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下宿人2

2011/11/12 Sat 15:41

    下宿人2




 夕食時、不意に明子の股間を目撃してしまった裕介は、その晩なかなか寝付けなかった。
 布団の中からソッと壁の時計を見た裕介は、早く寝ないとアレが始まってしまう、と酷く焦り、イライラしながら寝返りを打つ。
 裕介の言う『アレ』っというのは、赤岩夫婦の夜の営みのことである。
 週に2回くらいしか自宅に帰れない長距離運転手の竜雄は、帰って来た晩は必ず明子を抱いていた。それは地震が来たのかと思われるくらいに激しく家を揺らし、しかもその揺れに合わせて明子が赤ちゃんの夜泣きのような声をあげて啜り泣くのだ。
 そんな破廉恥な声を二階で聞かされる裕介は、その度に床に耳を押し付けては自分で自分を汚していた。
 しかし、そうやって自分を汚した後の嫌悪感というのは、この年齢の少年にとっては半端なものではない。そんな嫌悪感に襲われる度に「こんな事ばかりしているとバカになってしまう」とどっぷりと落ち込んでしまう裕介は、前回のセンズリを最後に、もう2度とコレはやらないと心に誓っていたのだ。
 だから今夜はアレが始まる前に早く寝たかった。しかし、夕食時に明子のパンチラを見て欲情してしまった裕介だったから、特に今夜は下半身がムズムズとする。だから余計、アレが始まる前に寝てしまわなければ、自分を抑える事ができなくなってしまうのだ。
 しかしそう思えば思うほど、裕介はイライラして寝付けなかった。
 静まり返った部屋にカチカチカチという時計の針だけが響き、それを布団の中で一秒も逃さずにジッと聞いていた裕介は、いつのまにか尻にびっしょりと汗をかいていた。
 そうこうしながら何度も寝返りを打っていると、遂にアレが階下から聞こえて来た。
 裕介が寝ている部屋の真下は茶の間だった。
 この家の一階には、八畳の茶の間とキッチンしかなく、赤岩夫婦は裕介が二階に下宿するようになってからというもの、この茶の間に布団を敷いては寝室にしているのだ。
 ジッと目を瞑っている裕介の耳に、茶の間の食器棚がグラグラと揺れる音が聞こえて来た。木造2階建てのこの古い一軒家は、ちょっとした振動でも家全体を激しく揺らすのだ。
 壁がギシギシと軋み始め、いったい何をしているのかドタンやガタンといった乱暴な音が響く。
 しばらくすると、明子の悩ましい声が途切れ途切れに聞こえて来た。
 布団の中で修行僧のようにジッと目を瞑っていた裕介は、いつの間にか、いつものように明子の声を聞き逃すまいと耳を澄ましていた。
「ひぃぃぃん・・・」
 裕介の耳に、馬の鳴き声のような明子の声が不意に飛び込んで来た。
 裕介はギュッと顔を顰めながら両手で耳を塞ぐ。
「もっと・・・もっと早く動かしてぇん・・・」
 静まり返った深夜の部屋に明子の卑猥な言葉が忍び込んで来た。音に敏感になっている裕介には、いくら耳を塞いでいてもそれらは微かに聞こえてしまう。
 そんな明子のスケベな声は、裕介の耳から裕介の頭の中へと侵入し、モヤモヤとしている頭の中で活字に変わる。
『もっと早く動かして』という活字を頭の中に思い浮かべながら、いったい何をどうやって早く動かすのだろうとアレコレ想像していると、不意にギシギシと揺れていた振動が止まり、続いて竜雄の野太い声が聞こえて来た。
「後ろ向きになれ・・・ほら、自分で開いてみろ・・・」
 そんな竜雄の言葉が再び裕介の頭の中で活字に変わり、尻を突き出しながら自分の指で性器を開いている明子の卑猥な姿がありありと浮かんで来た。

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「おら・・・・・」
「あぁぁ!凄い!」
「おい、声を出すなよ、上のユウ君に聞こえるじゃねぇか・・・」
「でも、でも、あぁぁん・・・凄い・・・」
 そんな声と共に家の中が再びミシミシと揺れ始めた。
(もう無理だ!)
 そう心で叫んだ裕介は、豪快にガバッ!と布団を剥ぎ取った。
 これが最後だ・・・と呟きながら、布団から這い出した裕介は絨毯が敷いてある床に耳を押し付けた。
「ふぁん!ふぁん!ふぁん!」という明子の鼻声と同時に、「パン!パン!パン!」という肌がぶつかり合う音が聞こえた。
 童貞だった裕介には、その音がどのようにして繰り出されるのかはっきりわからなかった。わからなかったが、しかしそれが所謂『バック』という体位であり、犬のように四つん這いにされた明子が背後からペニスを入れられているという事くらいは、実家でいつも深夜にこっそり見ていたエロ動画サイトの知識から想像できた。
 床に腹這いになりながらそんな階下の様子を探っていた裕介は、股間でコリコリに固まっていたペニスを床に押し付けた。
 ジーンとした痺れが下半身に広がり、裕介はヘロヘロな表情になりながら絨毯に顔を押し付ける。
 しかし、すぐにこのままでは前回と同じ失敗をしてしまうと思った裕介は、慌てて机の上に置いてあったティッシュの箱からティッシュを何枚も引き出すと、それを床に丁寧に敷き、その上に剥き出しにした勃起したペニスをソッとあてた。
 前回、不意に射精してしまった為にパンツとパジャマをビタビタに濡らしてしまい、翌日、こっそりと近所のコインランドリーに駆け込むという苦い経験をしていた裕介だったから、そんな学習能力は身に付いていたのだ。
 床のティッシュペーパーにペニスをカサカサと擦り付けながら、階下のいやらしい音を聞き、明子の卑猥な姿を想像する。
 いつもならものの数分で大量の精液を迸るはずなのだが、しかし今夜の裕介は少し違った。
 そう、どうしても、あの夕食時に見た明子の白いパンティーが頭から離れないのである。
(どうせ今夜でコレは最後なんだ・・・ならば、せめて最後くらいは明子さんのあの白いパンツを見ながらシコシコしてみたい・・・)
 そう思う裕介は、イキそうになるのを必死で堪えながら、ヒクヒクと波打つペニスをティッシュからソッと離した。
 そして、ゆっくりと床に仰向けに寝転ぶと、キッチンの奥にある風呂場の脱衣場を頭に思い浮かばせた。
 あの時の明子の白いパンティーが押し込んであると思われる洗濯機は脱衣場の中にあるはずだった。その脱衣場は竜雄達が寝ている茶の間を通らずともキッチンから入る事が出来た。
 だから2人が寝静まれば、そんな脱衣場に侵入する事は容易いのだ。
 裕介は天井を見つめながら、そんな侵入作戦を頭に描く。そして同時に、明子の性器にピッタリと張り付いていたあの白いパンティーは、いったいどんな匂いがしてどんなシミが付いているのかをアレコレと妄想しては、時折、思い出したかのようにシコシコとペニスをシゴいていたのだった。
(3話に続く)

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