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寝取られし者6

2013/05/30 Thu 15:36

寝取られし者2




 身も凍るような寒い冬だった。
 私は、ポルノ映画館の隣りにある古びた定食屋で素うどんを啜りながら、シミだらけの週刊誌を読んでいた。
 火事で焼死したとされる二人の子供は実は育児ノイローゼの母親が殺して火を付けたものだった、という、ショッキングな記事を読み終えた私は、やり場のない溜め息をひとつ洩らすと、丼に残っていた汁を一気に飲み干しながら週刊誌をパタンっと閉じた。
 テレビから『キューピー三分クッキング』のメロディーが聞こえて来た。
 それを合図にゆっくりと席を立った私は、厨房の奥でずっと夫婦喧嘩していた老夫婦に百二十円をパチンっと示すと、そのまま二軒隣りのパチンコ店へと向かったのだった。

 いつものパチンコ店には、いつもの顔ぶれが、しかめっ面を並べながら台を睨んでいた。
 タバコ屋の婆さんが「これだけ回しても掛からないのは詐欺だよ」と悪態をつきながら台をガタガタと叩き、四万円注ぎ込んでいる三段腹のオカマは「この店、もっとエアコン効かないの、寒くてしょうがないわよ」とパンチパーマの店員に八つ当たりし、そして、駅裏の公園でたこ焼きを売っている年老いたテキ屋は、床に転がっている玉をひとつひとつ拾い集めながら出鱈目な浪曲を唸っていた。

 そんな中、いつも一人勝ちしている信吾君だけが、銀色に輝く千両箱を足台にしながら満足そうに煙草を吹かしていた。
 しかし、そんな常連たちの中に、牧田さんの姿はなかった。

 牧田さんがこの町から消えてかれこれ半年が過ぎようとしていた。
 牧田さんがふらっといなくなったのは、あのホテルでの出来事があってから一ヶ月後の事だった。

 奇しくも、妻が失踪してから今日で五ヶ月目が過ぎようとしていた。
 妻は書き置きひとつ残さないまま、二人の子供を置いて突然姿を消した。
 前日までは全く普通だった。失踪するような素振りは微塵もなかった。
 いつものように夕食を作り、子供達を寝かしつけ、そして、私のベッドで淫らに股を開いていた。
 しかし、朝、目を覚ましてみると妻の姿は消えていた。キッチンは綺麗に整頓され、クローゼットはもぬけの殻だった。
 それは、あのホテルでの出来事があってから、わずか二週間後の、ちょうど牧田さんがいなくなる一週間前の事だった。

 牧田さんがこの町を出て行ったのと、妻が失踪したのが偶然ではない事くらいわかっていた。
 実は私は、二人が、あのホテルでの出来事の後、私に隠れてこっそり会っていた事を知っていたのだ。

 あのホテルでの出来事があってから、牧田さんは人が変わってしまった。
 私や信吾君に対して妙によそよそしくなり、特に私に対しては目すら合わせようとせず、私をおもむろに避けているようだった。
 いつもなら、パチンコが終わった後は、必ず私を飲みに誘ったのに、あの出来事があってからは、私を一度も誘わなくなった。
 あれだけ毎日パチンコ店に入り浸っていた牧田さんなのに、あの出来事があってからというもの、パチンコ店に顔を出さない日がちょくちょくあったのだ。

 そんな日は、決まって妻の下着が怪しかった。
 妻と牧田さんの関係が怪しいと思いはじめてからの私は、牧田さんがパチンコ店に来なかった日は、必ず深夜に脱衣場に忍び込み、妻の下着を洗濯機の中から摘み出してはこっそり確認していた。
 牧田さんがパチンコ店に来なかった日の妻は、必ずといっていいほどTバックを履いていた。そしてその細いクロッチには、いつもカピカピに乾いた白濁の液体が大量に染み込んでいた。
 それは、明らかに牧田さんに中出しされた証拠だった。牧田さんの残液が膣から滲み出し、それがクロッチに染み込んでカピカピに乾いていたのだ。
 それを見る度、私は気が狂いそうになるほどの嫉妬に駆られ、深夜の脱衣場の冷たい床に崩れ落ちた。
 しかし、そんな残酷な現実をまざまざと見せつけられながらも、それでも私はその乾いたシミを舐めずにはいられなかった。
 牧田さんの残液と思われる白いシミを舌先でチロチロと舐めながら、それを体内に注入された時の妻の恍惚とした表情を思い浮かべた。
 白いシミに亀頭を擦り付け、Tバックの細いクロッチをペニスに絡み付け、狂猿のようにペニスをシゴキながら、その汚れたクロッチを更に私の液体で汚していたのだった。

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 妻に逃げられてからというもの、私の毎日は酷く荒んでいた。
 子供達を親戚の家に預けた私は、一人きりの淋しい家で残酷な妄想に犯されていた。
 何をしていても妻の面影が私に付きまとい、ふとした事で妻の顔や身体、そして笑い声や体臭をリアルに思い出した。
 そして最後は、いつも牧田さんと妻の変態セックスのシーンが浮かび上がり、そこからあらゆる妄想に襲われては、まるで精神異常者のようになっていた。

 そんな私は、常に激しい嫉妬と怒りに駆られ、それと同時に異常な性欲に襲われていた。
 私は異常性欲を解消させる為に、ネットにアップされている寝取られ系動画や輪姦系動画を見まくった。
 動画の中で陵辱されている女と妻とを重ね合わせながら、今頃は妻も牧田さんにこんなふうに嬲られているのかと想像し、誰もいないリビングのフローリングの上に大量の精液を飛ばした。

 しかし、そんな異常性欲は、しばらくするとオナニーでは解消できなくなった。
 女の柔らかい肌に飢えていた私は、自宅にデリヘルを呼ぶ事にした。
 妻が残して行ったスーツやワンピースをデリヘル嬢に着させ、キッチンやリビング、妻のベッドや妻が毎日使っていた鏡台といった、妻の思い出が強く残っている場所で、妻に変装させたデリヘル嬢にペニスを舐めさせた。
 その際、私はデリヘル嬢に牧田と名乗っていた。

 しかし、デリヘル嬢が作り笑いを浮かべながら、「牧田さん、気持ちいい?」などとペニスをしゃぶっていても、いまいち燃え上がらなかった。
 ある時私は、現役の人妻だという三十五才のデリヘル嬢に妻の服を着させ、いつものようにキッチンへと連れて行くと、そこでいきなり床に押し倒した。
「本番はダメよ!」と暴れる女をしたたか殴り、女が着ていた妻のワンピースをびりびりに引き裂いては、そのまま強姦した。
 女は無惨に犯されながらも、拳で頬を殴られる度に「牧田さんやめて!」と泣き叫んだ。
 そんな女の悲痛な叫びと、食器棚に飛び散る鼻血が、私の妻に対する怒りを少しばかり治めてくれた。
 しかし私の狂った性欲はそれでは治まらなかった。
 更にその妄想を現実に近づけようと、私は女のバッグの中から携帯を取り出し、電話帳の中から女の自宅の電話番号を探し出しては、女の自宅に電話を掛けた。
 女は血まみれになりながら「やめて!」と携帯を奪おうとした。
 そんな女を床に叩き付け、更に数発殴った。ぐったりと横たわる女の股に腰を振りながら呼び出し音を聞いていると、小学生くらいの女の子が「もしもし」と電話に出た。
 私は女を犯しながら、「お父さんに代わってくれる」と言った。それを見ていた女は、声を押し殺しながら泣きじゃくっている。
 しばらくすると、この女の旦那らしき中年の男が、「もしもし」っと出た。
 私は「牧田と申します」と告げた。
 旦那は「失礼ですが、どちらの牧田さんでしょうか?」と聞いて来た。
 私はそんな旦那の声を聞きながら腰を激しく振り始めると、わざとパンパンッという肌音を響かせながら、「実はね、今、お宅の奥さんとセックスしているんですよ」と笑ってやった。
 旦那は何も言わないまま沈黙していた。どうやらこの旦那は、妻がデリヘルで働いている事を知らないらしい。

 私は携帯を女に向けながら数発殴り、前歯がへし折れてしまった女に向かって「旦那さんに謝りなさい」と言った。
 女はガクガクと震えるだけで、旦那に謝ろうとしなかった。だから私は、食器棚に立て掛けてあった息子のアンパンマンの箸を、女の肛門に突き刺してやった。
 ぎゃゃゃゃゃゃゃゃゃっと女が叫ぶと、携帯からは「やめてくれ!」と焦った旦那の声が聞こえてきた。

「いやいや旦那さん、こんなふしだらな妻はね、徹底的にお仕置きしてやった方がいいんですよ。そのほうがね、旦那さんの為にも、娘さんの為にもなるんですよ」

 私は携帯を肩に挟みながらそう言うと、肛門から血を溢れ出す女の股間に更に腰を振りながら、「ほら、早く旦那さんに謝るんだ」と女の髪を鷲掴みにした。
 女はヒクヒクと喉を鳴らしながらも、携帯に向かって「あなた! ごめんなさい!」と叫んだ。
 携帯から、半狂乱の旦那が「美佐子! 美佐子! 今どこにいるんだ! 美佐子!」と叫ぶ声が聞こえて来た。
 私は、そう叫ぶ旦那の今の心境が痛いほどわかった。わかっているからこそ、私は旦那のその叫びに激しく悶えた。
 そんな旦那の悲痛な叫びと、女の啜り泣きを聞きながら、私は女の膣の中に大量の精液を吐き出し、凄まじい快楽の渦に巻き込まれたのだった。

 その数日後、私はデリヘルの用心棒をしているという暴力団の男にいきなり呼び出され、慰謝料だといって四十万円を取られた。
 その金は私の退職金だった。妻の失踪から三ヶ月後、私は長年勤めた会社を辞め、五十万円の退職金を貰っていたのだ。
 そんななけなしの金を叩いても、私は全然後悔していなかった。
 あれほどの快楽を得られるのなら、もう一度、四十万を払ってでもプレイさせて欲しいくらいだと思っていた。

 しかし、金はもう残っていなかった。
 ローンが払えなくなった自宅も銀行に差し押さえられ、来月には出て行かなければならなかった。

 千両箱を四箱も積み上げた信吾君が、パチンコをする金も無く、ただブラブラとホールを歩いている私を見て、「今夜、一杯奢るよ」と言ってくれた。
 私は、そんな信吾君に気怠く微笑みながら「ありがとう」と告げ、そのまま一人でパチンコ店を出た。

 既に辺りは暗くなっており、路地には卑猥なネオンがちらほらと点き始めていた。
 薄汚い路地には、相も変わらず薄汚い者達が蠢き、まるで汚物が詰まった下水道のようだった。
『花びら三回転』と書かれたピンサロの角を曲がり、スプレーの落書きだらけの駐輪場の細い路地を歩いていると、ふいに自転車の影から現れた女に声を掛けられた。
 ゼブラ柄のミニスカートを履いたその女は、この界隈でも有名な淫売婦だった。千円払えばなんでもやらせてくれるという異常者らしく、以前、牧田さんはこの女に千円を払い、女の尻肉をカッターナイフで切らせてもらった事があると自慢していた。

 そんな女は、私の腕を強引に引っ張りながら、私を駐輪場の奥へと引きずり込んだ。
 小さな公衆トイレの前で足を止めた女は、町金融の看板がぶら下がる金網フェンスに凭れながら、「遊ぼうよ」と上目遣いで私を見た。

 真っ黒なアイラインを引いた女の大きな目が、駐輪場の街灯でキラキラと光っていた。
 よく見るとなかなかイイ女だった。歳も若く、スタイルも悪くない。特に、その女の全身から滲み出る、まるで道端に捨てられた使用済みコンドームのような卑猥な雰囲気は、変態性欲者の私の心を激しく昂らせた。
 公衆トイレのすぐ真裏を電車が通過して行った。激しい轟音がドタンドタンっと駐輪場に響き、走り去って行く電車の車内灯が、まるでフラッシュライトのようにチカチカと反射した。

「金が無いんだ」

 電車の排気ガスに包まれながら私がそう呟くと、女は表情を変えないまま「いくらあるの」と聞いて来た。
 私は黙ったままポケットの中に手を突っ込み、中のモノを全て取り出した。
 女の目の前に開いた私の掌の上には、糸くずと四百二十円と数個のパチンコの玉が転がっていた。
 女はニヤリと怪しく微笑みながら、汗ばんだ私の掌の上のモノを全て鷲掴みにした。そして「こっち」と言いながらそのまま公衆トイレへと向かって歩き出したのだった。

 女は、迷う事無く男子トイレに入って行った。
 入ったすぐの洗面所には、焼酎の匂いをプンプンさせた吐瀉物が、まるでバケツをひっくり返したかのように散乱していた。
 女は、床に転がるウィンナーらしきものをひょいっと避けながら奥の個室の前まで行くと、そこにスッとしゃがみ込んでは、私を見ながら「早く」と笑った。
 恐る恐る吐瀉物を避けながら進む私から、しゃがんでいる女のミニスカートの中が丸見えだった。
 女はパンティーを履いていないらしく、しゃがんだ白い太ももの奥に、黒々とした陰毛がモサモサと蠢いているのが見えた。

「お金、それだけで、本当にいいのか?……」

 そう言いながらしゃがんだ女の前で足を止めると、女は私のズボンのベルトをカチャカチャと外しながら、「いいよ」と素っ気なく言った。

 蜘蛛の巣だらけの蛍光灯に照らされた私のペニスは、既にはち切れんばかりに勃起していた。
 ペニスを指でしごき始めた女を見下ろしながら、私は「小さいだろ」と聞いた。
 女は仮性包茎の皮をペリペリと捲りながら、「小さいし、臭い」とポツリと呟いた。

 そんな私の汚れたペニスを、女はまるでアロアナが金魚を飲み込むようにツルリと口の中に吸い込んだ。
 真っ赤な下品な唇を、ぷちゅくちゅ、ぷちゅくちゅ、と鳴らしながら私の睾丸さえも飲み込んでしまった。

 ゾクゾクとする快感が太ももから脳へと走って行った。
 異常女は、どこの誰だか知らない男の、今出会ったばかりの男のペニスを、臭く汚い公衆トイレで美味しそうにしゃぶっていた。
 しかも四百五十円だった。恥垢にまみれた臭いペニスをしゃぶったところで、たったの四百五十円しか手に入らないのである。

(本物の色情魔だ……)

 そう背筋を震わせながら女を見下ろしていると、ふと、奥の個室に人影が潜んでいる事に気付いた。
 ギョッとする私に、女は「大丈夫。ウチの旦那やし」と、突然、関西訛りでそう言った。
 女がそう言ったと同時に、奥の個室の影から男がソッと顔を覗かせた。
 真っ赤に充血した目が、他人の肉棒をしゃぶる妻をジッと睨んでいた。
 私は、男のその目に激しい嫉妬が宿っているのを感じながら、音を立ててペニスをしゃぶりまくる女に「旦那に用心棒をさせてるのか?」と聞いてみた。

「違う。あいつが勝手に付いてくんのや。あいつは変態なんや。自分の女房が犯されるとこを見て興奮する変態や」

 女はそう笑いながらゆっくりと立ち上がると、個室の影から覗いている旦那を睨みながら、茶色く変色した小便器にペッと唾を吐き、そのまま小便器が並ぶ壁に両手を付いた。

「早よ入れて……」

 女は甘えた声でそう呟きながら、ゼブラ柄のミニスカートをペロリと捲った。
 丸い尻が天井に向かってツンっと突き出された。その白い尻肉の右側には、牧田さんがカッターナイフで切ったと思われる傷が、スッと一本走っていた。

「生で入れてもいいのか……」

 私は、個室の陰に潜む旦那に向かって聞いた。
 女は「ゴムなんて使うた事あらへんわ」とケラケラと笑いながら、二本の指で濡れたワレメをくにゃりと開いた。
 しかし私はもう一度旦那に聞いた。

「本当に生で入れてもいいんだな……」

 旦那は、何か言いたそうに唇を震わせながらも、黙ったまま私をジッと見つめていた。

「じゃあ入れるぞ……」

 私は旦那にそう告げると、女の尻肉を両手で押え、その卑猥に割れた穴の中にペニスをヌルリと滑り込ませた。
 女は、ああああっ、と声を上げながらも自分で腰を振り始めた。
 そして水滴のついた小便器の水洗スイッチを握り締めながら、「中でイッてもええんよ、中に出してもかまへんよ」と、フンフンと鼻を鳴らしながら腰を振りまくった。

 私はユルユルのおまんこに小さなペニスをピストンさせながら、ソッと旦那に振り返った。
 個室のドアがカタカタと揺れていた。旦那は、私達の結合シーンを覗き込むように前屈みになりながら、ペニスをシコシコとシゴいていた。

 そんな旦那の姿を目にした瞬間、なぜか涙が溢れて来た。
 涙で潤んだ目に映るこの異常女が、妻に思えてきた。そして、妻が他人に犯されるのを見ながらオナニーしている男が自分に思え、とたんにやりきれない悲しみに襲われた。

 が、しかし、今の自分は牧田さんだと思った瞬間、強烈な興奮に包まれた。
 私は、ペニスが結合された女の尻肉をおもいきり開くと、個室の陰に隠れている旦那に向かって言った。

「近くで見ろ、もっと近くに来て、自分の妻が他人に犯されるのを見るんだ」

 私はそう言いながら激しく腰を振った。
 
 股間を覗き込む旦那の荒い鼻息が、私の太ももを通り過ぎて行った。
 旦那はピストンされる結合部分を見つめながら、「やめてくれ……」と情けなく呟いた。

 今までにない快感が私の全身を襲った。
 それは、今まで寝取られ者だった私が、寝取り者へと転向した瞬間だった。
 
 私は不敵に微笑んだ。
 まるで野良犬のように腰を振りながら笑った。
 そして旦那に見られながら、他人の妻の穴の中に精液を飛ばした私は、ふと(そうだ、京都に行こう)と一昔前のキャッチコピーを心で呟いた。
 それは、私の新たなる快楽の扉が開いた瞬間だった。

(寝取られし者・完)



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