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ピンサロ3
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ジュポッ!ジュポッ!ジュポッ!ジュポッ!ジュポッ!
いやらしい音が、西城秀樹のヤングマンのリズムに乗って響いていました。

私のペニスにむしゃぶりつくテツコと、前田の巨大ペニスをリズミカルにしゃぶる妻を交互に見つめながら、私は溢れる涙を拭き取る事も忘れ、ただひたすら呆然としておりました。

前田が憎い・・・。
妻にペニスを銜えさせながら、足下の妻になにやらボソボソと呟いている、そんな前田を殺してやりたいと思いました。

(この店は・・・オッパイだけをモミモミさせる店じゃなかったのかよ・・・)
呆然とする私はそう呟きながら、ソッと後ろを振り向きました。
先程、全裸で尺八されていた客がとても気になったのです。

2人掛けのソファーと小さなテーブルが、ガンガン!と激しく揺れていました。
四つん這いにされた女は、妻と同じくらいの歳でありましょうか、いかにも子供を産んだと思われる巨大な垂れ乳。それを激しく上下左右に揺らしながら、その卑猥な叫びを西城秀樹のYMCAで掻き消しておりました。
そんな四つん這いの女の尻にパンパンパン!と腰を打ち付けている男も、私と同じくらいの歳でありましょう、真っ黒に日に焼けた肉体労働者風の薄汚い男でした。

私は、四つん這いにされては激しく犯されているその女を、妻と仮想しながら眺めていました。
ソファーの上で四つん這いになる女が、「いぐぅ!」と叫びながら、革張りソファーの端を強く握ります。
その瞬間、私のペニスからもピュピュピュッ!と弱々しい精液が飛び出し、テツコの口内を激しく汚しました。

これで、合計3度目の射精です。
私は、先にも申しました通り、病的な短小包茎早漏ではありますが、しかしその回復力はイタリアの種馬なみのパワーを持っております。
ピュッと出しても、ものの数秒でペニスはギンギンに回復し、またリセットできるのです。
そんな超特急な射精と回復ですが、しかし快感は変わりません。何度イッても、最初の発射同様に気持ちいいのです。
ま、これは、神様が、私のペニスをあまりにも不具な物に仕上げてしまったという懺悔の気持ちから、特別に授けてくれたスペシャルオプションなのでございましょう、ま、普通の人よりも快感が多く得れるという点では、私はとても得をしております。

「うわ!・・・またイッた・・・」
そう呟きながら、テツコがオシボリの中に私の精液を吐き出しました。
白痴なテツコではありますが、そう何度も何度も射精する私に、テツコはあきらかに迷惑そうです。

「制限時間内なら何度イッてもいいって言ったじゃないか・・・文句言わずに早く舐めろ・・・」
私はそうブツクサと呟きながら、オシボリにペッペッと精液を吐くテツコの頭を、再び股間に押しやりました。

そうしながら、観葉植物の影からソッと隣を覗きます。
妻は前田の大きなペニスをガッシリと握りながら、亀頭や竿にレロレロと舌を走らせ、そして喉の奥深くまでも飲み込んだりしております。
妻のあのようなフェラテクを、私は一度も経験した事はございません。
っというか、妻は変態のくせに、なぜだかやたらとオーラルセックスという行為を嫌らいまして、私のペニスを舐める事も、又は私にアソコを舐めさせる事も、一切受け付けないそんな女でありました。

ですから、私は、ここ数年間、ペニスを舐められたりマンコを舐めたりと言う変態行為をしておりません。
そんな事から、今、目の前で前田のペニスをおいしそうに舐めている妻のその行為が信じられないのであります。

しかし、こうして客観的に他人棒をしゃぶる妻を見ておりますと、私に襲いかかる嫉妬や怒り、そして絶望と言った苦しさは、不思議な事に、少しずつ消えて行っております。
いや、まだまだ苦しいですよ、ついさっきも本気で自殺を考えていたくらいですから、苦しさはまだまだ強烈に残っているのですが、ただ、そんな妻を眺めておりますと、苦しさとは別にムラムラと変態的な性欲が激しく芽生えて来るのです。
この感情はいったいなんでしょう?
いわゆるこれが、「寝取られ願望」のある変態夫の感情なのでしょうか?
いや、しかし、私は決して妻が寝取られる所など見たくはありませんし、それにきっと興奮などするどころか恐らく逆上して暴れ出す事でしょう。
きっとそうするに決まっています。
なのに、そんな事をわかっていながらも、目の前で他人に淫らな行為を繰り広げる妻に対し欲情しているのです。
私は狂ってしまったのでしょうか?

そんな事を考えながらボンヤリと妻の淫らな姿を眺めておりますと、遂に前田が動き始めました。
なんと前田は、妻にペニスをしゃぶられながら、1枚1枚服を脱ぎ始めたのです。

(なぜわざわざ服を脱ぐ必要があるんだ・・・まさか・・・)

そう思っている矢先、ポヨヨン!と口から巨大ペニスを抜き出した妻が、なにやらニヤニヤと笑いながら前田を見つめては、その場にスっと立ち上がりました。

薄汚い上着を頭から抜き取った前田は、メタボ気味なタプタプの身体を弾ませながら、立ちすくむ妻を見て嬉しそうに笑った。

妻は真っ赤なパンティーにソッと手を掛けました。
(嘘だろ?!)
そう思いながら私が身体を起こすと、不意に私のペニスから四度目の精液が発射しました。

「うえぇぇぇ・・・またイッた・・・」
テツコが苦そうな顔をしてオシボリに私の精液をペッペッと吐き出します。
私はすかさずテツコの首根っこを押さえ、テツコの耳元に囁きました。
「おい・・・隣のあいつら、何をするつもりだ・・・」
私はテツコにそう呟きながら妻のボックスをソッと見ます。

妻は前田の見ている目の前で、まるでアメリカのコールガールのように悩ましくパンティーを下ろしました。

「何って・・・本番でしょ」
何も知らないテツコが、私の首の動脈を鋭利な刃物でズバッ!と斬るかのように、そんな残酷な言葉を平然と吐きました。
そしてテツコは「あんたもスル?」と私の身体に身を寄せました。

「どけ!」
私はそんなテツコを突き飛ばしました。
夫として男として、いったい私はどうすればいいんだ・・・と、今から起きるその現実に私は戸惑っておりました。

妻は脱いだパンティーをツマミながら、それをヒラヒラと前田に見せてはニヤニヤと笑っています。
その赤いパンティーは、紛れもなく、昨夜私が乾燥機にかけた赤パンティーなのです!

私の心臓の高鳴りは、YMCAのリズムに合わせ、ドン、ドン、ドン、ドン、と、激しくそして大きくなっていきました。
やめろ!・・・・
そう思う一方で、妻が他人の男とセックスする姿を見てみたい、という欲望が交差しております。

全裸になった妻は、大きな胸をタプタプさせながら、その肉付きの良いムチムチの裸体を前田の膝の上へ投げ出しました。
欲情した前田が、妻の胸にむしゃぶりつきます。
そして膝を跨ぐ妻の股間をモゾモゾと弄り始めます。
妻が感じたように、腰をカクン!と動かしました。どうやら前田の汚れた指は、妻の最も敏感なクリトリスを捕らえたようです。

「ねぇ・・・私たちも本番しましょうよ・・・」
テツコがそう言いながら、私の乳首をシャツの上から弄った。
「よし。いいだろう。ただ、そのまえに、オマエのオマンコを舐めさせろ・・・」

なぜ私はそんな事を言ったのか、自分でも不思議でした。
ピンサロ嬢のオマンコなど、最も不潔そうな場所でございます。しかもこの白痴のテツコは、ついさっき別の客と本番をしたばかりなのです。そんなオマンコなんて、どんな病気が潜んでいるかもわからないのです。

しかし私は、「早くしろ!」とテツコに叫びながらソファーに横たえ、私の顔に尻を向けてきたテツコの股間に、無意識にむしゃぶりつきました。
強烈なイカ臭と、ストレートなウンコ臭が、テツコの股間からムンムンと漂っていました。しかし、私は、そんなテツコの腐れマンコを、何の躊躇いもなく大きく伸ばした舌でベロベロと舐め始めたのです。
もう、その時点で、既に私は狂っていたのかも知れません・・・・。



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隣の席では、我が愛しの妻が、全裸となっては見知らぬ男の膝の上に跨がっております。
私はそれを横目で見つつ、テツコと言う知能遅れのピンサロ嬢の腐れマンコから溢れる臭汁をジュルジュルと啜っておりました。

前田の膝から妻の腰が少しだけ浮きました。
妻は、いわゆる「抱っこちゃんスタイル」のまま、器用にも前田のペニスにコンドームをクルクルと装着しております。
それはもうプロの技でした。

そんな前田のペニスが妻の太ももの隙間から見え隠れしておりました。
私は、正直言って目を疑いました。
あんなデッけぇチンポがこの世にあるのか?!と、我が目を疑ったほどです。

ここで初めて私は妻の身体が心配になりました。
妻はここ何十年も私の極小ペニス1本しか知らない身体なのです。あんな巨大なペニスをぶち込まれたら、私サイズに縮小されていた妻の膣筋が瞬く間に引き裂かれてしまうのです。
そんな「身体の心配」と同時に、「心の心配」も激しく芽生えて来ました。
当然です。あんな馬みたいなペニスをぶち込まれた日にゃ、この先、私の「つくしんぼう」はお役目御免となってしまうのであります。
心配と同時に激しく燃え滾る嫉妬。

私はそんな2人を見つめながら、テツコの尻をペンペン!と叩き、彼女を呼びました。
「なに?」
そう振り向くテツコは、私のつくしんぼうをしゃぶっていた唇を下品に濡らしておりました。
「隣のあの客見てみろよ・・・半端じゃなくデッけぇチンポしてるぜ・・・あの女、あんな化けもんみてぇなチンポ入れて大丈夫か?・・・」
それは、私がある情報を得たいが為に聞いた質問でした。
「・・・大丈夫よ。アキコは馴れてっから・・・」
私はその言葉にズキン!と胸を痛めました。
そして更にこう聞きます。
「馴れてる?・・・あの客はよく来る客なのか?」
そこが知りたいのです。妻は前田のあの化けもんペニスをどれだけ銜えているのか、私はそこが知りたかったのです。
「・・・あの客は元々ミサキっていう子の客だったんだけどさぁ、あ、ミサキってのは、ほら、あそこにいる髪の長い子、ウチの店じゃあ指名ナンバーワンなんだけどね・・・」
テツコが指差す先に、黒髪の長い女が客の膝の上でユッサユッサと腰を振っていました。

ミサキと言う指名ナンバーワンの女は、一見、綺麗っぽい女ではありますが、しかし私の妻の可愛らしさには足下にも及びません。
「・・・っでね、あの客、前田っていうんだけど、あいつ、変態なんだよね・・・私も何度かプレイした事あるんだけど、下着は盗まれるし、こっそりコンドーム抜いて中出しするしホントに嫌なヤツなの・・・それに、アレがデカすぎるでしょ、商売道具が壊れちゃうんだよね・・・だからミサキも、店長にもう前田はヤダっとか言って、代りにあるアキコって変態女に前田が回ったってわけなの・・・」

テツコの話しを聞きながら、私の頭は何度も何度もクラっときました。
中出し・・・・そしてアキコが変態女・・・・

私はすかさずテツコに聞きました。
「あの女は変態なのか?」
テツコは、アキコをジッと見つめながら意地悪そうにニヤッと笑いました。
そしてとんでもない事を言い出したのです。

「あのアキコって女は、凄いヤリ手なんだ。金のことしか頭にない銭ゲバ女。金の為だったら、風呂に入っていないホームレスのチンポだってしゃぶるんだよ。でもね、本人はそんなのが結構好きみたい。時々いるのよね、変態ピンサロ嬢って。だから客にウケるのよ。何でもするから。まぁ、私たちが嫌がる客を全部拾ってくれるからさ、私たちにとったら有り難い女なんだけどね・・・」

私の顔からサーッと血の気が失せました。
怒り、悲しみというより、今はただソッと泣きたい気分です。

「お客さん、もしかしてアキコの事気に入ったの?」
テツコがそう言って私の顔を覗き込みました。
気に入るも何もあの女は私の女房なのです。

「でも、やめといたほうがいいよあの女は。結構、別料金で生本番とかさせてるみたいだしさ、噂ではすっごい性病抱えてるって話しだよ・・・」

私の頬にツツーっと涙が垂れました。
悲しいというより淋しい。そんな気分です。
私はソッと涙を拭きました。そして再び垂れて来た涙を拭いながら、この店を出たらば、すぐ近くにある24時間スタンドからガソリンを買って来て、それを店の中にぶちまけて、こいつら全員焼き殺してやろう、と、静かにそう決心しました。

テツコがそんな私を不思議そうに見つつ、ゆっくりとシックスナインの体勢に戻ります。
そして妻は、股間に右手を入れ、前田の巨根を固定しながら、前田の膝の上にゆっくりと腰を下ろしました。
瞬間、「あうっ!」っという妻の声が聞こえた気がしました。
しかし実際は、この狂ったような大音量の中、妻のそんな声が聞こえて来るはずはございません。

今まさに、私の大事な大事な妻のオマンコの中に、前田のドス黒く巨大なペニスがヌプヌプと入っていっているのでしょう、前田と妻は2人して悶えながら互いの身体を弄り合っております。
前田が「うむむむむ・・・」と悶え苦しみながら妻のムチムチの身体にしがみつくと、妻は前田の両肩に両腕を固定させ、ハァハァと荒い息を吐きながら激しく腰をコキコキと動かし始めたのでした。


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鳴り止まないYMCA。
狂ったように回転している天井の照明。
暗闇から聞こえて来る女達の嘘くさいアエギ声と、それに拍車を掛けるように鳴り響く店員のタンバリンの音。

そんな阿鼻叫喚地獄の中で、私の妻は、見知らぬ男の膝の上で腰を振り、今までにない巨大なペニスの感触に酔いしれておりました。

そこにいるのは私の妻ではありません。
貧乏借家の片隅で、いつも元気に子供達を学校に見送っている、あの気丈な妻ではございません。
姿形は同じでも、隣で腰を振っているあの女は、銭と淫欲に溺れた変態ピンサロ嬢なのです。

私はそんな目で妻を見ておりますと、何やらムカムカとしたまた違った感情が沸き起こって来ました。
そこにはもう嫉妬や悲しみはございません。
もはや私の心の中には「怒り」という感情しか燃えておりません。

私は不動明王の如く、妻を睨みました。
妻の腰が妖艶に動き、それに操られるかのように前田がハァハァと悶えています。
前田が妻の大きな胸にしゃぶりつくと、妻はそんな前田をまるで我が子を見つめるかのような目で眺め、そして更に腰の動きを早めました。
前田は耐え切れず「あぁぁ!」と顔を天井に向けて叫びました。
そんな前田の顔を両手で優しく掴んだ妻は、腰を激しく動かしながらも前田の薄汚い唇の中に自分の舌を滑り込ませたのでありました。

どうせオマエも死ぬんだ・・・今のうちにたっぷりと楽しむがいいさ・・・・

私は、そんな妻の乱交を、不動明王のような目で見つめながら小さく呟きました。

濃厚なディープキスを続ける前田は、妻の小さな体をヒョイと抱きかかえ、そのままソファーの上に寝転がせました。
ソファーの上でガッツリと抱き合う2人は、まるで恋人同士のように互いの身体を弄り合い、そして互いに腰を振り合っております。
何度も何度もキスをしていました。
前田は、妻の唇だけでなく、妻の耳や首筋等も遠慮なくベロベロとその醜い舌を這い回らせております。
しかし妻は拒否しません。拒否するどころか、まるでそれを自ら受け入れているかのようです。

下半身を合体させたまま、前田がムクリと身体を起こしました。
妻の両足を高々と持ち上げ、パックリと開いた妻の股間に、太い腰をパン!パン!パン!と打ち付けます。

妻の声がハッキリと聞こえました。
今度は幻聴ではありません、西城秀樹の歌声の中、確かに妻の叫び声がハッキリと私の耳に聞こえたのです。

妻のその声は、私の隣でコンドームの袋を破いていたテツコにも聞こえたようでした。

「ふふふふ。あいつら、あの調子だと、また今夜も、この後ラブホにシケ込む気だよ・・・」

テツコが私の耳元でそう呟きました。
「えっ?・・・どーいう事だそれは・・・」
「あの女、ワザとらしく張り切った声出してるでしょ。あの女があの声を出す時はね、この後、客を店外デートに連れ出そうって魂胆がある時なのよ」
テツコはそう言いながらコンドームを袋から取り出すと、その輪っかめがけてフッ!と息を吹きました。
「店外デート?なんだそれは?」
「店が終わった後のプライベートセックスよ。あの女、この店でああやって過激なサービスで客を拾っては店外デートで稼ぎまくってるって噂よ・・・」
テツコは、そんな妻をバカにしたようにフッと笑うと、私のつくしんぼうにコンドームを被せました。

そう言えば・・・
確かに、妻は何度か帰宅が異常に遅れた事がある。
いつもなら深夜一時には帰宅するのに、しかし帰りが2時や3時になる事も何度かあった。
その度に妻は、「店長が従業員の皆を誘って居酒屋で御馳走してくれたの」と、私に言っていた。
あれは嘘なのか?・・・・

私は、極小ペニスに必死になってコンドームを付けるテツコに聞いた。
「ねぇ。キミ達はお店が終わってから皆で飲みにいく事なんかあるのかい?」
すかさずテツコは「へ?」と顔をあげた。
「飲みにって・・・皆で?」
「あぁ、店長が皆を飲みに連れてってくれたり・・・」
テツコはすぐに「ないない」と首を振った。
そして「あのドケチ店長がそんな事をしてくれるなんて天地がひっくり返っても絶対にない」と言いきった。

私の殺意は更に強く燃え滾った。
妻の嘘・・・・妻の裏切り・・・・
カーッと頭に血が上った私は、テツコを乱暴にソファーへ押し倒した。
「えっ!ちょっと待って!」と、焦るテツコの両足を広げ、私の唾液でギラギラと輝くテツコのオマンコに、サイズの合わないシワクチャのコンドームを被ったつくしんぼうをぶち込みました。

殺してやる・・・殺してやる・・・・
そう呟きながら腰を振る私。
テツコが叫ぶ。
「ゴムがちゃんと付けられてないから待って!」
しかしそんな事関係ない。
どうせ私のチンポはサイズが小さすぎて、コンドームは途中で抜けてしまうのだ。
こんな物、何の意味もない。

私はコンコン!とテツコの股間に腰をあてながら、チラッと隣を見ました。
ソファーの妻を見下ろすように腰を振っていた前田と、ふと目が合いました。
私は前田を見つめてニヤリと笑いました。
その瞬間、前田は、私の妻の身体をギュッと抱きしめながら「イク!」と叫びました。
同時に、超早漏の私も前田の顔をジッと見つめながらピュッとイキました。
私のペニスのコンドームは、やっぱりテツコの中でスッポリと抜けていたのでした。


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駅裏のサークルKの横に24時間営業のガソリンスタンドがありました。
妻が働くピンクサロン「モミモミ3号店」から徒歩2分の距離です。

店を出た私は、そのままガソリンスタンドに直行しました。
時刻は、ピンサロの閉店時間の12時を既に回っております、早くしなければ、妻は前田とどこかのラブホテルにシケ込んでしまうのです。

私は、あの小さなピンサロの店内で、生身を炎に包まれては絶叫する妻と前田、そしてテツコと出目金従業員の姿を想像しながら、やたらと水銀灯が眩しいガソリンスタンドに徒歩で入って行きました。

奥の事務室では、眠そうな店員がボロボロになった週刊実話をパラパラと捲っておりました。
「すみません・・・」
私がそう声を掛けると、若い店員は、なにやら私を気味悪そうに見つめながら「はい」と弱々しく返事をしました。
その事務所は禁煙の為に灰皿がないのか、その店員は缶コーヒーの空き缶を灰皿代わりに使っていました。
「実は、ガス欠しちゃいまして・・・少しだけでいいですからガソリンを売って頂けないでしょうか・・・」
それを聞いた店員は、益々私を気味悪そうに見つめながら「いやぁ・・・」と雑誌を事務机の上に置きました。
そして座ったまま私を見つめながら「規則で、ガソリンの手渡し販売は禁止されてるんですよ」と、言いながら、カツカツと親指の爪を噛んでいます。
「そこをなんとか・・・お願いできませんか・・・・これにちょっとだけ入れて貰えばいいだけですから・・・」
私はそう言いながら、隣のコンビニの裏から盗んで来た、瓶ビールの空瓶をコトンと事務机の上に置きました。

若い店員は、その瓶ビールを見て、一瞬ギョっ!としました。

そうです。この瓶にたっぷりガソリンを入れて貰い、瓶の口にティッシュをギュッと押し込み、そのティッシュにガソリンがヒタヒタに染み込んだ所にサッと火をつけ、それをあの憎っくきピンサロ「モミモミ三号店」の店内にぶち込んでやるのです。

私はその復讐劇を妄想しながら、まるで射精するかのような快感に包まれ、時折「ヒッ!・・・ヒッ!・・・」と妙なしゃっくりをしておりました。
そのしゃっくりがいけなかったのでしょうか、店員はそんな私を異常に気味悪がり、ソッとポケットの中から携帯電話を取り出しました。
「それでしたら、こちらからJAFに連絡しますから、そちらでお待ち下さい・・・」
若い店員は、ゆっくりと立ち上がりながら携帯をパカッと開きました。

「いや、そんな大袈裟な事しなくても、私の家はすぐそこなんです、ヒッ!・・・ですからちょっとだけガソリンを売ってくれればそれでいいんですよ・・・ヒッ!・・・・」
「ですからそれは無理です。規則ですから」
「なんだよ、さっきから聞いてりゃ規則規則って、テメーはモミモミ3号店か、ヒッ!・・・この瓶の中にちょっとだけいれるだけなんだからいいじゃねぇか!ヒッ!」
「警察呼びますよ」
若い店員は、開いた携帯を私に向けました。
すかさず私は暗闇の中へ逃げ去ったのでした。


私は、悶々とした気分のまま、またピンクサロン「モミモミ3号店」に向かってトボトボと足を向けておりました。
ガソリンが手に入らないとなると、他にどうやって大量殺人をすればいいのかわからないのです。
包丁や何かで1人ずつ殺すなんてのは私には無理です。
私は、夏の夜に部屋に迷い込んで来た蛾を一匹殺す事すらできない小心者です。そんな私が人間を1人ずつ刺し殺すなんて、できるわけがございません。
まして、相手は最愛の妻です。
私を裏切った憎き妻ではありますが、しかし、彼女が死ぬシーンなど、この私が間近で見る事なんてできるわけがございません。

そんな事をアレコレ想像しておりますと、身体中を切り刻まれては絶叫する妻の姿がとてもリアルに私の頭に浮かんできました。
妻は泣いております。私を裏切った事を悔い改めるように、「許してアンタぁ!」と叫びながら、切り刻まれた下腹部から大腸や小腸などあらゆる内臓を撒き散らしました。

あぁぁ・・・そんな事、私にはできない!
私は裏切られてもまだ妻を愛してるんだ!

「くそっ!」と叫びながら、おもわずサークルKの白い壁をおもいきりぶん殴った瞬間、「あなた?」という聞き慣れた声が背後から聞こえて来ました。

ハッ!と私が振り向くと、そこには夕方出勤した時と同じ格好の妻がボンヤリと立っていました。

「こんな所で何してるの?・・・」
妻は不思議そうに大きな目をクリクリさせながら私をジッと見つめております。

私はすかさず前田の姿を探しました。
恐らく、きっと、どこからかこちらをジッと伺っているはずです。
しかし、そこには妻1人がボンヤリと立ちすくんでいるだけで、辺りにはコンビニのガラスに追突する蛾が二匹、バタバタと飛び回っているだけでした。

「おまえ・・・一人か?・・・・」
私の問いかけに、妻は「当たり前じゃない」とプッと噴き出しました。

「前田は?」と言い掛けて私が慌てて口を噤むと、「こんな所で何してるの?」と妻は再び聞きました。
「いや・・・キミを迎えに来たんだけど・・・」
私はそう言いながら、サークルKの壁を叩いた時に切れた拳の血をペロッと舐めた。
「ははは、あんまりこの蛾がウザいもんだからさぁ・・・ぶん殴ってやろうと思ってね・・・ははは、バカだね・・・」
そう笑う私の拳を、妻は「大丈夫?・・・」と言いながら心配そうに優しく両手で包み込み、そしてキラリと光る舌先で私の血をペロッと舐めました。
そう、ついさっきまで、見知らぬ男のペニスを舐めていたその舌で・・・・。

「早く帰ろ・・・」
妻は私の手を両手に包み込んだままフッと顔をあげました。
妻のその顔に、前田の巨大ペニスを捻り込まれて悶えていた、あの淫乱な顔が重なって浮かびます。

(どっちが本当のオマエなんだ・・・)
私はそう思いながら妻の顔をジッと見つめ、そして何故か妙にムラムラと興奮して来ました。
そう、それは、怒りや悲しみ、そして嫉妬といった興奮ではありません、今になって、他人に抱かれる妻に異様な性的興奮を覚えたのです。

私は妻の手をギュッと握り返しました。
そして、「なぁ、どっか寄ってかないか?」と、胸に込み上げて来た熱い息を吐き出しました。
「どこかって・・・どこ?」
妻は驚いたように私の顔を覗き込みます。
「・・・ラブホテルとか・・・」
私が恐る恐るそう答えると、妻は「プッ」と小さく噴き出し、「もったいないよ」と私の手を振り解き、スタスタと歩き出しました。

私の目の前で妻の肉付きの良い尻がタプタプと揺れておりました。
あの尻を前田は散々弄んでいた・・・・そして前田は、あの尻の奥にたっぷりと射精をした・・・
私はハァハァと熱い息を吐きながら、妻の尻をジッと見つめながら妻の後を追いました。

「家に帰ってもさぁ、ほら、子供達が寝てるから、激しいのできないだろ・・・なぁ、ちょっとだけ寄って行こうよラブホテル・・・」
私がそう言いながら妻の手を握ると、妻は「せっかく私が苦労して稼いだお金なんだよ、勿体無いよう・・・」と、そう呟きながら、ピタッといきなり足を止めました。

そして妻は、クルッと横を振り向くと、「あっちに大きな公園があるよ・・・そこ、寄ってく?」と、私の顔を覗き込みました。
おもわず私はニヤッと笑いました。
それに釣られて妻もクスッと笑いました。

私はそんな妻の笑顔を見て思いました。
ピンサロがなんだ、本番がなんだ、前田がなんだ、銭ゲバがなんだ。
そう、この女は私にとっては大切な大切な妻なんだ。
たとえ客に本番をやらせようと、中出しさせようと、店外デートをしようとも、それでも私はこの女が好きなんだ。
それのどこが悪い!

私は妻の手を優しく引きながら、その公園に向かって歩きました。
きっと女々しい私の事ですから、公園で妻を抱きながら、またしても前田の事を思い出しては怒り狂ったり嫉妬したりする事でしょう。しかし、それもこれも楽しいセックスライフの起爆剤だと思えば、それはそれでいいのです。

「喉が渇いちゃったぁ」
そう呟きながら歩く妻を見つめながら、明日の晩もこっそりピンサロに行こう、と、私は密かに企みました。

そんな時、公園に向かう私たちの背後から、数人の男達がバタバタと近付いて来ました。
私たちが慌てて振り向くと、遠くの方でパトカーが赤い照明をパカパカと輝かせています。

「あいつです!」
暗闇から、先程のガソリンスタンドの若い店員が私を指差しました。
妻は、『時間ですよ』の浅田美代子のような顔で私を見ながら「なに?」と驚いております。

私はそんな妻に優しく微笑むと、とりあえずもう一度、暗闇の中に走り出したのでした。


(私の妻はピンサロで働いてます・おわり)



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