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吐泥(へろど)52

2013/06/13 Thu 00:01

 その衝撃によって、今まで私が追い求めていた『寝取られプレイ』は根底から破壊された。

 ——愛する妻を他人に寝取らせ、そんな妻の姿を覗き見しながら、怒り嫉妬し絶望し、よって己の興奮を昂ぶらせる——

 そんなプレイを常に追い求めていた私だったが、しかし現実は違った。
 現実は妄想よりも残酷だった。現実は、見てはいけないものまで見なければならなかったのだ。
 
 濡れたタイル床に崩れ落ちた私は、水風呂からタラタラと溢れる水をジッと見つめながら、今までにない絶望に打ちひしがれていた。
 妻が他人に犯されるのは本望だった。そして、それによって妻がみるみる開花され、密かに淫らに乱れて行く、といった、そんなシーンを私は求めていた。
 しかし、現実は違った。妻が乱暴され、脅迫された上でその行為を行うのならば、それはそれで私の願望範囲だったが、しかし現実は違った。それは、私が描く『寝取られプレイ』の域を超えているのだ。
 フェラ、ディープキス、シックスナイン、セックス。これらを妻が他人に行うのは、快楽以外の何ものでもなかった。
 当然、パイズリも同じだった。例えそれが自分の意思で行った行為だったとしても特に問題はなく、むしろ、妻が率先してパイズリをしたというのは、私の異常性欲を更に昂める材料にもなった。

 ではなぜ、妻がパイズリしたことで私はこんなに絶望しているのか?

 それは、妻がパイズリをする前、あの眼鏡親父に笑顔を見せたからである。

 私は決して、妻が自主的にパイズリしたことで絶望しているのではなかった。私が喪黒福造に「ドーン!」とやられたのは妻がパイズリをしたからではなく、パイズリをする前に、親父に向かって小悪魔的な笑顔を見せたからなのだ。
 笑顔だけは許せなかった。ディープキスされるよりも、シックスナインされるよりも、笑顔を見せられる事の方が百倍も残酷だった。
 女がセックスをされて、感じたり、喘いだり、絶頂に達するのは、例えそれが不本意なレ○プであろうと仕方がないことだ。そこで潮を噴こうが、失神しようが、肉体と精神は別物であるがゆえ、どうしようもない事なのだ。
 しかし、笑顔は違った。笑顔だけは別だった。なぜなら、笑顔には強制力は存在しないからである。

 あの笑顔は本物だった。それを見た事によって、私は妻が色情狂であることをはっきりと確信した。
 妻をそうさせたのは、もちろん異常性欲者である私だった。妻の気を狂わせてしまったのは私以外の誰でもなく、その責任は全て私にあるのだ。
 それを思うと、私は病的な罪悪感に襲われる一方、その恐怖に気が狂いそうになった。
 その恐怖とは、外道共に妻の体だけでなく心までも寝取られてしまうのではないかというものだった。もはや色情狂に陥ってしまった妻ならばそれもあり得ると思うと、私は今までに感じた事のない絶望と恐怖に襲われるのであった。

 まさに廃人の如く絶望に打ちひしがれていると、ふと、私のすぐ横で、小さな尻がくねくねと蠢いている事に気付いた。
 見ると、四つん這いになった少女が尻に手を回し、谷間の奥でドロドロと醜く光っている穴を指で弄りながら自慰をしていた。

(人が死にそうなくらい絶望しているというのに……何という不謹慎な娘だ……)
 
 そう呟きながらゆっくりと立ち上がった。
 すぐ目の前にはアクリル窓があり、薄暗がりの中でユッサユッサと蠢いている人影がぼんやりと見えた。
 見たくない……絶対に見たくない。そう胸を締め付けられていた私だったが、しかし、それを見ずに我慢できるほど、私は出来た人間ではなかった。
 
ウツボ285

 白い乳肉に挟まれた肉棒が上下に動いていた。
 ぐにゃぐにゃしながら揺れる乳肉の、その柔らかさと温かさを十分知り尽くしていた私は、今、あの眼鏡親父がどれだけの快楽を得ているのかが手に取るようにわかった。
 実際、そんな親父の顔からは、さっきまでのあの余裕のニヤニヤは消えていた。まるで温泉にでも浸かっているようなその腑抜けた顔は、明らかに柔乳の感触に酔いしれている表情であり、そこに大量の精液を吐き出すのは時間の問題かと思われた。

(どうだ……参ったか田舎者め……これが洗練された東京女のパイズリだ……お前の醜い母ちゃんとは月とすっぽんだろ……)

 そう呟く私は、絶望にくれながらも優越感に浸っていたが、しかし、そんな優越感に浸れば浸るほど怒りと悲しみは激しくなり、窓を見つめていた私は、下唇を噛み締めながら握りしめた拳をブルブルと震わせていた。
 そんな私の足に少女が絡みついてきた。少女は私の右足にしがみつくと、真っ赤な舌で太ももをペロペロと舐めながら、まるで蛇のように這い上がってきた。
 その舌は、くねくねと動きながら鼠蹊部を滑り、睾丸へと下った。皺だらけの表面をザラザラと舐めながら舌を進ませると、そのまま肉棒の裏へと滑り込み、裏筋から尿道にかけて何度も何度も舌を往復させた。
 そうしながら少女は、潤んだ目で私を見上げた。そして私の目をじっと見ながらゆっくりと唇を開け、そこにスポッと亀頭を吸い込んだ。
 少女は目を反らさないまま頭部を前後に動かし始めた。ベプッ、ベプッ、と音を立てながらしゃぶる少女のその目は、もっと欲しいのと言わんばかりの催促の目だった。

ウツボ286

 そんなペニスには、少女自身の淫らな汁がべっとりと塗り込められていた。いや、それだけならまだしも、そこには、さっきまで臨海公園で中出しされていた不特定多数の男たちの精液も混じっていた。
 それでも少女は、何の躊躇いもなくその汚れたペニスを、ベプッ、ベプッ、と音を立てながらしゃぶっていた。もう一度入れて、早く入れてと、言わんばかりの切ない目で私を見つめながら、口いっぱいに含んだ肉棒を上下させていた。

 そんな少女が、ふと、生まれて間もなく捨てられた子猫に思えた。
 早く入れてとねだりながらペニスをしゃぶるその姿は、生きるために必死にミルクをねだっている惨めな子猫のようだった。
 少女がそう見えた瞬間、(こいつは生きていてもしょうがない)と、ふと思った。
 こいつは、一生こうやって誰かのペニスをねだって生きて行かなければならないのだと思うと、無性にこの少女が可哀想になり、いっその事、このまま殺してやった方が少女のためではないかという思いが、一瞬頭を過ぎったのだった。

 そんな事を本気で思う私は、明らかに壊れていた。
 妻のあの笑顔を見た瞬間からギシギシと壊れ始めていた私の精神は、この可哀想な少女のフェラによって完全に崩壊した。

(……このまま殺してあげよう……)
 
 そう思いながら少女の細い首にそっと両手を伸ばすと、ふとアクリル窓に、妻の頭部が上下に動いているのが見えた。
 妻が親父のペニスをしゃぶっていた。今、サウナの外で夫の私がこんな状況に追いやられているとも知らず、妻は他人の性器を口一杯に頬張っていた。

ウツボ287

 今までパイズリしていた乳は親父の手の中で弄ばれ、タプン、タプン、と柔らかい波を打っていた。
 妻は、椅子にふんぞり返った親父の股の間で正座していた。奴隷のように正座しながら、親父の股間でビンっと突き立っている肉の棒を、口の中に入れたり出したりと繰り返していた。
 再び、さっきの妻の笑顔が頭に蘇り、少女の細い首に這わせていた十本の指に力が入った。

(キミは……死んだほうがいい……このまま生きてても、あんな大人になってしまうだけだ……あんな大人になるくらいなら、ここで死んでしまったほうがマシだ……)

 そう思いながら、その両手に一気に力を込めようとすると、ふと、妻の背後に百姓男が迫っている事に気づいた。

 百姓男のペニスは、ついさっき騎乗位で射精したばかりだというのに、既にビクビクと勃起していた。
 男は妻の背中にソッと寄り添うと、妻の肩越しに親父の股間を覗き込みながら、肉棒をしゃぶりまくる妻を見てニヤリと笑った。
 そうしながらも男は、正座している妻の腰を両手で支え、そのまま妻の尻を突き出させた。そして尻の谷間にペニスを這わせると、まるで白人のポルノ男優のようにいやらしく腰を動かしながら、濡れたワレメにペニスの裏筋をヌルヌルと擦り付け始めたのだった。

(串刺しにする気だ……)

 そう愕然としながら、乾いた喉にゴクリと唾を飲み込んだ。
 恐らく、今の妻ならそれを喜んで受け入れるはずだった。あんな笑顔を見せるほどの妻なら、むしろ、早く入れてとばかりにそれを求めている可能性すらあった。
 見知らぬ男達に串刺しにされて泣き叫ぶ妻の姿なら見たいが、しかし、それをされて悦ぶ妻の姿など見たくはなかった。
 アクリル窓に向かって「やめろ……」と小さく呟いた。そう呟く私の両手はブルブルと震え、少女の小さな頭部がガクガクと揺れた。
 それと同時に少女の前歯がペニスに食い込んだ。
 このまま首を絞めればペニスが噛み千切られてしまうと思った私は、慌てて少女の首から手を離し、素早くその口からペニスを抜いた。
 少女はゴホゴホと激しく咳き込みながらその場にへたり込んだ。涙と鼻水をだらだらと垂らし、小便も漏らしているようだった。
 そんな少女の激しい咳を聞きながら、(いったい私は何をやってるんだ……)と一瞬我に返った私だったが、しかし、そう愕然としていた私の目に、更に私を追い詰めるような、そんな残酷な光景が映ったのだった。

 唇を尖らせた百姓男が、妻の尻の谷間にブチュブチュと唾を垂らしていた。
 その唾は、明らかに妻の肛門を狙っており、既に妻の肛門には大量の唾がドロドロと溜まっていた。
 それがどんな意味を持つのか、つい先ほどまで肛門を犯されていた私にはすぐに理解できた。
 予想通り、唾でドロドロにされた肛門に、百姓男の亀頭がヌルヌルと滑り始めた。あの激痛を身をもって知っていた私は、内心、妻に対して(ざまぁみろ)と思った。そして、(あんな笑顔を見せるからそんな目に遭うんだ。バチが当たったんだ……)と目を爛々と輝かせながら、今から泣き叫ぶ妻の姿に期待した。
 しばらく肛門の上をヌルヌルと蠢いていた亀頭だったが、しかし、唾液だけでは未使用の肛門にはスムーズに入らないだろうと思ったのか、亀頭はそのまま割れ目の中にツルンと滑り込んだ。
 その瞬間、妻の腰がピクンっと跳ね、巨大な乳と肉付きの良い尻が同時にプルンっと震えた。妻は、これから凄まじい激痛を受けるとも知らず、親父の肉棒を咥えながら、串刺しの快楽に浸っていた。
 男は、その中に溜まっている粘汁をペニス全体に塗り込むかのようにして数回ピストンした。そしてすぐさまペニスを抜き取ると、ドロドロになった亀頭を肛門に押し付け、ペニスの半分まで一気に突き刺したのだった。

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 親父のペニスをしゃぶっていた妻が、それをブポッと吐き出しながら一気に背骨を仰け反らせた。顔をくしゃくしゃにさせながら天井を見上げ、まるで車に跳ね飛ばされた猫のように「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ」と悲痛に叫んだ。
 そんな妻の壮絶な姿を見た私は、「これだよ、これ! こんなシーンが見たかったんだよ!」と叫びながら、本来の異常性欲を取り戻した。

「うひひひひひひ」

 飛び上がらんばかりに喜ぶ私は、未だタイル床にへたりながらゲホゲホと咳き込んでいる少女の髪を鷲掴みにし、強引に立ち上がらせた。そして両手を壁につかせ、そのプリプリとした小さな尻を突き出させると、「お前も蝋人形にしてやろうか」などと、一昔前のデーモン閣下のセリフを意味不明に吐き捨て、その幼気な肛門に亀頭を押し付けた。
 しかし、当然亀頭はツルンっとは入らなかった。
 そこで私は、洗い場に転がっていたボディーソープを手にした。
 本来ならボディーソープをペニスに塗り込むべきだが、しかしあまりの興奮にトチ狂っていた私は、そのボディーソープの容器の飛び出し口を少女の肛門にプスッと突き刺した。そして容器の頭を、カシュ、カシュ、と何度も何度もプッシュし、そこから飛び出すボディーソープを少女の直腸に注入しまくったのだった。

 大量のボディーソープを含んだ肛門は、フジツボのようにポコンっと膨らんでいた。
 イチジク浣腸の先っぽのような飛び出し口をスポッと抜くと、ポツンっと開いた小さな穴から白いボディーソープがトロリと漏れたが、すかさず私が「漏らすな!」と怒鳴ると、驚いた肛門はヒクッと凹み、その小さな穴を慌てて閉じた。
 しかし、しばらくすると肛門は、ヒクン、ヒクン、と痙攣し始め、少量のボディーソープを、チロ、チロ、と漏らし始めた。
 それはまるで中出しされた後の肛門のようだった。もうすぐ妻の肛門もこんな風に汚されるのだと思っていると次第に猟奇的な興奮がムラムラと湧き上がり、野犬のようにハァハァと荒い息を吐く私は、気がつくとそこに亀頭を捻じり込ませていたのだった。

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 肛門はギュンギュンと締めつけてきた。少女の膣の締まりも半端ではなかったが、しかしその肛門の締まりはそれを遥かに超え、まるで巨大な吸盤に吸い付かれているようだった。
 そんな肛門にコキコキと腰を動かすと、少女は「ヒャン、ヒャン」と変な声で泣いた。痛がる様子は全くなく、むしろ感じているようでもあり、私はそんな少女のプリプリとした尻を見つめながら、(相当使い込んでいるな……)と確信した。
 そんな少女は、やっぱり殺してやるべきだと思った。膣だけでなく、もはや肛門の快楽までも知ってしまっているような淫らな少女は、今のうちに殺してやった方が本人のためだと思った。
 そう思いながら腰を振っていた私は、次の射精と同時に少女の首を後ろから絞めてやろうと決めた。

 その幼気な肛門にペニスをズリズリとピストンさせながら、彼女の細い首にソッと手をかけた。その首はまるでペットボトルのように柔らかく、両手でギュッと握ればクシャッと潰れてしまいそうなくらい脆そうだった。
 そんな首を両手で掴みながら腰を振っていると、ふと、数ヶ月前、深夜のコンビニで立ち読みした雑誌の記事を思い出した。
 それは、昭和の猟奇事件ばかりを取り上げている悪趣味な雑誌で、その中に、昭和五十六年、静岡県の小さな町で、レ○プした七人の女を次々に絞殺したという快楽殺人鬼の裁判記録が記載されていた。
 その殺人鬼は法廷でこう述べたらしい。

「女の首を絞めてやりますとマンコの具合が良くなるのです。だから射精寸前に首を絞めるのです。でも、首を絞めるとウ○コも一緒に漏らしますので、それが臭くて嫌でした」

 もちろん彼は死刑だった。死刑廃止を訴える人権派の弁護士が必死に再審請求し、少しでも死刑執行を引き延ばそうとしていたらしいが、しかし彼はそれを取り下げ、昭和五十九年の夏、自ら死刑台を望んだらしい。
 そんな彼は、死刑台の上で首にロープを巻かれた瞬間、快楽に満ちた溜息を漏らしたらしい。首にロープが食い込む感触に、今まで絞殺してきた女たちとの快楽を思い出したのだろう、刑務官が死刑執行命令書を読み上げている最中もずっと勃起し続けていた。
 そして遂に床がバタンっと開き、死刑が執行された。ストンっと落ちると同時にロープがギギギッと激しく軋み、吊られた首がキリンのようにビーンっと伸びた。
 その瞬間、彼は射精した。舌と目ん玉を飛び出すのと同時に、最後の快楽を性器から吐き出したのだった。

 それはまさに、絞殺セックスという猟奇行為に魅せられた変態性欲者にふさわしい淫らな死に様だった。
 そんな生々しい記事を読んでいくうちに、私はなんとも言えない不快感に襲われた。特に、首吊りにした状態で立ちマンしたという四人目の被害者についての記事は、とてもではないが最後まで読むことができず、思わず私は、「気色悪っ!」と、その不快を声に出し、慌てて雑誌をラックに戻した。

 あの時私は、そんな殺人鬼に何の感情移入をする事もなく、むしろ、あまりの不快感に吐き気すら感じていたほどだった。
 が、しかし、そんな私は、今、あの殺人鬼と同じ道を歩もうとしていた。彼に対してあれだけ不快に思っていたにもかかわらず、今の私は精神異常の少女をアナルセックス中に絞殺しようと企んでいるのだ。
 という事は、あの時の記事は、私の脳に少なからずも何らかの刺激を与えていたのだろう。恐らく、彼の異常快楽が、知らず知らずのうちに私の潜在意識に刷り込まれていたため、今こうして私の脳から、『快楽殺人』という新種のヘドロが湧き上がってきたのだ。

(やめろ……)

 慌てて私は自分に言い聞かせた。
 それは、そのヘドロがあまりにも危険過ぎたからだった。いくら異常性欲者な私でも、一度そのヘドロに飲み込まれてしまえば人生が終わってしまう事くらいわかっているのだ。
 私はブルブルと両腕を震わせながら、慎重に少女の首から指を離し始めた。刺激されれば途端にヘドロが暴れ出し、そのまま一気に少女の首を絞めかねないため、私は自分を刺激しないよう腰の動きを止め、大きく深呼吸をしながら一本ずつ指を離したのだった。

 そうやって八本の指を離し、残るは両手の親指だけとなった。
 危ないところだった。あのままヘドロに侵され、ここで本当に彼女を絞殺していれば私は確実に死刑だった。私もあの殺人鬼のように、死刑台にブラブラとぶら下がりながら射精するという、惨めな人生の結末を迎えるところだったのだ。
 そう思いながら、恐る恐る最後の親指を二本同時に離そうとすると、ふと、遠くの方から女の叫び声が聞こえた気がした。
「ん?」と一瞬指を止め、そのまま耳を澄ましてみると、その叫び声はサウナの中から聞こえてくるものだった。
「はっ」と妻の事を思い出し、慌ててアクリル窓を覗いた。
 そこには、正座した状態で肛門を掘られている妻がいた。

ウツボ290

 そんな妻はヨガッていた。背後から肛門を掘られながらも親父のペニスをジュブジュブとしゃぶりまくり、まるでAV女優のように、「もっと! もっと!」と卑猥に喘ぎながら、自ら尻を振っていた。
 それは、明らかに初めて肛門を犯された者の乱れ方ではなかった。まるで、後ろも前も既に肉便器と化しているこの少女のように、妻はアナルセックスに悦びを感じているのだ。

(あいつは……初めてではない……いや、初めてどころか、あの肛門は既にズボズボだ!)

 そう愕然としていると、突然親父がムクッと起き上がり、そのまま床にゴロリと仰向けになった。そしていきなり妻の腕を引っぱると、百姓男のペニスが妻の肛門からヌルっと抜け、ポッカリと開いた妻の肛門から茶色い液体がドロッと溢れた。
 親父は妻を強引に引き寄せた。そしてそのまま腹の上に跨がせると、両手で妻の太ももをがっしりと固定し、そこに剥き出された膣にペニスを滑り込ませた。
  ガンガンと腰を突き上げる親父の腹の上で、妻は乳肉をタポタポと揺らしながら狂ったように喘いでいた。
 妻がアナルセックスは初めてではなかったという衝撃の事実と、微かに聞こえてくるその淫らな喘ぎ声が、再び私の脳を破壊したのだった。

ウツボ291

 ふと気がつくと、せっかく離した八本の指は再び少女の首へと戻っていた。
 その柔肉に指が食い込むと、絞まる喉奥から、「ゴェェェェェ」という不気味な声が漏れ始めた。
 それと同時に肛門がギュギュギュギュッと締まったため、慌てて私は腰を動かした。
 凄まじい快感が亀頭から脳へと走り抜けた。ペニスをピストンさせる度に射精し、少量の精液をピュッと吹き出していた。

(凄い……凄すぎる……この快感は……死刑に値する……)

 そう身震いしながら腰を動かしていた私は、更に快楽を得ようと両手に力を込めた。
 見ると、少女は大量の唾液を吐きながら真っ赤な舌をダランっと垂らし、白目を剥いた目をピクピクと痙攣させている。

(これ以上絞めれば本当に死んでしまうぞ……)

 頭ではそうわかっていても、しかし私の指は止まらなかった。更に首に食い込む指は、その奥にある硬い筋さえもへし折らんばかりの勢いだった。
 それまで少女の喉から漏れていた呻きは、「ゴェェェェェ」という低音から、「キィィィィィ」という高音へと変わっていた。
 少女は、全身をビクビクと痙攣させ、まるで猫が爪を研いでいるかのように、両手でタイル壁を引っ掻き始めた。
 そう少女がもがけばもがくほど、その肛門の具合は劇的に変化し、まるで生き物のようにグニグニと蠢いては私のペニスに絡みついて来るのだった。

 そんな快感に狂ったように悶えながら、私はサウナを覗いた。
 三匹の獣が同時に腰を動かしているのが見えた。

(あれは……なんだ……)

 そう目を凝らすと、ドロドロに濡れた二つの穴の中に、ヌルヌルとした二本の真っ黒な棒が行ったり来たりしていた。

(う、嘘だろ……)

 そう気づいた瞬間、妻の「イクぅぅぅぅ」という叫び声が頭の中で響き、それと同時に、サンドイッチにされていた妻の尻がカクカクと激しく動き出した。

ウツボ292

 その腰の動きと共に私の意識がみるみる遠ざかっていった。
 朦朧とする意識の中、少女の体がゆっくりと崩れ落ちていくのがわかった。
 立ち籠める湯気の中、少女はタイル床の上にグタッと倒れていた。
 もはや少女は動かなくなっていた。
 そこに取り残された私のペニスだけが、ピクンピクンっと悲しく動きながら射精していたのだった。

(つづく)

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