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海の家(後編)

2009/07/07 Tue 20:46






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ノゾキの件を店長に告げ口されるのではないかと脅えていた貞男だったが、しかし、あれから2日経った今も店長から何も言われなかった。
エリカはなぜ僕を庇うのか?
ここ最近、ノゾキを自粛しオナニーを控えていた貞男は、告げ口されていないという安心感からか異常に固くなっているペニスを揉みながら、エリカの事をあれこれ考えていた。

エリカが貞男に吐いた「皮かぶってるじゃん」、「キモ」、「豚」の三つの言葉が頭から離れない。その言葉を思い出す度に、今までになかった不思議な性的興奮が貞男を包み込んだ。
貞男は無性にオナニーがしたくなったが、しかし、貞男の隣りではスケキヨが無線機をガチャガチャと弄っている。先日、粗大ゴミ置場から大きな無線機を拾って来たスケキヨは、「コレデ、クニノオッカサント、レンラクヲトルンダ」と言いながらそのぶっ壊れた無線機を直し始めていた。貞男が「直した事あるの?」と聞くと、スケキヨは満面の笑みを浮かべ「ゴザイマセン」と答えたのだった。

貞男は勃起したペニスがバレないようにペニスの位置をヘソに向かってズラしながら「ちょっと散歩して来る」と寮を出た。
「皮かぶってるじゃん」、「キモ」、「豚」・・・こんな言葉に興奮するなんて、やっぱり僕はMなのだろうか・・・と、考えながら、寮の前で花火をしていた浴衣姿の子供達を横切る。
「M」。エロサイトではよく目にする言葉だったが、いまいちMを理解できなかった貞男は、エリカに「M」と言われたその日の深夜、こっそりと寮の食堂の隅に置いてあるパソコンを使いインターネットで「M」を調べてみた。
『羞恥心、屈辱感等の肉体的精神的苦痛により性的興奮を得る被虐性欲者』
なんの事かイマイチわからないが、とにかくイジメられたり馬鹿にされたりする事に勃起する奴のことなんだろう、と曖昧に理解しながらも、ヘキサゴンで歌っていたオバカグループのメンバー達もMなんだろうな、とふと思い妙に納得した。

暗闇の砂浜をどんどん海に向かって歩いた。浜辺では数件の海の家が夜営業をしており、暗闇に浮かんでいる無数の裸電球が妙にアジアンチックだった。

オナニーの場所を探しながら歩いていた貞男は、いつしかバイト先の海の家の裏に辿り着いていた。いつもノゾキをしながらオナニーしているこの場所が一番落ち着くのであろう。

店にバレないように身を屈めながらこっそり裏に回る。店には店長と正社員の福田さんの二人がいるはずだ。夜に海に遊びに来る客なんてのはロクな野郎がいないため、夜営業は店長とそして極真空手3段の福田さんの二人で店番をしているのだった。

貞男はいつもの草むらの中に腰を下ろした。昼間は蚊の多い場所だが、夜になると蚊達は照らされたライトの照明に誘われて店内に移動して行く。蚊に刺される心配も無い貞男は、草むらの中でズボンを下ろし下半身を剥き出しにした。

と、その時、微かに怪しい声が聞こえた。
そう、それはまさしくいつもヘッドホンで鼓膜が破れるくらいの大音量で聞いている無料動画サンプルのようなアノ声だ。

貞男は動きを止めてその声がドコから聞こえて来るのか耳を澄ました。この辺りでアオカンするカップルは多い。先日も夜中に生ゴミを捨てに行ったスケキヨが「ハダカ、オトコ、チンチンサワッテタ!」と慌てて帰って来たので「それは露出狂の人だよ」と教えてやると、スケキヨは『ロシュツキョウ』という宗教団体と勘違いしたらしく、サリンを撒かれるかも知れないと異常に脅えていた事があった。

貞男は「アオカン」はオナニーにもってこいの肴だと嬉しくなりながら息を潜めて耳を凝らしていると、なんとその声は貞男がいつも覗いているシャワー室から聞こえてくるではないか。
貞男は、深夜のシャワー室は鍵が掛かっているはずなのに・・・と不審に思いながら、いつものように隙間を覗き込んだ。

貞男の心臓がピンポン玉のように激しく飛び跳ねた。あまりの息苦しさに貞男は顔を真っ赤にさせながら全身に大量の汗を放出した。
そう、シャワー室でセックスをしている女はエリカだった。しかも相手の男は店長なのである。
貞男は自然に出てくるハァハァという大きな呼吸を懸命に押さえながら、そのシーンをまるで録画するかのように脳に焼き付けようとした。

店長はエリカの細い腰を抱えながら、エリカの黒々とした穴の中にゆっくりとペニスを出し入れしている。
店長の腰が引かれる度に透明の汁が糸を引く。エリカのポッカリと空いた穴が丸見えだった。
童貞だった貞男はまだ「生の穴」を見た事が無い。いつもエロサイトで見ている穴とエリカの穴に然程の違いはなかったが、しかし、エリカの穴には透明の汁が大量に溢れており、それが裸電球に照らされキラキラと輝いているために、エロサイトで見る穴よりは断然綺麗に見えた。

日焼けの跡がクッキリと残るエリカの大きな尻をいやらしく撫で回していた店長は「気持ちいいか?」と洗面台にしがみつきながら悶えているエリカに囁いた。
しばらくして「・・・はい」と返事をしたエリカのその声は、まるですすり泣きをしているかのように切ない声だった。

貞男は壁穴を覗きながら手探りでペニスを握った。しかし不思議な事に貞男のペニスは萎れたままである。本来ならブログの端にある馬鹿馬鹿しいエロ広告にさえ反応して大勃起するはずなのに、これほどまでのネタを前にして勃起していないのである。ただし、萎れたペニスの先からは大量の汁が溢れ出していた。いつもの我慢汁とは明らかに違うその汁の量は尋常ではない。もうイッたのか?と不思議に思い壁穴から顔を反らしペニスを見てみると、貞男が立っていた足下に小さな水たまりが出来る程、そこはベタベタに濡れていた。
もしかして破水?と、破水の意味も知らないくせに、先日見たテレビドラマでマンコから大量の水を出して倒れた片平なぎさをふと思い出した貞男は、とりあえずそう思ってみた。
しかし、それは破水ではなく小便だという事にすぐに気付いた。妊娠もしていないのに破水するはずがないのだ馬鹿者。

貞男は、エリカと店長のセックスを目撃するという衝撃に知らないうちに小便を洩らしてしまっていたらしい。
小便でベタベタに濡れたペニスに向かって、匂いを嗅ぎ付けて来た数匹の銀蝿が機械的な表情をして集まって来た。貞男は銀蝿に集られながらも再び隙間を覗き込んだ。

いつの間にかシャワー室の中では体位が変わっていた。床の上に仰向けに寝かされたエリカは、おもいきり股を開かれた状態で、店長から物凄いスピードでペニスを突き刺されていた。「あん!あん!あん!」と大きな声を出して叫ぶエリカの表情は、今までに貞男が見た事もない恍惚とした色っぽい顔をしていた。

貞男は、今まで萎れていたペニスがようやく反応して来た事に気付き、ペニスをシゴきながら地面に寝そべった。板壁の一番下にある隙間を覗き込んだ貞男の左頬には、先程洩らしてしまった小便がネチャッと付いた。しかし、今はそれどころではない、この一番下の隙間からだと、床に寝そべるエリカの穴が丸見えなのである。しかも、店長の巨大なペニスが出し入れされるシーンもドアップで見る事ができるのだ。
貞男は、店長のペニスが高速ピストンされる度に、エリカの穴の中からジュブジュブと吹き出している白濁の汁を素直に舐めたいと思った。
貞男は、店長の腰の動きに合わせながら包茎ペニスをシゴき、そして心の中でエリカに話しかけた。
「どうだい、気持ちいいかい・・・ハァハァ・・・僕のチンチン、大きいだろ・・・・エリカ・・・好きだよエリカ・・・ハァハァ・・・」
「あぁぁ・・・貞男さん、大っきいわ・・・いつのまにか皮もズル剥けて、とっても男らしいわ・・・」

と、その時だった。突然、貞男の背後から野太い男の声が聞こえた。
「誰かそこにいるのか?」
しまった!と思ってももう遅い。貞男はいつもの癖で、大きな声を出して一人二役をしてしまっていたからバレバレなのだ。
「そこにいるのは誰だ!」
再び聞こえて来たその声は極真空手3段の福田さんの声だった。見つかったら殺される、と思った貞男は、殺される前に死んだフリをした。
白目を向いて倒れている貞男の耳に、福田のずっしりと重い足音が近付いて来る。
「あれ?おまえサダじゃないのか?おい、大丈夫か?」
福田は貞男を抱き起こすと、貞男の額に手を当てて熱を測り始めた。
「・・・うぅぅぅ・・・・あ、福田さん・・・・」
白目からゆっくりと黒目に戻す。こんな時の貞男はなかなか芸達者だ。
「どうしたんだいったい?」
福田は貞男の脈を取りながら心配そうにそう聞いた。
「はい・・・あまり暑いので、つい気絶してしまいまして・・・」
気絶していた張本人が気絶を自己申告するというのもおかしなものだ。

最初のうちは、何かと心配していた福田だったが、しかししばらくすると、なにやらニヤニヤと笑い始め、そして演技を続ける貞男の頭をコツンと叩いた。
「誰かいるのか?」
外の様子に気付いたのか、腰にバスタオルを巻いた店長がシャワー室から出て来た。

店長は倒れる貞男と福田の顔を交互に見ながら「どうしたんだ?」と驚いた表情で聞いたのだった。

               5

ぎゃはははははははははは!
海の家の座敷に座り、貞男を囲んで店長と福田が腹を抱えて笑っていた。
「俺だってびっくりしたよ、だって小便しに来たらさ、いきなり草むらの中から『エリカ~好きだよ~』とか聞こえてくるだろ、まさか店長、外でやってんのか?って思って草むら覗いてみたら、いきなりこいつがセンズリしながら囁いてるんだもん」
再び二人は同時にぎゃはははははははは!と笑い声を上げた。
「しかもさ!俺に見つかった瞬間に白目になって死んだフリするんだぜ、俺はクマじゃねぇつーの!」
溜まらず二人は座敷の床を辺り構わず転げ回って笑い出した。

「ヒーヒー・・・・あぁ、腹痛てぇ・・・あぁ、笑わせてくれるぜまったくよぉ」
やっと二人の笑いが治まった頃、今まで下を向いていた貞男は、座敷の隅にピョコンと座っているエリカに気付いた。ふいにエリカと目が合った。瞬間、エリカは上杉軍に出会った時の武田軍のような顔になり「キッ!」と貞男を睨み返した。

「ところで、店長はもう終わったの?」
煙草の火を付けようとしていた店長に福田が話し掛けた。
「あぁ。俺はもう終わったから、いいよ、行っても」
店長の言葉に福田は「んじゃ」と立ち上がると、座敷の隅で携帯を触っていたエリカに「行こっ」と声を掛け、さっさと裏へと消えて行った。少しして、パタン、と携帯を閉めたエリカは無言のまま福田の後に付いて裏へと消えて行ったのだった。

「んで、おまえはエリカの事が好きなの?」
卓袱台を挟んで座る店長は、煙草の箱を器用に振りながらそこから一本煙草の頭を飛び出させると、ソレを貞男に向けてそう言った。
煙草を吸わない貞男は「いえ、結構です」とそれを断ると、店長は煙草の箱を静かに元に戻した。
っていうか、これじゃあまるっきり刑事ドラマの取調べじゃん、とふと貞男は思ったが、しかし、今はそんな事を言える立場ではない。貞男はれっきとしたノゾキ犯であり、店長はノゾかれた被害者なのである。
貞男は仕方なく、心の中で「太陽にほえろ」の中でも一番悲しい「愛のテーマ」を流し、反省の演技をする事にした。

(ここからは↓のテーマ曲をBGMにして続きをお読み下さい)



「エリカに惚れてんのか?」
店長が煙を吐きながらもう一度そう聞いた。
貞男は卓袱台の足をもぞもぞと触りながらコクリと頷いた。
「じゃあ、残酷なものを見せてしまったな・・・」
貞男は、子供にクリスマスプレゼントを贈ってやりたい一心で銀行強盗をしてしまったという青森から出稼ぎでやってきた中年男のように、頭を項垂れたまま「・・・はい」と小さく呟いた。
「すまなかった・・・」
店長が静かにそう詫びると、貞男はイヤ・・・と首を振りながら「所詮、私には高嶺の花なんですよ・・・」と悔しそうに苦笑いをした。
「おまえ、もしかして童貞か?」
店長刑事は仏のような優しい目をして貞男を見つめた。
「・・・はい。童貞で包茎で下着フェチです。しかも夏の期間限定でワキが異常に臭くなります。そして・・・最近はどうもMらしいんです・・・」
店長刑事は「そっか・・・」と煙草の煙を吐き出すと、ゆっくりと卓袱台から立ち上がり、シャワー室が見える窓へとゆっくり進んで行った。そして、今、福田とエリカがセックスをしているシャワー室を目を細めて見つめながら、まるで独り言のように「おまえにもヤらせてやろうか?」と呟いた。

「・・・・・え?」
「だから、おまえにもエリカとヤラせてやろうかって言ったんだよ」
店長はフツーの表情でフツーでは考えられない事を言った。
「・・・でも、それは・・・」
「あぁ、エリカの事なら大丈夫よ。あいつ、元々渋谷で援交やってたオンナなんだ。俺が渋谷でナンパしてココに連れて来たんだから」
「!・・・・・・・・・」
「だから金さえ払えばヤラせてくれるよ。福田だって金払ってヤってんだから」
「・・・・・・・・。」
「ま、今日はお前に悲しい思いをさせちまったからね、今回は特別に俺が金を出してやるよ」

「ほ、本当にですか?」
店長は岩城滉一のような笑顔を見せながら深く頷いた。

貞男は、悲しすぎる「愛のテーマ」を強引に消し去り、代りに「北の国から」で嬉しい時に流れる「蛍のテーマ」を心の中で流し始めた。

(ここからは↓のテーマ曲をBGMにして続きをお読み下さい)



「ホントに、本当にいいの?」
貞男は幼き頃の純のように目を真ん丸にさせながら店長に聞いた。
「はははは。しつこいやつだな。嘘じゃない、本当だとも。思う存分ヤリまくってオマエも早く一人前の大人の男になるんだ」
貞男は立ち上がると、担任の先生に挨拶をするかのように、「ありがとうございます」とペコリと頭を下げた。そして嬉しさのあまり、さっそく裏に向かって走り出そうとした。
「おいおい!まだ早いよ、今はまだ福田おじさんがヤってる最中だ、ちょっと落ちつけよサダ」
店長父さんは「ほほほほほほ」と笑いながら暖炉の中にマキを焼べた。
「いっけね!」
純、いや貞男は「えへへへ」と恥ずかしそうに頭を掻くと、そのまま浜辺に向かって走り出した。
「おい!サダ、どこ行くんだ!」
「ちょっと海辺を走って来る!」
貞男はそう言うともう海の家を飛び出してしまっていた。
「福田おじさんが終わるまでにちゃんと帰ってくるんだぞー!・・・・」
「はーい!・・・・」と貞男の声が遠くの方で聞こえていた。
走り去って行く貞男の後ろ姿を見つめながら「ったく、しょうがねぇヤツだ」と笑うと、机の上の薬缶の下に隠すようにして置いてあった一通のハガキをふと見つけた。店長父さんはマキを焼べる手を休め、真っ黒に煤で汚れた軍手を片方ずつ取り外した。それは東京から今朝届いたばかりの1枚の絵葉書だった。

貞男は夜の砂浜を走った。砂に足を取られながら、もう童貞とはオサラバだ!と心で叫ぶ。しかし、なんで幼少の頃の蛍はあんなに可愛かったのに、大きくなるにつれてみるみると歯グキが飛び出し、競走馬のようになってしまったのだろうか。しかも、北の国からが終わってしまってからというもの、蛍はまったくテレビに出なくなってしまったわけで、僕の中では密かに蛍死亡説が浮上しているくらいであり、もしかしたら蛍は、本当は久本雅美なのではないだろうかと草太兄ちゃんが雪子おばさんに話しているのを聞いてしまったわけで、僕はとってもドキドキしていた、あれほど可愛かった蛍が久本雅美になってしまったのかと思うと胸がドキドキとして吐き気がしていた・・・・




「おい!おいサダ!聞いてんのか!」

店長の声で「はっ」と我に帰った貞男は、「と、父さん、蛍はマチャミだって本当ですか!」と聞いた。
「なに言てんだよ、それになんだよ父さんって」
店長が不審な表情で貞男の顔を覗き込んだ。
「あれ?・・・あ、そっか、ははははは」
「それより、福田が終わったみたいだぜ。さっきエリカには携帯で説明しておいたから、さ、早く行ってこいよ」
店長がそう言うと、そこに満足そうな顔をした福田が帰って来た。
「いやぁ~東京のジョシコーセーってのは、ホントにエッチだね~」
そう言いながら海の家に入って来た福田は貞男の顔を見るなり「おっ!」と足を止めた。
「愛しのエリカちゃんがサダちゃんの事を待ってたぜ~早く行ってやりなよ~」
福田は股間を揉みながらニヤニヤと笑い、そして照れながらゆっくり立ち上がる貞男の尻をパーン!と叩いた。

               6

恐る恐るシャワー室の扉を開けると、洗面所の前に座って煙草を吸っていたエリカが横目で貞男を睨んだ。

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「・・・す、すみません・・・」
貞男はエリカのそのカミソリのように鋭くも美しい視線に脳がクラクラするほど目眩を感じた。

「何してんのよ・・・虫が入って来るじゃない、早く閉めてよ」
エリカはフーっと煙を吐きながら横目でドアを見た。
「あ、あ、すみません、はい・・・」
物凄く焦っている貞男をジッと見ていたエリカは「キモッ」と吐き捨てるように言うと、スッと立ち上がりTシャツを脱いだ。
貞男の目の前に、エリカの日焼けした大きな胸がいきなり飛び込んで来た。

「うっ!・・・・す、すみません・・・はい」
貞男はそのあまりにも形の良いエリカの胸を前に、もう何が何だかわからなくなり馬鹿になってしまっていた。
「あのさ、何度も言うけど、その『すみません』ってのヤメて欲しいんだけど」
エリカはそう言いながら脱いだTシャツをおもいきり貞男の顔目掛けて投げつけた。貞男の顔にエリカの脱ぎたてのホヤホヤのTシャツが覆いかぶさる。貞男はエリカの汗の匂いを存分に吸い込みながら「・・・すみません」と謝ったのだった。


「で、どうすんの?」
シャワーを浴び終えた貞男に、脱衣場でメールをしていたエリカが、携帯画面を見ながら貞男に話し掛けた。
「ど、どうする、と、申しますと・・・」
「あん?」と、喰わえ煙草のエリカが貞男の顔を睨みつけた。
「だから、ヤるのかヤらないのかって聞いてんだよ」
「・・・はい、・・・ヤりたいです・・・はい、すみません」
エリカは「チッ!」と舌打ちすると、「じゃあこっち来なよ」と面倒臭そうに言った。

貞男は全裸のまま脱衣場の上に寝転ばされた。エリカは脂肪だらけの貞男の体を見て「お前、豚だろ?」と言ってケラケラ笑った。
貞男にとって物凄く屈辱だった。恥ずかしさのあまりシャワー室を飛び出して、もう一度蛍の悪口を叫びながら砂浜を駆け回りたいとさえ思った。
しかし、恥ずかしいのだが、不思議な事にエリカから受けるその屈辱的な言葉や態度が妙に股間をムズムズとさせるのだ。
(やっぱり僕はMなんだろうか・・・・)

エリカは貞男の縮まった包茎ペニスを見るなり「うわぁ・・・シュウマイみたい・・・」と驚き、勝手に何枚も写メを撮った。そしてゴキブリの死骸でも摘むような手つきで貞男のペニスの先を摘むと、「とっととイってよね」と言いながら、ソレを上下にシゴき始めたのだった。

しばらくの間、重たい空気の中、シャワー室にはクチュクチュというペニスをシゴく音が響いていた。
勃起している貞男のペニスの先からは大量の我慢汁が溢れ出していた。エリカは指にネチャっと付いたその汁を恐る恐る鼻に近付け「何、このニオイ・・・おまえ、人間じゃないだろ」と顔を顰めた。
そうやってエリカに貶される度に、貞男の興奮度は更に上がって行く。

「あのぅ・・・胸、触っても・・・」
「ダメ」

「・・・あのぅ・・・パンツを脱いでもらっても・・・」
「無理」

「・・・あのぅ・・・・」
「ヤダ」

そんな調子でシコシコが続けられていた。しかし、本来ならばすぐにでも射精しそうな貞男なのだが、その日は緊張のあまりなかなかイキそうにならない。そのうちエリカが切れはじめ「早く出してよ」とおもいきり貞男のペニスをつねった。
「うっ!」
そのあまりの痛さに身を捩らせた貞男だったが、しかし、その痛さが想像を絶するほどの快感に変わったのに気がついた。

「やっぱりMだよな」
エリカが薄ら笑いを浮かべながら貞男の性癖を見事見破った。
「・・・そ、そうなんですかね・・・自分じゃよくわからなくて・・・」
「そうだよ。絶対Mに決まってる。だって私、Mの人とプレイした事あるもん」
エリカは自慢げにそう言いながら立ち上がると、ニヤニヤと笑いながら貞男を見下ろした。
「Mの人ってさ・・・こうされると凄く喜ぶんだよね・・・」
エリカの足の裏がいきなり貞男のペニスを踏みつけた。

「ウッ!」
エリカの足の裏がコリコリっと勃起するペニスを踏みつけグニュグニュグニュっと掻き回し始めた。
「あっ・・・あぁ!」
あまりの快感に思わず貞男は女のような悲鳴を上げてしまった。それをニヤニヤ見つめているエリカも満更ではなさそうな表情に変わって来た。

「気持ちいいだろ?」
ノリノリになってきたエリカが女王様のような口調でそう聞いた。
「はい・・・ハァハァ・・・もっと乱暴にして下さい・・・」
「こうか?」
エリカは瞳を怪しく輝かせながら、足の爪先を亀頭に押し付けた。
「あぐぅ!」
貞男は痛みと快感とがごっちゃまぜになって何が何だかわからなくなってきている。

「あはっ!」
足下で悶え苦しむ貞男を見下ろしながら、エリカは嬉しそうに笑った。エリカはこのイジメに似たプレイが楽しくなって来ていた。貞男をMと見破ったエリカは紛れもなくSであったのだ。

「お願いします・・・胸を触らせて下さい・・・」
包茎ペニスを踏みつけられながら悲願する貞男。それを見下ろしながらエリカは笑った。
「そんなにコレが触りたいの?・・・・」
エリカは貞男を挑発するかのように大きな胸の先にある小さな突起物をコリコリと触って見せた。
「はい!・・・お願いします!・・・」
「ふふふふ・・・。絶対にダメ」
エリカはそう言いながら、泣きそうな表情で悶えている貞男を見つめ更に激しく乳首を転がした。

「それじゃあ、アソコを・・・アソコを見せて下さい・・・」
貞男は、店長にズホズホと激しく出し入れされていた白濁が溢れるエリカのアソコを思い出していた。
「どうしようかな・・・」
エリカはそのまま寝転ぶ貞男の顔を跨いだ。股の下で目をギラギラさせながらパンティーの股間を見つめる貞男を見下ろし、ふふふふふっと怪しい笑みを浮かべた。

貞男は、エリカのパンティーの股間部分が濡れてシミになっているのを発見した。エリカは感じている。エリカは僕を苛めながら感じているんだ・・・・

「この中、見たいか?」
エリカは貞男の肉付きの良い頬を足で踏みつけながら聞いた。
「はい・・・お願いします・・・」
「じゃあ、オナニーしてみろ」
エリカはそのまま体の向きを変え、貞男を跨いだまま包茎ペニスを見下ろした。
貞男はエリカの股間を覗き込みながらペニスを上下にピストンさせた。そしていつものように左手の人差し指を皮の中に入れ、皮の中の亀頭をグリグリと刺激した。
「へぇ~・・・包茎ってそうやってオナニーするんだ・・・」
エリカは不思議そうにソレを眺めながら、「私をネタにオナニーした事あるだろ?」と聞いて来た。
「・・・はい。毎日、エリカさんの事を考えてオナニーしてました・・・」
「どんな想像してたのよ」
「・・・エリカさんの下着とか・・・エリカさんのアソコを舐めたりとか・・・・」
さすがに、カレイの煮付けのニオイまでは話せなかった。

ふいにエリカが腰を下ろした。貞男の顔の上にしゃがんだ状態になると、ふいに前屈みになり包茎の皮を摘まみ上げ、それをおもいきり引っ張った。

「うっ!」
あまりの激痛に貞男はおもわず声をあげた。
「うわぁ・・・すんごく伸びるんだなコレ・・・」
エリカは興味津々で包茎の中を覗き込んでいる。そのおかげで、貞男の顔の前には、息がかかるくらいの距離でエリカの股間が広がっていた。

舌を伸ばせばパンティーの股間が舐められる距離だった。しかし、勝手にそんな事をすると、せっかくノリノリになっているエリカの機嫌を損なう恐れがある。貞男は黒くシミになっているその部分にチューチューと吸い付きたいのを我慢し、ただひたすらにエリカのおもちゃにされているだけだった。

「見たいか?」
しばらくの間、無言で包茎オナニーを見続けていたエリカがふいにそう言った。
「はい!・・・・お願いします!」

貞男の目の前に、カラフルにネールされたエリカの指が現れた。その指がパンティーの股間の小さな布切れに引っかかる。
「ほら・・・」
エリカの言葉と同時に、その指が小さな布切れを横にズラした。

中はグッチャグチャに濡れていた。テラテラと輝く汁はエリカの黒ずんだビラビラをまるでナメクジのようにヌルヌルとさせていた。
エリカにバレぬよう、こっそりと鼻を近づけニオイを嗅いでみる。
穴の中心部分は、スーパーの鮮魚売場を通りかかった時にプ~ンと漂って来るような生臭さが微かにしたが、しかし、全体的にはシャワー室に設置してあるボディーソープ「ビオレ」の香りが漂っていた。

「舐めたいか?」
貞男の足下から信じられないようなエリカの言葉が聞こえて来た。
「はい・・・・」と、半信半疑な貞男は、どうせ何かオチがあるんだろ、と力ない返事で答えた。
「濡れてるだろ、私のココ。・・・でもな、コレは店長や福田さんの精子なんだ・・・それでも舐めたいか?」
さすがの貞男もこれには参った。エリカのモノならたとえウンコだってゲロだって食べてしまうだろうが、しかし、他人の精液を舐めろと言われるのはさすがの貞男も引いてしまった。

「あ、洗ってないんですか・・・」
「いくら洗っても無駄。あいつら勝手に中出ししてるから、少し時間が経つと奥の方からトロトロと出てくるんだから・・・」

貞男は何故か無性に悲しくなった。いくら金の為とはいえ、ここまでして売春をする必要があるのだろうかと、怒りに満ちた悲しさが貞男の胸を締め付けた。

「僕はかまいません。エリカさんのココが綺麗になるよう、一生懸命舐めさせてもらいます」
その言葉を聞いて、エリカは無言でパンティーを脱ぎ取った。エリカの引き締まった下半身が露になり、丁寧にカットされている陰毛がまるで芸術作品のように白い肌の上に浮かび上がった。

店長達に好き放題に汚された穴が貞男の目の前でパックリと口を開いた。
「ちょっと触ってもいいですか・・・」
貞男の言葉にエリカの返事はない。エリカは貞男の太ももに顔を押し付けたまま無言で尻を突き出しているだけだった。

貞男は勝手に指を穴に這わせた。初めて触る女性器、ヌルヌルと濡れたそのビラビラはイカの塩からのような感触だと貞男は思った。
エリカの腰を抱きしめる。びっくりするほど細いウエストにはほどよく腹筋がガードされていた。
腰をしっかりと片手で固定すると、頭を持ち上げ、エリカの穴に唇を触れさせた。
納豆のようにネバネバとした生臭い汁が唇にまとわりつく。それが店長や福田の精液だと思うと吐き気がするが、しかし、少しの間でもそれがエリカの膣の中に入っていたものだと思うととたんにそれが愛おしくなるのが不思議だった。

恐る恐る舌先を出し、ポッカリと穴の空いた膣に舌を伸ばした。舌を伝わり生暖かい汁が口の中に入って来た。オブラートを口の中で溶かしたような濃厚なヌルヌル感が口の中に広がる。
貞男の太ももに顔を押し当てていたエリカが「ウフン・・・」という小さな息を漏らした。貞男は脳がクラクラとした。コレが動画を見てのオナニーならば今の「ウフン・・・」の吐息でイッていたに違いない。

犬のようにただひたすらピチャピチャと舐め尽くした。エリカの体の一部分、例えば手や足などに触れるというだけで脳がクラクラするのに、今はなんとアソコを舐めているのだ、それを考えると今自分が置かれている立場は本当に幸せだと心からそう思う貞男だった。

股間を舐めまくる貞男の目の前に、突然エリカの細い指が現れた。
「ココ・・・」
エリカはそう言うと、ヌルヌルに濡れている穴よりももう少しヘソのほうに指をやりながら、ソコを指でクリクリと弄っていた。フサフサの陰毛を両手で掻き分け、エリカが「ココ」と指差した部分を見ると、ソコには小豆のような形をした豆がプックリと膨らんでいた。
(これが噂のクリトリスだな)
どこで誰が噂しているのか知らないが、童貞の貞男にとってクリトリスとは上級者だけが触れる事のできる部分である。貞男はソコに静かに舌を這わせながら、東京に帰ったらさっそく2ちゃんねるに「女子高生のクリトリスを舐めましたがなにか」と書いて、皆に自慢してやろうと考えていた。

クリトリスを舐め続けていると、エリカの「ふんふん」という鼻息が徐々に激しくなって来た。
その声を聞いて我慢できなくなった貞男は、今まで放置されていたペニスに手をやり、クリトリスを吸いながらペニスをシゴいた。

「吸ってばかりじゃなくってもっと舌を動かしてよ・・・」
「・・・はい・・・すみません・・・」
貞男は舌を突き出し「レロレロレロレロレロレ」と激しく舌を上下に動かした。
「あぁぁぁ・・・・」
今まで「息」だったのが「声」に変化した。貞男はひとりのオンナに「声」を出させた事をとても誇らしく思い、これもさっそく2ちゃんで自慢してやろうと嬉しくなった。

「あん、もう我慢できない!」
エリカはそう言うと突然立ち上がり、体の向きを変えて貞男の顔の上に跨がった。
顔の上でウンコ座りするエリカが股の下の貞男を見下ろしている。
「ねぇ、シッコしていい?」
エリカは真顔でそう言った。
「え?・・・ここで・・・ですか?」
貞男がそう聞いた瞬間、エリカの大きくM字開脚された股間から「シャッ!」と少しだけ小便が飛び出した。
「あぁぁ、もう無理、するよ」
眉間にシワを寄せたエリカが、股の下の貞男を切なそうな目で見下ろしながらそう言うと、大量の小便が放出され、貞男の顔面に降り注いだ。

「うっ!」とおもわず目を綴じてしまったが、しかし、こんな経験はそうあるものではない。いや、もしかしたら今後の貞男の人生において二度とないかも知れない。貞男はそう思いながら、恐る恐る目を開いた。
パックリと開いた穴から透明の小便が噴き出ていた。ふと、エリカと目が合う。貞男がゆっくりと口を開くと、エリカは腰を少しズラして貞男の口の中に小便を放った。
口の中で、ドボドボドボドボドボ・・・・という音が響いていた。エリカはそんな貞男を見下ろしながら自分でクリトリスを弄り始めた。
貞男は口の中に溜まる小便をゴクゴクと音を立てて飲んだ。今ならウンコだって食べれるぞ、という興奮状態に陥っていた貞男は、そのままエリカの穴の中に頭を突っ込み、体ごとエリカの中に入り込み、明日からはエリカの赤ちゃんとして生きていってもいいとさえ思っていた。

チョロッ・・・チョロッ・・・と小便が止まる。しかしクリトリスを擦るエリカの指の動きは激しくなる一方だ。
「入れたい?・・・エリカのココに入れたい?」
エリカは苦しそうにハァハァと息を吐きながら貞男にそう聞いた。
「はい・・・入れたいです・・・」
「・・・ほら・・・こんな風に・・・ココに入れたい?」
エリカは両手で穴を広げると、ゆっくり人差し指を穴の中に挿入した。
「あぁぁ・・・入れたいです・・・お願いします・・・入れさせて下さい・・・」
貞男は苦しそうにそう言うと、ペニスをシゴいていた手を急に止めた。イキそうになったからである。
「どうして止めるの・・・ちゃんとシコシコしなさいよ・・・」
エリカがキッと睨んだ。
「い、い、イキそうなんです・・・」
「・・・出したいの?」
「・・・・・・」
「店長や福田さんみたいにこの中で出したい?」
「・・・はい・・・出したいです・・・」
エリカの穴からトロッと白濁の汁が垂れ落ちた。それは今までのネバネバとした汁ではなく、ドロリとした濃厚な汁だった。

エリカはゆっくりと立ち上がると、貞男の体に覆いかぶさるようにして貞男の体を抱いた。エリカの柔らかい肌が貞男の体を優しく包み込む。
エリカの体はそのままゆっくりと足下へと下がって行った。エリカの大きな胸がペニスに擦れ、おもわず射精しそうになる。
エリカの顔がペニスの前に来ると、エリカの体はそこで止まった。
「シコシコしなさいよ・・・」
貞男は言われるままにエリカの顔の前で包茎ペニスをシゴき始めた。貞男の両足の上でエリカの小さな体が揺れていた。エリカは貞男のオナニーを真正面に見ながら、オナニーを始めたのだ。

童貞の貞男には刺激の強すぎるシチュエーションである。イキそうになるのを何度も堪えながら貞男は「もう、もうイキそうです!」と叫んだ。
「ハァハァ・・・いいわよ・・・見ててあげるから出しなさい・・・ハァハァ・・・」
エリカはそう言うと、貞男の真ん丸な金玉をチロチロチロッと舌先で舐めた。

金玉を舐められた快感が脳を突き刺した。まだ早い!イクのはまだ早い!もったいないぢゃないか!と、貞男の頭の中で誰かが叫んだ。きっとあまりにも女と縁がなかった貞男を哀れんでいた守護霊様かもしれない、と貞男はふと思い、昨年他界した爺ちゃんに「ありがとう」と心の中で呟いた。

貞男の足の爪先に小刻みに動き回るエリカの指が当たっていた。その指の速度が尋常ではない。もしかしたらエリカもイキそうなのではないだろうかと心配になった。なぜなら、もし自分が行く前にエリカがイってしまったら、とたんにエリカの態度が急変し、もう二度と女性器を見せてくれたり金玉をチロチロしてくれなくなるのではないかと心配になったのだ。

「あぁぁん!・・・ハァハァ・・・あん!」
エリカは腰をクネクネと動かしながら貞男の金玉をベロリと舐めた。
貞男は今イッたほうがいいのだろうか?と迷った。
「あっあっあっ・・・あん!」
エリカの声はみるみると激しくなって来る。
(よし、そろそろイッたほうが良さそうだな)
貞男は射精準備に取りかかった。この状況ならエリカの顔面に精液を掛けてもエリカは怒らないだろう、と考えた貞男は、同時に「女子高生に顔射しましたがなにか」と2ちゃんに書き込んでやろうとも考えた。

と、その瞬間、信じられない光景が貞男の目の前で起きた。
なんと、アンアンと悶え苦しんでいるエリカが、貞男のゴミ収集車のようなニオイを放つ包茎ペニスをパクッと喰わえてしまったのだ。
生暖かいエリカの舌が分厚い皮の表面を走り回っていた。突然の出来事に戸惑った貞男は、ひとまず射精準備の解除を脳に通達し、痛さで気を紛らわせようと小指をおもいきり噛んだ。
ウグウグと声を漏らしながら包茎ペニスをしゃぶるエリカはまるで獣のようである。ついさっき貞男が見た、正常位で店長にペニスを突き刺されている時と同じ獰猛な目付きをしていた。
(もしかしたらペニスを噛みちぎられるのではないだろうか・・・)
貞男は怖くなった。怖くなったが、しかしだからヤメてとはたとえ今ここに大津波が来て全てを流し尽くしてしまったとしても言わないであろう。
貞男は、どうせ噛み千切るのなら皮の部分だけを噛み千切ってくれないだろうか・・・と思いながら、恐る恐るエリカの獰猛なフェラシーンを見つめていた。

しかし、エリカの舌が皮の中に侵入して来ると、そんな暢気な事を考えている暇はなかった。それはかなり気持ちいいのである。皮の表面を舐められるのと皮の中を舐められるのとでは、モナカアイスのカワだけを食べるか、それとも中身のアイスを食べるかくらいの大きな差があるのである。

エリカは、小さな舌で皮の中の亀頭をグリグリと刺激し、そして竿の部分を指でシゴき始めた。エリカはしゃぶりながら「うぅぅぅぅ!」と呻くとクリトリスを弄っていた指が今まで以上に激しくなった。
貞男は限界だった。「はっ!」と思った瞬間に尿道にニュルッという感触が走った。
「出ます!」
両足をピーンと引き攣らせながら貞男が叫ぶと、エリカも同時に「うぅぅぅぅぅ!」と体を引き攣らせたのだった。


               7

お盆が近付くにつれて海水浴に訪れる客はみるみると減って来ていた。貞男のバイト期間も残す所あとわずかとなっていた。
ピークを過ぎて幾分か涼しくなってきたように思えるが、しかし貞男とスケキヨのいる厨房は相変わらずサウナのようにムンムンと熱気を帯びていた。

先程から何度も何度も厨房を抜け出しては座敷を覗いていた貞男は、3番テーブルの客がビーチから帰って来るなり、慌てて厨房を飛び出した。
ペラペラのビーチサンダルで砂を蹴りながらビーチに飛び出した貞男は、波打ち際で佇んでいるエリカの足下に勢いよくヘッドスライディングした。
真っ白な水着姿のエリカをナンパしようとしていたトライバルタトゥーの男達が、いきなり飛び込んで来た豚のような貞男を呆然とした顔で見ている。
「エリカ様!3番さんが帰って来ました!」
貞男は口の中に入り込んで来た砂をペッペッと吐き出しながらそう叫んだ。
「よし!」とエリカはバッと立ち上がると、ナンパ男達など目もくれず海の家に向かって走り出した。

「おまえ・・・なに?」
エリカをナンパしようとしていた真っ黒に日焼けした金髪頭が、すっとんきょな顔をして貞男に聞いた。
「はい、僕はエリカ様の奴隷です、はい、すみません」
貞男は白豚のようなブヨブヨの体を起き上がらせると、エリカの後を追って走り出した。

貞男が海の家の裏に行くと、シャワー室の板壁を覗いていたエリカが「しっ!」と人差し指を唇の前で立てた。
貞男はデブ特有のハァハァ声を押し殺しながら、静かにエリカの後ろに近寄る。

エリカが覗いているのは、3番テーブルの客。近くでサーフィンをしていた中年男性だった。

「・・・どうですか?」
貞男はヒソヒソ声でエリカに話し掛けた。
「凄い・・・思った以上にデカいね・・・・」
エリカは持っていたデジカメを板壁の隙間に入れながら、何度もシャッターを押した。
「形はどうですか?」
「・・・うぅん・・・形はイマイチだけど、でも長さも太さも今までで最高だよ・・・」
必死にシャッターを押しているエリカの尻を貞男はそっと覗き込んだ。

股間の部分がじっとりと濡れ、大きなシミを作っていた。
「・・・エリカ様、アソコ、濡れてますよ・・・」
貞男がそう言うと、「うるさい。今、それどころじゃない」とエリカは再びシャッターを押した。

そんな貞男は、エリカと「ある約束」をしていた。

あの晩、結局童貞を捨てれなかった貞男に、エリカは「バイトが終わったら東京でヤラせてあげるよ」と言ってくれたのである。
ただしそれは、海の家のバイト料を全額エリカに渡すという条件付きでの約束だった。

しかし、貞男はそれでもよかった。いや、たとえエリカとセックスができなくとも、バイト料を全額取られようとも、それでも貞男は満足していた。

「あぁ、こんな大事な時におしっこしたくなっちゃった」
デジカメを覗き込みながらエリカが両足をバタバタとさせた。

デジカメのスイッチを切り、「貞キチ!」と叫びながらエリカが振り向くと、そこには口を大きく開けた貞男が寝転がっていた。

そう、今の貞男はエリカの人間便器として、エリカから重宝されているのである。

そんな貞男は、たとえ一生童貞のままでも一生エリカの便器として使われるのであればそれでいいと満足していたのであった。

(おわり)

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