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反社会的な妻たち5

2012/05/19 Sat 02:10

反社会的な妻たち5



 失神した美佐はそのままぐったりと布団の上に崩れ落ちた。
「どけ!」
 と、木暮は美佐の足下でモゾモゾと絶頂に達している静子を蹴飛ばすと、美佐の足下にしゃがんだまま、力の抜けた美佐の身体をゴロンと仰向けにさせた。
「うぅぅぅ……」と唸りながら天井を見上げる美佐の目には、いつしか黒目が戻っていた。放心状態の美佐の黒目はふわふわと宙を泳ぎ、ゆっくりと首を傾げながら木暮を見つめると、半開きの唇から口内に残っていた木暮の精液をダラリと垂らした。
「い、今、天国にイカせてやるからな……」
 木暮は放心状態の美佐にそう囁くと、2発連続射精で萎れ気味のペニスをシコシコとシゴき始めた。
「も、もう……帰して下さい……夫と娘が……」
 美佐がそう唸りながら再びゲホゲホと咽せ始めた。
「待て待て、焦らせんじゃねぇよ、もう少し待ってろ……」
 焦った木暮が半立ちのまま入れようとすると、すかさず静子が木暮の下半身に寄り添い、その半立ちのペニスをまるでナマズが小魚を飲み込むかのようにペロリと口内に滑り込ませた。
「おふっ……」
 そんな静子のまったりとしたフェラに、おもわず木暮が唸り声をあげた。

 木暮の復活はものの数秒だった。シャブさえ打っていれば木暮は絶倫であり、過去に、『24時間テレビ』のオープニングからセックスを始め、『サライ』が流れるエンディングまでペニスをピストンさせていたという自己記録を持っていた。
「腰が抜けるほどにヒィヒィいわせてやっからな、清楚な奥さん……」
 そう不敵に笑いながら美佐の細い脚を両手で高く持ち上げた。
 真っ白な肌の股間の中心に、ザクロのような卑猥な裂け目がヌラヌラと輝いているのが見えた。
(随分と具合が良さそうなマンコだ……)
 そう思いながら亀頭を裂け目にグチャグチャさせながらハァハァと荒い息を吐く。
「……お願いします……もう、許して下さい……」
 美佐は朦朧としながらもそう唸った。
「許してって言うけどよ……奥さんのココ、ケツの穴までヌルヌルに濡らしてるぜ……本当は早くぶち込んで欲しいんじゃねぇのか?……」
 木暮の卑猥な言葉を聞きながら、静子がまたしてもオナニーを始めた。
 木暮が亀頭でグチャグチャと掻き回す音と、静子が自分のオマンコを指で掻き回す2つの淫音が、高度成長期に立てられた古い団地の一室に怪しく響き渡った。
 木暮は美佐の細い両足を両腕に抱え、真上から美佐を見下ろした。
 脅えながら木暮を見上げ、小さくグスンっと鼻を鳴らす美佐は、ギュッと抱きしめたいほどに可愛く、木暮の感情はみるみると高揚するばかりだ。
 気絶しそうなくらいに興奮した木暮は、美佐の細く長い脚を天井に掲げながら大きく股を開かせた。そしてガッツリと四つに組みながらヌルヌルヌルっと巨大ペニスをゆっくりと押し込んだ。
 半分しか挿入されていない時点で、美佐が「うぅぅあぁぁぁ!」と喘ぎながら背骨を大きく弓なりにさせた。恐らく、挿入に対してはシャブの効果が絶大なのであろう、挿入されたと同時に美佐の脳からドーパミンが溢れ出し、今までのジメジメとした愛撫の嫌悪感が一瞬にして消え去っては途方もない快感に変わっているに違いない。
「気持ちいいか……」
 嬉しそうに木暮が笑った。そんな木暮のギラギラと光る目を見つめながら、美佐は必死に快感を隠そうと下唇を強く噛んだ。
「気持ちいいんだろ?……素直になれよ奥さん、そうすればもっともっと気持ち良くなれるぜ……」
 そう言いながら木暮は、美佐の裂け目にジワリジワリとペニスを沈めて行った。
 そんな木暮の太く長い肉棒が根元まで突き刺さると、美佐の枕元に静子がソッと腰を下ろし、
「奥さん、見てごらん……あんなに大っきなチンポが奥さんのオマンコの中にスッポリと入っちゃってるよ……」
 と美佐の耳元に囁きながら美佐の小さな頭をゆっくりと持ち上げた。
 その結合シーンが目に飛び込んで来た瞬間、美佐の脳裏に由利香の『おかぁさん!』という声が響いた。そして同時に、夫が卓袱台で新聞を読んでいる背中が激しい閃光と共にパッとフラッシュバックした。
「……あなた……ごめんなさい……」
 唇を震わせながら美佐がそう涙を流した瞬間、木暮の獣の血が猛然と沸き上がった。
「おらおらおらおらおら!」
 マシーンのように高速で腰を動かすと、美佐の小さな体がガクガクと揺れ、抱き抱えていた静子の腕から美佐の細い肩がドタッと落ちた。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
 美佐は気が狂ったかのように絶叫した。固くて太い肉棒が、敏感な部分を出たり入ったりしている感触がモロに脳を貫き、夫との今までのセックスの100倍、いや1000倍の快感となって美佐に襲い掛かって来た。
 乱れる美佐を勝ち誇ったかのように見下ろしながら、木暮はカエルのようにだらしなく開いた股に腰を何度も打ち付けた。そんな木暮の背中に静子が絡み付き、木暮の首、腰、尻、そして激しいピストンを繰り返す結合部分を味わうようにペロペロと舐めまくった。
「どうだ奥さん、シャブ漬けのオマンコは最高に気持ちいいだろ」
 木暮はニヤニヤと笑いながら髪を振り乱す美佐に言った。
 しかし、そう言う木暮も最高に気持ち良かった。それは美佐の膣筋の具合がハンパじゃなく活発だったからだ。
 それはまるで、血圧計をペニスに捲いては空気ポンプで圧迫したような絶妙なシマリ具合だった。木暮はそんな具合の良い穴に、ペニスを斜めに突き刺したりグリグリと掻き回したりしながら、その穴の感触をじっくりと味わった。
 そうしている間に再び絶頂感が木暮の下半身に集中して来た。その度に木暮は、迷う事無く中出ししまくった。
 最初は中出しに抵抗を感じていた美佐だったが、しかしその尋常ではない快楽に襲われているうちに、次第に中出しを何とも思わなくなっていた。
 何度も何度も中出しされる美佐の穴から白い精液が溢れ出すと、結合部分をペロペロと舐めていた静子はその卑猥な汁を美味そうにズルズルと啜った。
「あぁぁぁ!」
 再び美佐が絶叫した。美佐はかれこれ3回は絶頂に達していた。それはまるでゴールのないジェットコースーターのようであり、絶頂を向かえたと思ったらまたすぐに次の絶頂が止めどなく襲って来た。
「よし……今度は奥さんが上になれ……」
 木暮はそう言いながら布団に横たわる美佐を起き上がらせた。
 木暮が布団の上にゴロリと横になると、すかさず静子が美佐の汁でドロドロに汚れたペニスにむしゃぶりついた。
「おまえは後でゆっくりとヤってやるから……」と、静子を払い除けると、木暮は何やら意味ありげに静子に目配せしながら「アレを用意しろ」と告げた。
 寝転がる木暮の横でハァハァと肩を揺らしていた美佐は、しゃがんでいる膣からドロドロの精液が溢れ出てくるのをジッと見つめていた。そんな美佐には子供が出来たらどうしようという恐怖は全くなく、この精液を夫に見られたらどうしようという心配ばかりが波のように襲い掛かって来た。
「おい……早く上に乗れ……」
 木暮が美佐の太ももをペシッと叩くと、美佐の心は、『もういや!』と叫びながらも、しかし身体は木暮の命令に従った。
 木暮の太ももの上に美佐が跨がると、不意に開かれた膣から大量の精液がドロリと垂れた。
「違う。こっち向きじゃない。後ろを向いて跨げ……」
 そんな木暮の指示に、美佐はまるで催眠術をかけられたかのように素直に従った。
 寝転ぶ木暮の顔に尻を突き出しながら木暮の太ももに跨がった。剛毛なスネ毛が生える木暮の足首を両手で掴んだまま、美佐はゆっくりと腰を下ろした。
「うわぁ……清楚な奥さんのオマンコがチンポを旨そうに銜え込んでるよ……」
 木暮はそう笑いながら美佐の小さな尻をペシペシと叩き、「早く動かせ」と告げた。
 美佐の細い腰がぎこちなくギシギシと揺れ始めた。尻のワレメからペチャピチャという卑猥な音が洩れ、奥深くまで挿入させた美佐は「あぁぁぁぁん……」と長い喘ぎ声を呻いていた。
「ほら、もっともっと激しく腰を振るんだ、ほらほら、早く!」
 木暮は連続して美佐の尻を叩いた。美佐は強烈な屈辱感を感じながらも、叩かれる尻に合わせて激しく腰を振り始めた自分が情けなくてしょうがなかった。
 そこにどこからともなく静子が戻って来た。
 静子の手には、何やら近未来のピストルのような銀色に輝くマシーンが握られていた。
「新しい針に取り替えておいたから……」
 静子はそう言いながら、銀色に輝くマシーンから伸びる配線をコンセントに差し込んだ。
「おまえは身体を押えててくれ……」
 木暮は銀色のマシーンを手にしながら美佐の背中を指差した。静子はコクンと頷くと、上下に動く美佐の身体を優しく抱きしめ、そのまま美佐の身体を木暮の足へとペタリと押し付けた。
『ジジジジジジジジ!』
 突然、スタンガンのような電気音が部屋の中に響いた。
「な、何をするの……」
 気配に気付いた美佐が、ギュッと身体を押さえ込む静子に聞いた。
「心配しなくてもいいわよ。このままジッとしてたら直ぐに終わるから……」
 静子はそう囁きながら美佐の震える唇の中に舌を押し込んだ。
 それを合図に、木暮は上半身をムクリと起き上がらせ、未だペニスがガッシリと結合している美佐の尻の中を覗き込んだ。そして、更に大きく尻肉を押し広げると、尻肉の谷間の奥にマシーンの先をツンっとあてた。
「いくぞ……」
 木暮が呟いた瞬間、濃厚なディープキスをしていた静子が美佐の細い体を拘束するように強く抱きしめた。
ジジジジジジジジ!
 マシーンが唸りを上げると共に、美佐が静子の口内で叫び声を上げた。
「おらおら、もっと叫べ、もっと狂え、おらおら!」
 再びジジジジジジジジ!という音を炸裂しながら、木暮は強烈に締る美佐のオマンコにギシギシとペニスをピストンさせた。
 まるで肛門をカミソリで斬られるような強烈な痛みと、激しくピストンするペニスの快感が同時に美佐に襲い掛かって来た。
「いいか! よく聞け清楚な奥さん! オマエは今日から9番だ! オマエは今日から俺の9番目の性奴隷だ! よーく覚えておけ!」
 狂ったように叫び出した木暮は、そのまま美佐の穴の中に精液を迸った。
 木暮が射精すると同時にジジジジジジジジ!っという音は消え、強烈な痛みと快感は美佐の中から一瞬にして消えた。
 そんな美佐の尻の谷間の奥から、スポイドを垂らした程度の少量の血がタラリと垂れた。腰をゆっくりと動かしながら射精の余韻を味わっていた木暮が、その血をティッシュでサッと拭き取った。
 蚊に刺されたようにプクッと腫れた部分に『9』と彫り込まれた刺青が一瞬浮かび上がり、そして再び滲み出て来た血でまた隠された。
「お尻なら誰にも見られる心配ないから大丈夫よ……」
 静子がそう美佐を慰めた。しかし、美佐はいったい何が起きたのかわからないまま、未だヒリヒリと痛む尻の谷間を恐る恐る指で触っている。
「いや、そうとは限らねぇぜ……」
 木暮が煙草に火を付けながら呟いた。そして、ゆっくりと煙を吐きながら「真面目な旦那さんは、もしかしたらアナルフェチかもしれねぇぞ……」と悪魔のような目で呟き、不敵にニヤリと微笑んだのだった。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「マジかよ!」
 健司がそう叫ぶと、すかさず誠が「バカ、シッ!」と興奮する健司のスネをテーブルの下でコツンと蹴飛ばした。
 そんな2人の高校生のテーブルに、やたらと巨乳なウェイトレスがニヤニヤと笑いながら水を持ってやって来た。
「あら誠君、もう部活は終わったの?」
 巨乳ウェイトレスはそう微笑みながら、2人のグラスに素早く水を注いだ。
「あ、はい、今日は部長が休みだったんで、部活は急遽中止になりました、はい」
「あら、竹下君、どこか具合でも悪いの?」
「い、いえ、部長はただの蓄膿症です。鼻クソが満タンに詰まってしまって窒息しそうだから今日の部活は終了!って言ってそのまま帰ってしまいました」
 巨乳なウェイトレスは「まぁ」と驚いたように微笑むと、2人に「ごゆっくり」と言葉を残しそのまま去って行った。

「あのデカ乳のおばさんが修司の母ちゃんなのか?」
 去って行くウェイトレスの背中をソッと見つめながら、健司がボソッと呟いた。
「……そう……」
「……っで……あのデカ乳のおばさんが……本当に男子トイレでアレしてるのか?……」
「……そう……」
「おまえ見たのかよ……」
「……見てないけど確かに声は聞いた……だから今日こそはちゃんと見る……」
 誠は小さな氷がプカプカと浮いたグラスを手にすると、一気にその水を飲み干した。
「……っで……あのデカ乳のおばさんはいったい誰とアレしてんだよ……もしかしてあの店長か?」
 健司は、ドリンクバーの前で汗だくになっている、とんでもないメタポな店長をソッと見つめながら言った。
「いや、誰とヤってるのかまではわかんないけど、でも、ヤッてるのは間違いない……」
 そう誠が言った瞬間、突然健司が「あっ!」と叫んだ。
「なんだよ!」
「今、入った! 修司の母ちゃん、今、トイレに入って行ったよ!」
 健司が小声でそう叫んだ瞬間、2人はまるで北朝鮮のマスゲームのように、同時にサッ!と立ち上がったのだった。

 そんなトイレに2人が行くと、2つある個室のひとつが閉まっていた。2人は必死に息を殺しながら隣りの個室に忍び込むと、少しずつ少しずつ音を立てないようにしてドアを閉めた。
 頭の上で大きな換気扇がゴーっと鈍い音を立てていた。そんな換気扇の音に混じり、何やら怪しげなピチャピチャという音が隣りの個室から聞こえて来た。
「なんだよ……もうグチャグチャに濡れてるじゃねぇか……」
 中年男の野太い声が聞こえて来た。
 誠と健司はソッと顔を見合わせ、意味もなく眉を顰めた。
「もう我慢できない……入れて……」
 続いて中年女のしゃがれた声が聞こえて来ると、2人は眉を顰めたまま同時にコクンと頷いた。
「入れる前にしゃぶってくれ……」
 そんな男の声と共にベルトを外すカチャカチャという金属音が響き渡った。
 誠と健司はグッと息を止めたまま個室の床に横顔を押し付け、個室と個室の下の隙間から隣りを覗き込んだ。
 いきなり大きな尻が2人の目に飛び込んで来た。どうやら男は立ったまま女にチンコをしゃぶらせているようだ。
 床の隙間から見える女の服は明らかに『ブラック・ブルドッグ』の制服だった。顔は見えないがこの女が修司の母ちゃんである可能性は非常に高い。
 2人は心臓が破裂しそうな思いで、ベージュのパンツに包まれた修司の母ちゃんの大きな尻をジッと見つめた。
「そのままパンツ脱げ……」
 頭上から男の野太い声が聞こえた。修司の母ちゃんは、ペチャ、プチャ、とまるでソフトクリームを舐めるような音を立てながら、しゃがんだままパンツを脱ぎ始めた。
 大きな尻がタプタプと肉を揺らしながら現れた。2人は同時に尻の中心を覗き込む。
 モサモサと生える剛毛な陰毛がキラキラと濡れ輝いていた。その剛毛の奥には修司を捻り出した神秘の穴がグロテスクな姿を曝け出しながらパックリと口を開いていた。
 2人は、そんな魑魅魍魎とした尻の谷間に、何やら数字のような物が描かれているのに気付いた。それは陰毛と連結した大量の尻毛が邪魔をしてハッキリとは見えなかったが、しかしそれが数字である事は間違いなかった。
「……なんだアレ……」
 誠が健司の耳元にソッと囁いた。
「わかんない……でもあれは数字だよな……」
 健司が小声で答えた瞬間、いきなり修司の母ちゃんの尻がグググッと持ち上がった。エイリアンのようにグロテスクな性器がガバッ!と開くと同時に谷間の奥に書かれていた数字がはっきりと見えた。
「6だ!」
 健司が囁くと、いきなり誠がガバッ!と立ち上がり、血相を抱えて個室から飛び出した。「あっ!」と健司がその後を追った。

 店を出た最初の交差点で健司はやっと誠を捕まえた。
「なんでいきなり逃げんだよ!」
 健司がそう怒鳴りながら誠を後に振り向かせると、誠はいきなり「わあっ」と泣き出した。
「ど、どうしたんだよおまえ……」
 通行人がジロジロと見ている中、健司はあたふたになりながら泣き出す誠に聞いた。
「ウチの母ちゃんは7番だ!」
 誠が叫んだ。
「はぁ?」と首を傾げる健司に、誠は喉をヒクヒクさせながら言葉を続けた。
「お、俺、見たんだ、たまたま母ちゃんが夜中に痔の薬を肛門に塗ってる所を……そん時、母ちゃんの尻に『7』って書いてあるのを見たんだ……あれは確かに『7』だった、いや、間違いなく『7』だ!」
 誠はそこまで言うと、また「わあっ」と泣き出し、そして空に向かって「ウチの母ちゃんも修司の母ちゃんもダミアンなんだ! 2人は悪魔なんだ! だから俺と修司は悪魔の子なんだ!」と叫ぶと、そのまま「わああーっ」と奇声をあげながら走り出した。
 そんな誠の走り去る後ろ姿を見つめながら、健司はふと思った。
(俺の母ちゃんは何番だろう……)
 そう背筋をゾッとさせている健司の背後に、熟した柿のような色をした夕焼けがメラメラと輝いていた。
 そんな不気味な夕焼けは、あけぼの団地をどっぷりと包み込み、高度成長期に建てられた老朽化した外壁を真っ赤に染めていた。

 団地の中庭にある古びた児童公園に「タカシぃー! ひろきぃー! ごはんよぅー!」という誰かのお母さんの声が響いた。
 その声を合図に、公園で遊んでいたチビっ子達が四方八方へと散って行く。
「ママぁ、これなぁーに?」
 小さな女の子がじっとりと湿った砂場の中から使用済みの注射器を見つけ出し、それを茶髪のママに見せた。
 ベビーカーを引きずる若いママ達が、注射器を見て一斉にギョッと目を見開いた。
「なんでもないわよユキちゃん、はい、ソレ、ママに頂戴」
 茶髪のママが鬼のような形相で娘を見つめながら、娘の手から注射器を引ったくった。
 ギョッとしていた若いママ達が一斉にホッと肩を撫で下ろし、そして同時に顔を見合わせながら怪しくニヤッと笑った。
 果たしてこの妻たちの尻に刻み込まれた番号は、いったい何番なのだろう……

(反社会的な妻たち・完)



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