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拒否しない妻

2012/12/15 Sat 16:05

拒否しない妻

《あらすじ》
全身に卑猥な落書きをされた妻は、変態達が潜む公園に全裸で放置された。そして今、見知らぬ男のペニスを受け入れ、私に内緒で感じている。そんな私の妻はどんな事でも絶対に拒否しない究極のマゾなのである・・・・。



茶色い光を放つ間接照明が、湯の中に潜む男たちを異様に照らし出していた。
静まり返った深夜の混浴露天風呂。ここはマニアの間でも有名な温泉だった。ここに来る客のほとんどがそれ目当てだと言っても過言ではない。
湯から腰を上げると湯がちゃぷんっと波打った。
背後の岩に腰掛けながら、湯の中に潜む男たちを見下ろした。
漆黒の湯の中から顔だけポツンと出して浮かんでいる五人の頭部は、まるで沼に斬り捨てられた落ち武者の生首のように不気味だった。
私の足下で湯に浸かっていた妻が、私をソッと見上げながら「あなた……」と呟いた。妻の表情は明らかに脅えていた。


妻はこういった場所に来るのは初めてだった。
私はこういった場所に来た事は何回かあった。
映画館、公園、ドライブイン。様々な場所に私は露出夫婦を見に行った。それ系のブログ等で、露出女の出没場所や日時を事前に調べ、一人でコソコソと出掛けて行った。
私はいわゆるロム専だった。いつも少し離れた場所からその破廉恥な行為を見ているだけだった。相手がどれだけ綺麗な女性であってもプレイには参加しなかった。参加するよりも、私は見ている方が興奮するのだ。
しかし、いつか自分も主催者になりたいとは思っていた。妻に露出をさせてみたいという変態願望を、常日頃から抱いていた。
そして遂に私は、このマニアの間でも有名な混浴露天風呂に妻を連れて来てしまった。
五十六才の旦那と二十七才の妻。
この二十九年の歳の差が私を変態行為へと導いた。若い妻にセックスで満足を与えてやれない苛立ちが、他人を巻き込んでの変態プレイへと発展していったのだ。


「怖いのかい?……」
私は足下の妻を見下ろしながら優しく呟いた。
そんな私達の会話を聞き取ろうとしているのか、湯に浮かぶ五つの頭部が円を描きながらゆっくりと私の足下に移動して来た。
「お部屋に戻りましょうよ……」
妻は黒く浮かぶ五つの頭部に脅えながら私を見上げ、岩にぶら下がる私の脛にそっと手をあてた。
私はそんな妻の目を優しく見つめながら、膝に掛けていたタオルをソッと下ろした。キンッと凛々しく起立した私の肉棒が月夜に照らされた。
私は黙ったまま妻の頭に手をあて、妻の顔を肉棒に寄せた。
妻は脅えた目で肉棒と私を交互に見つめていた。私は妻を見つめたまま深く頷いた。
妻は静かに口を開け、肉棒を喉の奥まで飲み込むと、そのままゆっくりと頭を上下に動かした。
男たちが潜む漆黒の湯がちゃぷちゃぷと波立った。遂に私は念願の主催者になったのだった。

部屋に戻るとさっそく冷蔵庫から缶ビールを取り出した。窓際のソファーに腰掛けながら缶の蓋をカコッ!と開けると、ベッドにポツンと腰掛けていた浴衣の妻が上目遣いで私を見た。
「……怒ってますか?……」
目が合うなり、妻は小さく首を傾げた。
私は黙ったまま缶ビールをクピピピッと飲んだ。


今から二年前、当時、離婚したばかりだった私は、知人の紹介でこの女と知り合った。
知人が働く大手の証券会社で事務をしていたというその女は、顔、スタイル、性格、雰囲気、どれをとっても垢抜けた女だった。
こんなイイ女をどうして俺なんかに? と知人に聞くと、知人は片目を瞑りながら、「ワケアリだ。適当に遊んでやってくれ」と曖昧に笑った。
その『ワケ』というのは、この女は会社の重役と三年間不倫の関係にあったのだが、今回、その重役が次期社長候補に選ばれた事から、身辺整理で処理されたということだった。大手ではよくある話しだ。
そう聞けば、確かにこの女は、大手証券会社の次期社長候補が可愛がっていただけあり、それなりの気品が感じられた。その仕草のひとつひとつが上品で、髪型、服装、メイク、手と足の爪の模様までもが都会的なセンスに包まれていた。

しかし何よりも私を魅了したのは二十五才の若い肉体だった。
蛸の足のように濃厚に絡み付いて来るその若い肉体に、たちまち私は没頭した。
そんな私にはSMの趣味があった。女が羞恥に悶える姿に欲情を感じるというサディスティックな変態だった。普通のセックスでは物足りないのである。それが原因で妻とは離婚した。
ある時、思い切ってこの女を荒縄で縛ってみようと思った。もし断られたら、素直に諦めてこの女とはきっぱり別れようと思った。
しかし女は荒縄を見ても何も動じなかった。それどころか、亀甲縛りにされている最中、股間をヌルヌルに濡らしていたほどだった。
女はどんな変態プレイにも絶対に拒否しなかった。恐らく次期社長候補の重役が調教したのであろう、女は完全なるマゾだった。
そんな彼女にハマってしまった私は、この女とはもう二度と離れられないと本気で思った。そして知り合って半年もしないうちにこの女と結婚した。
女を私に紹介した知人は、「おまえも物好きだなぁ」と呆れて笑っていたが、しかし内心は、これで重役に恩が売れたと喜んでいたはずだ。


私は缶ビールを飲み干すと、ベッドの上で脅えている妻をジッと見つめながら静かに聞いた。
「どうしてキミは拒否しなかったんだ……」
静まり返った部屋に私の低い声が響いた。
「……だって……拒否したらダメかと思って……」
妻は眉を八の字に下げながら、消え入りそうな声で呟いた。
私は浴衣に包まれた妻の尻を見つめながら溜息を付いた。この女は本物の馬鹿なのかもしれない。そう思いながらさっきの露天風呂での出来事を思い出していた。

五人のギャラリーが潜む混浴露天風呂で、月夜に照らされた私の肉棒を妻は一心不乱に銜えていた。
それを見ていた五人の興奮が手に取るように伝わって来た。確かに、これほどの美女の露出プレイはなかなかない。男たちが興奮するのも無理は無かった。
湯に浮かぶ男たちの頭部が、餌を見つけたサメのヒレのように徐々に妻に近付いて来た。私はすかさず男たちに「公開でお願いします」と告げた。
玄人の露出プレイには、『公開型』と『参加型』の二つがあった。主催者が参加型と告げれば、女の体に触れる事も舐める事もインサートする事さえも可能だが、しかし公開型の場合は見るだけしかできなかった。それがこの世界のルールだった。
公開と告げられた男たちは、湯の中の妻を囲むようにして動きを止めた。タプタプと揺れる乳とベプベプと音を立てながらしゃぶる妻の唇を、男たちは間近に見ていた。
それを岩の上から見下ろしていると、ふと、一人の男の肩が微妙に揺れている事に気付いた。
不審に思った私は、暗い湯の中に白く浮かぶ妻の体に目を凝らした。
案の定、一人の男の手が妻の尻に伸びていた。既に陰部まで弄っているのか、男の手首が湯の中でクネクネと動いていた。
強烈な興奮が私を襲った。
妻が痴漢されているという事実よりも、妻がそれを私に内緒にしているという事実に激しい興奮を覚えた。妻は拒否する事無く男に尻を向けているのだ。
私は、そんな妻を見下ろしながら、(このドスケべ女め……)と罵った。そう罵りながらも、そんな妻をこっそり観察しては異様な興奮に包まれていた。
しばらくすると、湯に潜む男たちが湯の中でペニスをシゴキ始めた。静まり返った露天風呂に、ちゃぷ、ちゃぷ、ちゃぷっ、と湯の揺れる音が一斉に響き始めた。
妻の尻をこっそり弄っていた男は、その音に乗じて激しく肩を動かし始めた。肉棒を銜えていた妻の腰が妖艶にくねり、遂に妻はペニスを銜えながらも「んんん……」と喘いだ。
私に内緒で他人に陰部を弄られ感じる妻。そんな妻を見ていた私は嫉妬と興奮が混じり合う複雑な感情に襲われながらも、妻の口内に熱い汁を放出したのだった。

「感じていたのか?」
そう聞くと妻は、美しい下唇をキュッと噛んだ。
「感じていたじゃないか」
そう問い詰めると、妻は静かにコクンっと頷いた。
「どこを触られてたんだ……クリトリスか? それとも膣に指を入れられていたのか?」
胸に沸き上がって来る熱い息をゆっくりと吐き出しながら聞いた。
しかし妻は目を伏せたまま首を左右に振った。
「じゃあどこを触られてたんだ?」
身を乗り出して聞くと、妻は蚊の鳴くような小さな声でポツリと呟いた。
「……おしりの……穴です……」
妻のその言葉を聞いて、私の後頭部に鈍器で殴られたような衝撃が走った。
「肛門に指を入れられていたのか!」
私の激しい口調に、妻は「ごめんなさい」と呟きながら顔を伏せた。
そんなマゾ的な妻の仕草が、私のサディストな心を激しく揺さぶった。
私は妻の浴衣に手を掛けると、「見せてみろ、どこの馬の骨かもわからないような薄汚い男に指を突っ込まれていたその肛門を見せてみろ!」と怒鳴りながら、妻の浴衣を乱暴に剥いだ。
下着が剥ぎ取られると、妻は自分の意思でベッドに四つん這いになった。
突き出された尻は見事なまでに美しかった。しかし、尻肉の隙間から見える陰部は、妻の都会的なセンスとは掛離れた実にグロテスクなモノだった。
(この穴は、今までにいったい何本の肉棒を銜え込んできたんだ……)
そう嫉妬に襲われながら、見事な尻肉を左右に広げた。丁寧に無駄毛処理された肛門がキュッと口を窄めていた。この美しい肛門に汚らわしい男の指が蠢いていたのかと思うと、思わず泣き出しそうになった。
肛門に触れると、肛門の筋肉がヒクッと動いた。人差し指をそこに押し込むと、指は何の抵抗も無くスルリと沈んだ。
これはかなり熟練した肛門だと思った私は、「キミは、アナルセックスをやった事があるのか?」と慌てて聞いた。
ベッドに顔を押し付けながら静かに目を閉じていた妻は返事をしなかった。それが答えだった。

二泊三日の旅行から帰って来ると、山積みになった仕事が私を待ち構えていた。
さっそく取引先を回った。朝から晩まで会社と取引先を行ったり来たりして、仕事に追われていた。
旅行から帰って来て一週間後、ようやく溜っていた仕事を片付ける事が出来た。その間、老体に鞭を打って働いていた私は、妻の体には指一本触れていなかった。
久々に早く帰宅する事が出来た。電車の中で正面に座る女子高生の膝を眺めていると、一週間封じ込めていた変態性欲がムラムラと目を覚まして来た。
あの夜、妻の肛門に中出しした感触が下半身に甦って来た。今夜もまた亀甲縛りにした妻の肛門に中出ししてやろうとあれこれ妄想していると、いつしか電車は駅に到着していた。

マンションのドアを開けると中は真っ暗だった。いつもなら妻が夕食の支度をしているはずだったが、シーンっと静まり返った部屋の奥には、全く人の気配が感じられなかった。
しばらく早く帰っていなかったから、今夜もまた私の帰りが遅いと思って、のんびり買い物にでも行っているのだろうと思った。
そう思いながら暗い廊下を進み、リビングの電気を点けた。
案の定、食事の用意は何もしていないようだった。こんな事なら、駅前で何か食べて来るべきだったと後悔しながら、妻の携帯に電話を掛けた。
十回コールしても妻は出なかった。いつもなら妻はスリーコールで必ず電話に出た。唯ならぬ不信感が私の胸に渦巻いた。
ソファーに腰を下ろしながらテレビを付けた。テレビは画面の隅に『処理中』というマークを出し、その間、チャンネルが変更できなかった。これは、長い間テレビを付けていなかった時に起きる現象だ。
そう考えると、部屋にはムッとした熱さが籠っていた。妻はいつもエアコンを付けっぱなしにしている女であり、この籠った熱気はかなりの時間、妻がこの部屋に居なかった事を物語っていた。
しばらくすると携帯が鳴り出した。電話は妻からだった。「もしもし」と電話に出ると、妻は黙っていた。何やらこちらの様子を伺っているように思えた。
怪しいと睨んだ私は、「今夜は早く帰れそうなんだけど、夕ご飯の準備は大丈夫かい?」とカマを掛けてみた。
案の定、妻は即答で「準備してます」と嘘を言った。
小さなショックが私を襲った。しかし、もしかしたらいつものデパ地下へ出来合いの物を買いに行っているのではないかという、微かな希望が湧いた。そうあって欲しいと思いながら、私は恐る恐る「今、どこ?」と聞いて見た。
妻は一瞬言葉に詰まった。そして「今ですか?」と無意味に質問を繰り返しながらも、「マンションに居ますけど……」と答えたのだった。
私は軽い目眩を感じながらも、「わかった。あと一時間くらいで戻るから」と告げ、そのまま電話を切った。携帯をパタンっと閉じた瞬間、頭を針金で締め付けられるような苦痛が私を襲ったのだった。

それから約三十分後、電気を消したリビングの隅に潜んでいた私の耳に、慌ててドアの鍵を開ける音が飛び込んで来た。
廊下の電気がパッと灯り、何やらスーパーの袋のような物をカシャカシャと鳴らしながら妻がリビングに進んで来た。
カチッという音と共にリビングがパッと明るくなった。ソファーに座っていた私に気付いた妻は、目を大きく開いたまま呆然と立ちすくんでいた。

「どこに行ってたんだ……」
そう言いながらゆっくりと立ち上がると、妻は両手に持っていたスーパーの袋をバサッと床に落とした。
「ちょと、そこまで買い物に……」
妻は狼狽しながらもそう答えた。妻の着ている服や化粧は、どう見てもちょっとそこまで買い物に行くようなものではなかった。
「どうして嘘を付くんだ……何か疾しい事でもしていたのか」
私はそう言いながら妻の腕を乱暴に掴むと、愕然としたままの妻の足下にしゃがみ込んでは、素早くミニスカートの中に手を突っ込み、一気に下着を膝まで下ろした。

妻のクロッチには明らかにそれとわかるシミが広がっていた。
「なんだこのシミは……」
そう見上げると、妻は慌てて下着を上げながら「もうすぐ排卵日だから……」と誤魔化した。
そんな妻の手を制止させ、再びクロッチを広げた私はクロッチに人差し指を突き立てた。そこに這うヌルヌルとした液体は尋常ではなかった。愛液といった生易しいものではない。
「中出しさせたな……」
私が睨むと、妻は否定しないまま唇を噛んだ。
「相手は誰だ」と言いながら立ち上がると、私は妻のバッグの中から携帯電話を取り出した。
「返して下さい!」と焦る妻の手を振り解き、携帯の着信、発信を共に見た。そのどちらにも『香川さん』という名前があった。香川というのは、私と結婚する前に不倫関係にあった次期社長の重役の名前だった。
私はおもわず妻の頬を引っ叩いた。ソファーに崩れ落ちる妻の小さな体を見て、一瞬、本気で殺してやろうかと思った。
「性懲りも無く、薄汚い親父と会ったのか……その糞親父の精液をオマンコに注入してもらっていたのか……」
そう唸りながらソファーで脅える妻に近付き、「このヤリマン変態女めが!」と妻の腹をおもいきり蹴飛ばした。
「うっ!」と踞る妻の尻がミニスカートから飛び出した。下着を下ろされたままの尻からは、今さっきまで親父のペニスが出し入れされていた不浄な陰部が顔を出していた。
「どうして中出しさせるんだ! 中出しさせるってのは普通の浮気とは違うだろ! 問題を俺に押し付けておきながらおまえらはまだそんな事をしてるのか! おまえらはどこまで私をコケにするんだ!」
そう叫び散らす私の顔を、妻は今までにない恐怖の色を目に浮かべながら呆然と見ていた。
カーテンが開けっ放しになったバルコニーの窓に、そんな私の顔が映っていた。私はガラスに反射した自分のその顔に、我ながら背筋をゾッとさせた。私の脳は完全に飛んでいた。真っ赤に充血した目玉をロンパらせながら歯茎を剥き出している私は、完全に狂っていた。

ソファーの上で一枚一枚服を脱がされる妻は、抵抗する意欲も無くただただブルブルと体を震わせていた。
全裸にした妻の体をしばらく見下ろしていた。香川という親父がどんな親父か知らないが,剥げた頭に濃厚な脂をテラテラと輝かせた豚親父が妻の体にむしゃぶりつきながら腰をドンドンと振っている姿が目に浮かんで来た。
再び熱い血がカッ! と頭に昇った。手に持っていた油性マジックのキャップをパコッと外すと、妻の真っ白な胸に『精液便所』と書き殴ってやった。
シンナーの匂いが漂った。空腹にそんな匂いを嗅いだせいか胃がムカムカしてきた。脅える妻の目をギッと睨みながら、股を大きく開かせた。豚親父が散々出し入れしまくった膣を黒いマジック塗り潰した。膣にシンナーが滲みたのか、妻は太ももをブルブルと震わせながら「痛い……」と小さく呟いた。
そんな妻を無視しながら腹にマジックを走らせた。『性欲処理用肉穴』と書き、陰毛のすぐ上に『↓』と矢印を書いた。そしてそこに『御自由にお使い下さい』と書くと、その文字の下に赤いマジックで太い横線を二本引いたのだった。

落書きだらけの全裸にロングのコートを羽織らせた。そのまま外に連れ出したが、妻は全く抵抗しなかった。
妻を車の助手席に座らせると、宛もなく走り出した。この糞女にどんな制裁を与えてやろうかと考えていた。今からその次期社長とかいうおっさんの自宅へ行き、奴の家族の前で妻のコートを剥がしては、この事情を説明してやるのもおもしろいと思った。
そんな事をあれこれと考えながら三時間も車を走らせていた。その間、妻はひと言も喋らず、コートからはみ出した太ももに書かれた『孕ませて下さい』という字をジッと見つめていた。

ふと気が付くと、車は高砂公園に向かう山道を上っていた。高砂公園は山の高台にある公園で、そこには大きなチャペルが建っていた。どこかの結婚式場が作った綺麗な公園だったが、しかし夜になると変態共が蠢く汚れた公園に変身した。
そんな高砂公園には何度か行った事があった。そこで、ブログで有名な変態夫婦の露出イベントを見た事がある。私以外にも五十人くらいの変態が来ていた。
第一駐車場と大きな看板が出ている駐車場に車を滑り込ませた。バラバラバラっと砂利を弾きながら進んだ。真っ暗な駐車場には一台も車は無く閑散としていた。
しかし、そのまま駐車場の奥へ進み、公衆便所の裏にある細い路地に入ると、数台の車のテールランプが見えた。変態達は、いつもここに車を停めていたのだ。

妻を車から引きずり出した。今までにない危険を察したのか、そこで初めて妻が口を開いた。
「本当にごめんなさい、もう絶対に会いませんから許して下さい」
そう悲願する妻だったが、もはや私にそんな言葉は通用しなかった。今の私は、恐怖に脅える妻のその表情に、ただひたすら下腹部を熱くさせているだけだった。
静まり返った森の中を、ミシミシと雑草を踏みしめながら妻を連行した。遠くの暗闇からキツツキがくちばしで木を叩く音が聞こえて来た。
「キミは、香川とかいう爺さんを愛しているのか……」
私はそう呟きながら、山道を青く照らす月をソッと見上げた。私の視野に、小さく首を振る妻の顔が見えた。
「じゃあどうしてあんな男と会うんだ……しかもキミは中出しまでさせてるじゃないか……」
「…………」
「好きでもない男にそこまでされてどうして黙ってるんだ。キミはどうして拒否しなかったんだ」
「…………」
何も答えられない妻は、黙ったまま項垂れていたのだった。
小さな丘を登りきると、丘の中央に木製のベンチがポツンと置いてあるのが見えた。
以前、そのベンチでレイプされる女子高生を見た事があった。それは『公開レイプ』と題打ったブログの企画であり、密かに会員だけに案内状が届いていた。主催者は渋谷で古着屋を営む親父だった。獲物の女子高生は本当に拉致されて来たらしく、狂ったように泣き叫んでいた。渋谷の親父は、そんな女子高生を六人のギャラリーと共に犯した。ロム専は私を含め三人いた。最後は全員に中出しされ、ぐったりとする女子高生はトランクに押し込められた。実に後味の悪い企画だったが、それなりにみんな興奮していた。
その時に使用されていたベンチに妻を寝かせた。不意に、あの時泣き叫んでいた女子高生の姿が浮かび、そこに寝転がる妻と重なった。
ベンチを囲む茂みの中に、赤い煙草の火が浮かんでいるのが見えた。あの茂みの中には魑魅魍魎とした変態共が潜んでいた。彼らは闇に身を潜めながら私達の様子をジッと伺っているのだ。
私はベンチに寝転ぶ妻のコートを脱がせた。妻はここで私に犯されると思っているらしく、素直にコートの袖から腕を抜いた。
身体中に描かれた卑猥な落書きが月の光に浮かんでいた。私は妻の顔を覗き込みながら呟いた。
「車に忘れ物をしたから取って来るよ……このままここで待っててくれ……」
妻は何かを察知したのか黙ったまま私の顔を見ていた。妻の大きな瞳には夜空に輝く星がキラキラと反射していた。
そんな妻が一瞬愛おしくなった。やっぱりこんな馬鹿げた事はやめてこのまま妻を連れて帰ろうかと迷った。
しかし、私のペニスは、既にはち切れんばかりに勃起していた。変態共に嬲られる妻の姿を想像するとその愛おしさが変態性欲へと変わり、闇の中の煙草の火がポッと赤く光る度にその欲情は激しく増していった。
(これはお仕置きなんだ……これは浮気した妻への制裁なんだ……)
下腹部に蠢く変態性欲を正当化する為に、私はひたすらそう思った。そう思いながら、妻を変態共の餌食にする後ろめたさを必死に掻き消した。
ベンチの足下に置いてあったコートを鷲掴みにすると、私はゆっくりと歩き出した。完全に無防備となった妻は、顔に恐怖の色を浮かべながら「えっ」と私の顔を見た。大きな目と眉を八の字に垂れ下げた妻のその顔は、今にも泣き出しそうな表情だった。そんな妻を無視して私は丘を下りた。背後から、妻の「あなた……」という切ない声が聞こえ、私は慌てて耳を塞いだ。

茂みの中に潜り込むと、一瞬にして視界は閉ざされた。茂みの中が暗い分、月夜に照らされた丘のベンチがはっきりと浮かび上がり、それはまるでドライブインシアターのスクリーンを見ているようだった。
暗闇の中を、丘のベンチを見つめながら進んだ。どこからの眺めが一番良いかを考えながら特等席を探してひたすら進んだ。茂みの裏には小川が流れているらしく、時折、草木の隙間からゾッとするような冷気を感じた。
小さな坂を上りきると、すぐ目の前にベンチが見えた。ここが一番見やすいと思った私は、足下に転がっていた大きな石に腰を下ろした。
ベンチに寝転ぶ妻は、まるで死体のように身動きしないまま夜空を見つめていた。そんな妻を茂みの中から見つめる私は、果たして妻は変態が現れたらどんなリアクションをするだろうかと、思わず勃起したペニスをズボンの上から握った。

しばらくすると、反対側の茂みの中から黒い人影が出て来るのが見えた。人影は辺りを気にしながらも、着実に妻が寝転ぶベンチに近付いていた。
ロム専だった私には見慣れた光景だった。しかし、今までとは状況が違った。今夜、変態達に嬲られるのは私の愛する妻なのだ。
そう思うと、堪えきれなくなった私はズボンのボタンを外した。ズボンを太ももまでズラすと、トランクスの中からドクドクと脈を打つペニスをピーンッと突き出した。
男がベンチの脇に立つと、そこで初めて男の存在に気付いた妻がビクッと体を跳ね上げた。男に見下ろされながらも、両手で胸や股間を隠そうと必死に動き回る妻は、まるでまな板の上で暴れる魚のようだった。
男は黙ったまま妻の体に書かれた落書きを読んでいた。男はまだ二十代と思われる青年だった。
妻が慌てて起き上がろうとすると、男は乱暴に妻の体を掴み、強引に押し倒した。そしてまた無言で体の落書きを読み始めた。
あまりの恐怖に、妻は完全に放心状態になっているようだった。身動きひとつせず、小さな肩をブルブルと震わせている。
すると、いきなり男が呟いた。
「へぇ〜……あんた、精液便所なんだぁ……」
男はそう笑いながら妻の股の間に手をあてた。そして人差し指で膣弄りながら、「ここが便器ですか?」と妻に尋ねた。

「あっ!」という妻の悲鳴が私の耳に飛び込んで来た。しかし妻は、そう脅えながらも抵抗しようとはしなかった。妻はその男の指を拒否する事無く、ただ「あぁ!」と脅えた悲鳴をあげているだけだ。
「わあぁ……凄いね、もうグショグショだね……」
男は笑みを浮かべながら妻の顔を覗き込んだ。
「ここに、御自由にお使い下さいって書いてあるけど、本当にヤっちゃっていいの? 精液便所って事は中出ししちゃっていいって事だよね?」
男は、妻の股間にくちゃくちゃといやらしい音を立てながらそう聞いた。そんな男の指が、月の明かりに照らされテラテラと輝いているのが見えた。
「あっ、ここに『皆様の精液で子宮を一杯にして下さい』って書いてあるよ。じゃあ、いいんだね中出ししても。へへへへ、俺、今、凄く溜ってんだよね。ドクドク出させてもらうから」
男はそう笑いながら妻の顔を覗き込んだ。妻は拒否しなかった。拒否も抵抗もする事無く、両手で耳を塞ぎながらただただ黙っているだけだった。

ズボンのベルトを外す金属音が丘に響いていた。いよいよだった。遂に旦那の私の目の前で愛する妻が陵辱されるのだ。
堪らなくなった私はビンビンに勃起するペニスを上下にしごきいた。下半身がジーンっと痺れ、両脚がピーンッと伸びた。足下ではスニーカーが枯れ草をカサカサと鳴らしていた。
男は妻の股間を覗きながらスルスルッとズボンを下ろした。男の真っ白な尻が月夜に照らされた。男の引き締まった尻は、月に向かって飛び跳ねるイルカのように美しかった。私は彼のその尻にまで欲情し、おもわずイキそうになっては慌ててペニスから手を離したのだった。
男は妻の両脚をベンチの上にM字に立てた。太ももをスリスリと撫でながら、開いた股間を覗き込むと、「あははは、オマンコが黒く塗り潰されてるよ。リアルモザイクだな」と笑い、血管が浮き出たペニスをそこに突き立てた。
熱り立つペニスを見た妻が一瞬身構えた。抵抗するのか、と私は息を飲んだ。
これまでに妻が何かを拒否する姿を私は見た事が無い。それは包容力とか懐が大きいといったものではなく、ただ単に気が小さいのだ。妻は頼まれれば嫌とは言えない癖があり、強引にされれば全てを受け入れてしまう。だから我が家には悪質セールスマンが代わる代わるやって来る。三LDKのマンションには消化器が二本あり、ガス漏れ報知器が三個あり、地震警報機が二つも設置されていた。新聞は読売と朝日と毎日と、なぜか赤旗。しかも妻は、大手三社の生命保険に加入し、突然、創価学会員に入会したと思えば、毎週日曜日になると近所の奥さん達に教会に連れ出されていた。
そんな病的な妻が、今、他人のペニスを目の前に突き立てられ、防御する小動物のように身構えている。
拒否するのか?
私は激しく興奮した。必死に拒否しながら、無駄な抵抗をしながらも結局犯されてしまう無惨な妻を見てみたかった。
しかし、そんな私の願望も叶わなかった。男が妻の両脚を抱えながら体を前に倒すと、妻はそれを受け入れるようにして腰を突き上げたのだ。

男が腰を振る度に、木製のベンチがキッキッキッと軋んだ音を響かせた。リズミカルに迫って来る男の顔を、妻は脅えた表情で見つめ、時折、顔を激しく左右に振っていた。
明らかに妻は感じているようだった。
全身に卑猥な落書きをされた妻は、変態達が潜む公園に全裸で放置された。そして今、見知らぬ男のペニスを拒否する事無く受け入れ、私に内緒で感じている。
私はそんな妻を複雑な気持ちで見つめていた。もうやめて欲しいという気持ちと、もっともっとヤリまくれという気持ちが複雑に混じり合い、嫉妬と興奮に包まれながらペニスを激しくシゴいていた。
妻をジッと見下ろしながら、「中で出しちゃっていいんだよね? 本当に中で出しちゃうよ?」と何度も聞く男。そんな男を拒否する事無く黙って見つめる妻。きっと香川に抱かれる時も、妻はこうやって拒否する事無く中出しされているのだろうと思うと、私の感情が猛烈に昂って来た。
「いくよ、いっちゃうよ、中で出すからね」
男がそう唸ると、妻もイキそうなのか、カエルのように広げていた足の先をキュッと引き攣らせた。
私も二人に乗じようと射精準備に入った。蠢く二人の体を眺めながら、大量の精液を闇の森にぶち撒いてやろうと腰を突き出しペニスを大きく伸ばした。
と、その時だった。「あふっ!」と中出しした男の背後から、別のもう一人の男がゆっくりと近付いて来たのだ。
私は慌ててペニスから手を離した。イク寸前でいきなり手放されたペニスは、生き物のようにピクン、ピクン、っと跳ねながら悶え苦しんだ。そんな一触即発のペニスに脅えながらも、私は丘を登って来る白い服の男に、新たなる期待の視線を向けていたのだった。

「どうですか?」
白い服の男はそう言いながら、男と妻の結合部分をソッと覗き込んだ。
「最高ですよ……キュンキュンと吸い付いて来るオマンコですよ……」
男はグルメレポーターのようにそうコメントすると、妻の股からゆっくりと腰を引いた。
ピーンっと勃起したペニスが妻の穴からビヨンっと抜けた。二人の混合汁でテラテラと輝くペニスから、ほわっと湯気が立ち上ったような気がした。
ペニスが抜けた妻の穴はぽっかりと口を開いたままだった。そんな穴を白い服の男は覗き込みながら、「中出しですか」と驚いたように聞いた。
「ええ、ここにそう書いてありましたら……」
男は妻の太ももに書いてあった『中出し自由』という落書きを指差しながらそう言うと、更に、「それに、拒否しませんでしたから」と自分の正当化を主張した。
白い服の男は、「ほほぉう……中出しOKとはそりゃあ豪勢だ」などと笑いながら、妻の股の前にソッとしゃがんだ。
そんな白い服の男を、妻はハァハァと肩を震わせながら見ていた。剥き出しになった陰部の前に他人がしゃがんだというのに、妻はそこを隠そうともせず、ただただジッと白い服の男を見つめていた。
白い服の男は膣から溢れ出した精液を指で掬うと、いきなりそれをペロリと舐めた。そして男の顔を見上げながら、「私がお掃除してあげますね」と、少し関西訛りで告げると、いきなり精液が滴る男のペニスを指先で摘み、そのままツルっと口内に飲み込んでしまった。
私と妻と男の三人が同時に驚いた。特にイッたばかりのペニスを銜えられた男の驚きは激しく、「いや、あの、くすぐったいから」と必死に腰を引きながら拒否した。
白い服の男はペチョっと湿った音を立てながらペニスを吐き出すと、「そうですか、そりゃあ残念だ」と呟いた。そして今度は妻の股に顔を埋めると、「じゃあ、あなたのを綺麗にしてあげようね」と笑い、精液が溢れる妻の膣に舌をペロペロと這わせた。
男はそれを拒否したと言うのに、妻はそれを拒否しなかった。それどころか、あたかもそれをして欲しかったかのように、自ら腰を弓なりに反り返しながら大きく股を広げると、白い服の男の荒々しい舌の動きにハァハァと荒い息を夜空に向けて吐いていたのだった。

いつの間にか最初の男は姿をくらましていた。その代わりに二人の男が新たに現れ、クンニに身を捩らせる妻をニヤニヤと見下ろしていた。
白い服の男が股間からゆっくりと顔を上げた。男の口の回りはまるでケンタッキーを食べた後のようにネトネトに輝いていた。
「それじゃ、お先に頂きますぅ……」
白い服の男は二人の男にそう頭を下げながら、妻の両脚を両腕に抱えた。
私は慌ててペニスをズボンの中に押し込むと、そのまま茂みの中からソッと這い出した。二本目のペニスを喰らおうとする妻を間近で見たくて堪らなくなったのだ。
芝生をカシュカシュと踏みしめながら妻に近付くと、白い服の男が私に気付き、私に向かって「お先にぃ」と会釈した。
妻と目が合った。妻は目に恐怖の色を浮かべながらガクガクとアゴを震わせた。私はそんな妻を睨んだ。どうして拒否しないんだと心で叫びながら妻をおもいきり睨みつけた。
しかし妻は拒否しなかった。アゴを震わせたままソッと目を閉じ、白い服の男のペニスをすんなりと受け入れてしまったのだった。

白い服の男の腰の動きに合わせて、ファン、ファン、ファン、と妻が鼻を鳴らしていた。恐らく、私に見られているため必死に声を押し殺しているのであろう、その声はまるで餌を欲しがる子犬が鼻を鳴らしているようだった。
そんな妻の異変に気付いたのか、白い服の男が腰をセッセと振りながら私に話し掛けて来た。
「もしかして御主人様でっか?」
聞き慣れない『でっか?』という語尾が、土曜の昼の『よしもと新喜劇』を思い出させた。
私が「はぁ」と曖昧に返事をすると、白い服の男は「奥さんのここ、凄く具合がいいですねぇ」と人懐っこく笑った。できればその時の語尾も『ええでんなぁ』にして欲しかったと密かに思った。
私が主人だという事を知ると、他の二人の男が急によそよそしくなった。よく肥えた中年の男は、摘んでいた妻の乳首から慌てて手を引いていた。
私はそんな二人に「どうぞそのまま続けてやって下さい」と卑屈に頭を下げた。すると白い服の男が「御主人がそう言うてるんやし、遠慮せんといきまひょ」と、またしても土曜の昼を彷彿される口調で場を和らげたのだった。
再び二人の男達の指が妻の体に戻ると、私は妻の顔の横にソッとしゃがんだ。そして妻の耳元に優しく囁いた。
「気持ちいいかい……」
妻は黙ったまま目を閉じていた。すると白い服の男がそんな私の囁きを聞きつけ、「旦那はん、奥さんはビンビンに感じてまっせ」と笑い、そして、「ほれ、これ見て下さいよ」と結合部分をアゴで指した。
私はゆっくり起き上がると、白い服の男と妻の結合部分を覗き込んだ。
「どうです、私のチンポ、ごっついでしょ……これ入れられて感じんかった女の人は、今まで誰もいませんわ」
確かに白い服の男のペニスは凄かった。私の倍はあろうかと思われる長さとペットボトルのような太さ、そしてなにより凄いのがその亀頭で、大きく傘が開いたカリ首は、まるで交通標識の『一方通行』の矢印のようにエラを張っていた。
「これね、シリコン注入してまんねん……日本では亀頭に針入れるのが禁止されてまっさかい、わざわざ中国まで行って入れてきましてん」
白い服の男は自慢げにそう笑った。
出たり入ったりとピストンを繰り返すカリ首は、確実に妻の膣壁を掻きむしっていた。妻はその度に腰を弓なりに撓らせ、くふっ、くふっ、と必死に声を押し殺していた。
「あんまり長うなると次の人に迷惑でっさかい、そろそろイカせてもらいまっさぁ」
白い服の男はそう私に笑い掛けながら腰を速めた。その腰の動きに堪らなくなった妻が遂に声を張り上げた。
「はぁん、はぁん、はぁん」と口を大きく開けながら叫ぶ妻は実に気持ち良さそうだった。そんな妻の声に挑発されてか、よく肥えた中年の男は妻の乳首にむしゃぶりつき、もう一人の男は妻の口元にペニスを押し付け始めた。
そんな妻が「イッ!」と短く叫び、慌てて口を噤んだ。恐らく、イク! と叫ぼうとしたのを、私に気を使って慌てて言葉を呑んだのだ。
妻の全身がピクピクと痙攣し始めた。絶頂の雄叫びを必死に堪えていた妻は、おもわず目の前にぶら下がっていたペニスにむしゃぶりついた。そしてペニスで口を塞がれたまま、「んんんんんんんんん」と唸り声をあげたのだった。

白い服の男がペニスを抜くと、妻は萎れた風船のようにそのままぐったりと体を横たえた。
「ほな、次の方どうぞ。私、中で出してまっけど、悪い病気は持ってまへんので安心しておくれやす」
白い服の男はそう戯けながら、汁が滴るペニスをブラブラさせた。
しばらくすると、私と妻の目の前で、二人の男がジャンケンを始めた。これにはさすがに強烈な屈辱を感じた。妻もそう感じていたのか、ジャンケンする二人の男から慌てて目を反らしていた。
「それにしても旦那はん、いい御趣味してまんなぁ」
白い服の男は唇の端を歪めながら私の隣にポツンっと立った。巨大ペニスはいつの間にかズボンの中に押し込められていた。
「こちらにはよく来られるんですか?」
私は、ジャンケンする二人の男の邪魔をしないよう、小声で白い服の男に聞いた。
「ええ。たまぁーに顔出してますわ。いつもは鼓笛橋の下で遊んでるんでっけどね、今日はたまたまですわ。でも、今日はラッキーやったなぁ、こんなべっぴんの奥さんと遊べて」
鼓笛橋といえば、隣町にあるハッテン場のメッカである。私は首を傾げながら「いつもそんな所まで関西から通ってらっしゃるんですか?」と聞くと、白い服の男は「いえ、地元は千葉です」と答えた。
そして眉をしかめる私を見ながら、「浦安です。ディズニーランドの町です」と答えると、急に声を潜めながら「わてはエセ関西ですねん」とケラケラ笑った。
気が付くと、痩せた中年男の方が先に妻を抱いていた。痩せた男はソフトに腰を動かしながらクリトリスをコロコロと転がしていた。クリトリスに弱い妻は、必死に声を押し殺しながら全身を引き攣らせていた。そんな妻の尿道から尿がピュッ、ピュッ、と吹出しているのが見えた。

太った男がふいに妻にキスを迫った。一瞬、妻はそのキスに躊躇いを感じたようだったが、しかし拒否する事無くよく肥えた中年男の太い舌を口内に受け入れた。
私の頭にカッと血が上った。どうして拒否しないんだ! と心の中で妻を怒鳴りつけた。
そう握り拳をわなわなと震わしていると、いきなり背後から嘘臭い関西弁で囁かれた。
「旦那はん……わてらあっち行って休んどきまひょ……旦那はんがここにおったら奥さんもあの二人もやり辛いやろうし……それに、旦那はんも見てるだけじゃ辛抱堪らんでっしゃろ……」
白い服の男はそう囁きながら、背後から私の股間を弄った。
ぶっとばしてやろうかと思った。男には興味ない! と、顔面に拳を食い込ませてやろうかと思った。
しかし、ふと私の心に異様な感情が湧いた。拒否しないというマゾ的な快感はいったいどんな快感なのだろう。そう思った瞬間、白い服の男に引かれる手を私は振り解かなかった。私は拒否する事無く、暗い茂みの中へと連行されて行ったのだった。

暗闇の中に二人して腰を下ろした。白い服の男は丸い石を指差しながら「ここに座りなはれ」と笑った。
石の上に座るなり、白い服の男は私のズボンのボタンを外した。私の位置から、丘の上で陵辱される妻が丸見えだった。
白い服の男はニヤニヤと笑いながら私のペニスを飲み込んだ。男に尺八されるのは初めてだった。思っていた以上に気持ち良く、おもわず私は白い服の男の頭部を両手で掴みながら情けない声を出した。
すると突然丘の方が騒がしくなり、私は慌てて振り返った。
四、五人の若者たちが妻を囲んで騒いでいた。中には女の子も交じっているらしく、その幼稚な言葉と仕草から恐らく高校生ではないかと思われた。
すかさず白い服の男が「ちっ」と舌打ちした。「あいつらまた来よった」と顔を顰めている。
「あいつらはなんですか?」
白い服の男に聞いた。
「あいつら、地元の悪ガキ共ですねん。鼓笛橋にも乱入して来ては、わてらの邪魔をしよるんですわ……」
乱暴と言う言葉が私の心臓をドキンっと跳ね上げた。妻が心配になった私が「大丈夫ですかね」と聞くと、白い服の男は「わからん」と首を振った。
「いつも鼓笛橋ではオカマが相手でっしゃろ……あんな綺麗な奥さんやと何されるかわからへんなぁ……」
私は慌ててズボンを履こうとした。一刻も早く妻を助け出さなければ。
しかしそんな私を白い服の男は止めた。
「今、旦那はんが出てった所で藪蛇なだけや。あんたまでやられてしまうで。今は黙って見守ってた方がええ。そのうち飽きてどっか行きよるやろ……」
白い服の男はそう言いながら、履きかけたズボンをまた下ろした。そしてジュルルルルルルっと凄まじい音を立てながら私のペニスを吸い込むと、濃厚な舌ワザで亀頭を転がしたのだった。

しばらくすると、痩せた男と太った中年男が逃げ出した。少年達は、そんな男たちに石のようなものを投げつけながら「変態!」や「妖怪!」と口々に叫んでいた。
金髪の少女が全裸に描かれた妻の落書きを見ながら「ばっかじゃない」とケラケラと笑い出した。百八十センチはあろうかと思われる少年達が「射精便器だとよ!」と大きな声で笑いながら、妻の体を木の棒のような物で突いていた。
「あのままだと妻が……」と、慌てて立ち上がろうとすると、白い服の男が「あかん、今あんたが出てったら火に油を注ぐようなもんや、余計エスカレートするで」と私の下半身を両手で押さえ付けた。
その直後、丘の上から「ぎゃあぁぁぁぁぁ!」という凄まじい妻の悲鳴が聞こえた。
少年達が妻の体を押さえつけ、金髪の少女が妻の股に潜り込んでいるのが見えた。私の体が携帯のバイブのようにブルブルと震え始めた。
今まで無い恐怖を感じた私は、もはや身動きできなくなっていた。脳も体も石のように固まってしまい、無情にも目玉だけが微かに動いては、恐ろしいシーンを強制的に見せられた。
そんな私の身体を白い服の男は、ここぞとばかりに触りまくっていた。乳首を摘み、睾丸を吸い、そして肛門にまで舌を伸ばしてはペニスをシゴきまくっていた。
そして、白い服の男は遂に自分のズボンを下ろし、強烈に勃起したペニスを突き出した。
「あんたの奥さんの汁がまだべっとり付いとるさかい、丁度よかったわ……」
白い服の男は背後から私の耳にそう囁くと、いつの間にか剥き出しにされた私の尻に固い物をゴリゴリと押し付けて来た。
再び丘の上から妻の悲鳴が聞こえた。その悲鳴のすぐ後に、若者たちの笑い声が一斉に響いた。妻はいったい何をされているのだろう。妻を助けなければ、あのままでは妻が殺されてしまう。
しかしそう思ってみても、恐怖が私の身体を縛り付けていた。身動きできない私の肛門に軟式ボールのように固い亀頭がギュッと押し付けられた。
「最初はちょっと痛いかもしれんけど、すぐにようなるよって、ちょっと辛抱してや……」
デタラメな関西弁が耳元を通り過ぎて行った。
私は拒否しなかった。
いや、正確には拒否できなかった。

肛門の中に大量の精液を放出した白い服の男は、「堪忍やで、堪忍やで」と何度も呟きながら、闇の中へと去って行った。
恐る恐る尻の谷間に手をあてると、べっとりと生温かい汁が指に絡み付いた。それが白い服の男の精液なのか、それとも裂けた黄門から溢れる血なのか、私は怖くて確認できなかった。
いつの間にか若者たちの姿は消えていた。丘の上のベンチには、ぐったりと横になる妻の身体だけがぼんやりと月に照らされていた。
私はジクジクと痛む尻を庇いながらズボンを履くと、まるでコモドオオトカゲのように四つん這いになりながら薮の中から這い出した。
丘の上まで行くと、妻の腹がハァハァと上下に動いているのが見え、ひとまず安心した。
「大丈夫か……」
そう呟きながら夜空を見つめている妻の顔を覗き込むと、妻の顔には顔射されたと思われる形跡が所々でパリパリに乾いていた。
妻は私の顔を見るなり、コクンっと頷き、そのままわっと泣き出した。ごめんよ、ごめんよ、と詫びながら、ふと妻の股間に目をやると、膣の中に数十本の小枝が突き刺さったままだった。

妻はそれでも拒否しなかったようだった。
膣の中に小枝を何本入れられようとも、若者たちに顔に精液を掛けられようとも、妻は拒否する事無く必死にそれに耐えていた。
そんな妻の気持ちが、やっと今、わかった気がした。ホモのエセ関西人に強引に肛門を掘られた快感を知り、妻が拒否しないその理由がようやくわかった気がした。

私は妻をゆっくりと起き上がらせようとした。
しかし妻は、精液だらけのカピカピの瞳で夜空を見つめながら、「見て……すごく星が綺麗なの……」と、私の手を振り解き、再びベンチに寝転がった。
それが、妻の初めての拒否だった。

(拒否しない妻・完)



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