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夜這いのススメ7

2013/05/30 Thu 18:09

よばいのすすめ7



 夜這い解禁日を迎えた塩田家の正門には、真っ赤に燃え盛るかがり火が焚かれていた。村中からお祝いに届けられた樽酒や米俵が高々と積み重ねられ、まさに結婚式のような目出たい雰囲気を漂わせていた。
 しかしその一方で、真っ暗な山の麓でパチパチと音を立てながら真っ赤に輝くそのかがり火は、さながら戦国時代の本陣のような迫力と不気味さを醸し出し、そこら一帯に唯ならぬ雰囲気を漂わせていた。
 五人の男達は、暗闇に煌々と浮かび上がるそんなかがり火を目指していた。しかしその正門から堂々と塩田家に入る事は許されなかった。
 彼らは正式に認められた五人衆であったが、しかし彼らが出入りできるのはあくまでも闇に包まれた裏門だった。
 それがこの村の夜這いのしきたりなのであった。

 塩田家の裏庭にポツンと建っている離れの隅には、そんな五人衆を密かに歓迎するかのように、にぎりめしや饅頭が置かれていた。彼らはそんな離れの隅で、薮の中にジッと身を潜めながら自分の順番が来るのをひたすら待ち続けなければならなかった。
 そんな離れの裏には、この夜這いの一切を司る検分役が厳粛に控えていた。
 検分役の足下では焚き火が焚かれ、やはりそこにも酒と食べ物が用意されていたが、しかし、それらのお供え物は、闇に潜む五人衆の物とは違い、まるで正月のおせち料理のような豪華な品揃えだった。
 そんな離れの小屋に、いよいよこの晩の主役である娘が足音を忍ばせながらやって来た。
 村のしきたりでは、この場合の娘が、検分役や夜這い師に挨拶を交わす事も、言葉を交わす事も一切許されなかった。
 だから娘は、汐らしく顔を俯かせたまま静かに離れ小屋に入らなければならなかった。
 そんなしきたりを事前に教えられていたサチエは、水谷のおばちゃんに指導されたように顔を俯かせながら離れの入口へと進んだが、しかしそこに潜んでいる男達の唯ならぬ気配に、おもわずハッと顔をあげてしまった。
 薮の中に潜む十個の眼はいずれも月夜でギラギラと輝き、その異様な殺気を含んだ眼はまるで獲物を狙う野犬の目のようだとサチエは思った。今からこの獣たちに輪姦されるのかと思うと、サチエはそのまま母屋の父親の元へ逃げ出したくなった。
 しかし、もしそんな事をすれば、塩田家はもうこの村では暮らせなくなってしまう。それを充分承知していたサチエは、必死でその白ネギのような華奢な足をガクガクと震わせながら離れ小屋の中へと入って行ったのだった。

「いつ見でもサチエは綺麗だぁ……」
 パタンっと閉められた小屋の扉を見つめながら、二番札を握りしめる昭三がブルブルっと背筋に武者震いを走らせた。
「あんな綺麗な顔してれるのも今のうちだ……もうすぐあのべっぴんがサカリの付いだ猫みでぇにギャーギャーと喘ぐんだべ……」
 三番札を首から下げる健一郎がそう言いながら不敵に笑うと、薮の中の男達は嬉しさを噛み締めながらも一斉にぎひひひひひひっと下品な声で笑った。
 しかし、その中で四番札を持った哲郎だけは笑っていなかった。哲郎はサチエの事が好きだった。だから健一郎の言葉には笑えず、寧ろ涌き上がる怒りを抑えるのに必死なのであった。
 哲郎は、そうやっていつまでもぎひぎひと下品に笑う男達を横目で睨みつけた。この外道のような男達に今からサチエが犯されるのかと想像すると、哲郎は気が狂いそうになった。力づくでもそれを阻止したくて堪らなくなった。
 しかしそれは絶対にできなかった。もしそれを哲郎がすれば、哲郎は夜這い法で裁かれ、哲郎だけでなく一族が百年間村八分になってしまうのだ。
「おめ、ちゃんとチンポ洗ってきたべか?」
 一番札を握りしめた伝助の顔を、昭三はそう笑いながら覗き込んだ。
 夜這い解禁日の一番札を引いた男は『破天様』と呼ばれ、夜這い師の中では最も尊い者として崇められていた。そんな名誉ある破天様となった伝助だったが、しかしこのまだ十八才になったばかりの伝助は、実はまだ童貞なのであった。
「ち、ちんぽは洗ってきたども……」
 伝助が怯えながらそう呟くと、昭三が「今のうちに勃たせておいたほうがいいべ。どら、ちょっと見せてみろや」と、伝助の褌を捲った。
 真っ白な褌の横から、伝助の豆粒のようなちんぽがちょこんっと顔を出すと、それを覗き込んでいた者達が一斉にクスクスと笑い始めた。
「こんな小っけぇ破天様なら、この後のオラたちは安心だべさ」
 昭三は声を噛み殺しながらくっくっくっと笑うと、伝助の豆粒のようなちんぽを指で摘んだ。
「おめがとっとと終わるようにちんぽ勃たせておけ」
 そう笑いながら昭三が伝助のちんぽをシコシコとシゴき始めると、伝助のちんぽはみるみると大きくなって来た。
 そんな伝助の勃起したちんぽをジッと横目で睨んでいた哲郎は、それがサチエの穴の中に入れられるのかと想像しながら、大声で暴れ出したいくらいに熱くなっていたのだった。

 そんな男達の気配を感じながら、小屋の中のサチエは静かに服を脱ぎ始めた。
 サチエの姿を『エンマ穴』と呼ばれる覗き穴から見ていた検分役の笹田は、蝋燭の明かりに照らされるサチエのまだ幼い裸体に震えが止まらなかった。
 それは今まで見てきたどんな女の裸よりも綺麗だと思った。
 贅肉ひとつ付いていないすっきりとした体はまるで若鮎のようにツルンっとしており、その真っ白な肌は今自分が頬張っているお供えの餅のようにぴちぴちしていると笹田はゴクリと唾を飲んだ。
 椀のように小さく膨らんだ乳房の先はピン!と天に向かって反り立ち、その乳頭は桜の蕾みのように初々しかった。そんな乳房を前屈みにさせながら、サチエは白ネギのような細く長い足にパンツを滑らせた。
 白いパンツを細い足首からするりと抜くと、栗毛色した陰毛をふわふわと靡かせながら恥ずかしそうに布団へと向かった。エンマ穴に背を向けたサチエのその尻は、まさしく白桃のようにつるりんと輝き、見ただけでその触り心地の良さが手に伝わって来た。
 笹田は、初々しいサチエの裸体に(妖精のような美少女だ……)と思いながら、既に下半身で固くなっているモノを手の平で擦っていたのだった。

 ひんやりと冷たい布団に入ったサチエは、蝋燭の明かりにぼんやりと浮かぶ時計を見た。
 あと十五分もすれば、あの獣のような男達が小屋の中に這って来る。
 焦ったサチエは、布団の中で閉じていた両足を少しだけ弛め、モサモサと陰毛が絡み付く股間の中にソッと指を入れてみた。そこは何度も何度もお浄めをしたせいかひんやりと冷たくかさかさに乾いていた。
 小さなワレメに指を押し込み突起物を探した。
 扉の向こうからは男達の興奮した鼻息が微かに聞こえ、壁のエンマ穴から覗く目玉はギロギロと小刻みに動いていた。
 そんな状況の中、水谷のおばちゃんに教えられた通りに突起物を指先で転がすと、思いもよらぬ痺れが全身を走り出した。
(えっ?……なにこれ……)
 まるで、ずっと我慢していたおしっこを出した時のような快感が断続的に襲った。
 この状況の中、感じている自分が恥ずかしくて堪らなかった。
 枕に横顔を押し付け、羞恥心に必死に耐えながらも、そのクリっと硬くなっている突起物をせっせと指腹で転がした。
 自然に両足が上下に動き始めた。乾いた布団がカサカサと音を立て、じんじんと襲いかかって来る心地良い痺れに、おもわず唇から「んん……」っと声を漏らしてしまった。
 そのままワレメへと指を移動させると、ワレメからはびっくりするくらいの熱い汁が溢れていた。それはまるでうなぎのヌメリのようにぬるぬるとしており、もしかしたらエンマ穴から覗くその目玉に、このぬるぬる状態が見抜かれてしまっているのではないかと背筋をゾッとさせた。
 サチエはそんなエンマ穴の目玉から逃げるかのように布団の中でソッとうつ伏せになった。そして枕元の『丸め様』をそっと指で摘み、布団の中の尻を静かに突き上げた。
 背後から手を回し、『丸め様』を穴の中にヌルヌルと押し込んだ。指の挿入でおもわぬ快感に襲われ、腰がカクンっと落ちた。そのなんとも言えない快感は、足の爪先にまでジンジンと走っていった。
 更に指をぐにぐにと奥へ押し込んで行くと、不意にサチエは山岡に背後から攻められていた時の事を思い出した。
 河原のススキの中でいつも犬のように後背位で犯されていた。山岡は太いペニスでズンズンと突きながら、高く突き上げたサチエの尻を大きな手の平でペシペシと叩いた。サチエがそうされるのが好きだという事を山岡は知っていたのだ。
 そんな山岡を思い出し、おもわず「うぅん」っと声を洩らしてしまった。するとその瞬間、いきなり入口の扉がガタッと音を立てた。
 布団の中で慌てて仰向けになったサチエの目に、扉の前でモソモソしている褌姿の伝助が飛び込んで来た。伝助は布団の中のサチエと目が合うなり恥ずかしそうに坊主頭をボリボリと掻き、ズズッと鼻を啜った。
(阿呆の伝助だ……)
 その男が伝助とわかるなり、サチエは布団の中で身震いした。
 サチエは中学時代にこの伝助という男から何度か恋文を貰った事があった。しかしサチエは、このどこか気味の悪い男にはまったく興味がなかった。いや、むしろ気持ちが悪く、それを読んだら呪われるような気がしたため、いつもその恋文を読まずに捨てていたのだった。
 そして伝助は、いつしかサチエにストーカーとなっていた。いつも学校帰りには校門で待ち伏せし、サチエの後を執拗に付けまわした。ある時など、体育の授業から帰って来たサチエのカバンや机が荒らされ、嫌な匂いのする使用済みティッシュがカバンの中に押し込められていた。犯人は伝助だろうと思った。そのテルテル坊主のように丸められたティッシュも、センズリの処理をしたものだという事もわかっていた。が、しかし、それが伝助の仕業だという証拠はどこにもないため、伝助をそのまま放置しておくしか手はなかったのだった。

 そんな伝助が、今サチエの目の前でスルスルと褌を脱ぎ始めていた。サチエは蝋燭の灯りに照らし出される伝助の姿を見ておもわず泣き出しそうになっていた。
 震えるサチエの布団の中に、伝助は布団の足からモソモソと潜り込んだ。それは夜這いのしきたり通りだった。
 薄暗い布団の中で、伝助はサチエのカモシカのように細い脚がブルブルと震えているのを見た。布団の中には石鹸の香りが充満しており、伝助はその香りを(女臭ぇ)と思った。
 サチエの脚の付け根には柔らかそうな陰毛がフワフワしていた。おもわずその股を押し開いて憧れのサチエのボンボを覗き見したい衝動に駆られた伝助だったが、しかしそんな所を検分さんに見つかれば即刻退場だと思い、慌てて布団から這い出したのだった。
 布団から顔を出すとサチエは両手で顔を覆っていた。
 伝助はそんなサチエの小刻みに震えている細い肩や雪のような真っ白なウナジをゆっくりと見下ろしながら、今から憧れのサチエを好きなようにできるんだという実感におもわず唇を歪めた。
 そんな伝助の不気味な笑顔を、サチエは指の隙間から見てしまった。あまりの恐怖に顎が勝手に動き出し、奥歯がガチガチと鳴った。
 伝助のガサガサとした百姓指がサチエのぷっくりと盛上がった乳房をさわさわと撫で始め、そしていきなりギュッと鷲掴みにした。あまりの痛さに「うっ!」とサチエが身を縮めると、「痛でぇが?」と伝助が慌てて手を離した。
 顔を覆っていた指の隙間から、伝助の生温かい口臭が鼻孔へと侵入してきた。その強烈な虫歯臭に目眩を感じたサチエは、一刻も早く終わって欲しいと心からそう思った。
 伝助は焦っていた。まるで罠にかかった野うさぎを捕獲するかのように慌ててサチエの体の上に這い上がると、毛深い右膝でサチエの股を押し開き、強引に下半身を潜り込ませた。
 股を開かされたサチエは、両手で顔を覆ったまま(早く終わって)っとひたすら念じた。がしかし、一向に伝助のソレはサチエの中に入って来る気配がない。
 指の隙間からソッと伝助を覗いて見ると、ふいに伝助と目が合った。伝助は必死な形相をしながら「勃たねぇ……」と顔を引き攣らせながら笑った。
 よく見ると、伝助はサチエの股の間でペニスをシコシコとシゴいていた。ハァハァと虫歯臭い息を吐きながら、サチエの耳元に「ちょっとだけボンボ触っでもええか?」と聞いて来た。
 サチエは無言で顔を左右に振った。そんな事が検分さんに見つかったら大変な事になるのだ。
「だども……このまんまじゃ入らねぇっぺ……」
 そう言いながら伝助は再びサチエの乳房を手の平ですりすりと擦った。そんな伝助のなめくじのように汗ばんだ手の平が気持ち悪くて堪らなかったサチエは、何としてもこの醜い男を早く終わら差なければと思った。
 サチエはソッとエンマ穴を見た。エンマ穴には大きな目玉がギョロギョロと動いていた。しかし、とサチエは思った。いくらそうやって厳しく監視していても、布団の中で何が行われているかまでは、さすがにわからないだろうと。
 サチエは、この醜い男と一刻も早く離れたい一心から、伝助の耳元に「ちょっとだけならいいよ……」と囁いた。そんなサチエの甘い囁きにすかさず欲情した伝助は、ペニスをシゴいていた手を恐る恐るサチエの股間へと忍ばすと、そのぬるぬるに潤ったサチエのワレメに指先を突き立て、まるで腫れ物でも弄るかのようにグニグニと指を動かして来た。
「ぬるぬるだ……」
 そんな伝助の言葉を無視しながら、サチエが恐る恐るエンマ穴に目を向けると、なんと今までそこでギロギロと動いていた検分さんの目玉が消えていた。「えっ!」と慌てたサチエは顔を覆っていた手を離しサッと横を見た。
 すると検分さんの目玉は、枕元にポッカリと空いている第二エンマ穴へと移動していたのだった。
 サチエは焦った。枕元の第二エンマ穴からだと布団の中が見えてしまうからだ。
 慌ててそれを伝助に伝えようとした瞬間、伝助はいきなり指をニュルッと奥深くまで挿入して来た。
「ダメ……ダメ……」
 サチエは、すぐ横から覗いている検分さんに聞こえないように、空気のような小さな声で伝助に囁いた。しかし、阿呆の伝助はそれには気付かず、逆にサチエが感じているとでも思っているのか、余計興奮しながら、膣の中で汚い指をグリグリと動かし続けた。
 サチエは首を左右に振りながら必死で合図した。
 すると伝助は何を勘違いしたのか、「気持ちいっか? 気持ちいいのか?」と満足げに笑っている。
 このままでは検分さんにバレてしまう、しかしだからといって布団の中に手を入れてそれを阻止すれば、自分がペニスに触れたという疑いを持たれてしまう。身動きできないサチエが(どうしたらいいの!)と、激しく腰を動かして伝助の指から逃げようとしていると、いきなり伝助が「はふぅ!」という、まるで背伸びしながらアクビするような声を張り上げた。
 伝助はそんな声と同時にサチエの細い体にしがみつき、サチエの耳元で「くふっ! くふっ!」と鼻を鳴らした。よく見ると、そんな伝助はカクカクと腰を動かしていた。そう、なんと伝助はいつの間にかペニスを挿入していたのだ。今まで人差し指だと思っていたその細いモノは伝助のペニスだったのだ。
 それに気付いた瞬間、サチエの中に笑いが込み上げて来た。指だと思っていたモノがペニスだったなんて考えれば考える程に笑いが込み上げて来た。
 そんなサチエが、体の上でぐったりとしている伝助を抱きしめながら「ぷっ……ぷぷぷっ……」と天井に向けて笑いを洩らしていると、ゆっくりと顔をあげた伝助が「おめ、すげぇ感じてたな」などと満足げに言った為に、遂にサチエは「ぷはっ!」と噴き出してしまった。
「えっ?」と顔を明るくさせた伝助は、サチエのその笑いの意味も知らず一緒に笑い出した。
 腹一杯笑ったらなぜか急に自信が付いたサチエは、小屋の隅で褌を絞め始めた伝助の背中にソッと呟いた。
「あん時……わだしのカバンの中に鼻紙入れたの伝助さんだべ?」
 褌を締める伝助の手が一瞬止まった。蝋燭の炎に照らされながら静かに振り向いた伝助は、「ごめん」っと小さく呟いた。そんな伝助の表情は、いつも居間の縁側の下で息を潜めているコオロギによく似ていると、サチエは思ったのだった。

(つづく)

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