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しゃぼん玉・前編

2009/09/04 Fri 20:38

               1

この家出娘を拾ったのは、ある夏の暑い深夜、いつものように立ち寄ったコンビニで何気なくそうなった。

その夜は、なんとも蒸し暑い夜で、クーラーの無い私のアパートはまさにサウナ風呂のように蒸し蒸しとしていた。

私は貧乏だった。
派遣会社からも予告無くいきなり解雇され、手持ち残金780円。
これが40歳独身の私の全財産だった。


そんな私は熱帯夜には必ず近くのコンビニへ涼みに行っていた。
朝は図書館、昼はデパート、夜はゲームセンターで深夜になるとコンビニエンスストアー。
これが私の真夏の涼みコースだ。

コンビニはいい。
アルバイトのバカ兄ちゃんはやる気がないから、デパートのように社員から追い出される事も無い。
又、近所のコンビニはバカヤンキーなどが屯している事も少なく、ゲームセンターに比べるとかなり治安がいいときている。
クーラーの効いた店内で立ち読みをしながら弁当の賞味期限が切れるのを待ち、時計の針が賞味期限切れを示した瞬間にバイトの兄ちゃんからタダでソレを受け取る。
私にとって深夜のコンビニとはまさに楽園であった。

そんな私は、あの夜、いつものコンビニでショッキングなシーンを目撃してしまった。

そう、それは万引きである。

それまで私の隣りで雑誌「non-no」をパラパラと立ち読みしていた女の子が、いきなり雑誌コーナーの隅、いわゆる「成人雑誌コーナー」へと移動したもんだから私は「わっ!もしかして痴女?」などと興奮しながら、私はショーウィンドウに映っているその女の子をこっそりチラ見していた。

すると彼女、なにやらガサゴソと紙袋の中に物を詰め始めたのだ。
すぐ真横に私が立っているというのに・・・・

私は少しムカッと来た。
ホームレス同然の生活を虐げられては毎日毎日空腹に悶え苦しんでいる私でさえ、人様の物を盗むなどという悪事を働かないのに、こんなに小綺麗な服を着た裕福そうな若者が泥棒を働くなど言語道断。
こんなケシカラン娘にはここはひとつ大人としてガツン!と言ってやるべきだと、私は小さな咳払いをした後、少女に振り返った。

「・・・・・・・・・・」

なんとこの娘さん。
メチャクチャに可愛いではないか・・・・・・

一瞬、そのアイドル歌手のような可愛らしさに戸惑っていた私。
少女はそんな私に「はっ!」と気付くとそのままピタリと動作を止め、二人はしばらくの間見つめ合っていた。

店内に響く有線からはナゼか「一本でもにんじん」が流れていた。

「・・・ごめん・・・なさい・・・」
最初に口を開いたのは少女の方からだった。

少女はなぜか私にそう謝ると、空気を変えようとでもしたのかいきなり大きな目をキラキラさせて「クスッ」と笑った。

私は私の顔に鼻糞でも付いているのかと心配になった。以前、私は路上でおばあさんに呼び止められ「耳の穴に何か刺さってるよ」と言われた事がある。慌てて耳に手を当ててみると、なんと耳の穴の中に綿棒が突き刺さったままだった。そんなマヌケな私だから、つい先程必死になってホジッていた鼻糞の残党が鼻の周りに付着していないとも限らない。

私は鼻の辺りをグズグズと拭きながら「何が・・・おかしいの?」と少女に尋ねてみた。

少女はまたクスッと笑いながら天井を指差し、「この歌、変」と笑ったのだった。

               2

いつものように午前3時まで粘った私は、賞味期限切れの弁当を手に入れるとコンビニを後にした。

今日の収穫は思ったより少ない。
バイトの兄ちゃん曰く、夕方に草野球チームの団体が弁当をまとめ買いしていった為、今夜は廃棄弁当が少ないという事だった。

それでも私は好物の「洋食弁当」を手に入れる事ができたからそれなりに満足で、早くアパートに帰って遅い夕飯をカッ喰らおうと颯爽とコンビニを後にしたわけだが・・・しかし、先程から気になる事がひとつだけある。

そう、例の万引き少女が私の後を付いて歩いて来るのだ。

私は深夜の路上で足を止め後に振り返った。

足を止めた少女が大きな目をクリクリさせながら私をジッと見ている。

「・・・なに?」

私がそう聞くと、少女は少し首を捻りながら私の顔を見て微笑んだ。

もしかして知能遅れか?

私はそう思いながらもう一度改めて少女を見回した。

幼さが残る大きな目。均等のとれた小さな体。ミニスカートからスラリと伸びる細い足。そしてなんといってもそのロリロリな顔からは想像できないプックリと膨れた大きな胸。

可愛い。はっきり言って物凄くカワイイ。

私は少女に見つめられドキドキしながらも「心配しなくていいよ。誰にも言わないから・・・」と小さく呟くと、少女はいきなり紙袋の中をガサゴソと漁りだし、「はい」と私に「あんころ餅」をひとパックくれた。

とりあえずその「あんころ餅」を受け取った私は、パックに入った6ヶのあんころ餅を見つめながら「どうして付いてくるの?」と聞いた。

「・・・・・」

無言の少女に、私がふと顔をあげてみると、少女は大きな目をウルウルと潤ましている。

「何かあったの?・・・・」

「・・・・・」

少女、大きな紙袋、万引き、深夜。
私の脳味噌でこのキーワードを検索すると「家出少女」が表示された。

「もしかして・・・行く所がないの?」
私は思いっきり優しい声で少女にそう尋ねると、少女は「コクン」と頷いた。

私は正直に言って物凄く興奮していた。
知能遅れの家出娘。しかもメチャクチャに可愛いと来ている。
彼女いない歴18年の自慰有段者な私にとって、それだけでも十分自慰のネタにできる。

私は恐る恐る少女に聞いてみた。
「ウチに・・・来る?」

少女は突然パッと顔を明るくさせ「うん」と返事をして微笑んだのだった。

               3

築30年の2階建て。六畳一間。トイレ、台所、風呂付き。

これが私の城だ。

この部屋に若い女が来たのは、かれこれ3、4年前になろうか、いきなり現れたキリストの宣教師が私に「キリストを信じないと地獄に堕ちますがなにか?」と尋ねて来た事があるが、その時、お供みたいに付いて来ていた女が24、5歳だった。その女は私が宣教師のおっさんに不気味な暗示を掛けられている間中、ニタニタとスケベな笑顔を振りまいていたが、そいつらが帰った直ぐに私は全裸になってその女が座っていた場所にペニスを擦り付けてやった事があるのだが、ま、若い女がこの部屋に入ったのはその時以来である。

少女は、学生時代から愛用しているビニールタンスと、粗大ゴミ置場から拾って来たカラーボックス、そしてもうすぐ使えなくなるブラウン管テレビと、夏なのに置いてある灯油ストーブの、それだけしかない私の殺風景な部屋に入るなり「うわぁ~」と大はしゃぎで部屋の隅にペタンと腰を下ろした。

「ねぇねぇテレビ、見てもイイ?」
紙袋から何やらガサゴソと取り出し始めた少女は、低級ネットカフェのパソコン画面よりも小さい画面のテレビを指差してニタニタと嬉しそうに笑った。

「あぁ、いいよ」
私がそう言うと、少女は紙袋から取り出した「ビオレ・メイク落とし」をポイッと畳の上に放り投げ、四つん這いになりながらテレビに向かう。

「うわぁ~なんかテレビって久しぶりぃ~」
そう言いながらブラウン管を覗き込み、嬉しそうに深夜の天気予報を眺める少女。

ふと見ると、床にペタリと腰を下ろす少女のミニスカートから白いパンティーが顔を出していた。

「あららら・・・明日は雨だってさ」
少女は私に尻を覗き込まれている事を知ってか知らずか、そう言いながらあっけらかんな顔をして私に振り向くと、おもむろに「うふっ」と笑った。

(雨だとなぜ笑うんだ?)
女慣れしていない私は、この少女の奇怪な行動が理解できない。

家出中に深夜のコンビニで万引きを働き、それを発見された素通りの客のアパートにノコノコと付いて来たと思えば、パンチラしながらテレビの天気予報を見ては「明日は雨だ」とクスクス笑う少女。

やはりこの少女は知能遅れか?

知能遅れならば、簡単にヤらせてくれるかも知れないぞ・・・・
いや待てよ、こんな夜中に見知らぬ男のアパートにノコノコ付いて来た女だ、これはもう暗黙の了解か?
そうだ、きっとそうだ、きっと今流行の出会い系サイトとかはこんな感じのノリで初めて会った相手とバコバコやってるんだ、うん・・・・・

出会い系サイトというものを一度もやった事が無かった私は、この少女の登場によりこれでやっと世間一般の仲間入りができたと少し嬉しくなった。

「ねぇ。そのお弁当・・・食べないの?」
もうテレビの天気予報に飽きたらしい少女は、再びメイク落としを手にすると、それをガシガシと振りながらジロッと私を見た。

「・・・食べる?」
「えっ!ホント!食べる食べる!」
少女は再びメイク落としをポイッと畳に投げ捨てると、畳をスリスリと言わせながら私の目の前にやって来た。

私は、2時間粘ってやっと手に入れた賞味期限切れの洋食弁当を少女に渡した。
少女は「うふっ」と嬉しそうにソレを受け取ると、また畳をスリスリと言わせながら元の場所に移動し、小さな手で弁当の蓋を開けた。

少女がパクパクと口の中に放り込む、ミニオムレツ、ミニハンバーグ、着色料バリバリのウィンナー。
それを恨めしそうに横目で眺めながら、私は少女から貰った「あんころ餅」の蓋を開けた。

いきなりプ~ンと来た。
あんころ餅のあんこはカサカサに乾き、重なり合っているソレは糸を引いている。
蓋の賞味期限を見ると5日も過ぎていた。

「このあんころ餅、どこで買ったの?」
一応、私は聞いてみた。
少女はチキンライスを口一杯に頬張りながら、「渋谷駅でおっちゃんに貰ったの」とモグモグ言った。
「いつ?」
「う~ん・・・2日ほど前かなぁ・・・」
少女はそう答えると、余程そのチキンライスが旨かったのか「うふっ」と御機嫌な笑顔を見せた。

私は、今から20時間ほど前に、近所のパン屋さんから貰った「パンの耳」を非常食として保管してあるイチゴジャムを少量塗って食べただけだ。
かなりの空腹だ。

しかし、大の大人が家出娘の弁当を奪い取るわけにもいかない。ましてやその弁当は賞味期限が切れた物をタダでコンビニから頂いてきたものではないか。
(武士は喰わぬど高楊枝・・・・)
私はそう心で呟きながら、少女の口の中にどんどんと消えて行く賞味期限切れの弁当を眺めていた。

そんな私の視線に気付いたのか、少女の箸がピタリと止まった。
「ん?」と思い私が少女の顔を見ると、いきなり目が合った。

「・・・食べる?」
少女は澄んだ瞳で私の汚れた目を見つめながらそう囁いた。
そして箸で一切れのウィンナーを摘まみ上げると、「はい!」とそれを私の口に向けた。

な、なんだ、この胸のトキメキは!
たかだかウィンナーの一切れでどうして私の胸はこんなにトキメクのだ良明よ!
いや、違う、これはウィンナーのせいじゃない!これは少女のその仕草に問題があるのだ!
その箸で摘んだウィンナー、それを私が「あーん」と口を開けて貰ってもいいのか!えっ良明よ!

私はドキドキしながらゆっくりと「あーん」と口を開けると、少女は弁当の蓋の上にウィンナーをポイッと転がし、「はい!」とソレを私の目前に置いた。

・ ・・・私は犬か・・・

               4

洋食弁当を全て平らげた少女は、両手を合わせて「ごちそうまいた」と可愛く言うと、弁当を散らかしっぱなしにしたまま再びメイク落としに手をやった。

私はそんな少女を眺めながら、灰皿からシケモクを拾い上げると、クシャクシャのソレを指で伸ばし始めた。

すると少女は突然紙袋の中をガサゴソとやり始め、「あいっ!」と言いながら私に向かってラークマイルドを放り投げたのだ。

「・・・どうしたのコレ・・・新品じゃん・・・」
私は足下に転がる新品の洋モクを手にすると、久しぶりに手にしたパリっとした新品の煙草の箱をポンポンと手の平に叩き付けながら聞いた。

「渋谷駅でおっちゃんにもらったの」
少女はそう言うと、やっとメイク落としの蓋をパキッと開いた。

「さっきから出てくる渋谷駅のおっちゃんって・・・誰?」
私には関係のない事だ、関係のない事だがしかし謎の「渋谷駅のおっちゃん」は非常に気になる。

「・・・駅で友達になったおっちゃんだよ・・・」
少女はそれだけ言うと、メイク落としをティッシュにたっぷりと含ませ、ソレで目の周りを拭き始めた。
そしておもむろに「あぁー気持ちイイ。2日ぶりにスッキリした」と言いながら、片方だけマスカラの取れた目を私に向けて「うふふふふっ」と嬉しそうに笑った。

2日ぶり・・・
2日間もあの化粧をしたままだったというのかこの娘(こ)は・・・・
という事は2日間風呂には入っていないと言う事だろうか・・・・

私はほんの少しだけ興奮した。
というのは、私はいわゆる「匂いフェチ」らしい。
らしい、というのは、それは自分が自覚しているというワケではなく、数ヶ月前に遊びに行ったピンクサロンのおばさんが私の事をそう呼んでいたからだ。
その時私は、ピンクサロンの狭いボックスの上でスケスケランジェリーのおばさんのパンティーの上から、おばさんのアソコを何度も何度もクンクンと嗅いでいたらしい。
らしい、というのはその時私はかなり酔っぱらっていたらしく、正直言ってプレイしていた時の事はほとんど覚えていなかったからだ。
プレイ後におばさんは私に「ポチ」というあだ名を付けてくれた。
私がしつこくおばさんのアソコやワキや足の裏などをクンクンと嗅いだから、そう命名されたのだ。

そんな私には、確かに「匂いフェチ」と呼ばれる嗜好は少なからずあるような気がする。

中学2年生の時、私の家族とそして親戚一同で熱海の海水浴場に旅行した事があったのだが、その夜、私は親戚の真希子姉ちゃん(当時18歳)の部屋へと侵入し、真希子姉ちゃんのボストンバッグの中から湿った水着を拝借した事がある。
とにかく海水が染み込んでしょっぱいだけの水着だったが、私は水着のアソコの部分をクンクンと嗅ぎ、そしてチューチューと吸いながらオナニーをした事があるのだ。

そんな匂いフェチの私には、2日間風呂に入っていない家出娘のパンティーがいったいどんな匂いを放ち、またどのような汚れ方をしているのか確かめたくてウズウズしてきた。

ところで、そう言えば、私はまだこの少女の事を何も知らなかった。
少女がどうして家出をしたのかなどとそんなヤボな事は聞かないし、聞きたくもないが、しかし、せめて年齢と名前くらいは知っておく必要がある。
まして、今夜はここに泊まって行くわけだし、もしかしたら他人じゃなくなるかも知れないわけだし、やっぱりそれなりのデーターは互いに知っておくべきだ。

私は自分の靴下の先をモジモジと弄りながら「キミ、歳はいくつ」と聞いてみた。

「17」
少女は手鏡を覗き込みながら、メイク落としでもう片方の目を拭きながらそう答えた。

「・・・高校生?」
「うぅうん、こないだヤメた」
「ヤメた?・・・どうして?」
そんな事聞いても仕方ないが、場持ちが苦手な私はいつもこんな時にはどうでもいい事まで聞いてしまう癖がある。

「それより・・・この部屋、暑くない?」
少女は持っていた手鏡を団扇代りにパタパタと煽ぎながら「クーラーないの?」と聞いたきた。

「あぁ・・・この間、引っ越しして来たばかりでね・・・クーラーの業者が間に合っていないらしくて・・・」
私は変な所で見栄を張る癖がある。40の親父が17歳の家出娘にこんな些細な見栄を張ってどーなるというのだ。

「えぇ~暑くて死にそうぅ~」
少女は顔を歪めながら甘えた声を出す。
いくら甘えた声を出されても、この部屋にはクーラーも無ければ扇風機もない。

「服、脱いでもいい?」
少女はそう質問しておきながら、その答えを待つ事も無くスカートとTシャツを脱いだ。

そんな少女に私は慌てて下を向き、またしても靴下の先をイジイジとやる。

少女は着ていたTシャツを紙袋の中へ押し込むと、ヘソが丸出しの、まるでブラジャーのようなTシャツに着替え、下半身はパンティー1枚の姿となった。

私は一瞬、この小娘に舐められてるのか?と、靴下を弄りながらふと思う。
つい今さっき会ったばかりの男の部屋に来て、パンティー1枚の姿になるなんて尋常ではない。
舐められてるのか、それともオツムが一杯じゃないのかのどちらかとしか考えられない。

私はゆっくりと顔をあげてみた。
少女は幾分か涼しくなったらしく、壁にもたれて携帯をピコピコと触り始めた。

私は少女が携帯に夢中になっているのをいい事に、テレビのチャンネルを変えるフリをして少女のパンティー1枚の下半身に目をやった。

黒い下着だった。
しかも、少し透けているような感じがする。

私が、その少し食い込んだ少女の股間にジッと目をやっていると、少女は携帯を見たまま「こっから北千住って遠い?」といきなり聞いて来た。

私は一瞬ビクッとしながらすぐに少女の股間からテレビに目を移し、「北千住って荒川区の?」と聞き直すと、少女は「わかんない」と答えたのだった。

               5

北千住の話しがあってから、かれこれ30分は過ぎただろうか、その間、少女は携帯でメールを打ち続け、私は靴下の先を弄りまわしていた。

靴下と格闘しながら、この子、風呂には入りたくないのだろうか?とふと思った。
というのは、この間、駅で拾った週刊誌で「汚ギャル」という「汚いギャル」の記事を読んだからだ。
その「汚ギャル」というのは不潔極まりない少女達の事で、風呂、洗髪、歯磨き、着替え、を平気で数ヶ月もしないという人種らしい。
そんな記事をふと思い出し、もしかしたら、この子も「汚ギャル」なのではないかと思ったからだ。

私はそんな少女に何気なく聞いてみた。
「お風呂、入る?」

私のその言葉に、少女は携帯からパッと顔を上げ「入ってイイの?!」と目を輝かせた。

「あぁ、ちょっと汚い風呂だけど、よかったらどうぞ・・・」
「えっ!マジマジ、入る入る!」
少女は携帯をポイッと畳に放り投げると、その場でTシャツを脱ぎ始めた。

「あっ、ちょっと待って、今、湯を溜めて来るから」
目のやり場に困った私は、慌てて立ち上がると風呂場に向かって走ったのだった。

湯が溜まるまでの間、少女は嬉しそうに♪ふんふん♪と鼻歌を歌いながら、紙袋からシャンプーやリンスを取り出し始めた。
「何日ぶり?」と聞きたいのをグッと堪えながら、そんな少女を見つめていると、少女はいきなり「2日ぶりのお風呂なのん♪」とまるで私の心を読み取ったかのように嬉しそうに笑った。

「2日前はどこで入ったの?」
また余計な事を聞いてしまう私。
これだから最近の女の子に嫌われるのだ私は。

「んっとね、渋谷のホテル」
少女は平然とそう答えた。

これで謎の渋谷駅のおっちゃんの正体がわかった。
そう、この少女は2日前、渋谷駅で中年親父に声を掛けられ、そのまま渋谷のホテルに行って、風呂に入ってセックスしてラークマイルド貰って、そして賞味期限の切れたあんころ餅を貰ったのだ。
渋谷駅のおっちゃんは援交親父の事だったのだ。

そんな推理を私が勝手にしていると、「ねぇ・・・もうそろそろいいかなぁ・・・」と少女が私の顔を覗き込んだ。
気がつくと目の前に下着姿の少女が私の顔を覗き込んでいるのである、慌てた私は「も、もういいと思うよ、うん」と戸惑いながらそう答えると、少女は「じゃあ入ってくーるね!」と嬉しそうに立ち上がると鼻歌を歌いながら脱衣場へと消えて行ったのだった。

               6

少女が浴室に消えてしばらくすると、さっそく私は少女の紙袋の中をガサ入れし始めた。

17歳の家出美少女がいったい何を持って放浪しているのかとても気になったからだ。

紙袋の一番上に置いてあった衣類をそっとどける。
袋の中はまるでゴミ箱のようだ。
無数のDHCの化粧品が散らばり、倖田來未のDVDが転がり、食べかけのじゃがりこが散乱し、先程のコンビニで万引きした雑誌non-no、新品のラークマイルド2箱、なぜか市民病院のスリッパ、公衆トイレから盗んで来たとみられるトイレットペーパー1ロール、壊れた携帯電話、たぶん衝動的に万引きしたと思われるアロマキャンドル(新品)、なぜか台所洗剤「泡のちから」、と、なにやら放浪には関係のなさそうな物ばかりがごっちゃまぜになって押し込められていた。

続いて衣類を物色してみる。
Tシャツ3枚、ミニスカート2枚、新品の靴下2足(たぶん万引き)、値札の付いた新品のパンツ1枚(たぶんこれも万引き)、キティーちゃんのタオル1枚、と、まぁこんなものだ。

一応、匂いを嗅いでみたが、甘い香水の香りがほんのりとするだけで、特にホームレスのようなすえた匂いは漂って来なかった。

しかし、これで安心してはならない。
匂いの元とされるブツは、ここではなくあの脱衣場にあるのだ。

私はどーしても17歳家出美少女2日間履きっぱなしパンティーの匂いが嗅いでみたくて溜まらない。

私は足音を忍ばせて脱衣場に近付くと、ドアに耳を当てて様子を伺ってみた。

中から「♪ふんふん♪」という例の鼻歌が聞こえて来る。シャワーを出していない所を見ると、どうやら少女は髪をゴシゴシと洗っている最中らしい。

まだ時間はたっぷりある、私は、息を殺しゆっくりと脱衣場のドアを開けた。

目的のブツは瞬間発見された。余程風呂が恋しかったのか、なんと浴室のドアの前に置いてあるバスマットの上に、脱いだままの形でポツンと置いてあるではないか・・・・。

私は浴場の磨りガラスから影が映らないように、脱衣場前の床にペタリと寝そべると、ヌッと手を脱衣場に忍ばせ、その脱ぎたてホヤホヤのパンティーを手にした。

まだほんのりと生暖かい感じがする。

17歳。まだたった17年しか生きていない娘。
しかもつい先程出会ったばかりでまだ名前すら知らない。
そんな娘の生パンティー。

私はソレを手に取りマジマジと眺めた。
黒のレースに金色の刺繍が散りばめられたアダルティーなスタイルは、少々美少女とはイメージが掛け離れていた。
しかし、またそのギャプが更に興奮を高めてさえくれる。

私は少女のあの屈託の無い笑顔を思い出した。
何の警戒心も無く私の顔を見てクスッと笑うあの笑顔。

たっぷりと少女の笑顔を想像すると、ゆっくりとパンティーに付いている真っ白なシミに鼻を近付けた。

ツン!と小便のようなアンモニア臭が鼻を襲う。
想像していたよりそれは遥かに臭くなかった。

(やはり美少女というのは臭くないのか・・・・)

私はふいに18年前に付き合っていた花代の匂いを思い出した。

花代は男のような女だった。
いや、今にして思えば彼女は男だったのかも知れない、付き合う時にもう少し彼女の身辺調査を詳しくするべきだったと今にして悔やむ。

私はそんな花代とベッドを共にする前、必ずといっていいほど花代のパンティーの匂いを嗅いだ。
花代の匂いは強烈だ。匂いフェチの私を恍惚とした世界に導いてくれる。
花代のパンツのシミは酔っぱらいがドホドボっと吐いたゲロのような匂いがした。
いや、今にして思えばあのパンツのシミはゲロだったのかも知れない、嗅ぐ前にもう少しシミをよく確認するべきだったと今にして悔やむ。

そんな花代とは2年で別れた。当時のバイト仲間だった正木から「おまえの彼女ってモノマネ王座決定戦のコロッケに似てねぇか?」と指摘され、それで一気に冷めてしまった私は花代と別れたのだった。

少女のパンティーのシミには花代のゲロ的な匂いはまったくなく、とにかくひたすら小便が乾いたような匂いが立ち込めていた。

花代と少女では外見だけでなく内臓系も違うというのか・・・同じ女なのに・・・
私はドロドロに糸を引く花代の内臓と、キラキラと輝く少女の内臓を想像しながら、少女のパンティーのシミに舌を近付けた。

と、その時、例の「汚ギャル」の記事が頭を過った。
クラミジア、ヘルペス、カンジタ、トリコモナス・・・・あらゆる性病を持つ現代の少女達。

私は躊躇った。家出放浪しながら点々と援交親父の股ぐらを寝ぐらにする17歳の少女。
そんな少女ならば上記のいずれかに該当していてもおかしくはない。

私はもしかの事を考え、舐めるのを止めると、眺める・嗅ぐの二本立てとし、勃起したペニスをシコシコとやりながら少女のパンティーの匂いを嗅いだのだった。

絶頂はすぐに訪れた。
そりゃあそうだ、ムンムンとした40男の部屋に17歳の美少女が突然やって来て、そしてその少女のパンティーが目の前にあるのである、いつもコンビニで買って来る「投稿写真」といったズリネタとはわけが違う。

射精しそうになりながら、慌ててティッシュを探す私はふと思い足を止めた。
(いや、待てよ・・・もしかしたらこの後、あいつを抱けるかもしれないんだぞ・・・)
私は急いでムンっ!と射精を思いとどまらせると、すぐにペニスをズボンにしまい、パンティーを元通りの状態に戻した。

久々のセックスだ!しかも相手は17歳の美少女!

私はさっそくビニールタンスのジッパーをギギギッ!と開けると、中から「白い恋人」の小さなカンカン箱を取り出した。

18年前、花代と愛し合っていた時にいつも枕元に置いてあったその小箱の中には、コンドームやピンクローターといった大人のグッズが大切に入れられていた。

私は思い出の「白い恋人」を静かに開ける。
1本のバイブ、ピンクローター、そして箱の中から飛び出した「うすうす」が散乱していた。

そのうすうすを1ヶ摘む。
賞味期限は大丈夫か?と思いながらも、ま、食べるわけじゃないし大丈夫だろう、と18年前のコンドームをこっそりとポケットに忍ばせた。

と、その時だった。
浴室から「ねぇ~ちょっと来てぇ~」という甘ったるい少女の声が聞こえて来た。

もしや風呂場でファックをしようとせがまれるのか?と、胸をトキメカセながら「どうしたの?」と何気ない顔で浴室に向かう私。

脱衣場に行くと、浴室のドアが開かれ、中にいた泡まみれの少女がポツンと立っていた。
久々に見た女の生の肉体に、私はおもわず「ひっ!」と目を反らす。

「なんかねぇ、急にお湯が出なくなっちゃったの・・・どうしてかなぁ・・・」
少女は、そう言いながら一応は股間と胸を手で押さえてはいるが、しかし隠せる胸は片方だけであり、右の胸はおもいっきり私の目に飛び込んで来た。

「あぁ・・たぶん、シャワーの湯を出しっぱなしにしてたからボイラーが勝手に止まっちゃったんだよ・・・一度、シャワーを止めてからもう一度蛇口をひねってごらん・・・」

目を反らしたまま私がそう言うと、少女は何が可笑しいのかそんな私を見ながらクスクスと笑うと「わかった。ありがとう」と言って浴室のドアを静かに閉めた。

「舐められとる・・・完全に舐められとるよワシは・・・」
私はそうブツブツ言いながら部屋に戻ると、押し入れの中から煎餅布団を引きずり出し、部屋の隅にそれを敷いた。

「あのガキ・・・ここでヒィヒィ泣かせたるからなぁ・・・」
私は少女の小さな体を騎乗位でコキコキするシーンをリアルに想像しながら、ズボンの上から股間をグリグリと揉んだ。

しばらくすると、「気持ちよかったぁ~」と言いながら少女が浴室から出て来た。
(本当の気持ちよさはこれからさ・・・)
などと、激安な官能小説のような言葉を心で唱えながら、私は「じゃあ俺も入って来ようかな・・・」とゆっくりと立ち上がり、スリスリと畳を鳴らしながら風呂場へと向かったのだった。

(つづく)

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