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吐泥(へろど)19

2013/06/13 Thu 00:01

 童貞青年を性玩具にする妻。実に魅力的な寝取られプレイだったが、しかしそんな私の企みは脆くも崩れた。妻はそんな私の企みを予感していたのか、アイスコーヒーとアイスティーを持った青年がこちらに向かって来るなり私のペニスから手を離し、それまでだらりと緩ませていた股を、いきなりギシッと閉じてしまったのだ。

 実は私は、青年がテーブルの上にアイスコーヒーを置くのを狙っていた。その瞬間、わざとそのアイスコーヒーに肘をぶつけ、それを床にぶちまけようと企んでいたのだ。そうなれば当然、青年は慌てて床のコーヒーを拭き始めるだろう。真面目そうな青年は、きっとテーブルの下にまで頭を潜らせながらせっせと拭き始めるだろう。そこで青年は妻の性器を間近に見せつけられるのだ。グジョグジョと指が蠢き、いやらしい汁がダラダラと溢れるその卑猥な光景を間近に見せつけられた童貞は、激しく興奮するに違いなかった。
 そして、更に追い討ちをかけるかのように、妻の顔を私の股間に押し付けてやるつもりだった。その時の妻は、見ず知らずの青年に陰部を見られているというこの異常な状況に、極度な興奮状態に陥っているはずであり、だから妻は、迷うことなく私の肉棒にしゃぶりつくに違いなかった。

ウツボ78

 そこまで青年に見せつけておき、青年の興奮状態を見計らった上で、私がソッと青年に誘いの手を差し伸べるのだ。「私たちの部屋に遊びに来ないか?」と……。
 それが私の企みだった。だから私は妻の妖艶な手コキに必死に耐えながら、彼が来るのを待っていたのだが、しかし、またしてもドタキャンされた。あと一歩のところで全ての行為を強制終了され、無残にもドタキャンされてしまったのだった。

 無念に顔を歪めていた私は、今の妻のこの状態ではまだまだ安心できないと思った。このままではサウナの入り口でドタキャンされる可能性も高く、何かもっと強烈な楔(くさび)を、今のうちに妻の精神に打ち込んでおかなければと改めて思い知らされた。

 妙に冷め切った空気の中、私は無言でアイスコーヒーを啜った。香りもコクも全く感じられない黒い水だった。それでも喉が渇いていた私は、それを一気にズズズッと飲み干し、まだ半分以上アイスティーが残っている妻に、「行くぞ」とボソッと呟いた。
 スタスタとレジに向かう途中、またしても妻が「何か怒ってる?」と聞いてきた。私はそう首を傾げている妻の顔を覗き込み、「あたりまえだ」とぶっきら棒に吐き捨てた。
「どうして怒ってるの?」
「キミがドタキャンするからだ」
「ドタキャン? 私が何をドタキャンしたの?」
「あの店員にオマンコを見せなかった」
「私、そんな事するなんて言ってないわよ」
「ああ、言ってないさ。言っていないとも。言ってはないが、しかしキミのアソコは濡れていた。それに私がそれを提案した時、キミは黙ったまま私のチンポもシコシコした。あれは明らかにそれに合意したという意思表示じゃないか!」
 突然そう声を荒げると、妻は慌てて辺りを見回した。そして素早く私の袖をギュッと掴むと、「大きな声で変なこと言わないでよ」と、私の目をキッと睨んだのだった。

 妻のその目に、私は素直に(マズい)と思った。ここで妻を怒らせてしまっては今後の計画が全て台無しになってしまう恐れがあるのだ。が、しかし、だからと言って、ここでいきなり態度を急変させるのも良くなかった。ここで私が妻に気を使い、下手に出るような事になれば、今後、この旅行においての主導権は妻が握ることになるだろう。そうなれば、それこそサウナの計画など夢のまた夢となり、インチキレビューだらけの食べログ人気店をぐるぐる回るだけのバカ旅行となってしまうのだ。
 だからこそ引けなかった。たとえ妻が、怒ろうが、嫌がろうが、泣き喚こうが、ここは絶対に引いてはいけない場面だった。そう思いながら私は黙ってレジに進んだ。今の妻はSになりかけている。そんな妻を一気にドMのヘドロの中に沈めるような、そんな何か強烈なダメージはないものかと考えながら進んだ。
 レジの前で足を止めると、奥の厨房からヌッと顔を出した童貞青年が、「ありがとうございますぅ」と語尾を伸ばしながら出てきた。全然忙しくないくせに忙しいふりをしているのが妙に痛々しく、こんなヤツにチンポやマンコを見せなくて良かったとつくづく思った。
 童貞は私から伝票を受け取ると、「ご一緒でよろしかったですか?」と聞いた。当たり前だ見ればわかるだろいちいち聞くなゆとりバカ、と心の中で呟きながら「はい」と答えると、童貞は、アイスコーヒーとアイスティーで……と独り言のように呟きながらそれをレジに打ち込み、満面の笑顔で「千百五十円になりますぅ」と、また語尾を伸ばした。その笑顔と口調にイラっとしながらポケットに手を入れると、ふと妻のパンティーが指先に触れた。
 途端に(これだ!)と思った。これなら妻にM的な羞恥ダメージを与えられると確信した。チラッと後ろを見ると、妻はまだ不機嫌な顔をして突っ立っていた。心の中で、(そんな不貞腐れた態度も今のうちだぞ……)と呟きながら、それをポケットの中からソッと摘み出した。そしてそれをレジカウンターの上にバサっと置くと、そのネトネトに濡れたクロッチを童貞の前で広げ、「あれ……財布はこっちだったかな……」と、わざとらしくもう片方のポケットを弄り始めたのだった。

ピンク

 童貞は瞬き一つせず、ぐっしょりと濡れた卑猥なクロッチを横目で見ていた。それは、誰が見ても使用済み下着だった。又、この状況から見て、その下着の持ち主がそこにいる女である事は一目瞭然だった。
 私はそんな童貞の顔をチラチラと確認しながら背後の妻に振り向いた。そして「財布が見当たらないから、そっちで払っておいてくれ」と言いながら妻にその場所を譲った。「えっ? 財布がないの?」と驚いた妻は、取り敢えず支払いだけ済ませようとバッグから財布を取り出した。そして「おいくらですか?」と改めて聞きながら一歩前に出た瞬間、それを見つけた妻の目がギョッと見開いた。

「あ、はい、千百五十円になります」

 そう慌てて答える童貞は、もはや語尾を伸ばしていなかった。妻は自分の汚れた下着を愕然と見つめたまま、財布の中から千円札を二枚取り出した。そんな妻の指は震えていた。重なった二枚の千円札が、震える妻の指でカサカサと乾いた音を鳴らしていた。

「二千円お預かりします」

 そう童貞が金を受け取ると、妻のその指が恐る恐るパンティーに伸びた。どうやら妻は、童貞がお釣りを数えている間に、さりげなくそれを取り戻そうとしているらしい。
 そんな妻の表情は羞恥で歪んでいた。そのネトネトに濡れているそれは、紛れもなく自分の陰部から滲み出た恥汁であり、そんな汚物を、こうして公然と赤の他人に見られるというのは、女の妻にとってはきっと凄まじい羞恥に違いなかった。
 このダメージによって、この後、妻がどう出るかは、もはや賭けだった。怒り狂ってこのまま東京に帰ってしまう可能性もあれば、このままMのヘドロの中にどっぷりと沈む可能性もあった。だから私は、ドキドキしながら妻の表情を伺っていた。丁と出るか半と出るか、それによって今後の私たちの夫婦の関係も変わり、そしてこの小説のストーリーも大きく変わるのだ。
 妻は顔を真っ赤に紅潮させながら、そこでベロリと広げられているパンティーに恐る恐る指を伸ばしていた。その表情は激怒しているようにも見え、不意に私は悪い予感を覚えた。が、しかし私は、ふと、妻のその指がパンティーに近づくにつれ、妻の表情がジワジワと変化し始めている事に気づいた。それはあの時に見た、羞恥が欲情へと変わっていく瞬間によく似ていた。

 あの時とは、今から半年ほど前の出来事だった。妻が入浴中、何気に私が風呂場のドアを開けると、妻はタイルの上にしゃがみながら小便をしていたのだ。

ウツボ80

 妻は私に気付くと慌てて太ももにシャワーをあて、証拠隠滅を図ろうとした。しかし、しゃがんだ妻の足元には黄金色に染まった水が広がり、それを完全に隠し通すことはできなかった。
「小便してるのか?」と聞くと、妻は「してないよ」と平然と嘘をついた。そう嘘をつく妻に異様な欲情を覚えた私は、いきなりズカズカと浴室に入り込み、正面から妻の股間を覗いてやった。
 案の定、しゃがんだ股からはシャーっと小便が吹き出していた。妻は真っ赤な顔をしながら「あっちに行ってよ」と怒っていたが、しかし女の小便はすぐには止まらないらしく、そのままそれを黙って見られるしか方法はなかった。
 私はそんな妻に「股を開いて見せてみろ」と言った。そう言いながらズボンのボタンを外し、勃起したペニスをシコシコとシゴいて見せた。妻は「いやよ、出てってよ」と嫌悪を露わにしていたが、しかし、そんな妻の表情に、羞恥に駆られたマゾの欲望が浮かんでいるのを私は見逃さなかった。
 だから私は、わざとシコシコとシゴくペニスを妻に向けながら、「ほら、早く股を開くんだ、小便しているそこに精液をぶっかけてやるから」と言った。すると妻は、今にも泣き出さんばかりに顔を顰め、「もう、出てってよ……」と声を震わせたが、しかし、そう言いながらも妻は股をジワジワと開き始め、その惨めな排尿シーンを私に見せつけた。

ウツボ81

 小便が吹き出る陰部からは、小便とは違う汁が垂れ、それがタイルの床に向かってニトーっと糸を引いていた。妻は排尿シーンを見られながら興奮していたのだ。
 やはり妻はMだった。そう思った私は、まだ小便をしている最中の妻をその場に立ち上がらせようとした。すると妻は、抵抗することなく素直にそれを受け入れ、小便を垂れ流したままその場にゆっくりと立ち上がった。
 壁に手をつかせ、尻を突き出させた。尻肉の片側を乱暴に押し開くと、股間の裏側から溢れる小便が太ももにダラダラと垂れているのが見えた。羞恥に駆られた妻が、「もうやめて……」と声を震わせた。それでも私は太ももの裏側に流れる温水を手で掬い、わざとジュルルルっと下品な音を立ててそれを飲んでやった。すると、更に羞恥に駆られた妻が、自らの意思で尻を動かし始めた。「お願いだからやめて……」と言いながらも、早く入れてとばかりに腰をコキコキと振り、その尻肉を私のペニスにグイグイと押し付けてきた。
 私は、卑猥に揺れ動くその尻を見下ろしながら、(こいつは本物のマゾだ)と確信した。そして、(このメス豚めが)と心で呟きながら、その死んだ赤貝のようにだらしなく口を開いていた穴に向けて一気に腰を突き上げた。
 何の障害もなくペニスがヌルっ滑り込むと、妻は背中を仰け反らせながら「あんっ」と天井を見上げた。そしてそのまま腰を振り、くちゅくちゅと湿った音と、ハァハァと切ない息を浴室に響かせた。
 そんな妻の淫らな姿に目眩を感じるほどの興奮を覚えた私は、立ったまま腰を振る妻の腹を抱きかかえた。そしてそのまま機械のように高速で腰を振りまくり、更に妻をマゾのメス豚として狂わせてやったのだった。

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 あの時の、あの排尿を見られている時の妻の表情と、今の、この汚れた下着を見ず知らずの店員に晒されている時の妻の表情は同じだった。激しい羞恥が性的興奮へと変化した時の、マゾ女独特の歪んだ快楽がそこに滲み出ていた。
 そんな妻の指が、カウンターに投げ捨てられたパンティーに触れようとしていた。妻の変化に気づいていた私は、素早く妻の体を押しのけ、カウンターの前に立った。そしてそのパンティーをサッと横取りすると、お釣りを出そうとしていた店員に「これ、凄いだろ」と笑いかけた。
 隣にいた妻と、正面にいた店員の顔が、一瞬にして硬直するのがわかった。
 私は背筋をゾクゾクさせながら指でパンティーを開いた。そしてそのネトネトに汚れたクロッチを店員に見せつけながら、「この女のパンツだよ」と下品に微笑み、それを目の当たりにしていた妻をヘドロの中に突き落としてやったのだった。

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(つづく)

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