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    さらば2


 そんな少女は、しばらく抵抗しながらもペニスを口に含んでいたが、しかし、再び相沢の指がヌルヌルになったワレメを弄り始めると、次第に口内の舌を動かすようになって来た。
 ぷちゃ、ぷちゃ、ぷちゃ、と、少女の可愛い口元から卑猥な音が洩れ出した。
 仮性包茎の皮を剥いた直後のフェラは、何とも言えない新鮮な快感を与えてくれた。
 しかも相手は可愛い女子高生だ。日頃、三十路を過ぎた鄙びたトルコ嬢ばかりを相手にしている相沢にとって、このムチムチと弾力性のある肌や、全身から漂うシトラスな香りは、気が狂いそうな程に欲情させた。
「おまえのも舐めてやるよ」
 そう言いながら、相沢は少女が座っていた座席のシートを倒した。
 そしてそこに少女を、まるで産婦人科の診察台で寝転がっているように、股を開いて寝かせた。
 子豚のようにムチムチとした太ももがガブリと噛みつきたい程に可愛かった。
 そんな太ももの根元の真ん中には、瑞々しい白桃がナイフでスパっ!と切られたような、可愛いワレメがトロトロと汁を溢れさせていた。
 溢れる蜜を慌てて啜るかのように、相沢は唇を半開きにさせたままワレメに吸い付いた。
 ぶちゃ、という下品な音と共に、少女の「あぁぁん」という可愛い声が車内に響く。
 そんな少女の陰部は、ミートスパゲティーに「これでもか!」と言うくらいに粉チーズをぶっかけた時のような、そんな不潔なニオイがムンムンと漂っていた。
「おまえも人の事言えねぇじゃねぇか……おまえのココ、スゲェ臭せぇぞ……」
 そう呟きながら、チーズ臭いワレメに舌をネトネトと這わす。
 少女は恥ずかしそうに顔を真っ赤にしながらも、しかし、もっと舐めて欲しそうに腰を小刻みに突き上げた。
「変態だよ……見知らぬ男に性器なんか見せてよ、おまえガキの癖にとんでもねぇ変態だよ……」
 そう少女を辱めながら、両手でムチムチの両足を持ち上げ、そこに剥き出した肛門を舌先でチロチロと舐め始めた。
「やぁぁん……」
 くすぐったそうに腰を捻る少女に、相沢は狂気に満ちた欲情を覚えた。
 そして、このままこの変態なガキをヒィヒィ言わせてやる!、とムラッと来ると、そんな少女をシートに押し付けながら、ビンビンに勃起したペニスをワレメに押し込んだ。
「はぁん!」
 いきなり挿入された少女は、そう叫びながら相沢の体にしがみついて来た。
「気持ちいいか?」
 ペニスをヌルヌルの汁に絡めながら、相沢が少女の耳元に囁きかける。
 少女は相沢が腰を動かす度に「はぁん! はぁん!」と激しく喘いでは、まるで小猿が親猿にするかのように、相沢の体にしがみついて来た。
 そんな少女を見下ろしながら腰を振る相沢は、少女の黄色いTシャツを強引に脱がした。
 ポッテリとした乳が飛び出した。そんな乳に顔を埋め、女子高生のムチムチ感を存分に堪能した。
 全裸の少女は美しかった。
 ペニスを出し入れされては激しく痙攣する、その子豚のようにポッチャリとした体は、実に残酷さを醸し出していた。
 ハァハァと荒い息を吐きながら相沢も全裸になった。
 そして腕の中に子豚をギュッと抱きしめると、相沢の四十肌に女子高生の弾力性のある肌が、ムチムチと吸い付いて来た。
(こんなの我慢できるわけねぇよ……)
 相沢は少女を強く抱きしめたまま、激しく腰を振った。
 号泣しているような激しい喘ぎ声をあげる少女に、「中でイクぞ」と聞くと、少女は「やだぁ」と顔を歪めたが、しかし相沢はそれを無視して少女の膣筋をゴリゴリとペニスに擦り付け、大量の精液を穴の中にぶちまけたのだった。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 時計の針が深夜二時を指していた。
 いつものように駐車場に出ると、秋の夜風が相沢をどっぷりと包み込んだ。
 眠い目を擦りながらライトバンに乗り込みエンジンを掛ける。
 ブブスンっという間の抜けた排気音と共に、ラジオから妙にテンションの高いおっさんの声が響いた。
 それは、『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン』だった。
 車を発進させた相沢は、そんな笑福亭鶴光の奇妙な高笑いを聞きながら、この男のテンションの高さは精神を病んでいる、とふと思いながら、慌ててラジオを消した。
 そんな相沢が向かった先は、東中野の裏路地にポツンとあるパーキングだった。
 静まり返った闇の中で自販機を開ける。
 また今日も自販機の中には千円札が数枚、淋しそうに横たわっているだけだった。
 半年程前までは、この自販機の中にも千円札がぎっしりと詰まっていたものだが、しかし、ここ最近はめっきりと売上げが落ちた。
 それは、ビニ本業界を揺るがした『洗濯屋ケンちゃん』の出現によるもので、今や日本のセンズリ産業は裏ビデオ一色の時代なのである。

 ふーっと淋しい溜息をつきながら自販機のドアをガシャンっと閉めると、不意に背後でキキキッと自転車のブレーキの音が聞こえた。
 ソッと振り向くと、パジャマ姿の男が自転車に跨がったまま相沢をジッと見つめていた。
 自販機の鍵をガチガチっと閉めた相沢が歩き出すと、パジャマの男が「いける?」と聞いてきた。
 相沢は、自販機の鍵をジャラジャラと音立てながらゆっくりと男に近付くと、男のその深海魚のような小さな目を見つめながら「毎度」と微笑んだのだった。

 ライトバンの後部座席のドアをガラガラガラっと開けると、一番奥のシートに子豚のような少女がちょこんっと座っていた。
 パジャマ姿の男は、少女を見るなり突然「すーすー」と鼻息を荒くさせ、右手に握りしめていた一万円札を相沢に突き出した。
「毎度」
 そう言いながら一万円札を受け取った相沢は、興奮する男の耳元にソッと顔を近づけた。
「お客さんは常連さんだからわかってると思うけど、一応、念の為にシステムをもう一度説明しときますね」
 相沢は男の耳元にそう囁きながら、男の肩にソッと手を掛けた。
「当店はあくまでも観賞用の『生ビニ本』でございますので、女の子の体にタッチする事は一切禁止となっております。又、お好みのポーズをリクエストする場合には、別途料金が掛かりますので御了承下さい。そして」
「あぁ、もうわかってるよ。大丈夫よ、絶対に触ったりしないから」
 パジャマの男はイライラしながらそう言うと、相沢の手を振り切り、勝手にライトバンに乗込んだ。
 そんな男を見ながら、「好きだねぇ、あのおっさんも」と呟く相沢は、そのまま運転席に乗込んだ。

 車内のBGMはラジオだった。病的にテンションの高い笑福亭鶴光が笑っている。
「見て……マミのココ、もっと見て……」
 少女の艶かしい声が、鶴光の笑い声と共に車内にひっそり響く。
 相沢はタバコを吹かしながらバックミラー越しに二人を見た。
 少女は座席に四つん這いとなり、その子豚のような真っ白な尻を男に向けて突き出していた。
 そんな少女の尻の谷間を、ビニ本でお馴染みのスケスケパンティーが薄らと遮る。
 そんなピンクのレースから透けて見える少女の陰部は、絶妙な卑猥感を醸し出していた。
 男は、突き出された少女の尻を覗き込みながら、だらしない顔でハァハァと荒い息を吐いては、シコシコとペニスをシゴいていた。
「あぁぁ、マミちゃん、凄く濡れてるよ……パンティがビチャビチャになっちゃってるよ……」
 そう囁く男は、少女の陰部を凝視しながらも、そこにソッと鼻を近付けてはクンクンと匂いを嗅いでいた。
「見える?……マミのココ、見えてる?……」
「凄いよ……丸見えだよ……」
「いや……恥ずかしい……見ないで……」
「ダメだよお尻を閉じちゃ……ほら、自分の指でちゃんと開いて見せてごらん……」
「こう?……」
「そうだよ……あぁ、穴の奥がヒクヒクと動いてるよ……」
「やだぁ……ヌルヌルのオツユがいっぱい出てきたよぅ……」
 そんな二人の会話を聞きながら、相沢は笑いを堪えるのに必死だった。
 そのうち、男の手の動きが速くなって来た。そのシコシコとしたリズムにあわせライトバンがユッサユッサと揺れる。
 そろそろフィニッシュだな、と、相沢が煙草を灰皿に押し付けると、パーキングの入口でモジモジとしているジャージ姿のおっさんが見えた。
 新たな客を確認した相沢は、後部座席に向かって「あと5分ね」と告げた。
 不意にラジオからクリスタルキング 『大都会』のイントロが流れ始めた。一瞬、そのイントロが『エクソシスト』の曲に聞こえ、ホラーが苦手な相沢はドキッとしたが、しかし病的な鶴光が「今週のオリコン第1位クリキンだぁ!」と叫んだためホッとした。
 相沢はライトバンを出ると、後部座席の男に「この曲が終わったら終了だからね」と告げると、そのままライトバンのドアを閉めたのだった。

 パーキングの入口でモジモジしていたおっさんは、車から降りて来た相沢を見るなり意味ありげにニヤリと笑った。
「大丈夫?」
 声を潜めながらそう聞くおっさんに、相沢は「すぐいけますよ」と笑った。
 おっさんはポケットの中から財布を取り出すと、おもむろに数枚の一万円札を相沢に見せつけながら「本番はダメかなぁ」と聞いた。
「いやぁ、無理ですねぇ」
 相沢が申し訳なさそうに笑う。
 おっさんは小さな溜め息を吐くと、一万円を一枚だけ抜き取り、それを相沢に渡した。

 確かに、本番をさせれば今の三倍は儲かるだろう。
 しかし、本番をさせてしまうとお客はそれで満足してしまい、それ以上通ってくれなくなる恐れがあるのだ。
 だからこの商売は、お客の欲望を引っ張るだけ引っ張らなければならないのである。

 ボロい商売だった。
 一万円札を握りしめた客達が、一晩に五人も六人もやって来るのだ。
 一晩の売上げが平均六万。
 これはビニ本の自販機の売上げなど比べ物にならなかった。
 しかも、経費はタダ同然。
 少女は元々が露出狂の変態だから、男達に裸体を見て貰えさえすればそれで満足するのだ。
 だから少女の給料はゼロ。
 掛かる経費と言えば、パーキング代の千円とライトバンのガソリン代くらいで、あとは全部、相沢の懐の中へ入って行った。
 そうやって確実に利益を上げていた相沢は、マミの他にも露出狂の女達を集めて来ては、それらを客に提供した。
 そのうち女も十人と増え、顧客も数え切れない程に増えた。
 ライトバンでは到底間に合わなくなった相沢は、歌舞伎町のビニ本店を改築した。
 そしてその店に客を呼び、そこで露出狂の女達に『生ビニ本』を御披露させたのだ。
 これが爆発的にヒットした。
 連日連夜、スケベな客は後を絶たず、相沢の懐も笑いが止まらない程に潤って来た。
 そのうち、この店が週刊誌や深夜番組などにも取り上げられるようになると、歌舞伎町にも類似した店が続々と出現した。
 いつしかそんな店は、マスコミから『のぞき部屋』などと名付けられるようになり、そのブームは全国の歓楽街へと飛び火して行ったのだった。
 しかし、それがブームになった頃には、相沢は再び刑務所の檻の中だった。
 たまたま顧客の一人から少量の覚醒剤を買ったのがバレてしまい、逮捕されてしまったからだ。
 懲役三年二月。前科が山のようにある相沢に情状酌量は望めなかった。
 相沢が刑務所に入っている間に、店長が会社の金を全て持ち出し姿をくらました。
 だから歌舞伎町ののぞき部屋は潰れた。
 たった一発のシャブで、巨額の富を失ってしまったと嘆き悲しむ相沢は、今度こそ出所したら真人間になるんだと鉄格子から見える銀杏の木に両手を合わせて誓うが、しかし、銀杏の木に誓った所で何がどうなるわけでもなく、そんな相沢の誓いは銀杏の葉が舞い散るが如く、出所と同時に綺麗さっぱり忘れ去られていたのだった。

(さらば東中野のビニール本・完)

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