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寝取られし者5

2013/05/30 Thu 15:26

寝取られし者5




 
 気が付くと、私は酔客にまみれながら雑踏の路地を愕然と歩いていた。
 いつの間にか、私はホテルを飛び出していた。
 ふと、いつものパチンコ屋の前で足を止め、そこで初めて、しまった! と思い慌てて後ろに振り返った。
 既にパチンコ屋のネオンは消え、映画館の怪しい光だけがぼんやりと路地を照らしていた。
 牧田さんが妻に中出ししたあの瞬間を思い出しながら路地を見つめていた私は、もしかしたら、これは全て夢なのかも知れないとそう思ったのだった。

 ふと気が付くと、無意識に映画館に入っていた。
 映画館の埃っぽい暗幕を開けると、実に古臭い化粧をしたポルノ女優が銀幕の中で激しく乱れていた。
 映画館にはホームレスの毛布のような饐えたニオイがモワッと溢れていた。
 そのリアルなニオイを嗅いだ瞬間、やはりこれは夢ではなく紛れもない現実なんだと思い知らされ、ホテルに置いて来てしまった妻の事が心配で堪らなくなった。

 しかし、既に妻はあの二匹の獣に不浄な液体を注入されてしまっていた。今更、慌てて戻った所であの悪夢を消し去る事はできない。
 これ以上、妻が汚されるのを見たくなかった。
 愚かな事をしてしまったと後悔の念に駆られた私は、ぐったりと項垂れながらポルノ映画館の薄汚い椅子に腰を下ろしたのだった。

 映画は団鬼六の古い映画だった。
 谷ナオミという昔のポルノスターが、荒縄で縛られたまま天井からぶら下がっていた。
(今頃、妻は目を覚ました頃だろうか……)
 そう思いながら、ぶら下がったまま陵辱されている谷ナオミを見ていた。
「あぁぁぁぁぁ、もう堪忍して」と喘ぐ谷ナオミの下手なセリフが館内に響くと、ふと、あの地獄絵図のような状態の中で意識を取り戻した妻の心境を想像し、再び激しい後悔の念に襲われた。
 あのとき、中出しされる妻の意識がなかった事がせめてもの救いだと思った。
 もしあの時、妻が目を覚ましていたら、生で犯され、中出しされようとしていた妻は、きっと、「あなた助けて!」と叫んだに違いなかった。
 そうなれば、私と彼女が夫婦だという事が二人にバレてしまっていただろう。
 しかも、夫婦である事が発覚したからといって、あの二人がその行為を中断するとは思えなかった。
 恐らく、私はその場で信吾君に押さえ付けられ、そして牧田さんが、私が見ている目の前で、泣き叫ぶ妻に中出しをしたに違いない。
 そう考えると、そんな悲惨な目に遭わずして、何も知らずに眠っていた妻は幸せだったかも知れないと思った。

 が、しかし、今は、恐らく妻は意識を取り戻しているはずだ。
 私はこうしてホテルを逃げ出し、この暗闇の中に現実逃避する事ができたが、しかし、あのホテルに取り残された妻は、今まさに地獄の真っただ中なのだ。

 館内に響き渡る谷ナオミの悲鳴が、妻の泣き叫ぶ声に聞こえた。
 あなた助けて、という妻の悲鳴が暗闇の中から聞こえた気がし、凄まじい寒気が背筋を通り過ぎて行った。
 私は、何という卑劣な事をしてしまったんだろうと拳を握りしめた。
 一人地獄に置き去りにされた妻が切なくて堪らなくなり、うぅぅぅ、っと胸を締め付けられながら前の座席の背もたれをおもいきり殴った。
(妻を助け出さなければ!)
 そう思った瞬間、私は勢い良く椅子から飛び起きた。
 床に散らばるポテトチップスをガリガリと踏み潰しながら暗い通路を抜け、暗幕の裏から私の手を引くポンメを振り払い、そのまま映画館を飛び出したのだった。

 汗だくになりながらホテルのロビーに飛び込むと、フロントで係のおばさんに呼び止められた。
 私は、おばさんに一万円を握らせた。そして、さっきまでこのホテルにいた者だけど、急用ができたからもう一度ツレがいる部屋に戻りたい旨を必死に告げた。
 おばさんはジロリと私を睨みながらも、黙って一万円札をエプロンのポケットに押し込んだ。そして、素知らぬ顔をしながら四〇二号室の合鍵をソッと渡してくれた。どうやらおばさんは、一時間ほど前にホテルを出て行った私の顔を覚えていたらしい。

 静まり返った廊下を進み、四〇二号室の前で足を止めた。
 息を殺したまま扉に耳を押し当ててみた。しかし、廊下のエアコンの振動が扉に伝わり、ゴーっという音だけしか聞こえて来なかった。
 私は扉の前に立ちすくんだまま、このまま部屋に突入しようか、それともこっそり忍び込んで様子を窺おうか悩んでいた。
 しかし、例え強行に突入した所で敵う相手ではないと思った私は、こっそり忍び込む方法を選んだのだった。

 息を殺しながら鍵穴に鍵を押し込んだ。恐る恐るドアノブを回すと、ひと昔前に流行った『スターどっきりマル秘報告』の寝起きレポートを思い出した。
 開かれたドアの向こうから煙草臭い空気が貪よりと溢れ、同時にケラケラと笑う信吾君の笑い声が聞こえて来た。
 その下品な笑い声を耳にした瞬間、妻が、あの谷ナオミのように残酷に嬲られている光景が頭に浮かび、ドアをゆっくりと閉めていた私はおもわず泣き出しそうになった。

 足を忍ばせながら和室へと向かった。
 襖の前にソッと身を潜めると、隣りの洋室から二人の話し声がボソボソと聞こえてきた。
 その様子からすると、どうやら妻はまだ目を覚ましていないようだった。
 そこに妻の気配はなく、二人は、明日のパチンコの話しなどをのんびりとしているのだ。

 もしかしたら、既に妻は解放されているのかも知れなかった。
 そう思うと、今まで胸に溜っていた沸々とした物が一気に治まり、妙な安堵感に包まれた私は、そのまま洋室へと入ろうとした。
 が、しかし、安堵したのも束の間だった。襖を開けようとした瞬間、奥から、「おおぉ……そこ、もっと舌動かして……」という牧田さんの声が聞こえ、私を一瞬にして凍りつかせた。

(嘘だろ……嘘だよな……)

 私は愕然としながら自分に何度も問い質した。しかし、よく耳を澄ましてみれば、襖の向こうからは、ギシギシとベッドが軋む音や、ぴちゃぴちゃと何かを舐める卑猥な音が聞こえて来たのである。
 私はカラカラに乾いた喉に粘着力のある唾液を押し込むと、襖と襖の間で微かに開いていた隙間に恐る恐る顔を近づけ、隣りを覗き込んだ。
 三匹の獣が裸で蠢いていた。
 犬のように四つん這いになった妻が、ごろりと寝転がる牧田さんの股間に顔を埋めていた。そして、妻の高く突き上げられた尻を信吾君が両手で支え、その中心に向けてコキコキと腰を動かしていた。
 ベッドの真正面に置いてあるテレビでは、元プロレスの実況アナウンサーだった男が、なぜこの時期に北朝鮮はミサイルを発射しなければならなかったのか、と、難しい顔をしながら話していた。
 そんなテレビをぼんやりと見ている牧田さんは、妻の乱れた髪を優しく掻き分けては、「また、潮を噴かせてやっから、早く立たせろよ」などと妻に語りかけていた。

 私はリズミカルに動く信吾君の腰の動きを見ながら、これは明らかに合意の上での乱交だと愕然とした。
 妻は私がいないのをいい事に、この淫らな三人プレイを密かに楽しんでいたのだ。妻は、私がこの場にいない事で恐怖の悲鳴をあげていたのではなく、なんと、喜びの喘ぎ声をあげていたのだ。
 襖の隙間から、ハァハァと喘ぎながら牧田さんの巨大なペニスを舐めまくる妻を見ていると、それまで燻っていた私の嫉妬が激しく燃え滾った。
 そして、そんな嫉妬と同時に、妻に対する不信感がメラメラと沸き上がり、いっその事、この場で妻を刺し殺してやりたいと思うほどの衝動に駆られた。

「うわあ……凄いね奥さん、可愛いオマンコからいやらしい汁が次々に溢れて来るよ」

 そう笑いながら信吾君が腰の動きを速めると、確かにその結合部分からは、まるで大型犬がミルクを飲んでいる時のような、ぴちゃぴちゃとした下品な音が聞こえて来た。

「なんだよ、また勝手に潮噴いちゃったのかよ……俺が回復するまで待てって言ってるのによぅ、ホント、どうしょうもないスケベ女だなオマエは……」

 牧田さんがそう妻を貶しながら、妻の頭をパンっと叩いた。
 住所不定の無職男の汚れたペニスにしゃぶりつきながら、頭を叩かれ、オマエ呼ばわりされている妻。
 そんな妻を見ていると、不意に子供達の顔が浮かんだ。まだ幼い娘が、「ママぁ」と呼んでいる声さえも聞こえて来た。

(……もうやめてくれ……)

 私は目を塞ぎ、耳を塞いだ。
 こうなったのは全て自分が悪いんだとわかっていながらも、それでも牧田達を恨み、妻に殺意を覚え、そして泣き崩れた。

 しばらくの間、畳に伏せたまま、声を押し殺して泣いていた。
 この地獄が一刻も早く終わってくれる事をひたすら待っていた。
 しかし、今のこの地獄が終わったとしても、あの妻の乱れた姿とこの喘ぎ声は、きっと一生私の頭から消え去る事はないだろう。
 これからの私は、妻への猜疑心をひたすら募らせながら生きて行かねばならないのだ。
 取り返しのつかない失敗をしてしまったと、激しい後悔の念に駆られながら、再びゆっくりと顔を上げると、襖の隙間から、妻が牧田さんのペニスをヌポッと口から吐き出すのが見えた。
 妻の唾液でギトギトに輝く巨大なペニスが、太い血管を獰猛に浮かび上がらせながら天井に向かって反り起っていた。
 そんなペニスを右手に握り締めた妻が、それをくちゃくちゃと上下にしごきながらゆっくりと牧田さんの顔を見上げた。

「あん……あん……イきそう……」

 妻は、細い眉を八の字に下げながら切なく囁いた。
 その瞬間、背後にいた信吾君が「おら、おら、イけ」と乱暴に吐き捨てながら激しく腰を振り始め、妻の尻肉をパンパンパンっと鳴らした。
 あああああああああ、と叫びながら、顔をベッドに伏せようとした妻のその顔を、牧田さんは素早く両手で捕まえた。
 ハアハアと荒い息を吐く半開きの妻の唇の中に、牧田さんは真っ赤な舌を強引に押し込みながら、妻の口内で舌をベロベロと回転させた。
 そんな牧田さんの、虫歯だらけの不潔な口の中に、妻が叫んだ。

「いくぅ!」

 四つん這いの妻は、太ももをヒクヒクと痙攣させながら腰を激しくエビ反った。
 絶叫に近い悲痛な叫び声をあげながら自ら尻を振り、そして目の前に聳え立っていた牧田さんのペニスにしゃぶりついた。
 後と前に肉棒を銜え込みながら激しく乱れる妻のその顔は、恍惚と輝いていたのだった。

 そんな妻の姿を見るのは初めてだった。
 実は私は、ペニスで妻をイカせた事が一度も無かった。妻とのセックスの時には、いつもピンクローターを使ってイカせていたのだ。
 だから私は、生の肉棒だけで絶頂に達する妻を見るのは生まれて初めてだった。
 そんなシーンは、私の脳に激しいショックを与えた。
 妻が他人に犯されたという事よりも、妻が他人に中出しされたという事よりも、妻が他人にイカされた事の方が、遥かに大きなショックだった。

 しばらくすると、妻の尻肉にパンパンと腰を打ち付けていた信吾君が、「あ、あ、出る、出ちゃう」と情けない声をあげた。
 牧田さんのペニスをジュブジュブとしゃぶっていた妻は、まるで水泳の息継ぎをするかのように、何度も顔を横に向けながら、「ああああん、中で出して! いっぱい出して!」と、泳ぐイルカのように腰を振った。
 信吾君は、そんな妻の尻肉を激しく鷲掴みしながら、「おおお、出すぞ、中で出しちゃうぞ」と唸ると、いきなり天井を見上げながら、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁと高い声をあげた。
 妻は、信吾君の精液をドクドクと注入されながらも、今度は牧田さんに向かって、「次はコレを入れて……お願い、この大きなペニスでもう一度イカせて……」と切なく囁いたのだった。

 妻は狂っていた。まさに獣と化していた。
 色情狂、変態、淫乱。そんな言葉が頭に浮かび、それがそのまま今の妻に当てはまっていた。
 これが長年連れ添った妻の本性だったのかと思いながらクラクラと目眩を感じていた私だったが、しかし気が付くと、そんな悲惨な光景を目にしながら、私は自分のペニスをシゴいていた。
 牧田さんが、入れてと囁く妻の顔を覗き込みながらケケケケケケケケっと下品に笑い出した。
 すると信吾君が、妻の尻肉にペシペシと激しく平手打ちしながら「どうしょうもねぇ変態女だなこいつは」と笑い出し、妻の尻からヌポッとペニスを抜き取った。
 ビンっと飛び出した信吾君のペニスの先から、真っ白な精液がニトーっと垂れ落ちた。
 パックリと口を開いたままの妻の穴からも、今まで散々放出されていたと思われる精液の残骸が、まるでところてんが押し出されるかのようにドロドロと溢れ出した。
 牧田さんは、うつ伏せになっていた妻の身体を、乱暴にごろりと仰向けにした。
 汗ばんだ乳がタプンッと波を打った。大量の精液にまみれた陰毛は、まるでモズクのようだった。
 妻は自ら股を開いて牧田さんを迎え入れた。
 妻の体に重なった牧田さんの背中で、薄ピンクのマニキュアをした妻の指が蠢いていた。
 妻の両脚を抱え込みながらガンガンと腰を振り始めた牧田さんの隣りで、信吾君が携帯を弄っていた。

「こいつは、今日から俺達の肉便器にしようぜ」

 牧田さんが、腰を振りながら信吾君にそう言うと、信吾君は「そうしましょう」とニヤニヤと笑いながら、二人の結合シーンを携帯でカシャカシャと撮影し始めた。

(あの写真がネットに出回ったら子供達はどうなるんだろう……)

 そんな事をぼんやりと考えながら、私はゆっくりと服を脱ぎ始めた。
 全裸になると、彼らのペニスには足下にも及ばないほどの貧弱な突起物が、まるで網で掬われたメダカのようにピンピンと跳ねていた。
 そこに溢れる大量の我慢汁を潤滑油にしながら、その小さな突起物をシコシコとシゴいた。愛する妻が、他人の巨大肉棒で感じている姿を覗き見しながら、哀れに自分を汚した。

「旦那のチンポと、俺のチンポとどっちがいい?」

 正常位で腰を振る牧田さんが、妻の顔を見下ろしながら残酷な質問をした。
 ふん、ふん、と鼻を鳴らしながら感じていた妻は、牧田さんの毛深い尻に両手を回しながら、「もっと早く」とねだった。

「答えろよ。答えねぇと、動かしてやらねぇぞ」

 牧田さんがピタリと腰を止めると、妻は自ら腰を振りながら「こっち」と答えた。
 金槌で後頭部をコンっと叩かれたような衝撃が私を襲った。どう考えても私のペニスよりも牧田さんのペニスの方がいいにきまっているが、しかし、改めてそう言われると、そのショックは大きかった。

 素直に答えた妻に、御褒美だ、と言いながら牧田さんが激しく腰を振り始めた。
 妻は再び獣と化し、牧田さんの尻肉に爪を立てながら狂ったように叫び出した。

「今度から、俺達が呼び出したら、ちゃんと出て来るんだぞ、いいな?」

 牧田さんは喘ぐ妻の顔を覗き込みながら聞いた
 妻は、あん、あん、と声を上げながらも、コクンっと頷いた。

「これからは、俺達がお前をたっぷりと調教してやるからよ、ひひひひひひ、お前を最上級の公衆便女にしてやるからよ、わかったな」

 牧田さんの言葉に、妻が悶えながら「はい」と返事をすると、それを合図に、牧田さんの腰が狂ったように動き出した。
 妻が絶叫した。何でもします! 何でもしますからもっと! もっと! と叫びながら、妻は牧田さんの背中にしがみつき、更にペニスを深く入れようと、自分で腰を突き上げていた。
 そして、自ら牧田さんのその不潔な口の中に舌を押し込み、ベチョベチョと下品に舌を絡ませると、まるで絞め殺される寸前の鶏のような奇声を発しながら、「いくぅ! いくぅぅぅぅぅ!」と叫んだのだった。

 その瞬間、私の中で沸々と唸りをあげていた何かが一気に爆発した。
 私は慌てて立ち上がると、いきなり襖を乱暴に開けた。
 襖の尻が柱に当たりカタン! と大きな音を立てると、同時に、三人が一斉に私に振り向いた。

「あっ」と牧田さんが驚いた。
「あれ?」と信吾君が目を丸くさせた。
 そんな牧田さんを、私は急いで妻から引き離した。
 そして、絶頂に達している最中の妻にむしゃぶりついたのだった。

 牧田さんと信吾君が呆然と見つめる中、私は絶頂に悶える妻の穴の中で小さな突起物をピストンさせた。
 イッている最中の妻は、気が狂ったかのように私にしがみつき、私の耳を前歯で噛みながら、もっと、もっと、と繰り返し叫んだ。

 こんな経験は生まれて初めてだった。
 肉棒で妻をイカせた事のなかった私は、この初めての経験に感動を覚えると共に、凄まじい快楽を得た。
 全身を引き攣らせる妻を見下ろしながら、私はみんなの精液が溜る妻の穴の中に射精した。
 私が腰を振りながら射精の快楽に顔を歪めていると、ふと牧田さんが妻の耳元に何かを囁いた。
 牧田さんが妻に何を囁いたのかは聞き取れなかったが、妻は悶えながらコクンっと頷いた。
 そんな二人に嫌な予感を覚えながらも、私は最後の精液を妻の穴の中に振り絞ったのだった。

(六話に続く)

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