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吐泥(へろど)41

2013/06/13 Thu 00:01

 サムソンは、握りしめた私の肉棒を、亀頭から根元まで、ゆっくりゆっくり丁寧に上下させ始めた。
 突然のことで驚いてはいたが、しかし、妻の裏切り行為を目の当たりにされ、激しい異常性欲に駆り立てられていた私は、その慣れた手の動きに抵抗することもできず、素直に快感を得ていた。
 恐らく妻も、今の私と同じ感覚だろうと思った。頭では今のこの状況が非常に危険だとわかってはいるが、しかし肉体は外道たちの愛撫を更に求め、もはやそこから逃れられなくなってしまっているのだ。
 これは、明らかに異常性欲者の症状だった。異常性欲というのは、一度発症してしまうと、例えどんな状況であろうと自分の意思では止められなくなり、とことんまで堕ちてしまうものだった。
 そんな女を以前私は見たことがあった。
 それは三年前、痴○ン常習者たちで結成される『埼京線倶楽部』のイベントに参加した時のことだった。

 そのイベントというのは、二十人近くの痴○ン男達が一車両に同時に乗り込み、一人の女を全員で陵辱してしまうという、実に卑劣なイベントだった。
 その日のターゲットは、なんと婦人警官だった。痴○ンを取り締まる為に、乗客を装いながら車内で目を光らせている、いわゆる痴○ンGメンと呼ばれる四十歳くらいの女だった。
 そんな危険なターゲットは事前に決まっていた。イベントの数日前、埼京線倶楽部のリーダーの秘密のツイッターにこう書いてあった。

『次のイベントのターゲットは、Gメンの真野ちゃんに決定です。皆さんも御存知のように、いつも真野ちゃんは痴○ンを覗き見しては悶々としているスケベな女です。次回のイベントでは、そんな真野ちゃんを皆さんでたっぷりと可愛がってあげましょう』

 そのツイッターを見て、私は三万円という高額な参加費を払う決心をした。現役の婦人警官であり、ましてやそれを専門に取り締まっているGメンの女が、日頃敵視している男達に痴○ンをされ、果たしてどんな風に乱れるのかを見てみたいと思ったからだ。
 そんな動機から、私は二十人近くの埼京線倶楽部の会員と車内に潜伏した。
 運良くも私の二列前に真野ちゃんはいた。真野ちゃんに触れるまでは近くはないが、しかし、その一部始終を観察するのにはベストポジションだった。
 真野ちゃんと呼ばれるGメンは、まさか自分がターゲットにされているとは知らず、獲物を狙う黒豹のような目で辺りを監視していた。
 しかし、そんな彼女を、鉄砲隊と呼ばれる先発隊が既に取り囲んでいた。
 鉄砲隊のその手際は見事なものだった。一瞬にして真野ちゃんを拘束すると、あっという間にスカートを捲り、ブラをずらして乳房を曝け出し、そしてパンティーの中に手を突っ込んでは陰部を直に弄りまくったのだった。

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 当然、真野ちゃんは激しく抵抗した。腰から引き千切られ、床に投げ捨てられたインカムを必死に目で追いながら、「やめなさい! 警察です!」と叫んでいた。
 しかし、プロ集団は容赦しなかった。乳首を舐めまくり、尻に顔を埋め、パンティーの中を乱暴に弄った。
 それでも真野ちゃんは必死に抵抗しながら、床に転がるインカムを取ろうと前屈みになった。すると突然プロレスラーのような屈強な男が現れ、そのブヨブヨに熟れた尻の割れ目に巨大な肉棒を「ドン!」っと突き刺した。
 真野ちゃんは悲痛な叫び声をあげ、狂ったようにもがき始めた。
 が、しかし、そこで私は不可解な事に気付いた。なんとあれだけ巨大な肉棒が、何の障害もないままスムーズにピストンしているのである。
 例えペニスにローションを塗りたくっていたとしても、この状況でのあのサイズは挿入さえも困難なはずだ。にも関わらずその巨大なペニスは、まるで泥の中のウナギのように、その穴の中を優雅に泳いでいるのである。
 という事は、既に真野ちゃんは濡れていたと考えられた。あの石焼き芋のような巨大な肉棒がスムーズにピストンするほどに、真野ちゃんのアソコはヌルヌルに濡れていたのだ。
 恐らく、常日頃から痴○ンシーンばかり見ている真野ちゃんは、いつしかその願望を抱いていたのかも知れない。
 麻薬取締官がドラッグに手を出してしまったり、暴力団担当刑事が暴力団のような風体になってしまうように、痴○ンGメンの真野ちゃんもまた、密かに痴○ンに欲望を感じていたのであろう。
 それを証明すべく、その後の真野ちゃんの乱れようは凄まじかった。男達に代わる代わる犯されながら潮を吹きまくり、まさに痴女の如く淫らな声で喘ぎまくっていた。
 男たちは、そんなシーンをスマホで撮影し、「これを公にしたら写真をネットにばらまくからな」と脅していたが、しかし、今更そう脅すまでもなく、既に真野ちゃんはメス豚と化していた。
 武蔵浦和駅に着くまでのそのわずかな時間に、十三人の男たちが真野ちゃんの穴の中に精液を放出した。
 さすがに私は、婦人警官にインサートまでする勇気はなく、こっそりと伸ばした手で、かろうじてそのブヨブヨの垂れ乳に触れただけだったが、しかしそれは、陵辱された現役婦人警官の生乳という非常に貴重な感触であり、三万円に充分値するほどの素晴らしい興奮を与えてくれたのだった。

ウツボ217

 このように、ヘドロに侵された女というのは、いかなる状況であろうと、どんな立場であろうと、一度その異常性欲に火がつくと自分を見失ってしまうものだった。
 あの時の婦人警官は、無意識のうちにヘドロに侵されていたのだ。
 職務により、日々、痴○ンされる女と痴○ンする男の卑猥な部分を見続けているうちに、心のどこかで自分もそうされてみたいという願望を抱いていたのだ。
 その願望はいつしかヘドロと化し、それが知らず知らずのうちに脳の奥に蓄積されていたのだ。だから彼女は、満員電車で痴○ン行為を発見する度、婦人警官としての正義感とヘドロの疼きを同時に感じていたに違いない。
 このタイプのヘドロは非常に危険だった。ストレスと同じで自覚症状がほとんどないため、本人も気づかない内に大量のヘドロを溜めてしまい、ふとした事で異常性欲を発症させてしまうのだ。
 それは、まさに今の妻と同じだった。
 妻も、異常性欲者の夫に夜な夜な調教され、知らず知らずのうちにヘドロに侵されていたのだ。
 そんな妻と、あの時の婦人警官が重なった。そして同時に、ホモ男に股間を弄ばれながら不気味なエロスに身悶えている今の自分とも重なった。
 私は、頭の中にドス黒いヘドロの渦を巻きながら、恐る恐るサムソンに「あのぅ……」と話しかけようとした。
 するとサムソンは、そんな私の言葉を遮るかのように、すかさず「初心者ですか?」と聞いてきた。

「初心者というか……そっちの趣味はないんですが……」

 私はそう答えながらも、それでもサムソンの手から逃れようとはせず、されるがままでいた。
 サムソンはそれには何も答えず、私の肉棒をシゴきながらソッと窓の外を覗いた。そして、もはや三人に身体中を嬲られ始めている妻を見ながら、「あの人……もしかして奥さんですか?」と聞いてきた。
 私は咄嗟に、「いえ、知らない人です」と答えた。するとサムソンは、あたかも疑っているような目で私を見ながら「そうなんですかぁ……」と呟くと、意味ありげに微笑みながらゆっくりと腰を上げた。
 サムソンは私の正面に立った。そしてそのまま私の足元に腰を下ろすと、私の両太ももをこれでもかというくらいに開き、その中心でヌッと突き立つ肉棒を握った。
 サムソンは、無言でそれをシコシコとシゴいていた。正座した背筋をピンッと伸ばし、ひたすらそれをシコシコしているその姿は、まるで職人のようだった。
 そんなサムソンを見下ろしながら、再び「あのぅ……」と話しかけようとすると、サムソンは私の言葉を遮るかのように、「私のことはお構いなく」と呟いた。そして上下させる手の動きを更に巧妙にさせながら、「どうぞ、私のことは無視して、あの女の人を見ててください」と微笑んだのだった。

ウツボ218

 不思議な感覚だった。
 外道共に嬲られる妻を見ながらホモ男に手コキされるその感覚は、どちらかといえば快感だった。男には全く興味がない私だったが、しかし、例え男と言えど、やはり他人の手によってシゴかれるというのは、それなりに気持ちの良いものなのだ。
 そんな快感を受けながら窓の外を見ていると、それまで背後から妻にキスをしていた茶髪男が立ち上がり、そのまま露天風呂の中に入って行くのが見えた。
 スキンヘッドは相変わらずニヤニヤと笑いながら、妻の乳肉をタプタプと弄んでいた。ムッチリ親父は妻の太ももに自分のペニスを擦りつけながら、妻の耳元に何かボソボソと囁いていた。
 ジャバジャバと音を立てて浴槽に入った茶髪男は妻の真正面に立った。そしてそのまま腰まで湯に浸かり、目の前にある妻の膝っ小僧に両手を掛けると、まるで財宝が隠された岩戸を開くかのようなオーバーリアクションで、妻の股間を大きく押し開いた。
 そこが開帳されるなり三人の男たちが一斉にそこを覗き込んだ。そのギラギラと輝く目は、まさに戦後の焼け野原で銀シャリを目の当たりにした傷痍軍人の如く狂気に満ち溢れていた。
 そんなシーンを見つめる私は、複雑な興奮に襲われていた。本来、夫である私しか見ることのできない秘部が他人に見られているという怒りと、その秘部が下衆な男たちによって好奇の目に晒されているというマゾ的な快感が、複雑に混ざり合っては私に異様な興奮を与えていたのだ。
 そして何よりも私の興奮を激化させたのが、その時の妻の様子だった。
 妻は、通りすがりと言っても過言では無いほどの見知らぬ男に、いきなり股を開かされたのだ。そして名前も素性もわからない三人の男たちに、女性が他人に最も見られたくない性器を、まじまじと見られているのだ。
 普通ならば必死に抵抗するだろう。正常な女ならば、もがき、泣き叫び、暴れまくるであろう。
 しかし妻は違った。かろうじてその顔には羞恥の表情を浮かべてはいたが、抵抗まではしていなかった。むしろ、その羞恥に性的興奮を感じながら、男たちにそこを見せつけているかのようだった。

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(私が見ていないと思って……)

 そう怒りに震えながら拳を握りしめていた私は、同時に、(やはりあいつは変態だった)と確信し、強烈な異常興奮に脳を破壊された。
 クラクラとした激しい目眩を感じながらそんな残酷なシーンを見つめていると、不意に、私の股間で正座していたサムソンが、「顔射して欲しいんですよ。僕の顔にね、シャーっとぶっかけて欲しいんです。ダメですか?」と聞いてきた。
 見ると、サムソンはハァハァと荒い息を吐きながら、卑屈な笑みを浮かべていた。
 すると突然、テレビからピーピピピッという緊急地震速報の報知音が流れた。チラッとテレビを見ると、カンニング竹山の頭上に、『午前2時20分頃、中国・九州地方で震度3の地震がありました』というテロップが出ていた。
 しかしその報知音が二回続いても、サムソンは何も動じなかった。さっきあれだけ地震に脅えていたはずなのに、もはやサムソンはテレビに振り向こうともしなかった。
 それだけ彼が欲情しているということだった。彼はあれだけ脅えていた地震に目もくれず、私の返事を待ちわびていたのだった。

 私はソッと視線をサムソンに下ろした。「ぶっかけてもいいんですか?」と聞くと、サムソンはさも嬉しそうに「ぶっかけてもいいんです」と頷いた。
「わかりました……」と呟き、再び窓の外に視線を向けた。
 両手を後ろに回しながら股間を男たちに向けている妻の腹が、大きく上下しているのが見えた。それは余程激しい呼吸らしく、二つの乳までもがタプタプと揺れていた。
 そんな妻の激しい呼吸に連動し、茶髪男の右肩がユサユサと揺れていた。すかさず私は亀のように首を伸ばし、今、妻の股間で何が起きているのか確かめた。
 茶髪男の手首がウネウネと蠢いているのが見えた。綺麗に並んだ二本の指は、まるで地面に穴を掘るショベルカーのように、妻の穴の奥から卑猥な汁をせっせと掻き出していた。

ウツボ220

 それを目にした瞬間、私の頭の中でピーピピピッという緊急地震速報が鳴り響いた。闇の中で(あっ、イキそうだ)という自分の声が聞こえ、私は下唇をギュッと噛みながら股間のサムソンを見た。
 それを察知したサムソンが、ペニスをシゴく手の動きを更に早めながら、「イってください。僕の顔にシャーっとぶっかけてください」と、その異様にまつ毛が長い瞼をギュッと閉じた。
 と、その瞬間、いきなりサウナの扉がガバッと開いた。太ももの内側まで迫り上がっていた欲望は瞬時に鎮圧され、まるで潮が引くかのようにザーッと失せた。
 ズカズカとサウナに入ってきた男は、林家木久蔵によく似た薄汚い中年男だった。木久蔵は興奮した面持ちでサウナの中を見渡すと、顔見知りなのかサムソンに向かって、いきなり「女はどこだ!」と聞いた。
 サムソンはギュッと閉じていた目を少しだけ開けると、せっかくの顔射を邪魔された事に不満を漏らすかのように、「露天風呂だよ」と刺々しく吐き捨てた。
 しかし木久蔵は、典型的な空気の読めない親父だった。そんなサムソンを逆撫でするかのように、「どんな女だ! どんな女だ!」と興奮しながら私とサムソンの間にズカズカと入り込み、通路で正座していたサムソンを押し退けた。
「チッ」と舌打ちするサムソンの前で木久蔵はアクリル窓を覗いた。

「マジかよ……すげぇ美人じゃねぇか……」

 そう声を震わせながら妻を見つめる木久蔵の右手には、ハンカチのような白い布キレが握られていた。
 それはテラテラと輝くサテンの生地だった。どこか見覚えがある生地だぞと思いながらそこに顔を近づけて目を凝らして見ると、やはりそれは妻の物だった。
 まさに、ついさっきまで妻が履いていた、あの卑猥なヌルヌル汁がたっぷりと染み込んだパンティーに間違いなかった。

ウツボ221

(つづく)

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変態

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