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渦巻き

2012/05/19 Sat 00:33

141渦巻き

《あらすじ》
マンモス団地で20年間出張マッサージを営んで来た私は、これまで様々な変態主婦に挑発されてきた。
しかし私は、そんな挑発には一切乗らなかった。
が、しかし、今回だけはちょっと様子が違っていた……




 お尻が痛いんですよ、と、布団に寝転がる奥さんは唐突に言い出した。お尻? と聞き直すと、そうこの辺、と言いながらジャージのズボンをスリスリと下げ始めた。
 気怠い午後の昼下がり。狭い部屋の天井では古いエアコンの音がウンウンと響き、24インチのテレビからはミヤネ屋のアナウンサーが「ここ長野県の松本市で、信じられない事件が発生しました」と、随分と驚きながら喋っていた。

 多摩ニュータウン団地群。
 かれこれ二十年近く、私はこの巨大団地群で団地の奥さん達を相手に出張マッサージを営んでいた。
 ベテランと言えばベテランだが、しかし私はまだ四十代の男である。二年前に二十年ローンで中古住宅を手に入れ、妻と小学校二年生の娘と幼稚園の息子、そして今年八十歳になる母親の、家族四人を養う一家の大黒柱だった。
 そんな私は、不意にジャージのズボンを下げ始めた奥さんの、腰の白い肌を見つめながら、「もしかして……」と思った。
 そう、兎角この団地の奥さんというのは、毎日毎日鳥籠のような狭い団地の一室に閉じ篭っているせいか、おかしな人が多かった。
 ストレス、欲求不満、ヒステリー、躁鬱病、そして変態性欲。
 団地の児童公園で子供と遊んでいる時は社交性のある明るい奥さんでも、ひとたび鳥籠のような部屋に帰れば突然異常者に豹変し、団地中の奥さんの携帯電話に非通知で電話しては、『オタクの旦那さん、キャバクラの女と浮気してますよ』などと片っ端にイタズラ電話を掛けまくるといった、そんな異常な奥さんが、このマンモス団地にはよくいるのである。
 だから、「もしかして……」と思った私は、今、私の目の前でジャージのズボンを下ろし始めたこの患者さんも、そんな異常な団地妻の一人ではないかとふと思ったのだ。
 その奥さんは、一見どこにでもいる普通の奥さんだった。歳は三十代半ば。化粧もせず全くのスッピンに黒髪。近所の家電量販店に勤める夫と幼稚園に通う四才の娘とこの狭苦しい都営団地で暮らす、どこにでもいそうな普通の主婦だった。
 しかし、今までの私の経験から言うと、こんな主婦に限って、案外、異常な奥さんなのである。普通の主婦のように振舞いながらも平然と街の淫売婦のように誘って来る事があるのである。
 私はこの奥さんを警戒した。確かに、女の脂が程よく乗った、匂い立つような魅力的な身体をした奥さんではあるが、しかし、ここでトチ狂ってしまっては、今まで二十年間、異常な奥さんたちからあらゆる誘惑にも負けずに頑張って来た努力が無駄になる。この業界は、ひとたび理性を失い情事に溺れてしまえば、すぐに団地中の噂となり、もはやこの団地ではメシを食って行けず、二十年ローンを背負った家族五人が路頭に迷ってしまうのである。
 だから私はこの奥さんを警戒したのだが、しかし奥さんはそんな私の警戒を知ってか知らずか、きわどい挑発を仕掛けて来るのであった。

「寝てる時はいいんだけど、こうやって立ち上がるとこの辺が筋肉痛みたいに痛いんですよね」

 そう言いながらムクリと起き上がると、奥さんは卓袱台に両手を付きながら私に尻を向けた。そしてジャージのズボンを半分スルリと下げると、何の躊躇いもなくそのゴム毬のようなムチムチの尻を曝け出した。

 ここで焦ってはいけないという事を私は知っていた。ここで下手に騒いだり焦ったりすれば、コレ系の露出変態女はそれに欲情するのである。
 焦れば相手の思うツボだという事を、今まで何度も経験している私は、敢えて平然を装いながらも「どこですか?」と、その半尻を覗き込みながら普通に尋ねた。
 半分露出した尻はジャージのズボンだけでなく下着までも一緒にズリ下げていた。尻の谷間の奥に、チョコレート色した異色肌が微かに見て取れた。
 奥さんは、「この辺」と答えながら、尻のすぐ真下、いわゆる太ももの付け根辺りを指でグイグイと押しては「イタタッ」と大袈裟に腰を捻った。
 腰を捻った瞬間、尻肉の谷間が更に歪に開いた。尻を覗き込んでいる私の目の前に、谷間の奥に潜んでいるチョコレート色した肛門が一瞬見えた。
 私は奥さんの尻に触れる事はせず、前屈みになっていた身体を元の体勢に戻すと、「最近、長い階段を上ったり、坂道を歩いたりしませんでしたか?」と、壁の時計を見ながら聞いた。
 マッサージの時間はあと三十分残っていた。この三十分を乗り切れば、家族五人は路頭に迷う事はない。

「……階段?……いつもエレベーターだし、それにこの辺に坂道なんてないでしょ」

 そうクスッと笑いながら振り向いた奥さんに、「ならば運動不足ですね」と素っ気なく呟くと、さっそく畳の上に敷かれた煎餅布団の枕を整えながら、「では、次はうつ伏せになって寝転んで下さい」と、その不出来な挑発を軽く流してやったのだった。
 そんな冷酷な私に挑発を諦めたのか、奥さんは「でも、凄く痛いんですよ」と残念そうに呟きながら、ゆっくりとズボンを上げた。
 しかし、それは奥さんのフェイントだった。奥さんは、感情的にならない私に対抗意識を燃やしているのか、それとも、冷たくあしらわれる事に欲情する性癖なのか、なんと、一度上げたズボンを再びスルスルと下ろし始めたのである。
 黒いジャージのズボンの中から薄ピンクの下着に包まれた下半身が飛び出した。先程ズボンを一度上げたのは、一緒に脱いだ下着を上げる為だったのだ。
 ジャージのズボンを脱ぎ捨ててしまった奥さんは、下半身を薄いピンクの下着一枚で覆ったままの姿で、「詳しく診て頂けません?」と首を傾げた。そんな奥さんの垂れた大きな目とボテッと腫れぼったい唇に、一瞬私の下半身が不覚にもゾクッと痺れたのだった。

 ここで頑に拒否するのも変に疑われる恐れがあると思った私は、残り三十分間理性を保てれば済む事だと気楽に考え、奥さんの尻を診察する事にした。
 両膝立ちした奥さんは「どうすればいいですか?」と首を傾げながら私を見下ろしていた。何やら、今からプレイする風俗の女と向かい合っているような気分だった。
 奥さんの下半身から必死に目を反らしていた私は、取りあえず奥さんの視線から逃れようと、「うつ伏せになって下さい」と告げた。
 すると奥さんは私の目をジッと見つめながら少女のように「はい」と返事をすると、そのままクルッと背中を向け、布団の上にうつ伏せになった。
 その時、初めてその下着がTバックという卑猥な下着である事に気付いた。なんと尻の谷間には靴紐のような細いヒモが一本這っているだけで、その尻はもうほとんど全開に近い露出度なのである。
(こいつは参ったな……)
 目のやり場に困っていると、不意に奥さんはモゾモゾと膝を動かしながら、「激しい運動とかした覚えはないんですよね……」と、その場に四つん這いになったのだった。

 団地マッサージ歴二十年。数々の変態奥さんに挑発され続けて来た私だったが、しかし、今回のそれは、今までにない凄まじい攻撃だった。
 丸い尻の谷間がぱっくりと開き、今まで暗くジメジメと圧迫されていた中心部が蛍光灯の明かりに照らされた。
 細いヒモがかろうじて肛門の『穴』を隠してはいるものの、しかし、そのシワの一本一本まで見えるそれは、もはや肛門全体が曝け出されている状態と言えた。
 そしてその下の陰部。これがまた肛門に負けず劣らず凄まじい姿だった。かろうじて陰部のワレメは薄ピンクの布で隠されているものの、しかしその布はワレメに食い込み、ワレメの周囲に盛上がった肉が破廉恥にもその布からはみ出してしまっているのである。
 そんな卑猥な股間を見つめながら、おもわず私は自分の股間に握り拳を押しあててしまった。ズボンの中で固くなった肉棒の感触が拳にグリグリと伝わって来た。
 まずいぞ……と、私は下唇を噛んだ。ここ最近妻とはご無沙汰だった。妻のパート勤務が夜勤に変わってからというもの、疲れた妻はセックスを拒否していたからだ。

「歩いてると、この辺が突っ張るような感じがするんです」

 奥さんはそう言いながら尻と太もも裏の境目辺りを指でグニグニと押した。そんな三十代の肌は見た目にも弾力性があった。四十代の妻の柔らかいだけの肌とはひとランク上のように思えた。
 ハァ……と熱い息を密かに洩らしながら、奥さんの尻に「この辺ですか?」とソッと指を伸ばす。私の指がムチムチの肌に食い込んだ瞬間、奥さんは「あっ、そこっ」と苦しそうに呻きながら、ビクンっと腰を引いた。パンパンの尻肉が凹み、尻の谷間が歪んだ。股間のヒモがズレ、グロテスクな陰部が少しだけ顔を出した。

「あぁ、やっぱりね。もしかしたらヘルニアの気があるかもしれませんね……」

 私はそうデタラメを言いながら肉付きの良い尻を指先でグイグイと押し始めると、奥さんは「えっ、ヘルニアですか……」と絶句した。
 私は「まあ、ヘルニアというのはですね……」とヘルニアについての基礎知識を語りながらソッと尻に顔を近づけた。
 Tバックの布から片方だけはみ出た小陰唇には恥垢のような白いカスがひとつ付着していた。ワレメの内部は程よく湿り、鮮やかなピンクと赤黒い黒ずみが何とも言えない卑猥な色を醸し出していた。
「やはり適度な運動を心掛ける事と、エアコンなどによる冷えが……」と、どうでもいい事を呟きながら、私は血走った目で奥さんの陰部を覗き込み、そしてそこにクンクンと鼻を鳴らした。
 そこには尋常ではない匂いが漂っていた。それは『不潔な臭い』という意味ではなく、まさに『発情した牝』が発する淫媚なフェロモンのようなニオイである。
 そんな『発情した牝』の匂いなど今まで一度も嗅いだ事はないのだが、今の奥さんが陰部から発している匂いを三流官能小説的に例えるならば、きっとそんな表現であろう。
 そんないやらしい匂いにクラクラと目眩を感じた私は、これではいけない、と必死に思いながら、幼い子供と痴呆が進んだ年老いた母の顔を思い出し、揺らぎ始めた精神に喝を入れた。

「まぁ、私ではどうにもなりませんから、一度、大きな病院でヘルニアの検査をして貰った方がいいかも知れませんね……」

 私はそう言いながら、淫獣が牙を剥く危険な尻から慌てて顔を背けた。このままではその獰猛な淫獣に呑み込まれてしまいかねないのだ。
 しかし、奥さんはそれでは納得しなかった。敵もここまで痴態を曝け出しておいて、このままぬけぬけと引き下がるわけにもいかないのであろう。
 四つん這いになっていた奥さんはゆっくりと起き上がると、「大きな病院なんて行った事ないから、先生視て下さいよ……」と薄ら笑いを浮かべながら、ワレメに食い込んだTバックのヒモをソッと指で摘んだ。そして、そんなTバックのヒモを定位置に戻しながらも、「これ、ウザいですよね。ごめんなさい、脱いじゃいますね」と、普通に呟きながら、私の目の前でソレをスルスルと下ろしてしまったのだった。
 さすがの私もこれには動揺してしまった。
「いや、奥さんそれはちょっとマズいですよ」
「えっ? 何がマズいの? 診察するだけでしょ?」
 そう小悪魔のように首を傾げる奥さんの、その生々しいスッピン顔が妙にエロく見えてしまった私は、そんな奥さんに勃起している事実を悟られないようにと、ただただ黙って俯くしか手だてはなかったのだった。

 奥さんは手の平に丸めたTバックを枕の下に押し込むと、不意に肩まで伸びた髪をポニーテールにまとめ上げた。そんな奥さんの仕草がより風俗嬢のように思え、私の苦悩は更に激しくなった。
 そんな私を、まるで虐めるかのようにジッと見下ろす奥さんは、「どうすればいいのかしら?」と肉付きの良い唇を動かした。
「では……」と顔をゆっくりとあげると、私の目の前に奥さんの下半身が迫っていた。真っ白な太ももの谷間に獰猛な陰毛がウヨウヨと咲き乱れ、その谷間の先端にはナイフでスパっと切られたような一本の線が卑猥に顔を出していた。

「どんな時にその痛みを感じるかを知りたいので、そこが痛いと感じる体勢になってもらえますか……」

 私がそう告げると、奥さんはその垂れた大きな目を天井に向けながら、「う〜ん……」と唸っては唇を窄めた。
 しばらく考えた後、「やっぱり、コレかな……」と呟いた奥さんはゆっくりと私に背中を向け、その場にしゃがみこんだ。それは俗にいう『ウンコ座り』という体勢であり、ひと昔前のヤンキーがゲーセンの前で屯している時のアレだ。

「しゃがんだ時に痛みを感じるんですか?」

 私はそう尋ねながら、ノーパンでウンコ座りするこの体勢を、真正面から見た光景を想像しては、不意に胸の奥で熱い感情をムラッとさせた。

「……しゃがむっていうか……こんな感じです……」

 奥さんはそう呟きながら、いきなり腰をしならせた。背後にいる私に向かって丸い尻がプリンッと突き出し、肛門も陰部も全てがぱっくりと口を開いた。

 ギョッ! とした。おもわずギョッ! と口に出して叫んでしまいそうだった。
 開いた膣が丸見えだった。その周囲に生える陰毛も、膣の奥で蠢くピンクの生肉も、そして大便が捻り出される穴の奥さえも、本来女性が最も隠し通したいと思う陰部の全てが丸見えだった。
 しかも奥さんの膣は明らかに湿っていた。まるでオブラートを水で溶かしたようなヌルヌルとした汁が、見事にぱっくりと割れた膣の表面をコーテイングしては、その赤黒い内臓の一部を艶かしくもテラテラと輝かせているのである。
 私はクラクラと襲い掛かる目眩を必死に堪えながら、「そ、その体勢は、主にどんな時にされるのですか……」と尋ねた。

「う〜ん……セックスの時かなぁ……」

 奥さんは躊躇う事無くあっけらかんとそう答えた。

「こ、この体勢でセックスというと……やはり後背位ですか……」

 私は奥さんの尻に前屈みになりながらそう尋ね、間近でそこを覗き込んでやった。開いたワレメの中心でポッカリと空いた膣穴が、奥さんが呼吸する度にヒクヒクと蠢いていた。

「バックの時もそうだけど、私が上に乗った時もこんな体勢になるわね。その時もお尻の辺りがピキピキと痛むの」

「そ、その時は、やはり激しく腰を動かすのでしょうか……」

「そうね……ウチの旦那、激しいのが好きだから……」

 奥さんはしゃがんだままそう呟くと、小さくウフフッと笑った。
 もはや私は限界だった。この大きな尻が旦那の腰の上に乗ってはタプタプとリズミカルに揺れる光景を想像すると、固くなった股間を握りしめずにはいられなかった。
 今まで二十数年、このような挑発には必死に耐えて来た私ではあったが、しかし妻のパートが夜勤に変わった事で私の体質は牡に変わってしまったらしい。悪いのは私ではない。悪いのは、疲れたと言いながらセックスを拒否する妻と、そして妻を夜勤に追いやった工場長の秋川進だ、私は何も悪くはない。
 そう自分を正当化しながら盛上がったズボンの股間をグイグイと揉んでいると、ふと、右側に強烈な視線を感じた。
「はっ!」と右側に振り向くと、そこには等身大の鏡が壁に立て掛けてあった。その等身大の鏡には、股間を揉みながら奥さんの陰部をクンクンと嗅いでいる自分と、こちらをジッと見つめる奥さんの垂れた目が映っていた。
 鏡を通して奥さんと目が合った。奥さんは鏡に反射する私の一部始終を見ていたのか不意に悪戯っぽくニヤリと微笑むと、突然その尻を私の顔に向けて大きく突き出した。
 奥さんの肛門が私の額に押し付けられた。同時に開いた膣が私の鼻と唇を優しく包み込んだ。
 案の定、奥さんのソコは水で溶かしたオブラートを塗り込んだようにヌルヌルしていた。その感触とその匂いが私の脳をギリギリと破壊して行く。
「お、奥さん……」と呟くと、そこに押し付けられていた私の唇は必然的に濡れた膣をトゥルトゥルと愛撫した。
「んんん……」
 奥さんは短く喘ぐと、ゆっくり腰を動かしながら私の唇に膣を擦り付けて来た。
 唇に受けた感触は、まさに『とろろ』だった。口内に侵入して来る味覚は塩分の強い昆布だしで、その香りは、まさしくスルメイカだった。
 しゃがんだまま腰を振る奥さんは、陰部を私の顔にぺちゃぴちゃと音立てながら「入れて……」と短く囁いた。

「い、入れてもいいの……」

 呆然としながら私がそう呟くと、奥さんはゆっくりと上半身を前に倒し、両手で布団にしがみついた。そしてハァハァと荒い息を吐きながら枕に顔を押し付けると「早く、早く入れて」と唸ったのだった。
 慌てて辺りを見回した。居間の奥にある消音されたテレビの画面には、『観光バス暴走!通行人六人死傷!』という物騒なテロップが映し出され、ミヤネ屋の司会者が悲痛な表情でコメンテーターと話していた。
 時刻は午後二時四十分。マッサージの時間はまだ十五分ある。
 私は奥さんのムチムチの尻を左手で鷲掴みした。そしてもう片方の手でズボンのチャックを開け、固くなったモノをそこから捻り出した。
 久々の出番に焦っているのか、ペニスは既に亀頭の先から我慢汁を垂れ流していた。ペニスの竿を握ったまま、亀頭を開いたワレメにヌルヌルと擦り付けた。私の我慢汁と奥さんの淫汁が混じり合った瞬間だった。
 亀頭に陰部の熱を感じると、一刻も早くぶち込みたい衝動に駆られた。奥さんも早くぶち込んで欲しいらしく、枕に顔を押し付けながら「早く、早く」と籠った声で唸っている。

「本当にいいんですね……あとで厄介な問題になるのは嫌ですからね……」

 ペロンと開いたワレメに亀頭だけを嵌め込みながらそう念を押す。ヌルヌルとした奥さんの肉ヒダが亀頭のカリ首に引っ掛かっては、何とも言えない快感が私の下半身を走っていた。

「早く入れて、幼稚園のバスが来ちゃう」

 奥さんの口から飛び出した『幼稚園のバス』という言葉が、団地妻との午後の情事という後ろめたさをより鮮明にさせ、風俗にはない生々しい興奮を私に与えた。
「ふぅぅぅぅ」と息を吸いながら肉棒を穴の中にのめり込ませた。ヌルヌルの肉ヒダがペニス全体を優しく包み込み、強烈な快感が脳を震わせた。
 自然に「はぁぁぁぁぁぁぁ」という息が洩れると、奥さんも同時に「ああああああああっ」と呼吸を合わせた。
 四つん這いの奥さんの背後にがっつりとしがみつくと、そのままジャージの上着の上からノーブラの乳を揉みしだいた。すっぴんの頬に唇を押し付けながら、「奥さん、奥さん」と何度も呟く。
 欲求不満の穴とセックスレスの肉棒が、ぐじゅぐじゅと卑猥な音を立てて混じり合いながら、互いの欲望を慰め合っていた。
 最高に気持ち良かった。異常な団地の奥さんと気怠い午後の昼下がりにオマンコする事がこんなに気持ち良かったなんて思いもよらなかった。
 一心不乱に腰を振りまくる私に、奥さんはハァハァと荒い息を吐きながらキスを求めて来た。そして私の舌が奥さんの唇の中に侵入する瞬間、奥さんは素早く「外で出して……」と、眉間にシワを寄せながら囁いた。
 この二十年間、私はいったい何をやっていたのだろう。こんな素晴らしい快楽の世界を知らずして、ただひたすら堕落した主婦たちの肩や背中を毎日毎日揉みまくっていただけだった。
 凄い。さすが欲求不満で壊れた異常な団地妻のオマンコは凄すぎる。
 そう思いながら、ヌルヌルの穴からヌポッとペニスを抜いた私は、四つん這いになっていた奥さんの身体を素早く仰向けにさせた。
 カエルのように両脚を開いたまま仰向けになった奥さんは、挑戦的な目で私をジッと見つめた。
 奥さんの膣は未だぱっくりと口を開いたままだった。そんな弛んだ膣とスッピンの団地妻の顔を交互に見渡しながら、そのドロドロに濡れたペニスをシコシコとシゴいた。
「ふっ」と小さく息を吐くと、同時に尿道から精液がピュッと飛び出した。約三ヶ月ぶりの射精だった。
 M字に開いた奥さんの股を白い精液が汚していく。そんな精液を両手で受け止めようとする奥さんは、不意に「クスッ」と小さく微笑むと、快楽の渦に巻き込まれている真っ最中の私を異常な目で見つめながら、「明日の予約もお願いしとこうかしら」と更に卑猥な渦巻きを作り出したのだった。

(渦巻き・完)

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