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渋谷の夏休み

2013/08/02 Fri 22:57

渋谷の夏休み

《解説》
渋谷の夏休み。
援交少女を求めて渋谷の街をブラブラぶらついていると、センター街の入口でとんでもない少女と遭遇した。
それは、まさに狂った街『SHIBUYA』を象徴するかのような恐ろしい出来事だった。




 久々に女子高生のぐじゅぐじゅの肉をずぼずぼしたいと思った俺は、出会い系で引っ掛けた娘と渋谷の109の横の映画館の前で待ち合わせをした。
 映画館の前の歩道で足を止め、大きなあくびをしながら空を見上げると、街路樹の葉の隙間から映画館の巨大看板が見えた。
 ニコラス・ケイジが渋谷の町に向かって何か叫んでいた。こいつは世界的に人気のある俳優だが、しかしモト冬樹に似ているという点では、彼の日本での営業は非常に不利だろうと思った。

 娘は一向に現れなかった。
 既に、待ち合わせの時間から三十分も過ぎている。
 その娘は、フェラするのはヤだけどクンニならしてもいいよ、と、勝手な事をほざいていた。
 それでいて一時間で五万円くれと言いやがった。
 そんなガキ、この渋谷にはいくらでもいるよバーカ、と俺は再びニコラス・ケイジを見上げながら強がりを言った。
 が、しかし、それでもあと十分だけは待ってみようと、実に女々しい根性で立ちすくんでいると、いきなりバーコードの頭をした親父が「一緒に頑張りましょう!」と凄い顔で微笑んできた。
 親父は毛髪剤のキャッチセールスだった。
 俺のハゲた頭をチラチラ見ながら、「この程度ならまだ間に合いますよ」と医師のように呟き、一瓶九千八百円の毛髪剤のパンフレットを俺に渡した。
 そんな俺を、映画館の隣りにあるSEGAの店先から覗き見てはキャーキャーと騒いでいる女子高生の集団がいた。
 恐らく、フェラはヤだけどクンニならいいよってのは奴らのイタズラだろう。
 彼女たちは明らかに修学旅行生だとわかる田舎娘だった。
 どうやら俺は、彼女たち修学旅行の思い出にされたらしい。

 糞ったれが、とバーコード親父に吐き捨てると、堂々と煙草を吹かしながら渋谷の歩道を歩いてやった。
 今日日、この街で煙草を吹かしながら堂々と歩いているヤツというのは、時代遅れのヤクザかホームレスくらいだった。
 あとは、病的にイライラしたサラリーマンか、目が血走ったロン毛のデブ青年であり、そんな彼らは、その後の取調べで「誰でも良かった……」と項垂れるタイプのストリートキラーだ。
 今の俺も、そんな彼らと同じ気持ちで煙草を吹かしながら渋谷の街を徘徊していたのだった。

 109を横切り、富士そばの路地に入り、センター街に出た。
 最近の渋谷は、やたらと綺麗な娘が多くなったと思う。
 ちょっと前までは気色の悪いオタク娘がここらにウヨウヨと溢れていたものだが、しかし、最近では、秋本が仕掛けたガキのグループのおかげで、奴らはアキバへと民族大移動してくれた。

 センター街を進んで行くと、ひと昔前のリア・ディゾンのような女子高生を見つけた。
 ふと足を止めた俺は、五万円やるから足の指を舐めさせてくれと頼んでみようかと思ったが、しかし、そんなリア・ディゾンのすぐ後には、ひと昔前の真木蔵人のような男が、黒人のペニスのような指で煙草をぷかぷかと吹かしていた。
 そんな事をリア・ディゾンに頼めば、間違いなく五万円を踏んだくられた上で、あの男の水虫だらけの足の指を舐めさせられるだろう。
 俺は、吸っていた煙草を路上に投げ捨てると、井の頭通りの三叉路の交番の前に立っていたおまわりに駆け寄った。
「そこのマルハンのパチンコ屋の前でプカプカとタバコ吸ってるヤツがいるんだけどさ、そいつ、リア・ディゾンにそっくりな女子高生にシャブ売らせてんだよ。シャブ買えってしつけぇからなんとかしてくれよ」と嘘をついてやった。
 二人のおまわりが鼻息を荒くして交番を出て行くのを見届けると、俺は、ざまぁみろ、と呟きながら再び駅方面へと歩き始めたのだった。

 ハチ公の前に行くと、それらしき男達が携帯をカチカチと弄っていた。
 今日日、ここで待ち合わせをするのは、千葉の田舎者か、出会い系のバカか、新興宗教系のソレしかいなかった。
 携帯を弄っている男達は、そこに若い女が来る度に慌てて顔を上げた。それはまるで年末年始のソープの待合室のようだった。

 そんな男達から漂う自分と同じ匂いに嫌気がさした俺は、再びセンター街をブラついてみようと109に向かって交差点を渡ると、センター街の入口にある渋谷駅への地下道のガラス壁に、まさに絵に描いたような援交少女が気怠く凭れていた。

 俺は、間違いないと思った。
 少女のその気怠さといい、だらしなさといい、あのバカ面は、間違いなく渋谷名物援交少女だと確信した。

 そんな彼女を遠巻きに見つめながら煙草を吹かした。
 フーッと煙を吐く度に、その前を通り過ぎて行く通行人が厳しいまなざしで俺をキッと睨んだ。
 そんなバカ共を無視しながら俺は彼女の様子を必死に探った。
 早く捕まえてしまわないと、ハチ公の前で溢れている精液袋共に彼女を横取りされてしまうからだ。

 彼女は綺麗でもなく可愛くもなくブスでもなかった。
 つまり、彼女にするほどの価値は無いが、セックスするだけなら申し分無いというレベルという事だ。
 俺は、彼女のその、色白、小柄、小顔、足細、足長、ケツプリン、のロリ体型と、学校帰りの制服+黒ニーソックスという点を特に考慮し、四万円の値を付けた。
 相場だろ、と一人呟きながら、俺は彼女に近付いたのだった。

「ねぇ」と声を掛けると、彼女は一瞬俺の顔をチラッと見て、またすぐに携帯に視線を戻した。
「四万円あげるからデートしようよ」
 直球勝負だった。渋谷のガキは直球勝負が手っ取り早いのだ。
 彼女は、小さな鼻をヒクッと動かしながらもう一度俺をキッと睨み、「ホテルはNGだけどいい?」と小首を傾げた。
 小さな顔に大きな目がクリクリっとしたその顔は、思っていた以上に可愛い顔をしていた。
 俺は、今すぐにでも彼女のプニプニとしたその唇にしゃぶりつきたいのを堪えながら、「ホテルじゃなかったらどこでヤルの?」と、聞いた。
 少女はスマホの電源をカシャンっと落とすと、付いて来て、と言いながらセンター街の中へと歩き出した。
 そんな少女のうなじは、一皮剥いた白ネギのように白くて細かった。

 彼女に案内されたのは、薄汚れたカラオケボックスだった。
 どうやらここは彼女たちのアジトらしく、入口のカウンターにいたチンピラのような店員は、年の離れた俺達を見ても、さして怪しむ気配を全く見せず、妙に馴れていた。
 部屋から洩れるカラオケが大音量で鳴り響く廊下を進んだ。
 不思議な事に、それは音楽だけが鳴り響いているだけで、歌声はひとつも聞こえて来なかった。
 使用されている部屋のドアの窓は、ハンガーに吊るされた衣類で隠されていた。
 階段を上る瞬間、その手前の部屋の窓に隙間を発見した俺は、素早く中を覗いてみた。
 白いワイシャツを着たサラリーマン風のおっさんが、下半身を剥き出しにしながらソファーに座っていた。
 両足をピーンッと伸ばしたおっさんの股間では、セーラー服を着た少女の顔が上下に激しく揺れていた。
 おっさんは、ソファーの上に正座しながらチンポをしゃぶっている少女の尻を弄っていた。
 制服のスカートが捲られ、そこから日焼けした尻がペロンっと顔を出し、その中心でおっさんの太い指がヌポヌポと透明の汁を糸引かせていた。

「すげぇ所だな」

 そう驚きながら顔を上げると、階段を上る少女のミニスカートの中が丸見えだった。
 白いプリプリした尻を、白い小ちゃなパンティーがかろうじて包み込んでいた。
 今からあの尻を、あのおっさんみたいに弄りまくれるのかと思うと俺のテンションはみるみると上がっていった。

 部屋は二階の一番奥だった。
 どうやらこの部屋は彼女の持ち部屋らしく、ドライヤーや化粧品や脱ぎ捨てた衣類といった私物が床やソファーに散乱していた。

「持ち部屋まで与えられてるなんて、いっぱしの人気ソープ嬢並だな」

 俺がそう笑うと、彼女は「ちゃんと家賃払って借りてるのよ」とポツリと呟きながら、ソファーの上に脱ぎ散らかしてあった派手なTシャツを床に放り捨てた。

「夏休みの間だけ、ここに住んでるの」

 七色のキャンディーを与えられた幼女のような笑顔を浮かべながら、彼女はミニスカートからスルスルとパンティーを下ろした。
 そんな彼女を見て、俺のテンションは一瞬にして萎えた。
 ここに住んで客を取ってるなんて、これじゃあまるでバブル前のジャパゆきさんじゃねぇか、と、急に彼女が汚らしく思えた俺は、とにかくそのホームレスじみた娘にシャワーを浴びさせるのが先決だと思った。
 しかし、それを伝えると、彼女は平然と「シャワーなんてあるわけないじゃない」と笑いながら、ノーパンのミニスカートをゆっくりと開いた。
 真っ白な下腹部は陰毛が見事に全て剃り落されていた。
 モロにパックリと開いたワレメが剥き出され、黒ずんだ小陰唇が痛々しかった。

「剃ってるのか?」

 眉を顰めながらそう聞くと、少女は、「まだ綺麗に生え揃わないから剃ってるの」、とクスっと笑った。

「生え揃わないって……おまえいくつだ……」

「中1だよ」

 そうあどけなく微笑む少女の言葉を聞き、俺の脳味噌がグルリと一回転した。
 突然、ペニスのように聳え立つ109とセンター街の人混みが、まるで早送りしているかのように脳に映し出された。
 気味の悪いTATTOOを首に彫ったヤサ男と、やけくそにピアスを入れまくったガングロ娘。
 黒人店員の服屋からはヒップホップの重低音が轟き、ギャルが溢れる派手な服屋からはキンキンの電子音がシャカシャカと響く。
 ふと路地に入れば、路駐したアメ車の窓からマリファナの香りが漂い、薄汚いアジア雑貨店からは安物のお香の香りが洩れていた。
 俺の目と耳と鼻が、そんな夏の渋谷を再生した。
 この街をかれこれ二十年以上もふらついている俺だが、しかし俺はこの街の本性を何も知らないのかもしれない。
  俺は必死に、自分の歳の三十八才から彼女の歳の十三才を引こうとした。
 しかし、ぐるぐる回りまくる脳味噌では、一向に計算ができなかった。

 廊下には、ひと昔前の安室奈美恵のヒット曲がガンガンと響いていた。
 歌声は無く、音楽だけが不気味に響いている。

 ふと気が付くと、俺のペニスは痛いほどに勃起していた。
 ジャパゆきさんで萎えてしまっていたテンションは、少女の年齢を知った瞬間からみるみると甦って来た。
 中1、中1、中1………。
 俺は何度もそう唱えながら、例えこの娘が悪質な性病持ちであったとしても、彼女のその幼気なワレメから肛門まで満遍なく舐め尽くしたいと心からそう思った。

 俺の興奮を察したのか、少女はさっそくソファーの上にゴロリと仰向けになると、「前金ね」と、小さな手を差し出して来た。
 俺は、ポケットの中から裸の一万円札を四枚取り出し、それを少女に渡した。
 そんな俺の手はおもしろいように震えていた。

 制服を着せたまま股をM字に開かせた俺は、少女の陰部の隅々まで鼻を鳴らして匂いを嗅いだ。
 中1の陰部を嗅げるなんて、そうざらにある事ではない。
 いや、これは明らかに重罪だ。
 街のアバズレ女子高生にそうするよりもその罪は重く、場合によってはペロリとひと舐めしただけで二年の実刑を喰らう可能性もあるのだ。
 そう考えると、この途方もないリスクを背負ったこの匂いは、安室奈美恵のアソコの匂いよりも貴重だと思った。
 だから俺は、隅々までしっかりと匂いを嗅ぎまくっていたのだが、しかし、少女のソコは、スーパーの裏に山積みにされた、生魚の入っていた発泡スチロールの如く生臭く、クンクンと一嗅ぎする度に、奥歯の虫歯がジクジクと疼いた。

 いいかげん吐き気を覚えた俺は、ワレメに沿って舌先をチロチロと動かしただけに収め、今度は少女に舐めさせる事にした。
 勃起したペニスを少女の前に付き出すと、少女はバッグの中からポケットティッシュを取り出し、素早く俺の亀頭を拭き取った。
 自分ばっかり卑怯じゃないか、と、文句を言いそうになったが、しかし相手は中1であり、それはあまりにも大人気ないと口を噤んだ。

 少女は俺の亀頭を丹念に拭き取ると、テカテカに輝くそれを一口にペロンっと飲み込んだ。
 口内でレロレロと舌を動かし、亀頭の裏や尿道までも舌先でくすぐった。
 デリヘル顔負けのその舌ワザに驚いていると、今度は小さな頭部を振りながら、窄めた唇でペニスを上下にシゴき始めた。
 思わず俺の口から「あぁぁぁ……」と声が洩れた。
 ペニスが摩擦されている快感よりも、中一にフェラされているというこの状況に、思わず声が洩れたのだ。
 制服の上から胸に触れると、見事にぺっちゃんこだった。
 ペニスをしゃぶられながら、乱暴に制服のボタンを外し、そのぺっちゃんこの胸を晒した。
 ぷくっと小さな膨らみの先にちょこんっと付いている乳首は、まるでロリコン同人誌に書かれているような桃色だった。
 それを舌で転がしたいと思った俺は、床にしゃがんでいた少女をいきなりソファーに引きずり戻すと、その細く長い脚を素早く肩に担ぎ、獰猛なペニスを開いたワレメにくちゅくちゅと擦り付けた。

「やだぁん……」

 少女は大きな瞳で俺を見つめながら、恥ずかしそうに微笑んだ。

「生で入れてもいいよな」

 震える声でそう聞くと、少女は小さく首を傾げながら「いいけど外で出してね」と白い頬にえくぼを作った。
 出会ってわずか三十分の男に生でヤらせてしまう所が、いかにも中学生だった。
 今日日、そこらの低能女子高生でもこのくらいの危機管理は持っており、援交をする上において、性病、中出し、は最も気をつけなければならない所なのだが、しかし、この少女は、あっけらかんとそれを受け入れた。
 さすがは中学生だと、俺は嬉しくなった。
 これならSMでも肛門でも簡単にヤらせてくれそうだと、大人の汚い欲望を露骨に剥き出しにして喜んだ。
 が、しかし、その半面、凄まじい不安に駆られた。
 逆に考えれば、こいつは、ホームレスにも、シャブ中にも、変態にも、誰にでも生でヤらせているわけで、という事は、今現在、少女の膣には、いったいどれほど危険な病原菌がどれだけ潜んでいるのかわからないのである。

 俺は、そんな危険な少女の風呂に入っていないアソコをチロチロと舐めてしまった事を深く後悔した。
 それは、ビッグダディの最終回を録画し忘れた事よりも激しい後悔だった。
 ティッシュで舌ベラをゴシゴシと磨きたい衝動に駆られた。
 いや、できることなら、舌にイソジンをぶっかけて、その上から歯ブラシでガシュガシュと舌を磨きたいくらいだった。
 が、しかし、白く細い脚をM字に開き、幼気なワレメをテラテラと輝かせながら「ふん、ふん」と鼻で喘いでいる女子中学生を見ていると、そんな不安はたちまち吹き飛んだ。
 性病になったらなったで、またいつもの新宿駅前クリニックへ行き、二重あごの大先生にペニシリンを一本打ってもらえばいいんだと自分に言い聞かせ、もはや性病の事などどうでもいいじゃねぇかと開き直った。

 少女の両足を腕に担いだまま、開かれた少女の股間に「ふんっ」、と腰を突き出すと、痛々しいパイパンワレメにゴツゴツとした肉棒がプスッと突き刺さった。
 両足を抱えた手で、少女の小さな肩を固定した。
 少女の小顔を真正面に見つめながら、取りあえず先っぽだけヌプヌプとピストンした。
 奥まで入れないのは、少女の体を気遣ったわけではなく、もはやイキそうだったからだ。

 そんな少女のワレメはネトネトに糸を引いていた。
 ヘルペス、カンジタ、クラミジア。
 そんな言葉が頭の中でグルグルと渦を巻くが、しかし俺は、少女のワレメで糸を引くその粘着汁はそれら性病の膿汁ではなく、少女の純粋な愛液だと無理矢理信じ込み、ゆっくりゆっくり肉棒を根元まで押し込んでいった。

 コリコリとした肉がペニス全体をがっしりと包み込んだ。
 さすが、まだ十年とちょっとしか生きていない膣穴だけあって、穴の中はキュンキュンに締まっていた。
 ペニスをピストンさせる度にヌルヌルの汁が次から次へと溢れ出し、俺の陰毛を白く染めた。
 くちゃ、くちゃ、くちゃ、くちゃ、っという卑猥な音に合わせ、少女は顔を左右にイヤイヤさせながら、「あん、あん」っと小さく喘いでいた。
 そんな少女の口から、甘い葡萄の香りが漂って来た。
 それがハイチュウのブドウだとわかった瞬間、俺は少女の半開きの唇の中に舌を押し込まずにはいられなかった。

 少女の小さな口内は甘い香りに溢れていた。
 ベプベプと音を立てながら少女の口内を舐めまくった。
 前歯の裏から歯茎まで丹念に舐めまくった。
 そうしながらペニスと舌を同時に動かしていると、そのうち少女も小さな舌を絡めて来るようになった。

 キスをしながら制服を脱がした。
 全裸の少女は、まるでイルカの赤ちゃんのように美しかった。
 小さな乳に頬を擦り寄せ、伸ばした舌でピンクの乳首を転がした。
 ふと、見ると、少女は自分の乳首が舐められているのを、恍惚とした表情でジッと見ていた。

(スケベなガキだな……)

 嬉しくなった俺は、そのまま舌を少女の脇の下へと滑らせていった。
 少女の脇の下は、脇毛は綺麗に剃られていた。
 暑い渋谷の真ん中で長時間立っていたせいか、少女のそこはぐっしょりと汗ばみ、微かに酸っぱい匂いを漂わせていた。
 そこに舌を這わすと、少女はあどけない表情でケラケラと笑い始めた。

「こういうの嫌いか?」

 腰を優しく振りながら聞くと、少女は微笑みながら小さく首を左右に振った。

「今までに、変態プレイはした事あるか?」

 元の体勢に戻った俺は、少女の顔を覗き込みながら聞いた。

「……うん」

「どんなプレイだ」

「う〜ん……外でやったりしたよ」

「外ってどこだ。具体的に言えよ」

 俺は腰の動きを早めながら更に聞いた。

「……公園とか、公衆便所とか、あ、あと渋谷のハチ公の前でヤった事ある」

 なぜか少女は嬉しそうに目をキラキラと輝かせた。

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「ハチ公? あんな所ででどうやってヤったんだ……相手はどんなヤツだ……詳しく教えろよ……ハァハァハァ……」

「あのね、夜中にデブのおじさんに声掛けられたの。時間がないからここでヤろって事になってね、おじさんがチンチン出してパイプのベンチに座ったの」

 俺の腰の動きが更に速くなって来た。
 深夜のハチ公前で、女子中学生とオマンコをする太ったサラリーマンを想像しながら、俺は少女の股間に、ジュブ、ジュブ、っと荒い音を立てた。

「おじさんの膝の上にマミが乗ってぇ、抱っこちゃんしながら腰を振ったの。そしたらね、周りにいたホームレスのおっちゃんたちがいっぱい集まって来ちゃってさぁ、おじさんのチンチンが入っているマミのお尻なんかを覗き込んだりして、すっごく怖かった」

 少女はそう言いながらクスクスと笑い出したが、しかし、俺の腰の動きが益々激しくなったことで、その言葉の中に自然にいやらしい声も交じらせていた。

「感じてたんだろ? 乞食のおっさん共にオマンコ見られて感じてたんだろ? どっちなんだ」

「うん……感じてたかもしんない……だってあのおっちゃんたち、どさくさに紛れてマミのお尻とか触って来たんだもん……あぁん、凄い、激し過ぎるよぅ」

 少女はイルカのような美しい体をエビゾリさせながら唸った。
 俺はカッと頭に血が上り、少女の肛門に人差し指を押し付けながら、「こんな事されたのか? ケツの穴に指を入れられて感じてたんだろ」と、少女の体がガンガンと揺れるくらいに激しく腰を振った。

「入れられたよ」

 悶えまくる少女が、うわ言のようにそう呟いた瞬間、俺の脳でスイッチが入った。
 もはやペニスを抜ける状態ではなかった。
 このまま少女の中に出してしまわなければ、一生後悔すると本気でそう思った。
 少女の体をギュッと抱きしめながら「うっ!」と唸ると、少女は慌てて俺に振り向きながら「ヤダ、中で出しちゃダメだよ?」と、大きな目を丸くさせた。
 俺はそんな少女に四の五の言わせず、強引に唇の中に舌を押し込んだ。
 うぐ、うぐ、と嫌がる少女の小さな顔を押さえつけ、そのハイチュウの香りに包まれながらも、俺は一滴残らず精液を少女の穴の中に注入したのだった。


              ※


 相も変わらず、歌の無い曲だけが廊下に響いていた。
 ソファーの上で体育座りする少女は、プッと頬を膨らませながらも、中出しされた穴の中にタンポンを差し込み、俺が放出した精液をそこに染み込ませていた。

「本当にゴメン……」

 俺はそう言いながら、お詫びの印にと少女に一万円を差し出した。
 いつもの俺なら、このままシカトして逃げ出してしまう所だったが、しかし、今後もこの少女を買い続けたいと思っていた俺は、今回は紳士的に解決する事にした。

「本当なら、おじさんアウトなんだからね……」

 少女は唇を尖らせながらも、素早くその一万円を受け取った。

「今回だけは許してあげるけど、今度やったらリンチだかんね」

 そうプッと頬を膨らませた少女が異様に可愛く見えた。
 そして、少女が口にする、その『リンチ』という懐かしい響きも、なぜか無性に可愛く思えた。

 俺は、また来るから、と少女に告げ、AKBの曲だけがわんわんと響く廊下に出た。
 そのまま階段を下りると、一階では二階のAKBに対抗するかのように、古いモー娘。の曲だけがガンガンと響いていた。
 出口に向かって進むと、ふと、ロビーに数人の人集りが出来ているのに気付いた。
 いかにも渋谷のチーマーといった感じの若者が、タトゥーだらけの二の腕を剥き出しにしながら腕を組んでいる。
 やだなぁ、と思いながら恐る恐る進んで行くと、そんな若者たちの足下に、スーツを着たおっさんが正座しているのが見えた。

「いい歳こいて中ボーに中出ししやがってよぉ」

 ダブダブのジャージを履いた少年が、正座するおっさんの横っ面を蹴り上げた。
 バスッという鈍い音を聞きながら進む俺は、これが彼女の言っていた『リンチ』なのかと、急に背筋が寒くなった。
 あの時、可愛く思えた『リンチ』という言葉も、このゴロツキ達のタチの悪さを見ていると、みるみる恐怖に変わって来た。

「てめぇ、どこの会社だよ、きっちりケジメ付けてもらうからよ、関東連合舐めてんじゃねぇぞコラッ」

 頭をツルツルに剃り上げた肥満少年が、吸っていた煙草をおっさんの頭めがけて投げつけた。
 そんな肥満少年の剃り上げた後頭部には、黒い蛇のタトゥーが牙を剥いていた。

 煙草が投げつけられたおっさんの頭に、一瞬パッと火の粉が散った。
 その頭はバーコードタイプのハゲで、どこか見覚えがあった。

「いえね、決して中に出すつもりはなかったんですよ。はい。だけどね気が付いたら、あれれれって間にピュッと出ちゃいましてね、はい。誠にもって不徳の致す所でございますです。はい。ですがね、まぁ、こればっかりは仕方がないというかなんというか、出物腫れ物所嫌わずってことわざもあるくらいでございましょ」

 おっさんは、まるで落語家のような口調でベラベラと話しながら顔を上げた。
 ふと、顔を上げたおっさんと目が合った。
 そのおっさんは、紛れもなく映画館の前で俺に毛生え薬を売り付けようとしたキャッチセールス親父だった。
 おっさんは、俺を見るなり、「あっ!」と叫んだ。
 そして、いきなり剥げた頭に手を置くと,俺に向かって「一緒に頑張りましょう!」と叫んだ。
 若者たちが一斉に俺を見た。
 そこを横切ろうとした俺に、唇と耳と目と頬と、そこらじゅうにピアスを入れまくった薄気味悪い少年が、「あんたら知り合いか?」と俺の顔を覗き込んだ。

「冗談じゃない。こんなヤツぜんぜん知らねぇよ」

 俺は、立ち塞がるピアス少年の体を慌てて押し退けると、逃げるようにして自動ドアを飛び出した。
 自動ドアが閉まる瞬間、俺の背後で「まだまだ諦めるには早すぎますよ!」というおっさんの声が響いた。
 そんなおっさんの声は、明らかに病んでいた。



 ピーカンのセンター街は若者たちで溢れかえっていた。
 田舎の修学旅行生がUFOキャッチャーごときでキャーキャーと騒ぎ、水着のような露出度の高い服を着た女子高生が颯爽と行き交い、そして街の角角には、寝起きのような顔をした少年達がぐったりとしゃがみ込み、ゴミクズだらけの路上をぼんやりと見つめながら唾を吐いていた。
 駅に向かって歩いていくと、どこかのビルのスピーカーから垂れ流しされているナウンスが風に乗って聞こえて来た。

「明るく健全な街、渋谷センター街は、歩き煙草が禁止されております。お煙草は灰皿のある喫煙場所で吸いましょう。明るく健全な街、渋谷センター街は、歩き煙草が禁止されております。お煙草は灰皿のある喫煙場所で吸いましょう」

 そんなアナウンスはリピートされているのか、同じ言葉を繰り返し繰り返し何度も告げていた。
 が、しかし、そんなアナウンスも、いきなり渋谷の駅前に現れたキチガイのように叫びまくっている右翼の街宣車に掻き消されてしまった。
 俺はそんなアナウンスと右翼の怒声を背景にして、素早く煙草を銜えた。
 スクランブル交差点の信号が変わり、凄まじい数の群衆がうわっと歩き出す瞬間を眺めながら煙草に火を付けた。

「夏休みか……」

 そう呟きながらピーカンの空に向かって煙を吐くと、いきなり背後から「こらっ!」と声を掛けられた。
 振り向くと、黒いキャップ姿に緑の腕章を腕に巻いた親父の自警団が仁王立ちになって俺を睨んでいた。

「あんた、いい歳して、この字が読めないのか!」

 若かりし頃の石原都知事のようなおっさんが、センター街の入口に掲げられた『歩きたばこ禁止』という大弾幕を指差しながら、凄い剣幕で怒鳴った。

 俺は、凄い矛盾を感じた。
 この街では、歩き煙草なんかよりも、もっともっと凄い事が起きてるんだぜ。
 俺はそう思いながらも、「わかってるよ」と吐き捨て、石原都知事似の親父の顔に向けて煙草を投げつけた。

 親父の顔にパッと火の粉が散った瞬間、親父達が一斉に襲い掛かって来た。

 俺はすこぶる熱いアスファルトに捩じ伏せられながらも、この街はガキも親父もおっかねぇなぁ、とそう思ったのだった。

(渋谷の夏休み・完)




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