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縛られたい人妻の01

《あらすじ》

何不自由無く幸せに暮らす主婦、和美。
しかし和美は、縛られ陵辱されたいという異常な願望を密かに抱いていた。
そんなある日、宅配業者の清水が緊縛師だという事を知った和美は清水を自宅に呼出し……



 トンボ急運の旦那さんが、会社の車庫で奥さんを縛っていたと聞いたのは、同じマンションに住む松原の奥さんからだった。
 松原の奥さんはそれを東山君から聞いたらしく、その日のうちにさっそく和美にそれを伝えたのだった。

 トンボ急運というのは、営業車が一台しかない町の小さな配達屋だった。引っ越しから小さな手荷物まで何でも請け負っていた。
 そのトンボ急運の社長の清水が、妻を会社の車庫で縛っていたと話した東山は、そのトンボ急運で働くたった一人の従業員だった。しかし、配達中に接触事故を起こし、それが原因で社長の清水と口論となり、数日前、会社を辞めたばかりだった。

「会社の車庫に忘れ物を取りに行ったんだって。そしたら、旦那さんが奥さんを縛ってるとこを見ちゃったんだってさ……」

 そう話す松原は、好奇に満ちた目を爛々と輝かせていた。

「あそこの車庫に小ちゃいクレーン車があるでしょ、そのクレーン車にロープでグルグル巻きにされた全裸の奥さんが吊り下げられていたらしくてさぁ、それ見てぶったまげた東山君は危うく警察に電話する所だったらしいわよ」

 松原は「もし警察が来てたら傑作だったわよね」と肩を窄めながらケラケラと笑った。
 松原は、三流芸能人のスキャンダルから近所の小さな噂話しまで何でも知っていた。低能な女子高生が喜びそうな、いかにも幼稚な都市伝説にも詳しく、暇さえあればマンションの誰かを捕まえては、それらの話しを得意気に話していた。
 先日も、タレントの湯原エリコが六本木のホテルで膣痙攣を起こし、救急車で運ばれたらしいという話を延々と聞かされたばかりだった。
 和美は、そんな松原の話しにはうんざりしていたが、しかし、今日の話題だけは違った。
 和美は娘の幼稚園のバスがそろそろ到着すると言うのに、松原のその話しを食い入るように聞いていたのだった。

 結婚して四年。和美は三十才を目前にしていた。
 二つ年上の旦那は大手企業のエリート商社マンだった。給料も良く、ボーナスもびっくりするくらい貰えるため、和美は何不自由なく生活をさせて貰っていたが、しかし三年前に旦那が娘の出産に立ち会ってからというもの、夜の生活がぴたりと途絶えてしまったため、それだけが唯一の不満だった。
 気の小さな旦那は、性器から娘が捻り出てくるシーンに神的な衝撃を受けたらしく、それから一切の性欲が消えてしまったらしい。
 元々和美にはマゾッ気があり、そんな草食系な旦那よりも肉食系の男が好みだった。
 だから和美の性的欲求不満は日に日に募るばかりだったが、しかし和美に浮気をする勇気はなかった。
 それに、一日中家事と育児に追われるこの生活では浮気をする暇もなく、その相手を見つけ出す事すら不可能だった。

 そんな和美が唯一性欲を発散できるのがインターネットのアダルトサイトだった。

 インターネットで見るその卑猥な世界は、和美の知らない世界ばかりだった。
 初めのうちは、愛する妻の痴態をブログに晒す夫や、自分がオナニーしている写真をブログに掲載している女の気が知れず、それらの写真を見る度に引いていた。この人達の精神は完全に病んでいると思いながら、恐いもの見たさでそれらのブログをこっそり覗いていたに過ぎなかった。
 しかし、毎日のように変態ブログばかりを見ているうちに、いつしか和美はその世界にどっぷりとハマってしまっていた。和美の中でドス黒く渦を巻いていた性的欲求不満が、ブログに掲載されているそれら変態行為に共感を覚えはじめたのだ。
 特に和美が興味を持ったのはSMだった。
 もちろんSではなくMの方だ。
 荒々しい男に縄で拘束されたかった。鞭や蝋燭で嬲られ、残酷な言葉で責められながら巨大なペニスを乱暴に入れられたかった。
 そんな自分の姿を妄想するだけで、和美の陰部は驚くほどに濡れていた。
 和美は、娘を幼稚園に送った後、必ずオナニーをしていた。
 女が被虐されているネット小説を読み漁り、妻を調教するサド男の画像を眺め、そして、荒縄で縛られ陵辱される人妻の生々しい動画を視聴しながら、旦那に内緒でネットで買ったディルドやローターを使ってオナニーしていた。
 しかしオナニーは和美のストレスを一時的に和らげてくれたが、完全に性的欲求は解消されなかった。逆に、SMの世界に魅せられてしまった和美のマゾ願望は益々募るばかりだった。
 虐めて欲しい。縛って欲しい。
 そんな願望を胸に秘めながら、娘を幼稚園に送った後、キッチンの冷たいフローリングの上で全裸になった。
 ダイニングテーブルの上に開いたノートパソコンに過激なSM動画を再生させたまま、ネットで購入した赤い拘束ロープで自分を縛り、フローリングに突き立てたディルドを跨いで腰を振った。
 しかし、自分で自分を縛るのには限界があった。せいぜい胸や足首くらいしか縛る事ができず、一人では完全に自分を拘束する事はできなかった。
 パソコンから垂れ流される陵辱動画に合わせて腰を振っていると、縛っていたロープがパラパラと解ける事がよくあり、そんな時は、まるでイク寸前にピンクローターの電池が切れてしまった時のように、一瞬にして興醒めてしまったのだった。
 しかし、これだけはさすがに旦那には頼めなかった。旦那は娘の出産シーンを見ただけで性不能になるほどの気の弱さであり、真っ赤なロープを出して「縛って」などと頼めば、離婚にもなりかねないのだ。
 そのような状態の中、もはや和美の性的欲望は爆発しそうになっていた。
 縛られたいという願望は日に日に募るばかりで、その頃の和美はSM出会い系サイトの掲示板に『三十才の主婦です。誰でもいいから縛って下さい』などと、イタズラの書き込みまでしてその欲求を募らせていた。
 するとびっくりするくらいの返事が届いた。さすがの和美でも、それがどれだけ危険な事かはわかっているため、最初から本気で会うつもりなどなかったが、しかし、そこに書かれていた返事の内容は、オナニー時の妄想に大いに役立ったのだった。

 松原の奥さんからその話を聞かされたのは、そんな時だった。
 松原の奥さんの話しは、縛られ願望を抱いていた和美を魅了した。娘の幼稚園のバスが到着するのも忘れてしまうくらい、その話しに聞き入ってしまった。

「トンボ急運の旦那さん、奥さんを縛ったままアレをするらしいわよ……奥さんも奥さんでね、全身を縛られて身動きできない状態で感じてるんだって……東山君、見たらしいわよ、縛られた奥さんが絶叫しながらおしっこをちびっちゃうのを……」

 松原は怪しく目を輝かせながら「うふふふふっ」と意味ありげに笑った。
 和美は「やだぁ……」と顔を顰めながらも、トンボ急運の奥さんのワレメに食い込む荒縄と、そして、その荒縄の横からぬぽぬぽと出し入れされる太い肉棒を想像していた。
 いつしか和美の太ももの内側からは、陰部から溢れ出した熱い汁がヌルヌルと滑り落ちていたのだった。


              


 松原の話しを聞いてからというもの、和美の頭の中には常にトンボ急運の旦那さんがいた。
 一週間は我慢した。この一週間はトンボ急運の旦那さんに陵辱される妄想だけで我慢できた。が、しかし、もう我慢できなかった。

 いつものように娘を幼稚園のバスに送り届けてから、和美は携帯のディスプレイに映るトンボ急運の電話番号を三十分ほど見つめていた。
 今日こそ電話を掛けようと思いながらも、結局掛けられないまま一週間も過ぎていた。
 携帯のプッシュに押そうとする親指がぶるぶると震え、その一線がなかなか超えられなかったのだ。
 和美は氷の溶けかけたアイスコーヒーを一口飲みながら、SM出会い系サイトの見知らぬサディストに縛られるより、トンボ急運の旦那さんのほうがよっぽど安全なんだと自分に言い聞かせた。
 このままいけば、私は必ずSM出会い系サイトの見知らぬサディストとラブホに行ってしまう。そしてそこで写真や動画を撮られ、これをネットにバラ捲かれたくなかったらと金をせびられ、私の人生は終わっていくのだ……だから、互いに身元を知っているトンボ急運の旦那さんのほうが……。
 そう焦った瞬間、気が付くと和美の指は携帯のプッシュを押していたのだった。

 三十分ほどしてトンボ急運の旦那さんがやってきた。
 いつもは東山君が来ていたのだが、たった一人の従業員が辞めてしまったため社長自らやって来た。
 玄関に入って来た社長は、いつも暑いね、と笑いながら帽子を脱ぐと、首にぶらさげていた白いタオルで湿った額を拭いた。
 こんな小市民が夜な夜な奥さんを暗い倉庫で縛っているなんてと思うと、そのギャップに和美の背筋はゾクゾクした。
 和美が、どうぞ、とスリッパを出すと、てっきり手荷物だと思っていた社長は「えっ? 荷物は大っきいの?」と目を丸めた。

「いえ、荷物はそんなに大きくないんですけど梱包して欲しいんです。どうぞ……」

 そう言いながら和美がスタスタと廊下を進み始めると、社長は「梱包って言われても、何にも持ってきてないから困ったなぁ……」とブツブツ言いながら、和美の後を付いて来たのだった。

 十五帖のリビングのテーブルの上に、両手で抱えられるほどの段ボールがポツンと置いてあった。その段ボールの脇にはamazonのロゴがプリントされている。
 和美はソファーの後に立ちながらそれを指差し、「これを頑丈に縛って欲しいんです」と呟き、その縛って欲しいという自分の言葉に、おもわずクリトリスがキュンっと疼いた。

「縛るっていってもロープを持ってきてないんだよね……だから荷物だけ預かってこっちで梱包しておきますよ」

 そう言いながら段ボールを手に取ろうとした社長に、すかさず和美が「できればここで縛って下さい!」と小さく叫んだ。
 その声に社長はギョッとしながら慌てて段ボールから手を引いた。
 社長は戸惑いながらも、「じゃあ、ビニール紐みたいなものあります?」と恐る恐る和美を見つめた。
 和美はドキドキしながらコクンっと頷いた。そして、そのままリビングの正面にある対面式のキッチンの中に入ったのだった。

「こりゃあ、よっぽど大切な物なんだなぁ……」

 社長は、その中身を知りたそうにひとりごちながら、段ボールの頭をスリスリと撫でていた。
 そんな社長をチラチラと見ながら、和美はキッチンの引き出しをスルスルっと開けた。
 銀のナイフやスプーンの上にamazonで購入した赤いロープがポツンと置いてあった。
 きっと社長なら、これがどんなロープなのか知っているはずだ。
 そう思うと、おもわず和美はミニスカートの中に指を忍び込ませていた。
 和美は下着を付けていなかった。ミニスカートをたくし上げ、ウサウサと生える陰毛を真っ白なシステムキッチンの前に剥き出しにした。
 そんな和美の痴態は対面式のキッチンにガードされ、社長からは全く見えない。
 和美は次々に引き出しを開け、あたかもロープを探すふりをしながら、そっと陰部に指を這わせた。
 和美の指は、何の抵抗も無くヌルリと吸い込まれた。そこはまるで大量の液体ノリを垂らしたようにヌルヌルに濡れていた。
 和美はリビングの社長をチラチラと見ながら、二本の指でヌルヌルの穴を掻き回した。くちゅ、くちゅ、っという卑猥な音が響く度に和美の心臓は飛び跳ね、背筋にスッと寒気が走った。
 もはや立っていられなかった。下段の引き出しを開けるふりをしながらその場にしゃがみ、そこで大きく股を開くと指を四本入れた。

「奥さん、ビニール紐がなかったらガムテープでもかまいませんよ」

 そんな社長の声がキッチンのすぐ向こう側から聞こえてきた。見つかったらどうしようという恐怖と興奮に襲われながらも、和美は野菜ストッカーから一本のキュウリを摘み出した。

「確か、ここにロープがあったはずなんですけど……ちょっと待ってて下さいね……」

 和美はキッチンの向こうにそう答えながら、しゃがんだままキュウリを挿入した。
 ゴツゴツとしたキュウリの感触が膣壁を刺激した。ゆっくりと奥まで入れ、そしてゆっくりと抜いた。それを数回繰り返しているうちに、このまま背後から社長に犯されたいと思い、しゃがんでいた尻を大きく突き出した。

 これ以上は限界だった。キュウリのスピードを速めれば、間違いなく声を出してしまう。
 そう思った和美はいよいよ決心した。キュウリを奥まで差し込んだまま膣筋をキュッと締め、ソッと立ち上がった。
 対面式キッチンからヌッと現れた和美を見て、社長が「ありましたか?」と、ホッとしたように笑った。
 和美は無言でコクンっと頷くと引き出しの中の赤いロープを握り締め、キッチンを出た。
 歩く度に膣の中のキュウリがグリグリと蠢き、なんとも不自然な内股になっていた。そんな変な歩き方でリビングに出ると、「これでいいでしょうか……」と小声で呟きながら、赤いロープを社長の前に恐る恐る差し出した。

「ああ、これで結構ですよ」

 そう言いながらそれを手にした社長は、それを一本に伸ばした瞬間、そこで初めてそれに気付いた。
 和美は社長の表情が一瞬硬くなったのを見逃さなかった。
 社長は両手でロープをギュッギュッと伸ばしながら、「こりゃあ、随分と立派なロープですね……」と、和美の顔を意味ありげに見た。
 もはや言葉はいらなかった。和美は黙ったままその場にストンっと腰を落とし、肩をブルブルと震わせながらしゃがんでいた股を大きく開いた。

「お、奥さん!……」

 社長は、真っ赤に爛れた陰部に緑のキュウリが一本突き刺さっているのを見て狼狽えた。

「縛って下さい……お願いします……そのロープで私を縛って下さい……」

 和美は震えながら小声でそう呟いた。
 社長は愕然としながら、足下で震える和美をジッと見下ろしていたのだった。


              


 娘の幼稚園のバスは、いつも九時にマンションの前のコンビニの駐車場に到着した。
 毎朝八時五十分に親子三人で手を繋ぎながらマンションを出て、コンビニの前で旦那と娘を見送った。
 二人を見送った後は、同じマンションの奥さんたちと三十分ほど雑談し、部屋に戻って掃除と洗濯に追われ、『笑っていいとも』のオープニングが始まると同時に、やっとコーヒーにありつけた。
 そんな毎日が延々と続いていた。このままずっとこの朝の生活が続くと思っていた。
 しかし、あの日以来、和美の朝の生活が一変した。

 トンボ急運の社長がマンションにやって来るのは、いつも十時半だった。この時間、マンションの主婦たちは掃除と洗濯に追われており、毎日のようにトンボ急運の営業車がマンションの前に止まっていても、誰も不審には思わなかった。
 白を基調としたキッチンには朝の日差しがキラキラと輝いていた。リビングの白いレースのカーテンが春風にふわふわと靡き、遠くの方から竿竹売りのアナウンスがぼんやりと聞こえてきた。
 そんな爽やかな朝のキッチンで、全裸の和美が縛られていた。
 両腕を後手胸縄縛りで拘束され、両足はM字開脚にキツく縛られ、そして大きく開いた股間には股縄がずっぽりと食い込んでいた。
 アイマスクで目隠しされ、赤玉ボールの付いた口枷を噛まされたまま、和美はフローリングの床の上に寝かされていた。
 社長はそんな和美の耳元に「気持ちいいか……気持ちいいだろ……」と囁きながら、ぐしょぐしょに濡れたワレメに食い込む縄を、グイグイと引っ張った。
 和美が「んんん……」と悶えると、体中に食い込む麻縄がギシギシと音を立てた。和美は必死に「入れて」とお願いするが、しかし赤玉を噛まされた口からは、「うーうー」と唸る声が洩れるだけだった。

 この一ヶ月間、和美はありとあらゆる形で縛られていた。社長はいったいどこで覚えたのか、亀甲縛りや手錠縛りといった高度な縛りを、実に鮮やかな手付きでいとも簡単にやってのけたのだった。
 縛られたまま、乳首を指で摘まれたりクリトリスを前歯で噛まれたりとした後、和美はそのままの状態でうつ伏せに寝かされた。
 両足をM字に開かれたまま縛られていた和美の尻は、いまにも張り裂けんばかりに開いていた。
 フローリングに突き立てられた和美の膝が痛くないようにと、社長は和美の両膝の下に何重にも畳んだバスタオルを敷いてくれた。
 そして、フローリングに押し付けられた和美の顔の下にも柔らかいクッションを入れてくれた。
「痛くないか?」と聞きながら、社長は唾液がネトネトと滴る赤玉を和美の口から外した。社長は優しいサディストだった。

 四つん這いにされた和美の顔の前で、社長はズボンのボタンを外した。
 社長はどんな時でも絶対に服を脱がず、いつも青い作業ズボンのボタンだけ外し、そこからペニスを突き出したまま和美を犯した。
 それが和美には何ともいえない快感だった。作業服を着たまま犯されていると、まるで薄汚い労働者に陵辱されている肉便器になったような気がして、堪らなく感じてしまうのだった。
 目の前に突き出された社長の肉棒を、和美は喉の奥まで飲み込んだ。
 旦那に対する罪悪感は微塵も無かった。娘に対する後ろめたさも全くなかった。
 今はただ、自分が気持ち良ければそれでいいという獣的な本能しかなかった。
 社長の肉棒は旦那のそれよりも遥かに立派だった。初めて社長に縛られたままコレを入れられた時は、おもわず失神してしまった。
 以前、松原の奥さんは、社長の奥さんは犯されながら小便を洩らしていたと笑っていたが、和美は自身が失神してしまった事で、その時の奥さんの気持ちが痛いほどわかった。
 じゅぷ、じゅぷ、っと卑猥な音を立てながら、口の中で肉棒を上下させていると、社長は和美の髪を撫でながらそっと腰を引いた。
 後に回った社長は、そこに飛び出している和美の肛門を丁寧に舐めた。
 そしてワレメから溢れ出した汁をジュルジュルと音を立てて啜りながらワレメに食い込んだ縄を横にズラすと、ねっとりと口を開いた穴の中に硬い肉棒をズプズプとピストンさせた。
 ゴツゴツと硬い肉棒が膣道を行ったり来たりしていた。大きく開いたカリ首が引く度に膣壁を引っ掻いた。
 社長の大きな手の平が和美の尻肉をピシャピシャと叩いていた。
 その度に凄まじい快感が脳を貫き、和美はクッションに顔を押し付けながら狂ったように絶叫していたのだった。


              


 その日は朝から伊豆の妹が娘を迎えに来ていた。
 夏真っただ中の週末、和美たちは伊豆の実家で過ごす事になっていた。
 しかし、旦那の仕事が夕方までかかるため、和美は旦那をマンションで待つ事になり、娘だけが妹家族と一緒に先に伊豆に行く事になったのだった。

 伊豆への帰省は三日間を予定していた。旦那だけは仕事の都合で一泊しかできなかったが、和美は娘と一緒に丸まる三日間、伊豆の実家でのんびりするつもりだった。

 和美は、一人マンションで旅行の準備をしながら旦那の帰りを待っていた。
 いつもの『ミヤネ屋』を垂れ流しにしたまま、ボストンバッグの底にドライヤーとビーチサンダルとノートパソコンを押し込んだ。
 他に持って行くものは無かったかとウォーキングクローゼットの中を見回していると、ふと、シャネルのハイヒールの箱が目に飛び込んできた。
 シャネルの白いロゴが描かれた黒い箱の中にはSMグッズが隠されていた。
 その箱をパコッと開けると、淫媚な香りがむわっと溢れた。
 和美は、そこに押し込められたおどろおどろしいグッズの数々を見つめながら、三日間縛られないのかと思うと、急に胸がキュンっと締め付けられた。
 時計を見ると、旦那が帰って来るまでまだ三時間近くあった。
 まだ間に合う。そう呟いた和美はリビングへと走り、携帯を握り締めたのだった。

 それから十五分もしないうちに社長は来てくれた。
 いつもは他人行儀に接していた和美だったが、今日から三日間社長に会えなくなると思うと無性に切なくなり、社長が玄関に入って来るなりキスをせがんだ。
 互いの舌がべぷべぷと音を立てる激しいディープキスはしばらく続いた。
 社長は和美の口内から舌を抜くなり、「ヤって欲しくて堪らないんだろうメス豚」と汚い言葉でせせら笑ったのだった。

 和美はそんな汚い言葉でもっともっと罵って欲しかった。
 社長は玄関で靴を脱ぎながら和美のスカートの中を弄った。パンティーの上から股間に指を這わせ、そこにネトネトと糸を引く汁に驚きながら、「なんだこりゃ……奥さん、あんた病気だよ」と笑った。
 我慢できなくなった和美は、その場にしゃがみ込み、社長の作業ズボンのボタンを外した。仕事途中だったらしい社長のペニスは、汗と恥垢にまみれ、酷い臭いを発していた。
 しかし、それが和美には堪らなかった。和美は亀頭の裏に付着するヨーグルトのカスのような恥垢を、迷う事無く舌先で掬い取った。そして口の中いっぱいにそれを含みながら、濡れた膣の中に二本の指を滑り込ませた。
 いつものようにリビングのフローリングの上で縛られた。
 今日の社長はいつもより気合いが入っており、ピクリとも動けないほど頑丈に和美を拘束した。
 胴を亀甲縛りされ、両足をM字に開かされると、両足首に両手首を痛いほどに固定された。
 アイマスクを装着されその上から更にビニールテープでグルグル巻きにされた。愛用の赤玉ボールで口枷をされ、そこにもその上からビニールテープを巻かれた。

 一歩間違えば死んでしまうくらいにかんじがらめにされた和美だったが、しかし、和美は気が狂いそうなほどに感じていた。
 ビニールテーブで塞がれた口内で、殺して下さい、殺して下さい、と何度も叫びながら、肛門に押し込まれるバイブに身悶えていた。
 もはや、ドロドロになるくらいに濡れていたオマンコに社長の肉棒が入って来た時には、社長の奥さんと同様、おしっこを洩らしてしまった。
 社長は、そんな和美を見下ろしながらコキコキと腰を振った。
 社長は縄からはみ出る乳肉を鷲掴みにしながら、「この町もいよいよ終わりだな」と呟いていた。
 和美はそんな社長の言葉を聞きながら、ふと、先月、業界最大手の運送会社が国道沿いに大きな営業所を作った事を思い出した。きっと社長の会社は、その大手の運送会社に根こそぎ仕事を奪い取られているんだろうなと思うと、そんな社長が可哀想でならなかった。
 すると社長は、和美のうなじに顔を埋めながら、意外な事を口にした。

「あんたの旦那さん……なかなかのヤリ手だよな……あんなでっけぇ運送会社をこんな田舎町に持って来るんだもんな……大した腕前だよ……」

 和美は閉ざされた瞼を「えっ?」と開いた。
 確かに旦那は、ここ数年前から、あの大手の運送会社の名前をよく口にしていた。旦那が誰かと携帯で話している時も、何度かその会社の名前を聞いた事もある。しかし、まさか旦那があの大きな運送会社の営業所を、この町に誘致しているとは夢にも思っていなかった。

「やってくれたよな……まさにホームランだよなぁ……あんたの旦那の大ホームランのおかげでウチは倒産だよ。いや、ウチだけじゃねぇ、隣町の青木運送も、その向こう町の笹川運送もパンクだ。すげぇよなぁ、あんたの旦那は……そして俺達をぶっ潰した金で伊豆にバカンスに行くあんたら家族も、すげぇよな……」

 そんな社長の言葉にはどこか棘があり、まるで和美を責めているような口調だった。
 明らかにいつもの社長とは違っていた。
 いつもより荒々しく腰を振っていた社長が、不意に「ふっ」とスタッカートな息を吐いた。
 それと同時に生温かい精液が和美の膣の中で弾けた。
 和美は激しい恐怖に包まれた。いつもは絶対に中出ししなかった社長が、いきなり中出しをするなど考えられなかったからだ。

 社長は大きな溜息と共にペニスをヌポッと抜いた。
 身動きできない和美の穴はパックリと開いていた。一瞬の間を置いて中から濃厚な精液がどろっと溢れ出た。
 静まり返った部屋にペニスをティッシュで拭く乾いた音だけが響いていた。
 和美は社長に理由を聞きたかった。どうして中出ししたのか、その理由は旦那が大手の運送会社をこの町に誘致した事と何か関係あるのか、それを問い質してみたかった。
 が、しかし、和美の口は堅く閉ざされていた。口だけでなく、目も塞がれ、唯一開いている穴は鼻の穴と精液が溢れる膣だけだった。
 社長は精液にまみれた膣の中にバイブを押し込んだ。まるで作業をするかのように無言でヌルッと入れた。
 そして、はさみ付きのピンクローターをクリトリスにキュッと挟むと、そのまま電源を入れた。
 ヴィィィィィィィィィィィィィっという震える音が部屋に響いた。
 その音の合間から、微かに社長の足音が聞こえた。
 焦った和美は、ガムテープの中で「どこに行くの! ちょっと待ってよ!」と叫んだ。しかし、その声は和美の頭の中で反響するだけで、玄関へと消えていく社長には届いていなかった。

 玄関のドアが閉まる音が響いた。
 そこで初めて、今の自分の姿が客観的に頭に浮かんだ。
 和美は焦った。あと一時間もすれば旦那が帰って来る。この状況を旦那になんと説明すればいいのだろう。
 和美は必死にもがいた。しかし、さすがは年期の入った縄師だけあり、その麻縄はもがけがもがくほどに体に食い込み、その拘束度は更に強度を増した。
 体中が軋み、所々に激痛が走った。しかし、そんな体の痛みよりも、この姿を旦那に見られたら間違いなく離婚されるという精神的な恐怖の方がダメージは大きかった。
 そんなダメージが体と脳に襲い掛かり、和美の精神状態はマックスに達した。
 と、そのとき、何ともいえない快感が和美の全身にジワジワと走った。

 この絶体絶命の最中、なんと和美は絶頂に達した。
 いや、絶体絶命な状態だからこそ、和美はエクスタシーに達した。
 クリトリスを挟んでいたピンクローターが狂ったように唸りをあげ、バイブが押し込まれたままの膣からは潮がビシャビシャと噴き出た。
 フローリングの床は、和美が噴いた潮と、溢れ出た社長の精液で水溜まりを作っていた。
 和美は、旦那に見られるという恐怖の中、何度も何度も絶頂に達した。
 それは、和美が真性のマゾになった瞬間だった。

(縛られたい人妻のストーリー・完)



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