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サンタクロースの逆襲2

2012/06/30 Sat 14:15

サンタ2




再び新築の豪邸にやって来た。バルコニーに降り立つといつものように窓をすり抜けた。しかし魔法がかかったその下半身だけはいつもと違っていた。
既に子供達は寝てしまったのか、リビングには垂れ流しにされたテレビの音だけが微かに響いていた。キッチンをソッと覗くと、例の奥さんスレンダーな背中が見えた。ジョロジョロと流れる水道の音とカチャカチャと鳴る食器の音がリズムよく聞こえて来た。

そのまま旦那を探して家の中を彷徨った。余程綺麗好きなのか、この家には埃ひとつ落ちていなかった。こんな綺麗好きな奥さんなら、さぞかしアソコも綺麗に手入れされている事だろうと、淡い陰毛と薄ピンクのワレメを想像しながら旦那を探した。
旦那は風呂に入っていた。浴室のドアをすり抜けて洗い場でゴシゴシと頭を洗っている旦那を見下ろした。実に弱々しい背中をしていた。ハンガーのように細い肩と棒のような太ももは、ガダルカナル島に潜む飢えた日本軍を彷彿させた。

(こんな貧弱な男があんな綺麗な女を……)

進藤は旦那を見下ろしながらそう思うと、そのあまりの不条理さに頭の右半分を偏頭痛が襲った。
洗い場はトルコ風呂のように広かった。そこにしゃがんで、椅子に座っている旦那の股間を覗き込んだ。おもわずニヤッと笑った。中腰になり、ゴシゴシと頭を洗う旦那の耳元に顔を近づけ、「らっきょかよ!」っとツッコミを入れると、進藤は自信に満ち溢れた笑顔のまま浴室を出て行ったのだった。

リビングのソファーに腰掛けながらキッチンの奥さんを見つめていた。豪邸の二階では可愛い娘が二人寝ており、キッチンでは綺麗な妻が洗い物をしている。こんな幸せをあのらっきょの亭主はいつも味わっているのかと思うと、こうしてサンタのパワーを悪用している自分が情けなくなって来た。

(やっぱりこのまま帰るべきだろうか……)

そう悩み始めた時、らっきょの亭主が肩から湯気をほわほわさせながらリビングにやって来た。
「香奈恵、今日は疲れただろ。洗い物なんか明日にして先にお風呂に入っておいでよ……」
亭主は実に爽やかな笑顔で妻にそう言うと、大きなバスタオルを頭に被せ、濡れた髪をゴシゴシと拭き始めた。
香奈恵はそんな優しい亭主に「うん」と頷くと、「あと少しだから」と妖精のように微笑み、冷蔵庫の中からよく冷えたポカリスエットを取り出し、それを亭主に「はい」と渡した。そのポカリスエットを亭主に渡す奥さんの仕草は、まるでジブリ作品に出てくる少女のように可愛いらしく進藤の目に映った。

いい夫婦だと進藤は思った。
亭主はらっきょのようなちんこをしてはいるが、奥さんを心から愛しているのが手に取るようにわかり、傍から見ていて優しい気分にさせてくれた。一方の奥さんも、亭主を大切に思っているのがその仕草や表情から伺い知れた。そんな二人は、まるで学生の恋人同士のように愛らしいと進藤は目を細めた。

「先に寝室に行ってるからね」と、ポカリスエットをラッパ飲みしながら亭主が階段を上って行った。
香奈恵は「うん」と微笑みながら残っていた洗い物を手早く片付け始めた。
リビングのソファーに腰掛けながらそんな愛らしい夫婦を見ていた進藤はみるみると気分が萎えてきた。というより、不埒な事を考えていた自分が恥ずかしく思え、惨めに思え、そんな自分をぶっ殺してやりたいと思っていた。

(私のような者がこの夫婦の幸せを奪う資格などない……)

進藤は項垂れながら立ち上がると、そのまま橇に戻ろうとした。
するとその時、洗い物を終えた香奈恵がキッチンで「う〜ん」っと背伸びをした。
健康的なスレンダーボディーがピーンッと伸び、その細い身体に不釣合いな大きな胸がふるふると揺れるのが見えた。
進藤の胸に広がっていた清らかな気持ちが、そのたわわな胸を見た瞬間、貪よりと曇った。
「よしっ」と独り言を呟きながら浴室へと進む香奈恵の背中に、進藤は引き寄せられた。
(見るだけだ……こっそり見るだけだ。それならこの夫婦の幸せが壊れる事はない……)
そう呟きながら進藤は浴室に向かって進んだ。そんな進藤の股間は、破裂せんばかりに膨らみ、まだ魔法が効いていたのだった。

脱衣場のドアをすり抜けると、既に香奈恵が服を脱ぎ始めていた。
スラリと細い脚はモデルのように長かった。そのくせ黒い下着に包まれた尻はパンッと張り、風船のように大きかった。進藤はその尻を見ただけで目眩を感じた。
香奈恵は白いスカートを足首から抜き取ると、そのままストッキングを下ろし始めた。進藤はそんな尻にソッと手をあて、その尻をおもいきり突き出すように念力を掛けた。もちろん陰部を剥き出しにして。
たちまち香奈恵の上半身だけが前に押された。香奈恵は「えっ?」と驚きながら、倒れないように壁に両手を広げて身体を支えた。すかさず黒い下着がスルスルスルっと脹ら脛まで下りると、香奈恵の桃のような大きな尻がプルンっと飛び出した。

尻の谷間に細い陰毛がうようよと生えているのが見えた。その真ん中には、果物ナイフの先でちょっと傷つけたような、小さな裂け目が見えた。進藤はそんな谷間を覗き込みながら、そのワレメが素直に可愛いと思った。そして、やはり美人というのは陰部までもが綺麗なんだと、今まで風俗婆のザクロしか見た事なかった進藤は改めて思い知らされた。

下半身だけが固まってしまっている香奈恵は、まるでスキージャンプで飛んでいるような体勢で「えっ? えっ?」と驚いていた。存分に陰部を覗き込んだ進藤は、人差し指で奥さんの尾てい骨をチョンっと突いた。その瞬間、解放された奥さんはドテッと前のめりに倒れた。倒れた瞬間、小さなワレメが歪み、その奥にピンクの粘膜が艶かしく光ったのを進藤は見逃さなかった。

ゆっくりと立ち上がった香奈恵は、不思議そうに何度も首を傾げながら自分の足下や床を見つめていた。正面から見る香奈恵の下半身には色素の薄い陰毛がふわふわと靡いていた。
香奈恵は薄気味悪そうに脱衣場を見回しながら、素早く上着を脱ぎ始めた。思っていた以上に香奈恵の胸は大きかった。その細い体からしてこの大きな胸は、もはや巨乳と呼んでも過言ではなかった。

黒いブラジャーを後手にして外すと、柔らかい肉の塊がポロンっと溢れた。水を入れ過ぎた水風船のように今にもはち切れそうなその乳は、浴室へ進む香奈恵の細い体でダイナミックに揺れていたのだった。
浴室からシャワーの音が聞こえて来ると、進藤は洗面所の横に置いてある洗濯機の蓋を開けた。今さっき香奈恵はこの中に黒い下着をポトンっと落とした。綺麗な奥さんの脱ぎたてホヤホヤの下着。それを思うと進藤の口から不自然な呼吸が漏れた。
洗濯機のドラムの中には、洗濯物が詰まっていた。その上にポツンと横たわる黒い布切れをそっと摘まみ上げ、進藤はペニスをシゴキながらそれを開いた。

クロッチには清楚な容姿には不釣合いな汚れが染み付いていた。黄色いオリモノはカリカリに乾き、その香りも実に饐えたニオイを漂わせていた。
(酷く汚してるな……)
そう思いながら、カリカリのオリモノを亀頭の先に擦り付けた。そんな進藤は、その汚れに幻滅するどころかそのギャップに興奮を覚えていた。美しい奥さんの誰にも知られたくない恥ずかしい部分を見たという事に激しく欲情していたのだった。

浴室に忍び込み、目の前で香奈恵が身体を洗うシーンを眺めた。細い腕で細い体を隅々まで洗っていた。泡にまみれたスレンダーな身体が小刻みに揺れると、泡だらけの大きな乳がゆっさゆっさと官能的に揺れた。
身体の泡をシャワーで洗い流すと、小さな掌にボディーソープをプチュっとワンプッシュ垂らした。掌にボディーソープを馴染ませると、細く長い指を陰部に這わせながらカシュカシュっと洗い始めた。
進藤はそんな香奈恵の股の中を覗き込んだ。白い泡の中で柔らかそうな陰毛が泳いでいた。白魚のような美しい指が褐色の小陰唇を滑らかに転がし、パックリと開いたピンク色の生肉を、指先でくすぐるようにして洗っていた。

そんなシーンを見せつけられた進藤は、もう我慢できないと立ち上がった。
(やはり作戦を実行するべきだ、亭主を眠らせ、奥さんをズボズボに犯してやらねば私の興奮は治まらないのだ!)
そう叫びながら浴室のドアをすり抜け廊下に出ると、まるで我が家のようにタンタンタンっと二階へ掛け上がって行ったのだった。

廊下の奥の南向きの部屋が寝室だった。
そのドアを進藤がスッとすり抜けて入ると、大きなダブルベッドに寝転がった正和がぼんやりとDVDを見ていた。
四十インチのテレビ台の横には正和が見ているDVDの空パッケージが置いてあった。それは、ダスティン・ホフマンの『新しい人生のはじめかた』だった。進藤はそんなパッケージを見つめながら、実にくだらない映画だった……と、呟いた。

実は、進藤はこの映画を映画館で見ていた。それは、たまたま老人会の寄り合いで介護士のおばさんから招待状を貰ったからであり、進藤のような無教養な者がコレ系の映画を金を出してまで見るはずがなかった。
案の定、進藤は映画が始まって十分で吐き気を催し、二十分で鬱が誘発され、そして三十分で場内から飛び出すと、映画館のトイレでゲロを吐き、ついでに壁に卑猥な落書きを書きまくった。それくらい、この映画は進藤のような者にとっては有害な映画だった。
しかし、正和はそんな映画を真剣に見ていた。尚かつ、これほどまでに胡散臭いダスティン・ホフマンを見ながら涙ぐみ、挙げ句の果てには鼻をグスンっと鳴らしながら眼鏡を外しては、『鼻セレブ』という高級ティッシュで目頭を押える始末なのだ。

(ゆとりバカ……)

進藤は正和を見ながらそう呟くと、広げた掌を正和の顔に向けた。
「一時間、爆睡してろ……一時間は何が起きても絶対に目を覚ますな……」
天井から小さな星がキラキラと舞い降りて来た。冬の妖精がクルクルンっと三回転し、正和の泣きっ面にチュッとキスをした。たちまち正和はコロンっとベッドに転がった。高級ティッシュの『鼻セレブ』を右手に握り締めたままスースーと寝息を立て始めたのだった。

階段を下りると風呂上がりの香奈恵がリビングにいるのが見えた。香奈恵はリビングに散らかった雑誌やテレビのリモコンなどを、几帳面に所定の位置に戻していた。
そんな香奈恵を階段から見ていると、進藤の頭に清楚な人妻の卑猥な陰部が甦った。進藤は床に四つん這いになると、大型犬のようにハァハァと荒い息を吐きながら香奈恵の足下にまとわりつきスカートの中を覗き込んだ。細く長い生脚の奥に真っ白なパンティーが見えた。クロッチに微かな一本の皺が走り、心なしか食い込んでいるように思えた。

進藤は剥き出したペニスをシコシコとシゴキいた。我慢汁をピチャピチャと音立てながら、香奈恵のくるぶしに人差し指をあて呪文を唱えた。いきなり香奈恵の両脚がピタリと止まり、細い体が前につんのめった。「また?」と驚いた香奈恵が足下をギョッと見た。
床に寝転がりながらペニスをシゴいていた進藤は、香奈恵にオナニーを見られているような気がした。(奥さん……見て……)と唸りながらペニスを突き出し激しくシゴいた。
香奈恵は不思議そうに首を傾げながら自分の足首をジッと見つめ、「金縛り?」とポツリと呟いた。その顔がまるでフジテレビのアナウンサーのように思え、改めて香奈恵のその美しさに身震いした。
進藤はスカートの中に頭を入れた。スカートの中はボディーソープの香りに溢れ、たちまちジャスミンの香りに包まれた。

直下型で股間を覗き込みながら、食い込んだクロッチに指を這わせた。が、しかし、この状態でどれだけ香奈恵の身体に触れようとしても、指は香奈恵の身体を通り過ぎてしまい、生身の身体に触れる事は出来なかった。それはまるで、映画『ゴースト』のワンシーンのようだった。
香奈恵の身体に、触れたり、舐めたり、セックスするには、このサンタの服を脱がなければならなかった。しかし、ここでサンタの不聞くを脱ぐというのは非常に危険な事だった。サンタの服を脱いでしまえば超能力は全く使えなくなり、ただの薄汚い爺さんに戻ってしまうのだ。
そうなると香奈恵に顔を見られてしまう。それに、もしなんらかの緊急事態が発生しても、この老体ではすぐにその場が逃げ出す事が出来なくなる。これは非常に高いリスクだった。

進藤は再びソファーに腰を下ろしながら香奈恵を見つめた。
どれだけ踏ん張っても動かない足に、完全に脅えきってしまった香奈恵の表情はあまりにも美しすぎた。
(これほどの美女をここでヤらなければ一生悔いが残る……)
そう決心した進藤は、赤いサンタグローブの指を自分の頬に突き立てた。
(四十才、歳を若返らせてくれ……しかも顔はイケメンで、スタイルはジャニーズのようにスマートで、セックスは種馬のように強くしてくれ……)
そう呟きながら呪文を唱えた。

天井からキラキラと星が舞い降り冬の妖精が現れた。冬の妖精はいつものように三回転しようとしてピタリと止まった。そして戸惑いながら進藤の顔を見つめ、「ホントニ、イイノ?」と首を傾げた。進藤は深く頷いた。そしてカサカサに乾燥した唇を妖精に向けると、「ひと思いにやってくれ……」と、まるで介錯を乞うサムライのように静かに目を閉じた。
妖精が戸惑いながらも進藤の唇にチュッとキスをした。ボワッと閃光が走り、進藤は微かな目眩を感じた。

ソファーから立ち上がろうとすると、今までのような「よっこらせ」ではなく、何の支障もなくスッと立ち上がる事が出来た。
そのままリビングの隅にある等身大の鏡の前に立った。見た事の無い青年がサンタの衣装を着て立っていた。その顔は今までの進藤の顔の半分で、その脚は今までの進藤よりも倍は長かった。
これがサンタエキスプレスに知れれば大変な事になるだろうと、進藤は鏡に映る青年を見つめながら背筋を凍らせた。

これがインポのペニスを甦らせる程度のものなら、サンタの資格を取り消されたり、南極のサンタ刑務所に半年間ぶち込まれるだけで済むだろう。が、しかし、ここまで自分を変身させてしまえば、本部は進藤を許さないだろう。きっと本部は、進藤和樹という人間の存在自体を抹消してしまう事だろう。
それを進藤は十分承知していた。覚悟の上だった。どうせこの先、このまま生きてても何もいい事などないだろう。そう思った進藤は、今まで不幸のどん底でもがき苦しんできた自分に、最後に最高のクリスマスプレゼントをあげたかったのだ。

振り向くとそこには、動かない足を呆然と見つめたままの香奈恵がいた。
そんな香奈恵の真後ろにそっと立った進藤は、サンタの服を脱ぎ始めた。そして手袋を外す瞬間、香奈恵の脚にかかっていた呪文を解き放した。
すかさず香奈恵は背後に人の気配を感じたらしく、「あなた?」と言いながら後ろを振り返ろうとした。
素早く進藤は背後から香奈恵を抱きしめた。「きゃっ」と短く叫んだ香奈恵の胸を鷲掴みにした。進藤の掌に、今までに触れた事のない柔らかさがムニュッと広がったのだった。

(つづく)

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