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コイン洗車場

《あらすじ》
無人のコイン洗車場でミニスカートの女を見た。
女は挑発するかのように俺に尻を向けて来た。
Tバックが濡れていた。
おもわず俺は女の車に乗込んだ・・・




海の家の焼きそばは海の家で食べるから美味いのであって、それをシャンデリアがキラキラと輝く高級レストランでズルズルと啜っても、きっと全然美味くないだろう。


……と、俺は思う。


それは、ある晴れた日曜日の午後だった。
嫁が2才の息子を連れて実家に帰った。
わざわざ日曜日に実家に帰らなくてもいいのにと不貞腐れながら嫁を実家に送った俺は、その帰り道、近所のコイン洗車場に寄った。

車は中古のミニバンだった。息子が産まれると同時にカローラからこのミニバンに乗り換えた。
息子が歩けるようになったら、日曜日は家族揃ってハイキングに行こうとこの車に買い替えたのだが、しかし、息子が走り回れるようになった今もハイキングなど一度も行っていない。
そう、現在の嫁と俺の関係は完全に『冷えたピザ』であり、ここ一年間、セックスどころか手を握ったことすらなかったのだった。

車を洗車場に入れると、さっそく洗車に取り掛かった。
早く洗車を終わらせて、家でネットのエロ動画でも見ながらオナニーしようと思っていた。
俺は今年で三十四才になるがオナニーは現役だった。
嫁の身体で性欲を発散できないから仕方がないのだ。

車を洗い始めると、ビニールシートを挟んだ隣りの洗車場に一台の車が滑り込んで来た。
俺はホイールをブラシで磨きながらムカッと来た。
というのは、このコイン洗車場は郊外にポツンとあるせいかいつもガラガラに空いており、この日も8つある洗車場は全て空車だったからだ。

(こんなに空いてるのに、どーしてよりにもよって隣りを選ぶかなぁ……)

そんな溜息を吐きながらホイールを磨いていると、隣りの車のドアが開き、コンクリートの床にカツっと靴底の響く音が聞こえた。

運転席から降りて来たのは女だった。
隣りの洗車場を仕切るビニールシートの下の隙間からエンジ色のハイヒールが見え、同時に白いくるぶしと、キュッと締った細い足首も見えた。
すかさず俺は、この女は素足にミニスカートを履いてるな、おもわず顔が綻んだ。ついさっきムカッとした怒りも素早く消え去り、ホイールをシャカシャカと磨きながらニヤニヤと微笑む俺は、ビニールシートの仕切りの下から伸びる女の生足を視姦していたのだった。

ホイールを洗い終えると、車内を掃除しようと後部に回った。
バックドアを開けると、まるでゴミ箱のような荷台が現れた。
ゴミの中から、食べかけのスナック菓子の袋とマックセットの袋と、そして丸められたパンパースを取り出した。
あまりにもだらしない嫁にイライラしながら、それらのゴミをトイレ横のゴミ捨て場に持って行こうとした時、ふと、隣りで洗車している女を見た。

だらしない格好をしている女だった。
太ももギリギリのミニスカートを履き、薄いキャミソールの紐が肩からダラリと垂れ下がり、どこか薄汚い感じのする女だった。
しかし、そのだらしなさが、いかにもすぐにヤらせてくれそうな気がして、俺はゴミ置場に向かいながら卑猥な妄想を頭に描いた。

『私物のゴミは絶対に捨てないで!』
そう張り紙されたゴミ置場に、丸まったパンパースをゴロゴロと投げ捨てると、不意に公衆トイレの中から据えたアンモニアの匂いが漂って来た。
だらしない女の卑猥な妄想をしていた俺は、トイレにあの女を連れ込み、背後から激しくパンパンと攻めるシーンを思い描いては、その感触をリアルに亀頭に感じた。
一瞬、このトイレでオナニーしてしまおうかと思ったが、しかし、こんな所で衝動的にオナニーをすれば、きっと射精後は凄まじい後悔に苛まれるだろうなと思い、それを諦めてはそそくさと洗車場へ戻ることにしたのだった。

洗車場に向かって歩いていると、突然、俺の目にとんでもない光景が飛び込んできた。
俺はゴクリと息を飲み、歩きながら足の指をギュッと縮ませた。
なんと、後部バンパーを磨きながら屈んでいる女のスカートの中が丸見えで、デニム生地のミニスカートの中から真っ白な尻肉が2つ顔を出していたのだ。

俺は慌てて洗車場へ戻った。
そして車の後にソッと腰を下ろすと、平然を装いながら荷台の掃除を始めた。

女は、自分の尻が丸出しだということに気付いていないのか、それとも背後に俺がいる事を知らないのか、ミニスカートからはみ出した尻肉を隠すことなくセッセと後部バンパーを磨き続けていた。
スカートの中がより見えるようにと、しゃがんだ身体をできるだけ低く屈める俺は、荷台の床を雑巾で拭きながらも熱い息をハァハァと洩らし、女の股間にピタリと張り付いた小さな布切れをジッと見つめていたのだった。

よくよく考えれば、それは実に出来過ぎた光景だった。
そもそも、洗車場はガラ空きにもかかわらず、わざわざ俺の隣の洗車場を使用した時点で怪しかった。それに、女が一人でコイン洗車場に来て車を洗うなど、どう考えてもおかしく、しかもその女は素足にミニスカートを履き、下着はTバックなのだ。
そんな格好をした女が、一人で町外れのコイン洗車場に来て尻を出しながらせっせと車を洗っているなど、今どき安物のAVでも見られない演出なのである。

警戒した俺は、どこかに隠しカメラが付いているのではないかと、慌てて辺りを見回した。
ネットの『投稿盗撮動画』で、女のスカートの中を必死に覗き込んでいる自分の姿が頭を過り、おもわず背筋をゾッとさせながら辺りを何度も見回した。
しかし、そうキョロキョロしながらも、結局俺の視線は女の股間に戻っていた。もしかしたら悪質などっきりなのかも知れないと思いながらも、それでも俺の目は、女の食い込んだ股間に釘付けになってしまっていたのだった。

実に柔らかそうな尻肉だった。
久々に見る女の尻は、俺を激しく興奮させた。
あの2つの尻肉を両手で鷲掴みし、その谷間に顔を押し付けてはクンクンと女臭をおもいきり嗅ぎたいなどと想像していると、更に前屈みになった女の尻肉が微妙に歪んだ。

Tバックの股間部分がもっこりと突き出した。
肉のワレメに食い込んだ細いクロッチには、うっすらと黒い影が透けて見えた。

もはや俺は我慢できなかった。
盗撮されててもかまわない、嫁も息子も会社も関係ない、この場でアレを見ながら抜いておかなければ一生悔いが残る。
そんな自虐な気持ちに包まれながらズボンの中に右手を押し込んだ瞬間、いきなり女は屈めていた身体をゆっくりと起こしたのだった。

腰までズリ上がったミニスカートを素早く下ろした女は、ツカツカと洗車場の後へ行くと、持っていた雑巾を青いバケツの中に投げ捨てた。
ポチャンっという音と共に、女はチラッと俺に視線を向けた。

切れ長の大きな目がいやらしく輝いていた。
恐らく二十代後半か三十代前半だろうか、ほとんどすっぴんに近い素顔だった。

女は横目で私を見つめながら、バケツの水を側溝に流し込んだ。
その時、前屈みになった女のスカートから再び尻が飛び出した。
さっきよりも至近距離だった。女のふくらはぎに這う青い血管が透けて見える程の至近距離だ。

俺は女に見つめられながらも、しかし、そこを見ずにはいられなかった。
「なに見てんのよ!」と、女に叫ばれるのを覚悟しながら、そっと視線を上げる。
もっこりと膨らんだクロッチが目に飛び込んで来た。
それを間近に見た瞬間、俺の心臓がドクンっと飛び跳ねた。
なんとそのクロッチには、ねっちょりと湿ったシミが、実にイヤらしくネトネトと輝いていたのだった。

俺は慌てて顔を伏せた。
車の下に、捨て忘れた息子のパンパースがポツンと転がっているのが見えた。その時始めてパンパースに『しまじろう』が描かれていることを知った。
パンパースを拾い上げた俺は、またトイレ横のゴミ捨て場まで行かなければならないのは億劫だなと思いながら、尻を突き出している女にもう一度視線を戻した。

女は、再び俺の視線が股間に戻ったのを確認すると、いきなりスッと体を起こした。
そして、俺に向かって意味ありげにコクリと頭を下げると、そのままカツコツとヒールを鳴らしながら、自分の洗車場へと消えて行った。

俺はしゃがんだまま、しばらくの間ジッと息を潜めていた。
丸められたパンパースをギュッと握り締めると、パサパサしたビニールが、手の中でおもしろいように萎んでいく。
(あの女は、確かに濡れていた……)
手の中で小さくなった息子のパンパースを見つめながら、そう呟いた。
(あの女は、俺を誘っているに違いない……)
そう確信しながらスクッと立ち上がると、まるで遊園地で迷子になった少年のようにオロオロし、必要以上に瞬きばかりしていた。
(どうする?)
何をどうするのかわからないが、俺は自分にそう問い掛けた。
すると、もう一人の自分がいやらしく微笑み、早く女の後を追えとけしかけた。
焦る俺は、さんまに問い詰められたジミー大西のように、バカみたいにハァハァと熱い息を吐きながら、持っていたパンパースをバケツの中にポトリと落とした。

バケツの中のパンパースは、湯船に浮いたヒヨコのおもちゃのように、ゴミクズだらけの汚れた水の上をプカプカと浮いていた。
しばらくハアハァしながらそれを見つめていた俺だったが、ふと気が付くと、隣りの洗車場に向かって歩いていた。
頭の中は見事に真っ白だった。
不意に、昨夜の夕食はなんだったろうとか、今夜の『アカン警察』は録画しておくべきだなどと、どうでもいいことが真っ白な頭の中を過った。
挙げ句の果てには、突然、今のこの状況とは何の接点もない古い歌謡曲が頭の中に沸きあがり、この曲はなんだったっけ? とそのメロディーを口ずさみながら首を傾げると、いつの間にか俺は、女の白い車の運転席のドアの横にポツンと立ちすくんでいた。

軽く膝を曲げながら運転席の窓をソッと覗き込んだ。
女は助手席に座っていた。軽く項垂れたまま身動きひとつせず、自分の膝下をジッと見つめている。
そんな女は全裸だった。
薄いキャミソールもデニムのミニスカートも派手なハイヒールも全て脱ぎ捨て、産まれたままの姿でひっそりと項垂れていた。

俺は、とりあえず自分を落ち着かせようと、そのままの体勢で大きく深呼吸をした。
酸素が身体中を駆け巡り、脳に澱んでいた雑念が入れ替わるように消えて行くと、ふと、さっき口ずさんでいた曲がカルロス・トシキ&オメガとライブの『君は1000%』だった事に気付いた。

女は項垂れたまま、運転席を覗き込んでいる俺をチラッと見た。その表情は暗く、今にも泣き出しそうに目を潤ませていた。
スレンダーな体に、頬肉のような貧乳が痛々しく膨れていた。肌は白く、乳首の色も色素が薄かった。
女は俺の顔を上目遣いで見つめながら、おもむろにシートの上に右足をあげた。
そして、カサカサに乾いた唇をペロッと舐めながら、私に向かってゆっくりと股を開いた。

白い太ももの真ん中で、赤黒く爛れた裂け目が卑猥に輝いていた。
毛が一本もなかった。裂け目の上に飛び出した巨大なクリトリスは、まるでインコのクチバシのように尖っていた。

運転席のドアロックは開いていた。
カルロスが『♪君はセンパセーン♪』と下手糞な日本語で唄い出した。
俺は迷うことなくそのドアを開けたのだった。


生温かい車内には薔薇の芳香剤の香りが濃厚に漂っていた。
黙ったまま運転席に座りドアを閉めた。ドアが閉まった振動で、ダッシュボードの上に置いてあった飲みかけのウーロン茶が、まるで地震でも来たかのように水面を揺らした。
その横にさりげなく置いてあった『ナンバーズ』の粗品のハンカチーフは、俺も同じ物を持っていた。

「どうして……裸なの?」
ウィンカーレバーにぶら下がっている『松栄神社』の御守りをジッと見つめながらそう聞くと、女は返事もせずまま俺に寄添い、ゆっくりとした手付きでズボンのベルトを外し始めた。

接近した女の髪には、嫁とは全く違うシャンプーの香りが漂っていた。
プリンのようないい香りのする髪だったが、しかし女の裸体からは一種独特な匂いが漂っていた。
それは一言でいうと『人間』の匂いだった。
飾りッけのない人間そのものの体臭とでも言おうか、一歩間違えば場外馬券場の隅に屯している親父達のような饐えた匂いだ。

が、しかし、俺はそんな女の体臭に奇妙なエロスを感じた。
この、人間そのものの匂いは、ラブホテルや風俗ではなかなか嗅げない貴重な匂いだと思った。このような匂いは、突発的なシチュエーションでないかぎり滅多に嗅げないものであり、例えばそれが満員電車の痴漢であったり、会社帰りのOLを草むらに連れ込んでレイプしたりといった状況でしか嗅げないという、貴重な『素』の香りなのだ。

そんな貴重な香りに激しく欲情した俺は、ズボンのベルトをカチカチと外している女の乳首に指を伸ばした。
最初は無感情に萎れていた乳首だったが、人差し指の腹でクニクニと転がしているうちに感情が漲り、コリコリとした卑猥な固さを帯びて来た。

「歳はおいくつなんですか?……」
そう尋ねながら下腹部に指を滑らせて行く俺は、まるで池袋辺りのピンサロで鼻を伸ばす親父のようだ。
案の定、女は俺の質問には答えなかった。しかし、下腹部の肌の張りやムチムチした太ももの感触からして、恐らく二十代後半だろうと予想できた。
「いつもこんな事してるの?」
そう聞きながら女の尻と座席シートの隙間に手を滑り込ませた。軽く鷲掴みにすると、五本の指が女の尻肉に食い込んだ。四十を目前にした嫁の尻とは違い、なかなかの弾力性だ。

女は俺の質問を無視したまま、ズボンとトランクスを同時にズリ下ろし、それを素早く足首から抜き取った。
フロントガラスから午後の優しい日差しが、真っ赤な亀頭を卑猥に照らしていた。
仮性包茎の俺の亀頭は、一皮剥くと燃えるように赤かった。皮を剥いた直後は、そこに小便の残り汁や汗がねっとりとコーテイングされ、更に赤く光り輝いた。

そんな蒸れた亀頭から強烈なイカ臭が漂ってきた。
女は黙ったまま、そのゴワゴワの陰毛の中でヒクヒクと痙攣しているペニスと俺の顔を交互に見た。
「お風呂入ってないから……」と、慌てて言い訳する俺を、表情を変えないまま恐る恐る見つめていた女は、爬虫類のように長い指でピンと突き出た肉棒を摘んだ。そして、いかにも、今から舐めますよ、といった感じで乾いた唇を舌で湿らすと、ギトギトに赤く輝く亀頭に向けて口を丸く開けたのだった。

「ツルン」っと亀頭が吸い込まれる瞬間を目撃した俺は、近所の中古車センターの大きな水槽で飼われている巨大アロアナを思い出した。
真っ赤な亀頭を口内に吸い込むそのシーンは、まさに巨大アロアナが餌の赤い金魚をひと飲みする瞬間に良く似ていた。

女の舌が敏感になっている亀頭を優しく包み込んだ。
生温かい口内の感触と、小刻みに動き回る舌先の感触は一年ぶりだった。
久しぶりのその感触は、瞬きをしている間にも快感へと変わった。
おもわず「あぁぁぁ……」と唸りながら、両脚をピーンッと伸ばすと、靴底にアクセルとブレーキが踏込まれる感触が伝わって来た。

女は、俺が感じて来たことを知るや否や、いきなり肉棒を喉底まで押し込み、頭を小刻みに上下させてはジュブジュブと卑猥な音を立て始めた。
「あぁぁぁ……そんなに激しくしたらイっちゃうよ……」
俺はオカマのような色声でそう呟きながらも、必死に女の太ももを弄り、その谷間に強引に指を押し込もうとした。

すると女は、肉棒を口に銜えたまま体勢を変え始めた。
シートに横たわり、モゾモゾと身体を横向きにさせると、貧乳もパイパンも飛び出たクリトリスも曝け出しながら、全身を愛撫してくれと言わんばかりに股を大きく開いたのだった。

こんな出来事が現実にあり得るのだろうか……
キツネにつままれたような顔をしながらも、俺は女の股間に指を伸ばした。

無毛の股間は、いとも簡単に秘部の在処を教えてくれた。
裂け目に沿って指を這わすと、指は官能的にぬるぬると滑った。
びろびろに伸びたヒダが指に絡み付き、それを掻き分けながら奥へ滑り込むと、穴の奥は燃えるように熱かった。

「うぐぅ……うぐぐっ……」
女は肉棒を銜えたまま唸り始めた。
その唸りの振動が微妙に亀頭を刺激し、俺はもっと唸ってもらいたいと思った。
指を更に一本追加し、穴をほじくり返すように指腹で膣壁を引っ掻いた。
女は卑猥に腰をくねらせながら、もっともっとと言わんばかりに赤黒い裂け目を突き出して来た。
そしていきなり金玉に吸い付き、萎れた金玉を犬のようにベロベロと舐め回すと、そのまま更に舌を奥へと押し込んでは必死に肛門を舐めようとしていた。

出会ってからまだ一時間も経っていないという見ず知らずの男の、しかも、明らかに洗っていないとされる肛門を舐めたいと思う女の心情は、まさに狂っているとしか思えなかった。
そんな女の狂った姿に、俺は恐怖と興奮を感じながら、裂け目の先でピンッと尖っている巨大なクリトリスを乱暴に指で転がした。

とたんに女が仰け反った。
まるでスタンガンを放電されたかのように腰をピクピクと痙攣させ始めた女は、いきなり裂け目からシュッ! と小便を噴き出した。
それは、俗にいう『潮吹き』というものなのかも知れないが、しかし俺には、溜めていた小便を我慢できずに噴き出したようにしか見えなかった。

それにしても女のそのクリトリスは大きかった。
勃起した猫のペニスほどはあろうか、どうしたらここまで大きくなるのかと不思議でならなかった。
大きければ大きい分だけ感度も良いということなのだろうか、女はクリトリスを転がす度に、小便らしきものを少量ずつぴゅっぴゅっと噴射した。
助手席のドアにはそれが何度も飛び散り、窓には黄色い雫がキラキラと輝いていた。

この女はコイン洗車場に車を汚しに来ているのかと思うと、不意に笑いが込み上げ、イキそうになっていた感覚を一気に静めてくれた。

運転席のシートに顔を埋めながら、俺の尻の谷間に必死に舌を動かしていた女は、最後に大量の小便らしきものを助手席のドアに噴射すると、そのままゆっくりと体を起こした。

顔を上げた女は、一瞬、俺の顔を見て微笑んだような気がした。
そのままドサッと助手席のシートに倒れ込むと、ハァハァと肩を揺らしながら天井を見つめた。
そして、まるで産婦人科の診察台のように大きく股を開くと、無言で俺を見つめながら口の回りに広がる唾液を手の甲で拭い取ったのだった。

コンドームは持ってますか?
俺はそう聞こうかどうしようか迷っていた。
下手にそう聞いて女の機嫌を悪くさせるのが嫌だったからだ。
しかし、さすがにこの女と生でヤるのはマズいと思った。
きっとこの女は、いつもこうやって街中のコイン洗車場やネットカフェやパチンコ店の駐車場に出没しては、不特定多数の男たちに肉穴を貸しているはずであり、その穴の中にどんな危険な病原菌を潜ましているのかわかったもんじゃない。

しかし、だからといってこのまま引き下がるわけにはいかなかった。
既に俺のペニスは発射準備が完了され、いつ暴発してもおかしくない状態なのである。
咄嗟に俺は、ペニスを挿入せずに女の股ぐらでオナニーをして果てようと思った。ドロドロに濡れた裂け目に大量の精液をぶっかけ、安全で安心な快楽を得ようと企んだのだ。

しかし、事態はそれほど甘くなかった。
女の股の間に身体を潜り込ませた瞬間、いきなり女が俺の身体に抱きついて来た。
女の汗と私の汗が混じり、二人の身体はとたんにぬるぬると滑った。
「あぁぁぁ……」と情熱的に唸りながら俺の首をペロペロと舐め始めた女は、耳元に熱い息をハァハァと吐きながら、「早く入れて、そのおちんちんでぐちゃぐちゃにして」と卑猥な言葉を囁き、挙げ句の果てには俺の乳首をペロペロと舐めながら「中で出してもいいわよ」と怪しく微笑んだ。

ここまでされて挿入しない男はいない。
もしいたとしても、そこまで危機管理がしっかりしている男ならば、そもそもこの車内に乗込んできたりはしないだろう。
しかし俺は凡人だった。危機管理など欠片もない、なるようになればいいさの出たとこ勝負男だった。

再び頭の中を真っ白にさせた俺は、この女がエイズだろうが梅毒だろうがオカマだろうが、もはやそんなことどうでもよくなった。
俺は女の細い体をおもいきり抱きしめると、まるで猛獣が獲物に喰らい付くかのように、荒い息を吐きながら女の唇を乱暴に吸った。
女の口内は煙草の味がした。互いの舌が濃厚に絡まる度に煙草の味を感じた。

キスをしながら腰を移動させ、パンパンに腫れ上がった亀頭を熱い裂け目の入口に押し当てた。
腰を突こうとした瞬間、舌を絡め合う女と目が合った。
女の瞳の奥に怪しげな光りがメラメラと揺れているのを見た気がした。

ほんの少し腰を突き出しただけで、ペニスは穴に吸い込まれて行った。
それは女が腰を浮かせたせいだった。
何の抵抗も無くツルンと滑り込んで行くペニスの感触に、ふと、学生時代に彼女とデートした温泉プールの『ウォータースライダー』を思い出した。

ホカロンのように熱く火照った膣壁がグニグニと蠢きながら、ペニス全体をすっぽりと飲み込んでいた。
ヌルヌルと滑る穴の締り具合は最悪だった。
ヤリマンだから緩いのか、濡れ過ぎているからズボズボなのか、はたまた俺のペニスが小さいからか、理由はわからないが、いずれにせよその肉穴は、内臓を抉られたアジのパックリと開いた腹の切り口のように、ただポッカリと穴が開いているだけのような空しい感じがした。

しかし、だからといって感じていないわけではない。
深く突く度にボタンが押されたように悲鳴をあげ、高速で突く度にぴゅっぴゅっと小便を噴射する女に、俺は今までにない興奮と快楽を感じていたのは紛れもない事実である。

腰をガンガンと振りながら車体をユッサユッサと揺らしていた。
車内には女の体内から発せられる体臭がムンムンと籠り、それが熱気と混じっては異様な空気を作り出していた。

腰を振りながら、いきそうだ、と呟くと、女は、まだイヤ、と唸った。
まだまだヤれるから心配するな、とりあえず一発抜いておいて二発目からは近くのラブホに行こう、と言うと、女はシートの上でイヤイヤと首を振りながら、二発目も三発目もここがいい、と囁いた。

女の身体から発せられる体臭は、まるで獣のようだった。
性器からはパルメザンチーズのような匂いを発し、汗ばんだ腋の下からは、深夜のサークルKの店内に漂う『煮詰まったおでん』のような匂いをムンムンと発していた。

そんな獣のような体臭は、俺を更に欲情させていた。
その体臭は、ゆきずりの変態女をコイン洗車場で犯すというシチュエーションとピッタリマッチしており、ある意味ひとつの興奮剤の役目を果たしていたのだ。

海の家の焼きそばは海の家で食べるから美味いのであって、それをシャンデリアがキラキラと輝く高級レストランでズルズルと啜っても、きっと全然美味くないだろう。
この薄汚い変態露出狂女は洗車場でヤるから意味があるのであって、この女をラブホなんかに連れ込んでシコシコやっても、きっとちっともおもしろくないだろうと、女の意見に素直に納得した。

すぐさま一発目の噴火が下半身に漲って来た。
中に出すよ、と女の顔を見ると、女は下唇を必死に噛みながらウンウンと二度頷いた。
女の細い身体をがっつりと抱きしめながら射精体勢に入った。
倒したシートの隙間から後部座席が見え、そこに乱雑に置かれているトートバックがパックリと口を開いているのが見えた。

腰をカクカクと振りながら、女の細い体をガンガンと揺すった。
ふと、トートバックの中に『母子手帳』が転がっているのが見えた。
こいつは人妻なのか、と、思った瞬間、若いお母さんの体内に私の熱い欲塊が大量に迸った。

ヌルヌルに滑る穴の中に敏感な肉棒を激しく掻き回しながらも、強烈な罪悪感に襲われた。
乳を欲しがる赤ちゃんの泣き顔が浮かんでは消え、恐怖心さえ芽生えて来た。

しかし、そんな罪悪感は、俺の腕の中で卑猥な言葉を叫びながら痙攣している女を見ていると、瞬く間に消え失せた。
肉棒を抜くことなく更にピストンを速めた。
その罪悪感さえも興奮剤のひとつとしながらも、俺は、 人生二発目の夢を見たのだった。

(コイン洗車場で俺は、 人生二発目の夢を見た。・完)



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