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セックスの日

2013/03/22 Fri 23:08

セックスの日

(あらすじ)
毎週日曜日は、平凡な妻と平凡なプレイをするセックスの日。
しかし、ある時、何気なく見てしまった妻の携帯で私は妻の本性を知ってしまった。
平凡な妻は全然平凡じゃなく、むしろ異常だった。
それ以来、私達のセックスの日は変わった。




 妻、秋穂は二十八才の専業主婦だった。
 私、正和は三十二才の地方公務員だった。
 そして昨年、二人の間に第一子が産まれた。

 妻とは三年前に結婚した。
 見合い結婚だった。
 見合いの話しを持って来たのは田上係長の奥さんだった。
 その時の私はまだ結婚する気はなかったが、田上係長から未婚の公務員は出世できないと脅され、仕方なくお見合いをした。

 服装も化粧も髪型も地味な彼女は、お見合い場所のファミリーレストランに白いラパンでやって来た。
 見た目も性格も、そして履歴も家庭も実に平凡な女だった。
 普通の女子校を卒業し、普通の短大を卒業し、そしてどこにでもある普通の食品販売会社に就職した彼女の好きなアーティストはELTで、夢はスペイン旅行だという。
 そんな平凡な女だったが、田上係長の奥さんは、「公務員には秋穂さんみたいな平凡な女性が向いてるのよ」と強く薦め、又、田上係長も「来年の人事の事も考えて早く決めたほうがいい」と急かしてくるため、私はたった一度のお見合いで彼女に決めてしまったのだった。

 そんな妻は、結婚してからも平凡なスタイルを変えなかった。
 決まった時間に起きて、決まった時間に掃除をして、決まった時間に風呂に入ると、決まった時間に寝た。
 料理は『NHK・きょうの料理テキスト』という雑誌を見て作っていたから、やっぱり平凡なものばかり食わされた。

 当然、セックスも平凡だった。
 妻は自分で裸になり、自分でベッドに横になった。
 互いの性器を弄り合ったり、互いの性器を舐め合ったりする行為は一切無く、二人とも無言で抱き合いながらひたすらもぞもぞと蠢いては、薄暗い寝室に肌が擦れ合う音だけを響かせていた。
 裸で抱き合っているとそのうち妻の性器が湿って来る。その濡れ方も平凡で、濡れると言うより湿っているといったナチュラルな感じだ。
 湿ったそこに私のモノを挿入すると、妻はギュッと顔を顰めながら目を閉じていた。まるで苦痛を伴う治療でもされているかのように苦しそうな表情を浮かべながら、ゆっさゆっさと動く私の腰に合わせて鼻息を荒くさせるだけで、艶っぽい喘ぎ声などは一切出さなかった。

 これまで私は、二人の女性と性体験があった。
 一人は大学時代に付き合っていた香川絵里子で、もう一人は役所の先輩に強引に連れて行かれた特殊浴場の女だった。
 香川絵里子とは二年間付き合っており、その間には幾度となくセックスをした。
 童貞だった私は、香川絵里子により初めて女性器というモノを目にした。香川絵里子の性器はアワビのような歪な形をし、いつも果物が腐ったような臭気を放っていた。実にグロテスクで不潔な陰部だったが、しかし、私はそれを目にする度に異様な興奮を覚え、そこを舐めずにはいられなかった。
 香川絵里子はそれなりに経験をしているようだった。私の性器をいやらしく弄び、上下にしごいたり、口に含んだりした。
 何よりも凄かったのは、精液を飲んでくれる事だった。
 私がイキそうになると、決まって彼女は「顔に出して!」と卑猥な言葉を叫んだ。
 慌てた私が香川絵里子の頬に向けて射精すると、香川絵里子は大きく舌を突き出しながらそれを受け止め、まるでハチミツを舐めるようにぺちゃぺちゃと下品な音を立てながら私の精液を味わったものだった。
 そんな香川絵里子との濃厚なセックスを繰り返していた私にとって、妻との平凡なセックスは物足りなかった。
 実に味気のない、実につまらないセックスだった。
 が、しかし私は満足していた。
 というのは、平凡な妻は、その身体だけは平凡ではなかったからである。

 妻の身体はとにかく柔らかかった。肌が柔らかいだけでなく、身体を包む筋肉も蕩けるように柔らかく、私の腕の中でもがいている妻の身体はまるで軟体動物のようにむにゅむにゅしていた。
 乳も尻も大きかった。キュッとくびれたウェストにパンッと張り出す乳と尻は、その張りの良さから一見硬そうに見えるが、しかし揉んでみるとスライムのように柔らかかった。
 妻は性器も綺麗だった。香川絵里子のように両サイドの小陰唇が黒ずんでおらず、そこに漂う臭いも嫌な臭いではなかった。
 穴の具合も香川絵里子とは比べ物にならないくらい良かった。じっとりと湿った柔らかい肉はペニス全体をねっとりと包み込み、まるで血圧計で測る時のようにギュッギュッと締め付けて来た。
 だから私にはフェラも騎乗位も顔射も必要なかった。妻の柔らかい体を抱きしめながら絶妙な穴の中にペニスをヌポヌポと入れてさえいれば、それだけで最高な絶頂に達する事ができた。
 だから私はこの平凡なセックスに満足していたのだった。


 そんなある日の事だった。
 ひょんな事から、私は、平凡な妻の平凡ではない衝撃的な事実を知ってしまった。
 それは、私達夫婦にとって人生を左右するくらいのショッキングな出来事だった。

 それを私が知ったのは、就寝前の晩酌の時だった。
 私がいつものように焼酎を飲みながらテレビを見ていると、奥の寝室から六ヶ月になる優次の泣き声が聞こえて来た。
 優次の泣き声と同時に、風呂に入っていた妻が慌てて脱衣場から出て来た。湯上がりの火照った身体にバスタオルを巻いただけの妻は、リンビングで晩酌している私に、「お乳をあげてきます」と言い残すと、奥の寝室へと消えて行ったのだった。

 妻が寝室に行ってから五分くらい経った頃だった。
 私が座っていたソファーの座席が、いきなり、ヴィィィィ、ヴィィィィ、ヴィィィィ、と振動し始めた。
 見ると、私のすぐ横に妻の携帯が転がっていた。その振動はメールのバイブ音らしく、四回ほど振動を繰り返してピタリと止まった。
 私は焼酎をちびりと啜りながら、妻の携帯が気になって仕方なかった。時刻は既に十一時を回っていた。こんな時間にメールを送ってくるなんて、余程の緊急か、若しくは余程親しい者しかいないのだ。
 私は重苦しい不安に包まれながら妻の携帯を手にした。
 浮気相手からだったらどうしようという恐怖が胸に渦巻いた。その一方で、実家のお父さんが危篤だという知らせならいいのに、という誠に不謹慎な気持ちが浮かんだ。

 どきどきしながら携帯を開き、メールボックスを覗いて見ると、今届いたばかりのそのメールはよくある広告メールだった。
 一瞬にして私の引き攣った表情がスっと和らいだ。
 が、しかし、ほっとしたのも束の間だった。というのは、どうせディノスかジャパネットから届いたと思っていたその広告メールは、『無修正動画が無料見放題!』と書かれたアダルトサイトから届いたものだったからだ。
(どうしてこんなサイトからメールが届くんだ?……)
 そう不審に思いながらメールボックスをよく見てみると、そこには、そのサイトからのメールがズラリと並んでおり、しかもそのメールは全て開封されたものばかりだった。
(どうしてあいつはこんなメールをいちいち見てるんだ……)
 私の不信感は更に高まり、おもわずそのメールにあるURLにアクセスしようとしたが、しかし、妻の携帯でこのサイトを開くと履歴が残ってしまい、私が妻の携帯を盗み見していた事がバレてしまうと思った私は慌ててその指を止めたのだった。

 そんなメールをひとつひとつ開いていると、私はある凄い事に気付いた。そのサイトを開くには『会員ID』と『暗証番号』を打ち込まなければならず、そこには『あなたのID』という欄があり、なんとその欄には『AKIHO』と記されていたのだ。
 それを目にした瞬間、凄まじい衝撃が私を襲った。まるで妻の浮気現場を目撃してしまったようなショックが私の脳を激しく揺さぶった。
 愕然としながらもう一度そのIDを読み直した。
 何度読み直しても、確かにそこにはAKIHOと記されている。
 AKIHOというのは妻の本名だ。いくら巧妙な悪質メールだといっても、さすがに携帯の本人の名前まではわからないであろう。
 と言う事は、妻は自らこのアダルトサイトの会員になったという事なのか……
 そう思った瞬間、妻がアダルトサイトを見ながらオナニーしている姿がいきなり頭に浮かんだ。あの平凡な妻が、あの大人しくて真面目な妻が、大胆にも大股を開きながら膣に指をズボズボと入れているシーンが、私の脳をギリギリと締め付けるようにリアルに浮かび上がってきたのだった。

 妻の携帯を元の場所に戻すと、私はそのまま寝室へ向かった。
 ソッと寝室を覗くと、妻はベッドの上で優次に乳をあげていた。
 バスタオル一枚だった妻は、小さな優次を右側に抱きながら左の乳を曝け出し、バスタオルを太ももに掛けていた。
 ぼんやりとした薄暗い寝室で、半裸状態で赤子に乳をやる妻のその姿は異様なエロシチズムを感じさせた。そう感じたのは、この女は夫に隠れてこっそりアダルトサイトを見ている変態女だという前提が私の中にあったからかも知れない。

 小猿のように小さな優次が、妻の腕の中で「うぅぅぅん……」と身体を捻った。その隙に妻は優次の身体を持ち替え、優次の小さな顔を左の乳に移動させた。
 今まで優次が吸っていた右の乳首が唾液でテラテラと輝いているのが見えた。吸われていた乳首はピーンッと起立し、コリコリした茹で蛸の吸盤のようだった。
 ふと妻と目が合った。妻は「どうしたの?」と小さく首を傾げながら太ももの上で乱れていたバスタオルでソッと右乳を隠した。
 引っ張られたバスタオルの隙間から妻の太ももが見えた。ピタリと閉じられた股間からはウニウニした陰毛が微かに見える。
「そんな格好をしてると風邪をひくよ……」
 そう言いながら寝室に入った私は、事前に脱衣場から持って来ていた着替えの下着とパジャマをベッドの上にバサッと置いた。
「ありがとう……」
 そう微笑みながら優次の汗ばんだ後頭部を撫でている妻に、(アダルトサイトをこっそり見てる変態妻め……)と心の中で罵りながら、ベッドの端に静かに腰掛けた。
「また今夜も夜泣きするのかなぁ……」
 そう呟きながら、乳を吸う優次の顔を覗き込んだ。
 迫って来た私に戸惑いながらも、妻は「たぶん……」と頷いた。
「こう毎晩夜泣きされると朝が辛いんだよね……ねぇ、聞いてるの優次くん……」
 私は優次の顔を更に覗き込みながらバスタオルをソッと引っ張った。
 右乳を隠していたバスタオルがパサッと太ももに落ち、パンパンに張った乳とピンっと起立した乳首が飛び出した。右乳首の先には白い母乳がポツンっと丸く滲み出ており、独特な乳臭さが漂っていた。
 慌ててバスタオルを引き上げた妻は素早く右乳を隠した。無理に引っ張られたバスタオルは乱れ、正座している妻の太ももの隙間から、わさわさと生える陰毛が露になった。
 私は優次の顔を覗き込むふりをしながら、素早く妻の太ももの上にひたりと手を置いた。そしてその手をじわじわと股間に近づけて行くと、それを拒否するかのように妻は体の向きを変え、私が持って来た下着を素早く履いたのだった。

 拒否された私は再びリビングに戻った。毎週日曜日の夜にしか絶対に身体を開かない妻に、これ以上何をやっても無理だとわかっていた私は素直に引き下がったのだった。
 しかし、妻の携帯で衝撃的な事実を知ってしまった私のモヤモヤは、そう簡単には引き下がってくれなかった。
 急いで晩酌の後片付けをした私は、リビングの電気を消した。再び寝室へと戻り、「パソコンで調べものをするから先に寝てていいよ」、と妻に告げると、そのままパソコンが置いてある『物置き兼書斎』に籠った。そんな私のポケットの中には妻の携帯が押し込まれていた。

 パソコンを立ち上げながら妻の携帯を開いた。
 アダルトサイトからのメールをもう一度開き、そこに記されているURLをパソコンに打ち込んだ。
 パッと黒い画面が開いた。サイトのトップページに『メス豚調教倶楽部』という真っ赤なタイトルが、実におどろおどろしい字で描かれていた。
 なぜ妻はこんな気色の悪いサイトの会員になったのかと、怒りと興奮に翻弄されながらサイトを進んだ。
 サイトは動画がメインだったが、それ以外にも画像や官能小説、又は投稿告白文などもあった。
 そこにある動画や画像や小説等は全てSMモノだった。試しにサンプル動画というのをクリックしてみると、赤いロープで縛られた女が複数の男達から陵辱されているといった公序良俗に反した卑猥映像が流れ、いきなり泣き叫ぶ女の声が狭い書斎に響いた為、私は慌ててパソコンにヘッドホンを差し込んだのだった。
 しばらくそんなサンプル動画を眺めていた。
 まさか、あの平凡な妻に限ってこんな奇怪な性癖があるわけがないと、そう思いながら新たなサンプル動画をクリックしていくと、いきなり画面が止まり、『これより先は会員登録をお願いします』という文字が出て来た。
 私は画面に現れた『会員ID』という欄にAKIHOと打ち込んだ。そしてその下にある『暗証番号』という空白欄を見つめた。
 しばらく考えた後、ダメ元で妻の生年月日を打ち込んでみた。
 するとすぐに会員画面が切り替わった。暗証番号までも平凡な妻が、少し可愛く思えた瞬間だった。

 会員ページでは動画は見放題だった。無修正の動画が最後まで見る事ができた。
 ログインされた会員ページの上には、小さく『AKIHOのマイページ』と表示されていた。
 つまりこのページは妻だけのマイページであり、そのページにはブックマークした動画や、過去に見た動画履歴などが表示されているのだった。
 ふと、妻はこんな動画をいつ見ていたのだろうという疑問がわいた。きっと優次がまだ産まれる前、暇つぶしにぼんやりと眺めていたのだろうと思いながら、そんな軽い気持ちで履歴を探ってみる事にした。
 しかし、その履歴を開いた私は、再び衝撃に襲われた。
 履歴の最後のページが三月三日。即ち、妻が最後にこのサイトを見たのは、なんと今日だったのである。

 そこにずらりと並ぶ動画履歴の数からみて、妻はかなりこのサイトにハマっているようだった。履歴の日付を調べてみると、この半年の間、私が家にいる週末以外は、毎日のように動画を見ているようだった。
 それにしても、その履歴の数は多かった。特に、その履歴のほとんどは『さくら企画』という会社が提供している動画で埋まっていた。
 私はさっそくその『さくら企画』の動画をいくつか開いてみた。
『さくら企画』の動画は、そのほとんどが調教モノだった。調教師のような男が様々な素人女たちに卑猥な指示を出し、それを本当に実行させていた。
 映画館の暗闇の中、大勢の男達に囲まれながらオナニーをさせられる女や、夜の公衆便所で全裸で立たされ、そこにやって来た見ず知らずの男にヤられまくる女。ホームレスの洗っていないペニスをしゃぶらされる女もいれば、夜の公園で複数の男達に肛門まで犯される女など、実に過激なドキュメント動画ばかりだった。

 私はそのいくつかの動画を見ながら、この動画こそが妻の性的願望であり、それを望んでいるという変態性こそが妻の本性なのだろうと思った。
 それを更に確信させたのは、わざわざブックマークされているひとつの動画だった。
 それは、やはり『さくら企画』が制作した『投稿日記・萌』という動画であり、妻はこの動画を、なんと三十四回も再生していたのだった。

[高画質で再生]

投稿日記 萌  [無料ホームページ] [アダルト動画]

 妻は今まで平凡なフリをしていただけだった。今までの私とのつまらないセックスにより溜った欲求不満を、この過激な動画で発散していたに違いなかった。でなければ、同じ動画を三十四回も見るわけがない。
 私は、この動画に映るおぞましい変態乱交が妻の求めているセックスなのかと衝撃を受けながら、その動画を繰り返し見た。もちろんその動画だけでなく、妻が見たとされる動画も全て目を通した。
 それらを見ているうちに、画面の中で激しく乱れる女たちが妻の姿と重なった。
 妻もこの女たちのように、見ず知らずの男の巨大な男根を銜えさせられ、肛門を犯され、そして大勢の男達が見ている前で放尿させられたいと思っているのだろうかと思うと、そこに映る女たちが妻に見えて来たのだ。
 画面の女たちを見ながら、もしこれが本当に妻だったらと想像すると、私は激しく身悶えた。
 本来、私にはスワッピングや寝取られといった性癖はなかったが、しかし、これらの動画を連続して見ていると、複数の男達に嬲られる妻の姿を見てみたいと、ふと思ったりした。

 私は息を殺しながら書斎を出た。
 静まり返った廊下に足を忍ばせ、寝室をソッと覗いた。
 薄暗いベッドの上では、パジャマに着替えた妻と優次が寄添うようにして寝ていた。
 妻の寝息を確認した私は、そのまま風呂場へと足を忍ばせた。
 脱衣場のドアを静かに開けると、電気も点けないまま洗濯機の蓋を開け、洗濯機の中に押し込まれた衣類の中から妻の下着をそっと抜き取った。
 書斎に戻ると再び『投稿日記・萌』を再生した。
 平凡な妻が、異常にも三十四回も繰り返し見たとされる『投稿日記・萌』の淫らな喘ぎ声をヘッドホンで聞きながら、妻の下着をソッと開いた。

 奇妙な汚れだった。
 明らかに、性的分泌物と思われるシミが、黒いクロッチに歪に付着していた。
 今までにも何度か妻の下着をこっそり見た事はあった。が、しかし、これほどまでに汚れてはいなかった。
 やはりこれは、変態サイトを見て興奮したせいだと、妻の変態性欲を確信した。

 表面ではいたって平凡な妻なのに、しかし内面ではここまで下着を汚すいやらしい女だったのかと思うと、またしてもそこに妻の本性を見たような気がした私の興奮は更に高まった。
 あの動画を見て性器を濡らしたのだろう。そして、あの動画を見てオナニーしたのだろう。そう思いながら汚れたクロッチに恐る恐る舌を伸ばすと自然に唇が震えだし、それに連動して舌先も小刻みに震えてきた。
 震える舌を突き出したまま、しばらくの間、汚れたクロッチにハァハァと荒い息を吐きかけていた。今から自分が妻の性器から染み出た分泌物を舐めるのだという事実に、クラクラと目眩を感じた。
 今まで妻の性器を舐めた事は一度もなかった。もちろん、妻の汚れた下着を舐めた事など一度もない。
 鼻がクロッチに近付くにつれ、汗とアンモニアが混じった饐えた匂いがプンっと漂って来た。これが妻のアソコの匂いなのかと思っていると、ふいにチロチロと動く舌先が白く乾いたシミに触れた。
 まるで乾いた鼻糞を舐めたように塩っぱかった。ザラザラとした舌触りを感じながら、あぁ、これが妻のアソコから滲み出たいやらしい汁なのかと感動していると、おもわず私の口から「あぁぁぁ……」という唸り声が漏れたのだった


             ※


 日曜の夜、私はいつものように風呂上がりの火照った裸体でベッドに横になっていた。
 勃起しているペニスを静かに上下させながら、浴室から聞こえて来るボイラーの音に耳を傾けていた。既に寝てしまった優次は、ベビーベッドごとリビングに移動されていた。
 この日は週に一度のセックスの日だった。
 数日前、何気なく見た妻の携帯で妻の異常な性癖を知ってしまった私は、あの日からこの日をどれだけ待ちわびた事か。

 浴室で響いていたボイラーが止まると、家の中が急にシーンっと静まり返った。
 脱衣場からガサゴソという音が聞こえ、しばらくすると妻が寝室にやって来た。
 今からセックスをするというのに、妻はパジャマを着ていた。パジャマの襟からはブラジャーの紐さえも見えている。
 そんな妻に、勃起したペニスをわざと見せつけながら「こっちにおいで」と言うと、妻はゆっくりとベッドに腰掛けながら「今日のあなた、なんか怖い」と複雑な顔で微笑んだ。

 私はそのまま妻の身体を押し倒した。
 ベッドの上で、まるでダイバーたちが船から海へ潜る時のようにバク転した妻は、驚いた目で私を見ながら「やめて」と言った。
 そんな妻を無視して、私は妻の身体をパジャマの上から弄った。「いや、いや」と、もがく妻の身体を押さえ込みながら大きな胸を鷲掴みにし、パジャマのズボンの中に手を押し込むと、安っぽい木綿の生地が私の指先に触れた。
 その生地を辿りながら尻に手を回した。下着の尻部分には、まるで子持ち昆布のように無数の毛玉が付いていた。
 下着の上から尻の谷間に指を嵌め込むと、腕の中にグッと押さえ込んでいる妻の顔をソッと覗いて見た。

「こういうのヤダ……」

 目が合った瞬間、妻は眉を八の字に下げながら私に訴えた。
 こういうのが好きなんだろ、と、出掛かる言葉を飲み込みながら、無言で妻のパジャマのズボンと下着を同時に下ろした。
 肉付きの良い尻肉がふるるるるんと震えながら飛び出した。パジャマのズボンにくっついた下着がクロッチを大きく開き、過去のシミの形跡をぼんやりと映し出していた。

「たまには、こんなのもいいだろ……」

 困惑する妻の顔を覗き込みながらそう呟くと、パジャマの上着を素早く剥ぐり、まるでレイプしているかのように乱暴にブラジャーを上にズラした。
 白く柔らかな乳肉がブラジャーの下からぽってりと溢れた。そこに顔を埋めながら陰毛の中に指を滑らせて行くと、いきなり妻が私のその手首を押えた。

「ねぇ……普通にやろうよ」

 そう囁く妻の生温かい息が私の耳に吹きかかった。妻のその熱を帯びた息から、私は妻が感じていると確信した。
 私は枕の下に隠しておいたアイマスクを慌てて取り出した。無言でそれを妻の目に被せようとすると、妻は激しく首を振りながら「こんなの絶対にヤだ」と抵抗した。
 妻の激しい抵抗に戸惑う私は、さくら企画のあの調教師なら、こんな時どうするだろうと、瞬時に考えた。

『……どうしたんだよ、何を恥ずかしがってんだよ、本当はヤって欲しいんだろ変態女……ほら、みんなが見てくれてるんだぞ、早く股を開いて指でアソコを広げてみせろよ……』

 さくら企画のあの調教師の声が、いつも昼休みの社員食堂で流れているバッハの『G線上のアリア』のように、自然に私の頭の中に流れ出した。

『お前が変態女だって事は、ここにいるみんな知ってんだぞ……今更恥ずかしがらなくてもいいよ、ほら、早くあのおじさんのチンポをしゃぶってやれよ……』

 次々に溢れ出てくる調教師の声は私に勇気を与えてくれた。まるで私は、さくら企画の調教師に指示を出されているかのように、無言で妻の頭部を押さえつけた。
 私のその異常な乱暴さに脅えているのか、妻は小さな肩を小刻みに震わせながらも、素直に暴れるのをやめた。
 抵抗しなくなった妻の顔に強引にアイマスクを装着させた。そして乱暴に妻の両脚を大きく持ち上げた。完全に無抵抗となった妻の身体からは力が抜け、すんなりと股は開かれたのだった。

 目隠しをされた事により妻の恐怖は半減されたようだった。銃殺刑にされるユダヤ人も、目隠しをされた時点で全てを諦め、急に大人しくなったと元ナチス親衛隊員の自伝にもそう書いてあった。
 しかし、目隠しにより恐怖心は消えたようだったが、今度は羞恥心が襲い掛かって来たようだ。
 妻はアイマスクで目隠しされた顔を真っ赤に火照らせながら、「いや、見ないで」としきりに呟いている。
 私はそんな妻の唇を、傷口に薬を塗り込むように優しく指先で撫でながら、低い口調で囁いた。

「萌……恥ずかしがらなくてもいいよ……」

 いきなり飛び出した『萠』と言う名前に、妻の動きがピタリと止まった。まるで薮に隠れる盗人のようにジッと息を殺しながら、妻は人形のように動かなくなった。
 動揺する妻の、大きく開かれた股間をソッと覗いた。陰毛の中に潜むワレメは、両サイドの小陰唇でぴたりと閉じられ、眠ったヤギの目のようだった。

「今から、駅地下のオールナイト映画館に行ってみないか……ミニスカートを履いて、もちろんノーパンで……。キミ一人で映画館に入るんだよ。一番後の暗闇の中に大勢の男達が潜んでいるからそこにキミ一人で行くんだ……大丈夫、僕がちゃんと後で見守っててあげるから……」

 私は妻の耳元にそう囁いた。できるだけしゃがれた声で、妻の耳に生温かい息を吹き掛けながら、ゆっくりゆっくり囁いた。
 そう囁きながらブラジャーの中に指を忍ばせた。毎日優次に吸われては異様に膨張してしまった乳首を、指先でコロコロと転がした。
 アイマスクから突き出た鼻がスースーと荒い鼻息を鳴らした。両方の乳首を両手の指で転がすと、妻は下唇をキュッと噛みながら、猫が背伸びをするように腰を反らせた。

「それとも……今からココに課長を呼ぼうか?……ほら、体重百キロの高田課長だよ……ふふふふ、課長はね、結婚式でキミを見た時からキミに好意を持ってるんだよ……豚みたいなデブ親父のくせにね。……今から課長をここに呼んで僕達のセックスを見て貰うのはどうだい? 課長はキミの事が好きだから、きっと喜んで見せてくれって言うと思うよ……で、その時、途中で僕はコンビニに行くから……後はキミ次第だよ……」

 ゆっくりゆっくりそう囁くと、もう一度妻の股間をソッと覗いてみた。
 ついさっきまでぴたりと閉じていた小陰唇がだらしなく垂れていた。ベロッと口を開いた穴の中は、まるでハチミツを垂らしたようにテラテラと濡れ輝いていた。
 私はソッとソコに顔を近づけた。そして舌をおもいきり伸ばしながら、その小さなワレメを舌腹でベロリと舐めると、いきなり妻の両脚が捩れ、真っ白な太ももが私の顔を強く挟んだ。

「なんだいこれは……凄く濡れてるじゃないか……」

 そう唸りながら、妻の性器を滅茶苦茶に舐めまくり、性器の上のそのプクッと膨らんだクリトリスに吸い付きながら指をワレメの中に押し込むと、遂に妻の口からいやらしい声が発せられた。
 ぶちょ、ぶちょ、ぶちょ、と卑猥な音を立てながらアソコを舐めまくっていた私は、穴から溢れた汁が肛門に達するのを確認すると、今度は妻の頬に私の肉棒を突き付けた。

「ほら……口を開け……カチカチのペニスを舐めるんだ……」

 妻を見下ろしながらペニスをグニグニと動かすと、私の我慢汁が妻の頬で糸を引いた。
 頬に付いた我慢汁が真っ赤な亀頭をヌルヌルと刺激し、私は居ても立ってもいられないくらいに興奮して来た。
 が、しかし、妻は頑に唇を開こうとはしなかった。

「キミは萌なんだ……豚のような高田課長に陵辱されている萠なんだよ……だから、早くしゃぶるんだ……萠みたいにジュブジュブとしゃぶるんだ……」

 そう囁いた瞬間、ギュッと閉じていた妻の唇が微かに開いた。
 その隙間に我慢汁でネトネトに輝く亀頭を押し付けると、亀頭はまるでプールのウォータースライダーに吸い込まれて行くように、ツルンっと飲み込まれてしまったのだった。

 初めての妻のフェラは、実にぎこちないフェラだった。もしかしたら、妻は既に私と結婚する前にフェラを経験していたかも知れないが、私が妻にフェラをされるのはこれが初めてだった。
 しかし、そのぎこちなさが私を更に興奮させた。眉間にシワを寄せながら、苦しそうにウグウグと唸っている妻のその姿は、まさにさくら企画の動画を見ているようだった。

 我慢できなくなった私は、妻の唇から乱暴にペニスを引き抜くと、ハァハァと荒い息を吐きまくりながら妻の足下に移動し、妻の両脚を肩に担いだ。そして、はち切れんばかりに勃起したビンビンのペニスで、もはやドロドロと言っていいほどに濡れているワレメの表面をぐちゃぐちゃと掻き回した。

「いいかい……私は高田課長だ……今からキミは、あの豚のように醜い高田課長に犯されるんだ……わかったね?……」

 そう言いながら、穴の入口やクリトリスを亀頭で激しく擦りまくると、妻は腰を捻らせながら、蚊の飛ぶような小声で「早く入れて……」と呟いた。

「ダメだ。キミが僕を高田課長と思うまで入れない……ほら、どうなんだよ奥さん、これをヌルッと入れて欲しいんだろ?……入れ欲しいなら、『高田課長入れて』と言うんだ奥さん……ほら、ほら、早く……」

 二人の股間からは、ぐちゃぐちゃという凄まじい音が響いていた。
 そんな音と共に、私が「ほら、ほら」と急かしていると、遂に妻はその言葉を口にした。

「高田……課長……入れて……」

 それを合図に私は腰を突き出した。ゴツゴツとした肉棒がドロドロに濡れた穴にずっぽりと突き刺さると、妻は悲鳴に近い叫び声を上げながら激しく身体を逆エビに反らした。

「奥さん、凄くいいよ、ハァハァ、奥さんのオマンコ、きゅんきゅんと締まってるよ」

 私は高田課長に成りきりながら妻の身体をがっしりと抱きしめ、機械のように腰だけ激しく動かした。
 妻は意味不明な言葉を何度も叫びながら、私の身体にしがみついていた。そんな妻の耳元に、私は更に追い打ちをかけるように囁いた。

「奥さんとの不倫シーンを撮影しておくよ。この写真を旦那に見られたくなかったら、これからも私にヤらせるんだ……私の命令は何でも聞くんだ……いいか、約束できるね?」

 そう言いながら携帯カメラのシャッター音をカシャカシャと鳴らすと、妻は「いや! 主人には内緒にして下さい! お願いします高田課長!」と叫んだ。

「ふふふふふ。ここにいるのは私だけじゃないんだよ。キミの旦那の会社のみんなが、今のキミのこの淫らな裏切り行為を見てるんだよ。……ほら、みんなが一斉にキミの写真を取り出したぞ、さぁ大変だ、これからはみんなにもヤらせなくちゃなんなくなるぞ」

 そう言いながら、今までよりも激しく腰を振った。
 すると妻は、「やだ! 写真を撮らないで!」と叫びながらも、高く持ち上げた太ももをピクピクと痙攣させ、ベッドの上にだらだらと小便を洩らしては絶頂に達した。
 そんな壊れた妻を見下ろしながら私も射精した。
 射精しながらも、私の頭の中では、妻のこの淫らな姿を会社の同僚たちがニヤニヤと笑いながら撮影している妄想を描いていたのだった。


             ※


 そんな妻との奇妙なセックスはその後も続いた。
 妻は相変わらず平凡な女だったが、しかし、そのセックスのときだけは平凡な女から異常な女へと変わった。

 セックスが変わっただけで、私の人生は変わった。
 今までの、ただ働いてメシを食って寝るだけのつまらない人生が、今では楽しくて楽しくて堪らない人生となった。
 それもこれも全て『さくら企画』のおかげだった。
 あの過激で卑猥で公序良俗に反した『さくら企画』の動画のおかげで、私達夫婦の人生は春のディズニーランドのように楽しくなった。

 そんな『さくら企画』に、妻を応募してみたいといつも考えていた。
 あの、催眠術のような調教師の声に囁かれながら、平凡な妻をもっともっと異常な変態妻に調教してもらいたいと、いつもそんな願望を抱いていた。
 だが、実際に不特定多数の他人に妻を抱かせるような、そんな勇気は私にはなかった。
 だから私は『さくら企画』の動画を買い漁った。
 野外調教、露出投稿、投稿日記、逢瀬妻、と、200作品近い動画を全て妻と共に見尽くした。
 そしてその動画を見ながら互いに妄想を巡らせると、さっそく自分達がその動画の主人公に成りきり、夜の公園や公衆便所に繰り出しては、人目を忍んで卑猥なセックスを楽しんだ。

 それで満足だった。
 今までの、糞つまらない平凡なセックスに比べたら、例えそれが『さくら企画』の真似事であっても、私達のような平凡な夫婦は充分に楽しめた。

 そんな私達夫婦は、たった今、『逢瀬妻・かおる』を見終えた。
 異常性欲に取り憑かれた37才の美しい主婦が、調教師の指示のもと、複数の変態男たちに陵辱されて行くという凄まじい実録動画だった。
 既に私のペニスは勃起を通り越し、我慢汁がパンツの中に大量に溢れていた。もちろん妻のアソコも異常なくらいに濡れていた。
 私がパソコンのスイッチを切るのと同時に、妻はベビーベッドで寝ている優次をソッと覗いた。
「寝てるかい?」
 そう聞くと、妻は怪しい瞳で私を見つめながら「ぐっすりよ」と微笑んだ。
 私はそんな妻に微笑み返しながら、リュックの中にバイブとロープと手錠を入れた。妻はヌルヌルに濡れたパンティーをするすると脱ぎ取ると、マイクロミニと呼ばれる、半尻を丸出しにしたミニスカートに素早く履き替えた。

「南野町に元総合病院の廃墟があるんだけど……どうする?」

 そう妻に聞くと、妻は小さくコクンっと頷きながらも、その前に……と呟いた。

「コンビニに寄ってほしい。明日の食パンが切れちゃったの」

 私はニヤリと笑いながら「その格好で行くのかい?」と聞いた。

 妻は大きな目をトロンっとさせながら「ダメ?」と首を傾げた。

 毎週日曜日だった我が家のセックスの日は、もはやフリーセックスとなっていた。

(セックスの日・完)





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ここの作品は、そこらのチンピラAV会社が作るやっつけ仕事的なセンズリAVとは違い、まさに変態職人の香り漂う凄まじい作品ばかりです。
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