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脅迫

2013/04/05 Fri 23:00

脅迫

《あらすじ》
人妻の浮気を知ったタクシードライバー。
人妻を脅迫しラブホテルに連れ込むが・・・




「毎週火曜日、奥さんがどこで何をしているのか知ってます……。あの人、新島さんっていうんですよね。三栄商事で営業をやってるって聞きました。三栄商事といえば、確か奥さんの旦那さんもあの会社でしたよね……」

 乗客がほとんどいない東横線の電車。吊り革にぶら下がる私は、目の前の座席に座っている奥さんにそう呟いた。
 奥さんは静かに私を見上げた。キッと眉間にシワを寄せながら黙ったまま私を見つめている。
 私も奥さんを黙って見つめた。吊り革にぶら下がりながら奥さんを見下ろした。奥さんの眉間のシワがみるみると震えて来た。

 電車は多摩川橋梁に差し掛かった。群青色の水面に、穏やかな春の日差しがキラキラと乱反射し、まるで安っぽい昼ドラのオープニングのようだった。
「次の駅で降りて下さい」
 そう静かに微笑むと、奥さんは大きな瞳に不安を浮かべた。私を見上げたまま下唇の端をキュッと噛み、まるでナチスに追い詰められたユダヤが命乞いをするかのように眉を八の字に下げたのだった。

 駅裏にある古いラブホテルに奥さんを連れ込んだ。
 ホテルに向かう途中、一度だけ奥さんは抵抗を示した。駅裏に続く地下道を歩きながら、奥さんはどこかに電話を掛けようとした。
 しかし私が、「奥さんが電話をするなら私も旦那さんに電話しますよ」とポケットから携帯を取り出すと、奥さんは絶望的な目で私を見つめ、黙って携帯をバッグの中にしまった。
 そうやって私は、奥さんをラブホテルの一室に連れ込む事に成功した。



「あなたは誰なんですか?」
 部屋に入るなり、奥さんが私にそう聞いてきた。
 私と会っている間、奥さんが言葉を口にしたのはたった二言だけだった。この一言と、そして後に「中で出さないで」という言葉だけだ。この二言以外の言葉を奥さんは一切口にしていない。
 私はテーブルの上に置いてあったガラス製の灰皿を手にし、そのままベッドに腰を下ろした。
 妙に古臭い部屋を見回しながら「探偵です」と答えた。

 私が探偵だと知り、ドアの前に立ちすくむ奥さんは愕然としていた。
 そんな奥さんをジッと見つめながら私は煙草に火を付けた。もちろん、探偵というのは真っ赤な嘘だった。
 私はしがないタクシーの運転手だ。

「奥さんの事、色々調べさせて貰いました……」
 そう呟きながら煙を奥さんに向けてふわっと吐いた。
「心配しないで下さい。私はあなたの家庭を崩壊しようとは思っていません。奥さん次第では、新島さんに関する調査報告書を破り捨ててもいいと思っています」
 私のその言葉で、それまで死人のように蒼白していた奥さんの表情に、一瞬、色が過った。その顔色を見逃さなかった私は、すかさず「ベッドに寝て下さい……」と呟いた。

 奥さんは黙ったまま小さく頷くと、床のカーペットに足裏のストッキングをスルスルと鳴らしながらベッドに向かって歩いて来た。
 こんな単純な脅迫ごときで、これほどまでに事が上手く進むとは思ってもいなかった私は、これは夢ではないのかと前歯で唇の裏を噛んだ。
 震えながらベッドに横たわる奥さんの髪から、高価なリンスの香りがふんわりと漂った。そんなリアルな香りと、噛んだ唇の裏の痛みを感じた瞬間、この夢のような現実に思わず笑みを零してしまったのだった。

 私が奥さんと新島の不倫を知ったのは、今から半年ほど前の事だった。
 いつものように横浜駅へ向かう大通りを流していた私は、ふと、対向車線の歩道で手を挙げている老婆を発見した。いつもなら対向車線の客など無視する所だが、しかしここ三日間、売上げが酷く落ちていた事から、私は次の信号でUターンしようとスピードを上げた。
 円を書くようにして中央分離帯を曲った。Uターン禁止だったが背に腹は変えられなかった。しかし、そんな危ない橋を渡ってまで対向車線に来たというのに、あと一歩という所で別のタクシーに老婆を拾われてしまった。
 くそっ、と吐き捨てながら素早く細い路地を曲った。もう一度横浜駅へ向かう大通りに戻るには、この複雑な路地を抜けなければならなかった。
 とんだロスタイムだとイライラしながら細い路地を進んで行くと、柳の木がずらりと並ぶ通りに出た。
 そこはラブホテルが数軒並ぶドブ川沿いの小道だった。
 昼間から趣味の悪いネオンを灯しているその通りに人通りは無く、一種独特な雰囲気を醸し出していた。
 そんな小道を進んで行くと、いきなりラブホテルの駐車場から右手を挙げた男が現れた。
 私は慌ててブレーキを踏んだ。とんだ掘り出し物にありついたと、大喜びで後部ドアを開けたが、しかし男は開いたドアの前に立ったまま辺りをキョロキョロと見回し、すぐに車に乗ろうとしなかった。
 ドアミラーで男を見ていると、周囲の確認を終えた男は駐車場に向かって、おいで、おいで、と手招きした。
 手招きと同時に、薄暗い駐車場の奥からヒールの音がカツコツと響いてきた。
 男が「早く早く」と笑うと、小走りの女は「うふふっ」と唇を歪めながら、そのまま身を隠すようにして後部座席に乗込んで来たのだった。

 それが、新島と奥さんだった。
 二人のその様子からして、直ぐに不倫だと直感した。
 後部ドアが閉まるなり、男が「関内の文化会館まで」と私に告げた。無言で車を発進させると、すかさず女が「また会社に戻るの?」と小声で聞いた。
「うん。昼メシのラーメンをデスクに置いたままだしね」
 男がそう笑うと、女は「もう伸びちゃってるわよ」と笑った。
 時計を見ると午後二時を少し過ぎていた。その話しの内容からして、男は昼メシの途中で会社を抜け出してラブホテルにシケ込んだようだった。
 私はバックミラーで女の顔をソッと覗き、この女が昼間から交わり合う姿を想像した。午後の日差しが差し込む明るいベッドの上で、あのスレンダーな身体がどのように蠢いていたのかを想像すると、ふいに私の股間が熱くなって来たのだった。

 細い路地を抜けて大通りに出るとスピードを上げた。ここから関内までは十分もかからなかった。
 轟音を響かせながら真っ黒な煙を吐き出す市営バスを追い抜くと、後部座席から「キミはこれからどうするの?」という男の声が聞こえて来た。
「四時に娘のピアノの先生が来るの。だから帰らなくちゃ」
 女は、幾分か声を潜めながら呟いた。
「娘って、お父さん似の由佳ちゃん?」
「違うわよ、香織よ。由佳はまだ一歳よ」
 女がクスクスっと小さく笑うと、男は「あっ、そっか」と戯けて見せた。

 前を走る軽トラが異様に鈍かった。小刻みに蛇行し、意味もなくブレーキばかり踏んでいた。そんな軽トラの荷台にはシルバーマークと初心者マークが二つ並んで貼ってあった。
 イライラっと来た私は思わずクラクションを鳴らしそうになった。しかし、そのイライラは前を走る軽トラに対してではなく、後部座席の女に対してだった。
 聞こえて来た話しの内容から、この女が主婦であり、二人の娘を持つ母親である事がわかった。
 母親が昼間から他所の男とラブホテルで交わり合っている間、いったい誰が一歳の娘の面倒を見ているのだろうとそう思うと、やり場のない怒りが沸々と湧いて来たのだ。
 しかし、そんな怒りとは裏腹に、奇妙な興奮も湧いて来た。この、虫も殺さぬような大人しそうな人妻が、幼い娘を放ったらかしにしてまで浮気するその心境に狂気なエロスを感じたのだ。
 この女はそれほどまでにこの男の事が好きなのか。それとも、欲求不満でセックスがしたくて堪らなかったのだろうか。それを考えていると、指で亀頭を潰したいほどに下半身がムズムズして来たのだった。

 関内の文化会館を目前にした交差点で信号に捕まった。
 すると、車が停車すると同時に、車内に携帯電話の着信音が突然響き渡った。
 男がスーツの内ポケットから携帯を取り出しディスプレイを覗いた。
「見た事ない番号だな……誰だろ……」と、首を傾げながら携帯をそっと耳にあてた。
「もしもし……」と暗い声で電話に出たと思ったら、いきなり「あぁ、どうもどうも、失礼しました三栄商事の新島ですぅ」と大きく頷きながら、座席に沈んでいた背筋をピンっと伸ばした。
 男は携帯を耳にあてながら、いきなり私の肩をポンポンっと叩き、ここで降りるからという合図をした。そして黒い財布から一万円札を取り出すとそれを女に渡し、「先日はウチの松永がお世話になりました」と携帯に笑いながら女にバイバイと手を振り、そのまま急いで車を降りて行ったのだった。

 後部座席のドアが閉まると、女が「武蔵小杉までお願いします」と、独り言のように呟いた。車が走り出すと、歩道で携帯を耳にあてている男にバイバイと小さく手を振り、小さな溜め息と共にバックの中から携帯を取り出すと、そのままカチカチと携帯を弄り始めた。

 ここから武蔵小杉まで結構な距離があった。おいしい客にありつけたと思いながらも、私は『三栄商事の新島』という名前を頭の中にインプットした。
 女に指示されながら閑静な住宅街の細い路地を進んで行くと、小さな橋の袂で「ここでいいです」と女が言った。女は先程男がくれた一万円で清算を終えると、「ありがとう」という言葉を残して車を降りて行った。

 私は運転日報を書きながら女の後ろ姿を見つめた。女はタクシーを降りた場所から六軒先の家の前で足を止めると、白い門扉を素早く開け、その家に消えていった。
 私はすぐにカーナビを開いた。タクシー専用のカーナビは、その家の家主の名前はもちろんの事、家族構成さえもインプットされていた。
 私は彼女の名前を知った。
 その日から、私のストーカー的な調査が始まったのだった。


 古びたラブホテルの湿ったベッドで、奥さんは仰向けになったまま身動きひとつせず天井をジッと見つめていた。その表情は死人のように無表情だったが、しかし、それでも奥さんのその顔は美しかった。
 そんな奥さんを見下ろしながら全裸になった私は、わざと奥さんの目前に反り立ったペニスを突き出した。
「どうです。なかなか立派でしょ……新島さんのモノとどっちが大きいですか?」
 そんな私の愚問に奥さんはサッと目を反らし、部屋の隅をジッと見つめていた。

 私は、ペニスだけは誰にも負けない自信があった。直径六センチ、長さ二十センチのペニスは、桜木町の風俗嬢を本気でイカせた事もある。
 饅頭サイズの亀頭がくわっとカリ首を開き、極太の肉棒には無数の血管がドクドクと脈を打っていた。そんな獰猛なペニスを奥さんの顔先に突き付けながら、奥さんのストッキングをスルスルと脱がせた。
 奥さんの肌は異様なほどにスベスベしていた。その柔らかさとスベスベする肌触りは、風呂上がりにベビーパウダーを叩かれた乳飲み子の尻のようだった。
 そんな太ももに頬をそっと押し付けた。奥さんの身体がビクッと反応し、スカートの中から生温かい空気がモワッと漏れた。
 この柔肌を、旦那と新島の二人が共有しているのかと思うと、自分がその二人の仲間入りできた事が嬉しくて堪らなかった。
「一昨日は……旦那さんとお久しぶりでしたね……」
 私は意味ありげにそう微笑みながら、太ももを撫でる右手をスカートの中へじわりじわりと進ませた。
 奥さんが一昨日の夜、旦那とセックスしたのは調査済みだった。この半年間、毎日のように奥さんの家のゴミ袋を物色していた私は、その中に捨てられていた生理用ナプキンや使用済みコンドームから、奥さんの生理日や夫婦の営みがあった日まで調べていた。

 スカートの中に忍ばせた指先がテラテラした生地を捕らえた。
 生地に沿って指を動かしていくと、そのパンティーがかなり小さな形をしている事がわかった。
「今日は新島さんと逢う日じゃないのに……どうしてこんなスケベな下着を履いてるんですか……」
 そう呟きながらスカートを捲り上げると、薄ピンクの小さなパンティーが真っ白な肌にぴったりと貼り付いているのが見えた。
 ぽっこりと膨らんだ恥骨を包み込む薄ピンクの生地には、薄らと陰毛が透けていた。クロッチに浮き出た一本の縦皺を、人差し指の先で上下になぞりながら、「奥さんらしい、かわいいパンティーですね」と笑うと、もう片方の指をパンティーのゴムに引っ掛け、そのまま前に引っ張った。

 薄ピンクのパンティーの裏側が露になり、白いクロッチに染み付いた黄ばんだシミが露出された。
 パンティーを引っ張られた陰部には栗毛色した陰毛がふわふわと溢れ、その陰毛の奥では、旦那と新島の共有物がドス黒い小陰唇をダラリと垂らしていた。

 ブラウスのボタンを外しながら、同時にパンティーを足首まで下げた。
 パンティーを片方だけ抜き取り、敢えてもう片方の右太ももにパンティーをぶら下げたままにした。
 同じくブラジャーも全て取り外すのではなく、乳下にずり下げた状態でかろうじて乳首だけを出すようにした。
 素人主婦を陵辱する雰囲気を存分に味わいたいため、できるだけ衣類は付けたままにしておきたかったのだった。

 昼間のラブホの一室で衣類の乱れた人妻。
 そんな官能的な刺激に身震いした私は、太ももに引っ掛かった下着のクロッチに鼻を近付け、薄暗いスカートの中を覗きながら、黄色く染み付いたオリモノをクンクンと嗅いだ。
 クロッチには、汗と小便の残り香がほんのり漂っていた。
 決して臭くはないが、しかし、綺麗な奥さんには似合わぬ饐えた匂いだった。
 そのまま股を開かせようとすると、奥さんは両脚に力を入れて抵抗した。
「ダメですよ奥さん抵抗しちゃ……ほら、脚の力を抜いて……」
 太ももをピタピタと叩きながらそう囁き、まだ力の入った両脚を強引に曲げさせた。
 膝を立てた奥さんの太ももの裏を覗きながら、「そのまま股を大きく開いて、奥さんのいやらしいオマンコを見せて下さいよ……」と呟くと、尻の谷間の奥にある肛門を指先でカリカリとくすぐってやった。
 肛門をくすぐると、みるみる股の力が失せていった。
 私は弛んだ両膝をカエルのように左右に大きく開いた。
 奥さんは、女が最も見られたくない秘部を、残酷にも他人の私によって剥き出しにされた。

「恥ずかしいですか?……」

 そう尋ねると、奥さんは天井の一点を見つめたまま表情ひとつ変えなかった。
 栗毛色の陰毛を掻き分けると、ぴったりと口を噤んだワレメが顔を出した。
 二人の子供を産み、尚かつ二人の男に定期的にほじられている穴だというのに、その性器は女子高生のそれのように初々しかった。
 そんなワレメに指を這わせた。
 もちろん濡れてはいなかったが、しかし、ぴったりと閉じたワレメにはねっとりとした湿りを感じた。
 恐らく風呂に入っていない為に、汗やオリモノが滲み出ているのだろうと思った私は、おもわずその指の匂いを嗅いでいた。
 白濁のカスが絡み付いたその指には、ほんのりとイカの香りが漂っていた。
 ペロリと指先を舐めてみると、まるでポン酢を舐めたかのような酸味が口内に広がった。

 日頃、石鹸の匂いしかしない風俗嬢のオマンコばかり舐めていた私は、その生活感漂う素人臭に激しく触発され、閉じたワレメにしゃぶりついた。
 舌がワレメに食い込むなり、奥さんの腰がビクンっと跳ねた。
 指と舌で押し開いたワレメからは濃厚な匂いが漂い、ピンク色した内部からはティッシュのカスらしきものまで発見された。
 そんな『人妻の普段の性器』に感動を覚えた私は、小陰唇の隙間からクリトリスの皮の中に至るまで丁寧に舐め尽くしたのだった。

 キクラゲのような感触をした小陰唇を唇ではさみ、内部にぽっこりと開いた穴の中に舌先を這わせた。
 縦割れの線に沿って舌を上下に動かし、その先でプクッと膨らんでいるクリトリスを舌先でバイブした。
 だが、どれだけ巧妙に舐めようとも、奥さんは吐息ひとつ洩らさなかった。
 天井をジッと見つめたまま人形のように身動きひとつしないのだ。
 しかし、そんな奥さんの忍耐力が逆に私を興奮させた。
 いつ、奥さんが喘ぎ声を出し始めるのかと期待に胸が膨らんだ。
 奥さんの陰部に舌を這わせながら私はペニスをシゴいた。
 そんな私の姿を、奥さんは天井に張り巡らされた鏡からジッと見ていたのだった。

「次は奥さんがしゃぶる番ですよ……」
 そう言いながらペニスを突き出すと、奥さんは獰猛なペニスをチラッと見るなり、あからさまに嫌な顔をした。
 顔を背けようとした奥さんの髪を鷲掴みにしてやった。
 そして髪を引っ張りながら奥さんの顔を覗き込み、「調子に乗ってんじゃねぇぞ」と凄んでやった。
 すると奥さんは、表情に恐怖の色を一瞬浮かべたが、しかしそれでも唇をへの字に曲げては断固とした姿勢を続けた。
 私はベッドの上に立ち上がると、奥さんの顔を跨いだ。
 そのまま奥さんの貧乳の上に尻を押し付け、奥さんの鼻先に亀頭を突き付けてやった。

「抵抗するなら乱暴にしますよ。そして旦那さんに新島との関係をばらしますよ。……奥さん、よーく考えてみて下さいよ。あなた、どっちみちここで私にヤられるんです。下手に抵抗したばっかりに、乱暴されて旦那にばらされるのって損じゃないですか? どっちみちヤられるんだ、素直にヤられた方が得でしょう……」

 私がそう笑うと、奥さんはキッと私の目を睨んだ。
 唇をブルブルと震わせ、今にも泣き出しそうな表情だった。

「どうしたの? 悔しいの? 悲しいの? それとも泣きたいの?……」

 私はそうあざけ笑いながらペニスを摘むと、奥さんの唇に亀頭を押し付けた。

「全て、奥さんが悪いんじゃないですか……あんな立派な家に住んで、あんな優しそうな旦那さんがいて、可愛い子供も二人もいる。そんな幸せな生活をしておきながらも浮気するなんて贅沢すぎますよ……まして、浮気の相手は旦那さんの部下じゃないですか、罰が当たって当然です。だから、ほら、これは天罰だと思って、素直に口を開けなさい……」

 そう笑いながら、亀頭で奥さんの唇をピタピタと叩いていると、ふいに奥さんの表情から険がスッと消えた。
 奥さんは諦めたのか、ゆっくりと唇を開き始めた。
 私は「そうそう、そうやって大きくあーんっと開けて」と、わざと憎たらしく笑いながら、微かに開いた唇の中に亀頭を押し込んだのだった。

 一度ペニスを口に含むと、奥さんは積極的に舌を動かして来た。
 恐らく、早く私をイカせてしまったほうが得だと思ったのだろう、ぶじゅ、ぶじゅ、といやらしい音まで立て始めていた。
 そんな奥さんのフェラは大して上手くなかった。
 確かに、亀頭を舌で転がされればそれなりに気持ちは良かったが、驚くような感動はそこにはなかった。

 奥さんの唇からペニスを抜き取ると、唾液がニトーッと糸を引くペニスをブラブラさせたまま立ち上がった。
 頬を赤らめて私をジッと見つめる奥さんを見下ろしながら、この女は奉仕する女ではなく奉仕される側の女なんだとふと思った。
 恐らく、旦那も新島も彼女からの快楽は求めてはいないはずだ。
 彼女とのセックスで自分が快楽を得るには、まずは彼女を快楽に導き、乱れる彼女から快楽を得るしかないのだろう。
 そう思えば、この女はそれに相応しい容姿だと思った。
 こんなに美しい女が変態的に乱れれば、それだけで男は優越感に浸り、そして興奮するに決まっているのだ。

 それに気付いた私は、奥さんを徹底的に乱れさせたいという意欲がムラムラと湧いて来た。
 素早く奥さんの足下に腰を下ろすと、そのまま奥さんの両脚を高く掲げ、おもいきり股を開かせた。
「入れますよ……」
 そう呟きながら亀頭をワレメに押し付けた。
 すると、ワレメの肉をこじ開けた亀頭の先に、なにやらヌルリとした感触が広がった。
 もしかしたらと思いながらワレメに指を這わせてみると、ワレメの奥にほんのりとした粘りっけを感じた。

「濡れてるじゃないですか……」

 そうせせら笑いながら奥さんの顔を覗き込むと、奥さんは、またしても私をキッと睨み、憎しみの籠った目でブルブルと唇を震わせた。
(これだ……これなんだよ、この女の楽しみ方はこれだったんだよ……)
 奥さんのその目に、今までにない興奮を覚えた私は、頭の中にムラムラと浮かんで来た『羞恥心』という言葉にそう呟いたのだった。

 ジッと身動きしないままの奥さんを、強引に素っ裸にした。
 裸の奥さんの髪の毛を掴み、ベッドの上に四つん這いにさせ、尻を覗きながら汚い言葉で罵ってやった。
 そんな私の言葉に、最初のうちは嫌悪を露にしていた奥さんだったが、しかし、その言葉がエスカレートして行く度に、奥さんの表情には絶望感が浮かび、次第に羞恥の色が広がって行った。

「汚いオマンコですね……肛門なんてウンチの匂いがしますよ……これじゃあ新島さんに捨てられるのも時間の問題でしょうね」

 そう笑いながら四つん這いになる奥さんをベッドに突き飛ばした。
 ドサッと倒れた奥さんがゆっくり起き上がろうとするのを羽交い締めにし、白魚のような美しい背中に抱きついた。
 背後からうなじに顔を埋め、小さな尻の谷間に巨大なペニスをグリグリと押し付けると、「入れてほしいなら『入れて』って言えよ変態」と耳元に囁いてやった。
 耳たぶをベロベロと舐めながら、背後から奥さんの胸を弄った。
 小さな膨らみを手の中に包み込むと、硬い乳首が掌でコリッと動いた。

「凄い貧乳だな……旦那さんや新島さんはよくこんなおっぱいで我慢できますね……」

 そう笑いながら、いきなり乱暴に身体をひっくり返した。
 下唇を噛む奥さんのマツゲが涙で濡れていた。奥さんが顔を伏せていたシーツも涙で濡れていた。
 それは、感情が昂って来た証拠だった。
 これで、今まで『無』になろうと必死に感情を殺していた奥さんは堕ちるだろうと思った。

 貝のように閉じた体の中に、私は強引に身体を捩じ込んだ。
 互いに素っ裸のまま肌を重ね、私は腕の中に奥さんの細い体をギュッと抱きしめた。
 奥さんのスレンダーな身体は、まるで少女のように小さかった。
 震える奥さんの唇に唇を押し付けると、奥さんは必死になって首を振った。
 小さな頭部を腕で押さえつけながら、唇の中に舌を捻り込んだ。
 最初は必死にそれを拒み続けていた唇も、舌が入ったと同時に力が抜け、素直に私の舌を受け入れた。
 べぷ、べぷ、っと凄まじい音を立て、長い間、濃厚なディープキスをした。
 口内で暴れ回る私の舌に、うぐ、うぐ、と苦しそうにもがいていた奥さんだったが、しばらく続けていると、いつの間にかその小さな舌を絡みつけて来た。

 いい感じになってきたぞと思いながら、私は、私の身体を挟み込んでいた奥さんの股にソッと指を伸ばした。
 M字に開いた股は、奥さんの性器も容赦なく広げていた。
 そこに私の指先が触れた瞬間、おもわず私は、奥さんの口内に深い溜息を洩らしてしまった。
 なんと奥さんは、びっくりするくらいに濡れていた。
 パックリと開いたオマンコは、まるで大量のシロップを垂らしたかのようにヌルヌルネトネトと濡れまくっていた。

 ぶちょ、と唾液の糸を引きながら唇を離した私は、奥さんの顔を正面から見据え、「おい。変態。どうしてこんなに濡れてるんだ」と辱めてやった。
 奥さんは、その羞恥に耐えるかのようにしてギュッと両目を閉じた。
「入れてほしいか?……入れてほしいんだろ?……」
 そう言いながら、根元を握ったペニスを回転させ、亀頭でワレメを掻き回した。
「んんんん……」
 そう呻く奥さんは、寝起きに背伸びをするようにして身体を引き攣らせた。
 そして顎を天井に突き出しながら、濡れた性器で蠢く亀頭の感触に、更に「あぁん……」と声を洩らした。
 そんな奥さんの色づく表情を楽しみながら、「ほら」と呟いては、亀頭をヌポッと滑り込ませたりした。

 それを何度も繰り返していると、次第に奥さんの身体が力が抜けていった。
 くらげのようにだらりと横たわる奥さんの身体は、一刻も早く私のペニスを入れてほしいと物語っているようだった。

「どうです……奥までズッポリと入れてほしいでしょ……」
 奥さんの顔を覗き込みながらそう語りかけると、奥さんは無言で顔を背けた。
 奥さんの身体は今すぐ入れて欲しいとねだっているのに、奥さんの精神はまだそれを拒んでいた。
 今ここで、奥さんの中にあるこの意地っ張りな精神を崩してしまえば、新島から奥さんを奪えると思った。
 今度の火曜日からは、新島に変わって私が奥さんの相手になれるはずだ。

「こんな風に、もっとして欲しいでしょ? ん?」
 私はペニスを半分まで挿入した。
 太いペニスが狭いワレメに食い込み、奥さんは「ああっ!」と叫びながら背筋を仰け反らせた。
「ほら、気持ちいいでしょ、こうやってピストンされると堪んないでしょ、もっと奥まで入れると、もっともっと気持ちいいですよ」
 仰け反る奥さんをマングリ返しの体勢にさせ、私は腰を大きく振った。
 ペニスを半分まで入れ、そしてスポッと抜いてと、それを何度も繰り返した。
 奥さんのオマンコからは凄まじい量の汁が溢れ出し、ペニスをスポッと抜く度にその雫が太ももに飛び散っていた。

 しかし、奥さんは、一向に「入れて」という言葉を吐かなかった。
 このままでは意固地になるだけだと思った私は、ペニスを半分までヌポヌポさせながらその方法を変えてみた。

「来週の火曜日。もう新島と会うのはやめて下さい。これからは私が奥さんのお相手をします。いいですね?」

 そう言いながら顔を覗き込むと、奥さんは私からサッと顔を背けた。

「もし、それを約束してくれるなら、新島の事は永久的に旦那さんには内緒にしておきます。それに……あなたが欲しくて欲しくて堪らないこのペニスも、ずっぽりと根元まで突き刺してあげますよ……」

 私は、ペニスを半分まで入れたまま『の』の字にグルグルと掻き回した。
「あぁぁぁぁ」と私の身体にしがみついて来る奥さんが堕ちるのは時間の問題だった。
 私は、目を見張るほどに美しく悶える奥さんを見下ろしながら、奥さんが堕ちるその瞬間を、背中をゾクゾクさせながら待ちわびた。

「どうします? このままペニスを抜きますか? そして全てを旦那さんにバラされ、幸せな家庭を無くしますか?」

 そう言いながら、ペニスをズズズッと根元まで突き刺した。
 奥さんは悲鳴をあげ、私の肩に爪を立てた。

「どうですか、最高に気持ちいいでしょう。これがズボズボとピストンされると、もっともっと気持ちいいですよ。どうします、ズボズボとしますか?」

 私の語りかけに、奥さんの顔が微かに動いた。

「それじゃ、わかりませんよ。はっきりと態度で示して下さい。今後、新島とは一切会わず、私と会う。その際、私の日給として二万円を支払う。それを約束してくれるのなら、旦那さんには内緒にしますし、ペニスをズボズボしてあげます。どうしますか? もし約束できるというなら右手を挙げて下さい」

 穴の中に埋め込んだペニスを、小刻みに動かしながらそう聞いた。
「あぁぁぁぁ」と呻く奥さんは、首をブリッヂさせながら、ゆっくりと右手を動かした。

 その瞬間、私の腰が激しく動き始めた。まるでマシーンのようにカクカクカクカクっと激しく動き、ペニスを凄まじい早さでピストンさせた。
 奥さんは言葉にならない悲鳴をあげてのたうち回った。
 そんな奥さんの身体を両手でがっしりと押さえ込みながら、私は奥さんの穴の感触に悶え、そして、見事に人妻を落としたと言う優越感に酔いしれた。

 美しい奥さんが悶え狂うのを目の当たりにしながら、ペニスに激しい快感を感じていた私は、すぐにイキそうになった。
 射精しそうになるのを必死に堪えながら、カクカクと腰を振っていた私だったが、しかし、もはや私は我慢する必要はないという事に気付いた。
 これからは毎週火曜日に奥さんの身体を楽しむ事ができ、しかも二万円の日当まで貰えるのだ。
 そう思った瞬間、緊張していた私の脳が緩んだ。
 奥さんの細い体をギュッと抱きしめながら、(あぁぁ、イクっ……)と脳裏に叫ぶと、そこで初めて奥さんが叫んだ。

「中で出さないで!」

 しかし、そんな奥さんの叫び声は、逆に私の核爆弾のスイッチを押す結果となってしまった。

 旦那の部下と浮気を繰り返し、それを見知らぬ男に脅迫され、ラブホに連れ込まれては中出しされてしまう人妻。
 そんな奥さんに私は堪えられなかった。
 奥さんが愛おしくて堪らなくなった。
 奥さんの膣の中で私の精液が飛び散った。
 私は今までにない最高の絶頂感に脳と身体を溶かした。
 このまま死んでもいいと思いながら、奥さんの体の中でとろとろに蕩けた。
 絶頂感に達していた。
 有頂天になっていた。
 そんな私は、まさか来週の火曜日、ラブホの駐車場で数人の刑事に取り囲まれ、『脅迫』と書かれた逮捕状を突き付けられるとは、夢にも思っていなかった……。

(脅迫・完)



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