きました。
 私はやりきれない気持ちのまま、天井の照明を見つめていました。あと少しでイケたのにと思うと余計イライラし、胸の奥で黒く渦巻く欲求不満は、たちまち竜巻のように暴れ出しました。
 夫が浴室から出て来ないうちにオナニーしてしまおうと、慌てて陰部に指を這わせました。膣から溢れる精液は肛門にまで流れ、まるでレイプされたかのような無惨な状態になっていました。
 それを指で掬い取り、そのヌルヌルとした感触を確かめていると、不意に、公園で背中に精液をぶっかけられた時の事が鮮明に蘇ってきました。

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(あの男でもいい……イカせて欲しい……硬いペニスをピストンされながらイカせて欲しい……)

 ふとそう思うと、あの薄汚い男が私の体の上でハァハァと臭い息を吐いている姿が浮かんできました。
 それはまるで夫の妄想が伝染したかのようでした。そう妄想しながら敏感なクリトリスを転がせば、あの男の匂いや体温までもがリアルに感じられ、現実にあの男に抱かれているような感覚と快楽に包まれてしまったのでした。

(夫はいつもこんな感じで妄想しているんだ……)

 そう思いながら膣の中に指を滑り込ませました。いつもの膣天井をグリグリと刺激しながら、妄想の中の汚れた男に激しく犯されていました。
 しかし、妄想はあくまでも妄想です。私には、夫のように妄想を上手く操る事が出来ず、結果的には、妄想すればするだけ欲求不満を膨らませてしまいました。

 私は妄想の世界から逃げ出しました。
 そしてこの妄想を現実にしたいと強く思いました。
 オナニーを中断し、ソファーの下に転がっていたティッシュの箱を手探りで掴みました。
 狂ったように大量のティッシュを引き抜き、それを精液が溢れる膣に押し当てました。
 腹に力を込めて精液を絞り出しました。それをティッシュで拭いながらふと時計を見ると、時刻は十時を過ぎたばかりでした。

 早朝までは、まだ七時間近くありました。
 しかし私は早朝まで我慢しようと思いました。このまま一睡もしないで朝を待とうと決心しました。

 なぜなら、もはや私のこの獰猛な欲求不満は、妄想などでは解消できないからです………

(つづく)

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