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欲と罰(後編)

2009/04/09 Thu 16:17

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翌朝。私は今までに無い罪悪感に襲われ、ベッドから立ち上がる事ができなかった。
(私はいったいなんという罪を犯してしまったのだ…)
そう思うと、このまま北朝鮮のミサイルが私の頭上に落ちてくれたらどれだけ楽になれる事だろうと本気で思った。

私は罪悪感に包まれながらベッドに潜り込み、その日、会社を休んだ。

夕方頃、ふと目を覚まし、状況が判断できるまでのしばらくの間、夕日が当たる天井をボンヤリと見つめていたが、だんだんと意識が戻るにつれ、また罪悪感がひしひしと襲って来た。
薄暗い天井に、昨夜、泣きながらブラウスのボタンを付けていた彼女の悲しそうな顔が浮かぶ。
私は「うわーっ!」と叫びながら、またベッドの中に潜り込み、現実逃避をしようとするが、しかし、それからしばらくの間、彼女の悲しそうな顔が頭から離れなかった。
深夜、シャブ中のように身も心もボロボロになった私は、夜の繁華街をウロついた。

いっそのこと出家して坊主にでもなろうと思ったのだが、こんな煩悩の塊な私には坊主が務まるわけがない。それならば、私のやり方で罪を償うしか無い…そう考えた私は、テーブルの上のバーボンを一気に飲み干すと、サンダル履きのまま夜の繁華街に飛び出したのだった。

深夜の繁華街の路地裏には、安いオンナたちがキツい香水をプンプンとさせながら、道行くオトコの手を引いていた。

私はポケットの中を弄る。ポケットの中にはしわくちゃになった一万円札が三枚捻り込まれていた。
(とびっきり醜いオンナを買おう…私のような外道にお似合いな身も心も腐った外道女を抱いてやる…)

私は何人かのオンナ達に手を引かれながらも、それを全て無視した。そのままその路地を奥へ奥へと突き進むのだ。

「お兄さん、これ以上、奥に行ってもイイ事ないわよ~悪い事言わないからさぁ、ちょっと上がってきなさいよ~」
高木ブーのような顔をしたオンナが、丸々と太った芋虫のような指で、私の袖を引っ張った。

彼女の言う通りだった。この路地の奥は、酔った労務者たちが道端に転がる、デンジャラスゾーンだ。この町に住む者なら誰だって知っている。
私は私にこそふさわしい場所だと自分でソコを選んだのだ。

ブツブツと独り言を呟きながら暗い路地へと進む私の後ろで、高木ブーが「だめだこりゃ」と吐き捨てた。

しばらく暗闇を進むと、そこはネオンが消え失せ、電信柱の街灯だけが淋しそうに灯っていた。

愚か者の私にはお似合いの町だ…

闇に潜む獣たちの気配を感じながらも、私はとりあえず立ち小便をした。
ドボドボドボ…と止めどなく溢れ出る小便。そう言えば、今日、始めてする小便だと気がついた。

油で薄汚れたアスファルトに私から垂れ流される小便が蛇のようにうねりをあげる。
ふと道端の隅に労務者が丸まっているのを発見した。
私の小便は容赦なくその労務者に向かって流れて行く。
私は慌てて左足で小便の流れを食い止める。しかし、革靴の踵の隙間をすり抜けた小便は、更に勢いを増し路上の労務者に向かって流れて行った。

小便の流れを抑え切れなかった私は、労務者に向かって流れて行く小便の川を、ただ眺めているしかなかった。靴をすり抜けた小便はみるみると幅を広げ、雄大な流れとなった。私はそれをガンジス川と呼ぶ事にした。

「あ!…冷てぇ!」
ガンジス川の下流から小さな叫び声がした。
男はムクっと起き上がり「こんなろぅ」とロレツの回らない口調で私に近付いてくる。
このままこの労務者に殴られて、この薄汚れた道端での垂れ死にするのも悪くないな…

そんな事をふと頭に過らせたが、しかし、近寄って来たその熊五郎のような巨大な男に、ホンキで殴られたらさぞかし痛いだろうと、一瞬にしてビビってしまう。

「てんめい~ここは便所やないどぉ~おぅ~」
街灯に映し出された熊五郎は片目が潰れていた。
そして離れていてもプンプンと漂ってくるその強烈な酒臭さは、かなり泥酔していると思われた。

私は恐怖で金玉をちぢみあがらせながらも、ポケットから一万円を取り出した。

「…兄さん、悪りぃ悪りぃ、まさかそんな所で寝てるとは気付かなかったよ…ま、これで機嫌でも直してくれよ…」
熊五郎は、私が握る一万円札を見て足を止めた。

「…ホンマに貰うてもええんか?」
熊五郎は小さな片目をパチパチとさせながら私の顔を覗き込んだ。

「あぁ。そのかわり、オンナを世話して貰いたいのだが…」

熊五郎は私の手から一万円を奪い取ると、それを慌ててドカジャンの懐に仕舞い込み、「オンナならアッチに行ったほうがええ、コッチはみんな腐っとるでぇ」と臭い息を吐いた。

「いや、とびっきり腐ったのが抱きたいんだよ…」
「……なんや、あんさん、変態かいな…」
「…いや…これは懺悔なんだよ…」
「…なんやそれ?」
「ついでに、シャブはあるか?」
「……無いコトもないけどココらのシャブは危ないでぇ……のぅ、あんさん。アンタ堅気やろ?…悪いことは言わへんから、何があったか知らんけど、ヤケ起こすのはやめときなはれや…」

私はポケットからもう一枚一万円札を出す。
「…シャブとオンナ…すぐに連れてきてくれ…」
熊五郎の目の色が変わった。
「連れて来たら、ソレ、ワシにくれるんか?」
「…あぁ。そのかわり、このドヤで一番汚いオンナを連れて来るんだ…」

熊五郎は「絶対に他の者には言うたらあきまへんで!すぐにオンナとシャブ、用意しまっさかい、ここで待っとっておくんなさいや!」と何度も何度も言いながら、暗闇に消えて行ったのだった。

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ガリガリに痩せ細った野良犬が、私の足下でガンジス川をペロペロとうまそうに舐めていた。
その野良犬は、朝のワイドショーで見た、北朝鮮の闇市をウロつき回る野良犬よりも痩せて品粗だった。

しばらくすると、熊五郎らしき男が暗闇から駆け寄って来た。

「あんさん、用意できたでぇ。早よ、コッチ来てんか」
熊五郎は私の所まで走って来るのが億劫なのか、随分と離れた場所からそう叫んでいた。

私は野良犬の背中で固まる大きな毛玉を引き抜くと、それを野球のボールのように掌の上で転がしながら、暗闇の中に入って行った。

その路地は街灯が一切無い、非常に足下が危険な路地だった。灯りと言えば、薄汚いドヤからこぼれ照らされている灯りだけで、私は先を歩く熊五郎を見失わないかと心配だった。

「あけぼの」と書かれた磨りガラス戸を開けた熊五郎は、「早よせんかい」と言いながらトボトボと歩く私を急かせた。

「…人夫たちがようけ寝とるさかいに、静かに入って来てや…」
私は熊五郎の案内で、その「あけぼの」と書かれたドヤに潜入した。
玄関に入った瞬間、猛烈なヘドロの匂いに襲われた私は、おもわず「臭っ!」と声をあげてしまった。

「しっ!…ここには三十人からの人夫が寝てんのや…こいつら起こすとやっかいな事になるさかい、静かにしたほうがええ」
私は熊五郎の言われるまま、息を殺して先に進んだ。

玄関を入ると、汲取式のボットン便所を過ぎ、奥の大部屋へと進む。
大部屋には両サイドには、かなりの数の二段ベッドが連ねられており、その中には大鼾の労務者達がゴロゴロと寝ていた。

(これはまるで海賊のアジトみたいじゃないか…)
私は途中まで進んで、ここに来た事を始めて後悔した。

先を歩く熊五郎が足を止め、無言でひとつのベッドを指差した。
そのベッドだけ何故かカーテンがしてある。

「ここにオンナおるさかい…ほんで、これがシャブや…シャキは持っとんのか?」
「シャキ?…なんだいそれは?」
「シャキ言うたら注射器のことやないけぇ、持ってないんやったら、ここのオババが持っとるさかいに、それ借りて打ちぃや、な」
熊五郎はそう言いながらサッと手を出した。

私は熊五郎に一万円を渡すと、まだ熊五郎がいる間に、静かにカーテンを開けた。

カーテンの中には、グダグダの熟熟熟女がニタニタと笑っていた。
「うわぁぁぁ…」
あまりの汚さに、私はおもわず声を出してしまったのだった。

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熊五郎が帰ると、ベッドの中の熟女は、なぜか「へへへへへ」と笑った。
熟女の前歯は全て抜け、かろうじて奥歯だけが申し訳なさそうに残っていた。

「…どうじょ…」
熟女は立ちすくむ私においでと手招きをする。できるだけサンダルは脱ぎたくないのだが、しかし、こんなゴミ箱でも一応は彼女の城である。私は嫌々ながらもサンダルを脱いで、ベッドの中に入って行った。

ベッドの中はおもいっきりポリバケツのニオイがする。
どことなく、手術前のテリー伊藤に似ているその熟女は、話しを聞いてみるとまだ五十五才という若さらしい。
随分と老けているが、確かにそう言われてみれば五十代に見えない事は無い。
汚熟女曰く、安いシャブの打ち過ぎで老化が早まってしまったらしい。

汚熟女は私が手にしているシャブのパケを見つけると、嬉しそうに枕の下から注射器を取り出した。
枕の下には、注射器と並んで真っ黒に腐った林檎の芯が転がっていた。

「アタヒが打ってあげゆから、アタヒにも一発わけておくれよ…」
汚熟女は私の前で両手を合わせて悲願した。

私はシャブなんてものは一度も打った事は無い。まったく興味も無い。
さっきはただ熊五郎に舐められまいと強がってシャブなどと言ったが、最初からこんなものは打つ気はなかった。

「これ、アンタに全部あげるよ…」

パケを渡すと、汚熟女は飛び上がらんばかりに喜び、いきなりベッドを飛び出して行ったのだった。

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「…アタヒ、こえでも、昔はヨヒワラで働ひててね、結構、人気あったんらよ…」
汚熟女は上機嫌で服を脱ぎ始めた。恐らく、ここ数十年間一度も洗わず履きっぱなしだろうと思われるそのジャージのズボンには、大量の毛玉がまるで柄のようにびっしりと埋め尽くされていた。

ブヨブヨの太ももがあらわれる。その肌は象のようにガサガサだ。驚いた事に、彼女は割りと普通のパンティーを履いていた。

「…普通のパンティーを履いてるなんて意外だなぁ…」
どうせボロ雑巾のような下着を履いているのだろうと思っていた私がそう呟くと、実はこのパンツは干してあるのを盗んだんだ、っと照れくさそうに笑った。

「…ちょっと、見せてごらんよ…」
私がそのパンティーを渡すように言うと、汚熟女は恥ずかしそうにデヘデヘと笑いながらヨダレを垂らし、私の顔面にパンティーを投げつけた。

想像していたほどクロッチの汚れは酷くなかった。ただ、それはあくまでも私の想像のレベルであり、一般人のレベルからすれば、それは激臭を放つ世界遺産的な汚パンツであろう。

私はクロッチに付着する、なにやら不気味な黄色いゼリー状オリモノと、白濁の湿りを黙って眺める。

これは「罰」なのである。これは私が幼気な少女をレイプした罰なのである。
そう思った私は、当然、その汚物を舐めるべきであると、自分に言い聞かせた。

クロッチをゆっくり鼻に近づける。
猛烈な激臭が鼻に襲いかかる。それはまるで居酒屋のポリバケツの中に捨てられた、腐った生魚のようなニオイでもあり、又、真夏の三日間、ポリバケツの中で放置されていたカニの甲羅のようなニオイでもあった。

どんなニオイであれ、これは私にとって罰なのだ。犯されながら私を睨んでいた、あの憎しみのこもった萩原多香子の目を思い出しながら、私は生臭いソレに恐る恐る舌先を伸ばした。

「…やめたほうがええよ…汚れてっから…」
汚熟女は照れくさそうにデヘデヘと笑いながら目を輝かせている。
「…ちなみに…キミが最後に風呂に入ったのはいつだ…」
私は激臭に鼻の穴をピクピクと痙攣させながら聞いた。
「……大晦日に『幸福センター』で入ったきりだから…」
汚熟女は指を折って計算し始めた。

二ヶ月近くは風呂に入っていない汚熟女の汚物クロッチに、私は懺悔するかのようにベチョッと舌を這わせた。
ニオイとは裏腹に、さしみ醤油のようなまろやかな味が口内に広がる。その、コクの深い上質な味に驚かされた。
以前、パンティーフェチ仲間の前田さん(通称・オリモノ博士)が言っていたが、長期間履き続けたパンティーの汚れというのは、クロッチに蓄積されたオリモノがほどよく熟成され、その味は実に美味だという。ましてそれが四十才以上の女性のモノであれば、中高年特有の体臭成分であるパルミトオレイン酸が分解され、それがノネナールという臭香(いわゆる加齢臭)となり、味、香りによりいっそう深みを与えるのだという。

私は汚熟女の二ヶ月発酵オリモノに「なるほど…」と舌鼓を打ちながら、オリモノ博士の研究熱心さに心を打たれた。

しかし、これでは懺悔にはならない。こんなところで海原雄山もどきに「うむ…」などと唸っている場合ではないのだ、私は今、萩原多香子という何の罪も無い少女を悪質な手口で強姦した「罰」を受けなくてはならないのだ。

私はその芸術的な汚パンツからゆっくりと顔を離すと、更に自分に罰を与えるべく、汚熟女に「後ろを向いて四つん這いになれ…」と命令したのだった。

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畳一枚程度の狭いベッドの中で、汚熟女は象のように醜い尻を私の目前に突き出していた。
針金のような陰毛が、ヘソから尾てい骨にかけて勇ましく生え茂げるなんとも雄大な光景であった。

マンコはまさしくザクロだった。ドス黒く輝くビラビラの奥に、赤く爛れた「腐った果実」が不気味な分泌物と老廃物により糸を引いていた。

恥垢と呼ぶに相応しい白い粘着状のカスが、黒いマンコを覆い、そして針金のような陰毛の中に細かく散りばめられている。

シワの1本1本に、深く蓄積された糞垢がこびりついたアナルからは、親指大ほどのイボ痔が飛び出し、それは今にも破裂しそうなほどに痛々しく腫れ上がっていた。

汚熟女のソコは、まさに野生そのものだった。子供の頃に見た「新世界紀行」に出て来た、中国福建省で暴れ回る「野生の野豚」を思いださせる、そんな醜いソレだった。

私は深呼吸すると、四つん這いになって尻を突き出す、汚熟女の尻の肉を押し広げた。
ネチャッ~と糸を引いて口を開くマンコからは、今まで見た事も無いような黄色い汁が溢れ出ていた。
その黄色い汁が、アナルから飛び出すイボ痔から流れ出てきているのに気付くのに時間はかからなかった。
私が尻肉の指を動かすごとに、イボ痔からはジクジクと黄色い膿が溢れ出て来ているのだ。

私は、もう一度、萩原多香子のあの悲しそうな表情を思い出した。病気のお母さんから内定祝いだと買って貰った偽物のルイ・ヴィトンのハンドバッグを嬉しそうに抱きかかえていた萩原多香子…そんな純粋な彼女に私は…

私は胸を引き裂かれんばかりに心が痛んだ。その心の苦しみを癒すには、こうして罰を受けるしかないのだ。

私は、汚熟女のアナルから飛び出すイボ痔をヌポッと口の中に含んだ。
イボ痔から溢れ出る黄色い膿が私の口内に流れ出る。腐ったラードのように強烈な臭みのある汁だ。

「…痛いから噛んだりしないでよ…」
私の頭上で汚熟女が脅えた声を出す。

私は吐きそうになるのを堪えながら、ごめんよ!ごめんよ多香子!と繰り返しながら頭の中で叫び、それをチューチューと、まるで母親の母乳を飲む赤子のように吸い付いた。

「パチン!」と口の中で何かが弾けた。
「ぎゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃ!」
汚熟女がとたんにピタン!と尻をすぼめ、薄汚い布団の上に腹這いになる。

私の口内には、ブヨブヨとした潰れたイボ痔の抜け殻と、サラダ油のようにギトギトとした黄色い膿が溢れ出さんばかりに溜まっていた。

(…これを飲み込むんだ…これを飲み込まなければ…私の罪は消えないのだ…)

私は顔をしかめながら、二段ベッドの天井を見上げる。私は胃の奥から湧き出てくる嘔吐に堪えながら、口内でブヨブヨに萎れているイボ痔の皮を喉の奥に押し込もうと必死にもがく。しかし、ゴクンというその一歩を踏み出す勇気が湧いて出て来ない。

もうダメだ!と吐き出しそうになったその瞬間、萩原多香子の「…お願い…何でも言う事を聞くから…○×商事には言わないで…」という悲しそうな声が聞こえた。
その瞬間、私はゴクリとそれを飲み干した。

それは、ビルの屋上で躊躇していた自殺志願者が、自棄を起こし一気にダイブしてしまったソレによく似ていた。
思い切って飲んでしまえば、もう後戻りはできないのだ…

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「いやぁ…びっくりするほどスッキリした…あのイボ痔は何十年もアタヒを苦しめて来たバカ野郎なんだけどさ…でもアンタに膿を出してもらって、ホントにスッキリしたよ…あぁ、助かった…」

汚熟女は清々しい表情で、苦々しい私に笑いかけた。

飲み干したイボ痔の膿が、まるでウォッカを飲み干した時のように、胃の中で熱くなっているのがわかる。

私は猛烈な嘔吐を堪えながら、ベッドに横たわる汚熟女の股を開いた。
亀の子タワシをくっつけたような股間に顔を埋めた私は、その赤く爛れた腐れマンコに舌を伸ばす。
それはまるでポリバケツの中の生ゴミを漁る野良犬のようだった。

「あぁぁ~そんなことされたのは何年ぶりだろ~あぁぁ~気持ちイイ~」
汚熟女は私の舌に目を細め、身を捩らせている。
私はいきなり五本の指をズボッと汚熟女のギトギトに濡れるマンコに突き刺した。
そして五本の指でマンコの中をグジュグジュと掻き回す。
「うわぁぁぁぁ~気持ちいい~」
汚熟女は醜い腰をボタボタと上下させた。

マンコの奥の方に何やら固い固形物を発見した。引き抜こうとしたが指が滑ってなかなか取れない。
ソレを取る為に奥へ奥へと指を進ませていたら、いつしか手首までズッポリとマンコの中に入っていた。

やっと人差し指と親指がそれを捕らえ、ゆっくりと手を引き抜く。
ヌポッと抜けたソレは、なんときゅうりの先っぽだった。

「…シゲやんの仕業だよきっと…シゲやんはきゅうりとかナスビとか入れるのが好きだったからね…今頃、天国でコレ見て笑ってるよきっと…」
私が摘み出したきゅうりの先を眺めながら汚熟女はそう呟いた。

「そのシゲやんってのは死んだのか?」
私は恐る恐るソレを匂いながら汚熟女に尋ねた。ソレは糠漬けのニオイがした。

「丁度一年前の去年の冬だったかな…西成の道端で酔っぱらって寝ちゃって凍死したらしいって…大阪から来た人夫が行ってたよ…淋しい人生だね…」

一年以上も、この腐れ婆のマンコの中で眠っていたシゲやんのきゅうり…
この汚熟女を抱いたホームレス達の中出しされた精液がたっぷりと染み込んだシゲやんのきゅうり…
罪を償う私には、もってこいの御馳走だった。

私は躊躇する事無く、そのシゲやんのきゅうりをポイッと口の中に放り込んだ。
奥歯で噛んでみる。シゲやんのきゅうりに歯ごたえはなく、いとも簡単にクシャッと潰れた。味はどことなくキャビアに似ている。少々塩分はキツいが、考えようによっては、お茶漬けと一緒に喰ったらなかなかいけるかもしれない。
『汚熟女の膣漬け・シゲやんのきゅうり』。商品化すればマニアに売れるかもしれない、一度、ヤズヤに企画書を提出してみるのもおもしろいかも知れない。

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シゲやんのきゅうりを噛みしめていると、正座する私の太ももに汚熟女が顔を擦り付けて来た。

いつの間にか私のペニスは勃起している。汚熟女は正座する太ももの間からそびえ立つ私のそのペニスが目的なのであろう。

汚熟女は醜い顔を私に向けながら、デヘデヘデへと笑い、ペニスを上下にシゴいた。
汚熟女の指はガサガサにひび割れ、大工の棟梁のように太かった。

指でシゴきながら舌を出し、尿道から溢れる汁をベロベロと舐める汚熟女。
もう片方の手は私のアナルを弄っていた。

汚熟女はロンパリの目をギラギラと輝かせながら、私のペニスを喉の奥まで飲み込んだ。
舌を絡ませながらジュボジュボと顔を上下に振る。

ホームレスの汚熟女にしてはなかなかのテクニックだった。

しかし、ここで快感に身を委ねている暇はない。私は懺悔をしにここに来ているのだ。

私は汚熟女を乱暴に突き放すと、ゴワゴワの髪の毛を掴みあげ、その前歯が全部抜けた口に舌を押し込んだ。
強烈な口臭だ。恐らく前歯が抜け落ちた歯茎が炎症を起こし、そこから激臭な膿が滲み出て来ているのであろう。
私はそんな汚熟女の腐った歯茎を舌の先で確認するように舐めた。舌の先で歯の抜けた歯茎をギュッと押すと、ジュッと膿が溢れ出し、絡み合う二人の唾液は恐ろしく臭汁となった。

ゴワゴワのドレッドヘアーを腕に抱きながら、吐き気を催すディープキスを繰り返し、そしていよいよ全裸の私は全裸の汚熟女の上に身体を乗せた。

激しく抱き合う二人。私の唇は汚熟女の口から離れ、汗が塩のように固まり粉を吹く首筋に移った。
真っ黒の耳の穴を舐め回し、しょっぱいうなじに舌が這う。そのまま唾液で道を作りながら、私の舌は汚熟女の乳首に到達した。

子供の亀頭くらいはありそうな大きな乳首を転がすと、汚熟女は「ぐぅぅぅぅぅ」と不気味な喘ぎ声を洩らした。
それを口の中で転がしながら、勃起したペニスを汚熟女のグダグダに濡れたマンコに当てがう。

恐らく性病のひとつやふたつは持っている事だろう。いや、これほどの汚熟女ならエイズを持っていても不思議は無いだろう。
しかし、私はコンドームを付けるわけにはいかない。そう、これは私の懺悔なのだから…

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さすが、一年もの間きゅうりを保存していただけはある、汚熟女のマンコは完全に筋肉が萎れ、穴は開きっぱなしだった。
なんの感動も無いスカスカの大マンコに腰を振りながら、私は汚熟女の萎れた乳房を鷲掴みにした。

「おう~おう~おう~」という、オットセイのような喘ぎ声を出しながら、汚熟女は「乱暴にしてもええよ~」とヨダレを垂らしている。
汚熟女の汗ばんだ身体からは、シャブ中女特有のアンモニア臭が漂っていた。

汚熟女のマンコの中に、生のペニスを挿入した事により、私の懺悔は終了していた。
これから先、私は、梅毒で脳を侵され、淋病に尿道を掻き乱され、毛ジラミで悶え苦しみながら、HIV患者として短い余生を送る事になるだろう。
しかし、それも致し方ないことだ。私は、あんなに純粋な娘の心と身体を無惨にも汚した愚か者なのである、それだけの罪を償うべきなのだ。

「もっともっと乱暴にして!」と腰を振る汚熟女の頬を、おもいきり張り倒した。
ビシッ!という頬を叩く音と共に汚熟女は「あぅ!」とヨガリ声を出す。

ガンガンと腰を突きながら、汚熟女の頬を叩き、乳房を鷲掴みにし、汚熟女の口の中に握り拳を捻り込む。
その度に汚熟女は「あぐぅぅぅぅ!」と叫び、マンコから潮を噴き出し絶頂した。

汚熟女のマンコから放出された激臭潮はベッドの布団を激しく汚した。
カーテンを閉め切っているベッドの中は潮の香りに満ちあふれていた。

私はまったく絶頂を感じぬまま、ただひたすらに腰を振っている。
ヨダレを吹き出しながらのたうち回る汚熟女の首を絞めながら、私はふと、今ここでこのオンナを絞め殺しても誰も哀しむ者はいないだろう、と思った。
するととたんに手に力がこもる。
汚熟女の首にグイグイと食い込む10本の私の指。

「変態ホテル支配人。中年ホームレスを絞殺レイプ」

新聞の見出しが私の脳裏を駆け巡る。それで15年の刑でも喰らえば、萩原多香子は私を許してくれるだろうか…

汚熟女の口からは、ヨダレとは違う泡のようなモノが吹き出して来た。
ロンパッた目玉は上を向き、口をガクガクと痙攣させている。

「…おい…それ以上やるとホントに死んじまうぜ…」
カーテンの隙間から一部始終を覗き見していた労務者が呟いた。

汚熟女は懸命にもがきながら、首を締め付ける私の両手を離そうと物凄い力で抵抗して来る。
私は更に両手に力を込める。

抵抗するのに諦めた汚熟女の手は、私の力強い腕を離れ、私の背中に爪を立てた。ガリガリと音を立てて私の背中を引っ掻く汚熟女の爪。

顔面蒼白の汚熟女が足をバタバタさせながら大量の小便を洩らした瞬間、覗いていた労務者が私の身体をおもいきり蹴り上げたのだった。

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労務者の泥だらけの長靴が私の背中を激しく蹴り上げ、勢い余った私の身体は、奥の壁に叩き付けられた。

「こんのぉ変態野郎がぁ!」
私は数人の労務者達にベッドから引きずり出された。

二段ベッドが立ち並ぶ大部屋の廊下には、大勢の労務者達が集まって来ていた。

「こんのぉ野郎は、愛ちゃんを殺そうとしてたんだべ!」
カーテンの隙間から覗いていた労務者が、薄汚れた床に全裸で倒れる私を指差してそう叫んだ。
その瞬間、無数の労務者達の足が、私の顔、頭、腹、とあらゆる部分を蹴り付けた。

「殺せ殺せ!」
頭上で誰かが叫んでいる。
「チンポを抜いちまえ!」
頭上で誰かが笑っている。
労務者達は、興奮の坩堝と化していた。それはまるで西成暴動のように。

このままでは殺されると思った私は、床を這いずりながらも出口の方向を確認した。
そして隙を見計らい、いきなり立ち上がると「わぉぉぉぉぉぉぉ!」と大声で叫びながら出口に向かって突進した。

一瞬ひるんだ労務者達を掻き分け、大声で叫びながら全裸で走る変態男。

「糞変態野郎!」「死ね!」といった罵声を背中に浴びせられながら玄関を飛び出した私は、とにかくその場から少しでも遠くに逃げようと、一目散に駆け出したのだった。

               21

ぼんやりと白い壁が目に映っていた。
慌ただしく歩き回るスリッパの音とほんのりと漂ってくる消毒液の香り。
朦朧とした意識の中で、ここはいったいどこだろう?と記憶を呼び起こした。

労務者のドヤを命からがら逃げ出し全裸のままひたすら闇の中を走り抜けた。
何度か釘かガラスの破片を踏みつけながら、それでもスピードを緩める事無く走り続けた。
街灯の広がる大通りに飛び出すと、トラックに曵かれそうになりながら道路を横断し、橋の袂のコンビニに飛び込んだ。いきなり飛び込んで来た全裸の男にコンビニの店員が「大丈夫ですか!」と叫んだのを微かに覚えている。
そこから先がはっきりと覚えていないのは、きっとそこで気を失ってしまったからだろう。

ぼんやりと映っていた白い壁がはっきりと見えて来るようになると、「…気が付かれましたか?」と枕元で看護婦が囁いた。

そこは深夜の緊急治療室なのだろうか、私のベッドの横を、血まみれの男が横たわるベッドが慌ただしくすり抜けて行った。

看護婦が私の手を取り、脈を測りながら、私の顔を覗き込んで来た。
「どこか痛い所はありますか?」
二十歳くらいだろうか、その看護婦は子鹿のように愛らしい瞳で私を見つめる。

「…ここは…天国でしょうか?」

子鹿の看護婦は大きな目をクリクリとさせながらクスッと笑った。

「…私は…私の罪は…ちゃんと償えたのでしょうか?…」

子鹿の看護婦は、優しい瞳を投げ掛けながら、「大丈夫ですよ。もう安心してください」と囁く。
汚れの知らない彼女の瞳は、荒んだ私の心をひどく和らげてくれた。

「もうすぐ先生が来られますから、ここでちょっと休んでいてくださいね」
子鹿の看護婦はそう言い残すと、なにやら窓の隅に置いてある医療器具をセットし始めた。

ベッドに横たわる私はそんな彼女の後ろ姿を眺めながら、ベッドの中のペニスに手をやった。
全裸のままの私は、彼女にペニスを見られたのだろうかとふと思い、恥ずかしさの反面、ゾクゾクと興奮した。

ナース服から伸びる、細い足を見つめながら、ペニスを弄っているととたんにペニスは反応し、ギンギンに勃起した。
恐らく、あの汚熟女とのセックスでイカなかったせいだろう、中途半端に刺激を与えられた私のペニスは、ここぞとばかりに猛烈にそそり立っていた。

私はペニスをシゴきながら、もう懺悔は終わった、私はそれなりに罪は償ったのだ…と心で呟く。

妄想の中で、子鹿の看護婦が私の反り立つペニスを消毒し、そしてゆっくりとそれを喰わえる。
「気持ちいいですか?」とクリクリの瞳で私を見上げる子鹿の看護婦。

私はベッドからナース服に手を忍び込ませ、子鹿の股間をストッキング越しに弄る。
「先生が来ますから…ダメ…」
子鹿の看護婦はそう言いながらも、私が触りやすいようにと両足を広げた。
私はストッキングの中に手を押し込み、薄いパンティーの上からクリトリスを探す。既に股間はほどよく湿っており、勃起したクリトリスもすぐに発見できた。
「…ダメ…声がでちゃう…」
尻をモジモジさせながらも、早くアソコに指を入れて欲しいとせがむ彼女。
私はパンティーの隙間に人差し指をゆっくりと入れてみた。
そこは驚くほど熱く火照り、指は何の抵抗も無くヌルっマンコに吸い寄せられた。
「あん!…」
我慢できない子鹿の看護婦は、ベッドに横たわる私のペニスを喰わえながらも、大きな声を出してしまった…



「うっ!」
現実の私はそこで射精した。
オナニーのネタにされてるなどと予想もしていない看護婦を見つめながら、大量の精液をベッドの中に放出した。

もうすぐ、先生が私のベッドにやってきて、そして彼女が私の布団を剥ぐるだろう。
その時、精液が飛び散ったこの現状を見て、彼女はどんな表情になるだろう。

私はベッドの中で横たわりながら、その時の看護婦と医師の顔を想像しながらクックックックッと声を押し殺して笑った。

笑っていると、とたんに辺りが騒がしくなった。
おっ!いよいよ先生のおでましだ。私は静かに目を閉じ寝たフリを決め込む。
布団を剥ぐった時の奴らの顔が見物だ。

カツコツという靴音が頭上に近付いて来た。数人が私のベッドを囲む。
しばらく、寝たフリを決め込む私を眺めていた彼らだったが、ついにガバッ!といきなり布団を剥いだ。

先っぽから汁を垂れ流しながら、勃起したペニスがピコピコと揺れていた。

私は見られているという快感に背筋をゾクゾクさせながら、ゆっくりと目を開いた。

私の目の前に、ベッドを囲みながら私を見下ろす三人の警察官が立っていた。

「…キミは変質者か?」

「……少しだけ…」

(欲と罰・完)

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