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下宿人9

2011/11/19 Sat 13:50

    下宿人9

 ちゅぷ・・・ちゅぷ・・・ちゅぷ・・・・
 そんな卑猥な音が響く店内には、麻雀ゲームの電子音と東田の擦れた呻き声が同時に響いていた。
 カウンターの裏でジッ息を潜めている裕介は、ふと製氷機の下でピーンと立っている髪の毛を発見した。
 しかしそれはよく見るとゴキブリの触角で、そのゴキブリもまた裕介と同じようにカウンターの裏でジッと息を潜めていたのだった。
「なぁ、ヤラせろよ・・・」
 東田の野太い声が聞こえた。
 裕介はカウンターから静かに顔をあげ、目の前に並んでいるコーヒーカップの隙間から奥のボックスをソッと見た。
 ソファーにふんぞり返る東田。そしてその股間にしゃがんでは東田のペニスをまるで極太うどんを啜るように音を立ててしゃぶっている明子。
 生まれて初めて見るその凄まじい光景に、裕介はおもわず泣き出しそうになっていた。
「ほら、こっちに尻向けろよ・・・」
 東田は前屈みになりながらそう言い、しゃがんでいる明子の左の尻肉を鷲掴みにした。
「うぅぅん・・・ダメ・・・お口に出して・・・」
 明子はそう言いながら自分の唾液で濡れた東田のペニスを激しくシゴいた。
「あぁぁぁ、ちょっと待てよ・・・そんなにシゴくなって・・・」
 東田は明子の手の動きに身を悶えさせながら、ガニ股に開いていた両足をピーンと伸ばし始めた。
「イって・・・いっぱい出して・・・」
 クチャクチャと音を立ててペニスを激しくシゴく明子は、東田のダラリと垂れ下がる金玉を真っ赤な舌でチロチロと舐めながらそう呟く。
 すると東田はいきなり明子の頭を両手で押えながら「イクぞ・・・イクぞ・・・」と、隅田川で発見された溺死体のようなだらしない表情で天井を見上げた。
 その瞬間、手慣れた早業でチュポっ!とペニスを口に滑り込ませた明子は、東田の下半身を両手で抱きかかえながら激しく顔を上下に動かした。
「あぁ!」
 東田が低い悲鳴をあげた。
 それと同時に明子の上下する顔のスピードはみるみると弱まって行ったのだった。

 そんな醜い行為が終わると、東田はまだブツブツと小言を言いながらもズボンをサッサと履いた。
 そして東田はそそくさとポケットの中から一万円を取り出すと、広げたオシボリを口にあてながら、そこに溜った東田の性欲の塊を吐き出していた明子に向かって「帰るわ」と短く呟きながら、それをパラリと投げた。
 床にしゃがんでいる明子の足下にその一万円札はフワッと落ちた。
「あ、ごめんね東田さん」
 慌てて口にあてていたおしぼり離した明子がそう振り向くが、しかしその時には既に東田は店のドアを出て行った後だった。
 明子はカランコロンっと牧歌的な鐘の音を立てて閉まるドアを見つめながら大きな溜息を付いた。
 そしてフラフラとヨロめきながら足下に落ちていた一万円札を摘まみ上げると、それをグラスやボトルが乱雑するテーブルの上にソッと置くと、そのまま今まで東田が座っていたソファーにドスンと腰を下ろした。
 大きな胸を晒したまま、ピンクのパンティー1枚の姿でソファーで気怠く座っている明子を、カウンターの中からこっそり覗いていた裕介は素直に綺麗だと思った。
 そのまま天井をぼんやり見つめている明子と、カウンターで息を殺して潜む裕介。
 しばらくそんな時間が流れた。
(・・・・今に明子さんがボックスの洗い物を持ってカウンターにやって来る・・・)
 そんな考えがふと裕介の頭を過る。
(見つかったらなんと言い訳しよう・・・・覗き見していたなんて知ったら・・・きっと明子さん怒るだろうな・・・)
 そう思いながらも、その場にジッと潜んだままでいると、そんな身動きひとつしない裕介に安心したのか製氷機の下に隠れていたゴキブリが裕介の足下を堂々と横切って行った。
 店の奥から再び麻雀ゲームの電子音が響いてきた。その古臭い電子音は若い女の声で「ロン!」と叫んだ。
 そんなゲーム機の前に座っている明子は身動きひとつしない。
 そんな明子の様子に、もしかしたらそのまま寝てしまったのだろうか?っと裕介は思った。
 それならばここに隠れていた事も明子に知られずに済む。それに、あのオッパイを曝け出した状態で寝てくれていたら、茶の間に明子を運ぶ時、どれだけ楽しい事だろうと裕介は密かに微笑んだ。
 と、裕介がそんな不埒な考えを想像した時、いきなり店の奥から「ねぇ」っという明子の甘ったるい声が聞こえて来た。
 一瞬にして裕介の頭は真っ白になった。
 店には明子以外誰もいない。ならば明子は誰に話し掛けているのだ。
 裕介は薄汚れた厨房の床をギョッと見つめながら、明子のその声が寝言か若しくは携帯電話であってくれと、必死になって祈る。
 しばらくそのまま時間が止まっていた。
 汗でびっしょりと湿ったTシャツが背中にビタリと張り付き、裕介は背中が痒くて痒くて堪らなかった。
 すると再び明子の気怠い声が聞こえて来た。

「ねぇ・・・ユウ君そこにいるんでしょ・・・」

 裕介の金玉に、まるでジェットコースターが下り坂に突入した時のようなヒヤッとした寒さが走った。
 焦った裕介は、いっそのこと、自分もこのままゴキブリとなって製氷機の下にかくれてしまいたいとさえ思った。
「ねぇ・・・酔っぱらっちゃって立てないのよ・・・お願い、手を貸して・・・・」
 明子の甘ったるいその口調は、そこに隠れて覗き見していた裕介に怒っている口調ではなかった。
 むしろ、お互いに秘密を共有しようという意味が込められているような、そんな共犯的な口調だと裕介は思った。
 明子がその気ならば、いつまでもこんな所にコソコソと隠れている意味はない。
 そう思った裕介は、長時間しゃがんでいた痺れた足を庇いながら、ゆっくりとカウンターの中で立ち上がった。
 そして照れ笑いをしながら「すみません・・・」っとバツ悪そうに奥のボックスの明子に顔を向ける。
 大きなオッパイを曝け出したままの明子は、そんな裕介にフワフワとした酔った視線を向けながら、ニヤッと笑った。
 そして、まるで幼児が父親に「抱っこして」とねだるような仕草で裕介に両手を広げた明子は「立てないの・・・もうフラフラ・・・お願い立たせて」とロレツの曲がらない口調で甘えるようにそう笑った。
 そんなエロティークな明子をカウンターから見ていた裕介は、心の中で(僕はもう立ってますが)などと呟きながらも、股間で固くなっているモノを隠すようにしてそそくさとカウンターを出たのだった。

 奥のボックスに近付くと、床に転がる空のボトルやテーブルでひっくり返っているグラスが見えた。まさにそこは『ツワモノ共が夢のあと』のような雰囲気が漂っている。
 そんな荒れ果てたボックスのテーブルに、溶けた氷の雫で湿った一万円札がピタリと張り付いているのが見え、裕介はその汚らわしい金から慌てて目を反らした。
「ごめんね、汚しちゃって・・・」
 明子はフラフラになりながらも、酒とミネラルウォーターが溢れてはベタベタになったテーブルの上をおしぼりで拭こうとした。
「あ、僕がやります・・・」
 裕介は明子の足下に駆け寄ると、明子の手から慌ててそのオシボリを奪い取った。
「本当にごめんね・・・だってあいつ、酒癖悪いんだもん・・・もうそこらじゅう酒でベタベタになっちゃってる・・・」
 明子はそう言いながら横のソファーに転がっていたグラスを拾い上げ、そして困った表情で裕介を見ては「むふふふふふ」っと笑った。
「あ、大丈夫です。僕、後で掃除しておきますから・・・・」
 裕介はそう言いながらも慌てて明子から目を反らした。今の明子のその魅力的すぎるほどの裸体は、女を知らないセンズリ高校生を惑わすばかりなのだ。
 そんな裕介が、できるだけ明子のその豊満な裸体を見ないようにしようと、明子に背を向けたままおしぼりでテーブルを拭き始めると、ふいに明子が「やっだぁ・・・こんなとこまでベチョベチョに濡れてるぅ・・・」と黄色い声で笑った。
 サッサとテーブルを拭きながら、そんな明子にさりげなく振り向く裕介。
 すると明子は、なんと裕介がいる目の前でピンクのパンティーをスルスルと下ろし始めていた。
 そんな明子を見た裕介が「うっ!」と絶句した拍子に、裕介が握っていたオシボリの中から、明子が吐き出した東田の精液がヌルッと溢れ出し、裕介の指にダラリと垂れた。
「うわっ!」
 裕介が自分の指にダラーンと垂れ下がる濃厚な精液を見つめながらおもわず声を出すと、そんな裕介を見つめながら明子がケラケラと笑い始めた。
 そんな明子はピンクのパンティーを太ももまで下げ下ろし、恥ずかしげもなく股間の中心にフワフワとした栗毛色の陰毛を曝け出して笑っていたのだった。

(10話に続く)

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