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日本の男根・後編

2012/11/17 Sat 04:25

日本の男根後編psd



 そんな女の陰部は、まるで、蓋の開いたコンデンスミルクのチューブを逆さまにしているかのように、粘着力のある汁をトロトロと垂らしていた。
 ぶにょぶにょのワレメに、溢れる汁を塗り付けるようにして指を動かすと、ストッキングの中から、クチュ、クチュ、という卑猥な音が洩れ、とたんに女は顔を顰めた。
 そんな女の足下に習志野がスッとしゃがみ込み、女のストッキングを一気に足首まで下げた。
 今までストッキングに潰されていた陰毛が、夜風に吹かれてワサワサと立体感を出し始めた。

「どうしてパンツ履いてないんだよ」

 習志野は、武川の指が蠢く股間を覗きながら女に聞いた。
 しかし、すぐに女が答えなかったため、習志野が尻をおもいっきり引っ叩きながらもう一度聞くと、女は慌てて「売ったのです」と答えた。

「売った?……誰に……」

 習志野は女の尻肉を摘みながら更に聞いた。

「わかりません……知らない人です……」

「どこで売ったんだ」

「……その人の車の中です……」

「パンツを売っただけか?」

「……違います……」

「何したんだ」

「オチンチンを舐めさせられました……」

 見知らぬ男の車の中でパンツを売り、そして男のペニスをレロレロと舐める女のその姿を思い浮かべた習志野、大きな溜息を吐きながらスッと立ち上がった。そして女の頭をグッと押しながら「じゃあ俺達のも舐めろ」と、乱暴に女をしゃがませた。

 女がしゃがむと同時に、習志野が男根を出した。武川のドス黒い男根と習志野のド太い男根が、しゃがむ女の両サイドから突き出し、まるで、さっきの商店街の肉屋のシャッターに描かれていた、ナイフとフォークに挟まれた豚のイラストのようだった。

「不公平にならないように同時にしゃぶらせよう」

 習志野はそう笑いながら女の唇に指を押し込み、前歯をこじ開けた。
 そこに二本の男根が同時に突き刺されると、おもわず武川と習志野は顔を見合わせ笑った。

 女の舌が、二人の敏感な部分を交互に行ったり来たりした。女はまるでそれを待っていたかのように、二本の男根を両手に摘み、恍惚とした表情でしゃぶりまくっていた。
 そして二本の男根に卑猥な音を立てながらも、それでもアンパンマンのメロディーを口ずさんでいたのだった。

「おまえの家はどれだよ。ここから見えるんだろ?」

 ハフハフと生温かい息を吐きながら男根を銜える女の頭を、習志野は優しく撫でながらそう聞いた。

「嫌な事を聞くんじゃないよ、そんな話しされたら萎えちゃうじゃないか。趣味が悪過ぎるぞ習志野」

 武川がそう苦笑いしながら諌めると、習志野がジロッと武川を睨んだ。

「なんだよ武川。おまえがこの女と変態行為をしたいと言ったんじゃないか……」

 習志野のその目は座っていた。
 そんな習志野の目に不気味さを感じた武川は、サッと習志野から目を反らし、「でも……」と言葉を続けた。

「普通、この状況で子供の話なんて聞きたくないだろ……それとも、それを聞く事がお前の中での変態行為だとでも言うのか?……そんな変態行為は……俺の趣味じゃないな……」

 習志野はスーッと音を立てて息を吸い、その息を今度は大きな溜息のようにしてハァァァ……と吐き出した。習志野は表情を変えないまま武川を睨み、ゆっくりとした口調で言った。

「この糞女を犯しながら、こいつの口からガキの話しを聞き出すってのは、実に知的な変態行為だと俺は思うがね……背徳感と罪悪感に包まれながら人妻を陵辱するなんて、実に官能的な変態行為じゃないか。少なくとも、お前がしたがっているアナルセックスや浣腸といったウンコ臭い行為よりは、ずっとずっと高度で気品のある変態行為だと俺は思うがね……」

 ウンコ臭いとまで言われては、さすがの武川も黙ってはいられなかった。武川は反らしていた目をグッと習志野に戻しながら、「変態行為に気品も糞もあるもんか」と吐き捨てた。

 しばらく二人は黙ったまま睨み合っていた。そんな二人の間では、女がアンパンマンの唄を口ずさみながらペチャペチャと二本の男根をしゃぶっていた。

「よしわかった。これはいわゆる性の不一致というヤツだ。お前と俺とでは変態行為の定義が違い過ぎる。小川の清らかな水とドブ川のヘドロほど違い過ぎると言っても過言ではないだろう。こうなれば、もはや決裂だ。ヘドロ野郎との共同作業はウンコ臭くて俺には無理だ。別々の道を歩もう」

 習志野はそう言いながら女を突き飛ばした。女はしゃがんだまま後にひっくり返り、明治チョコレートのベンチに後頭部をゴッと打つけた。

「いいだろう。じゃあ、俺から先にやるからお前はあっちに行ってろ」

 武川がそう言いながら、尻餅を付いている女の手を掴もうとすると、目を吊り上げた習志野がその手を払い除け、「約束が違うぞ武川実!」と、なぜかフルネームで叫んだ。

「なんの事だ。約束なんてした覚えはないぞ」

「いや、約束した。あのとき俺ははっきりとお前に言ったはずだ、俺から先に中出しさせろ、とな」

「ああ。確かにそれは聞いた。しかし、俺はそれに対して返事はしていないはずだ。お前が勝手にそうほざいていたに過ぎん」

 武川はそう言いながら再び女の手を握り、凄い勢いで女を立たせた。女のアンパンマンはサビの部分に差し掛かっている。

「こいつは俺が最初に目を付けた獲物だ。だから先に俺が喰う。当然だろ」

 武川がそう捨て台詞を残し、女の手を引いて裏の雑木林の中に行こうとすると、「待ってくれ!」と習志野が叫んだ。習志野のその叫び声は、巨大な都営団地に反射して、しばらくの間ワンワンっと響いていた。

「わかった……それで手を打とう……が、しかし、待ってくれ。頼むから約束してくれ……親友としてこれだけは守ってくれ……決してウンコ行為はしないと……」

「そんなの俺の勝手だ」

「ダメだ!ダメなんだ!……俺は、ウンコの臭いがダメなんだよ……こんな事は言いたくはなかったが、子供の頃、俺の家は酷い貧乏でな、俺が高校に上がるまで、家の便所は汲み取り式だったんだ……」

 遠くの方で救急車のサイレンが鳴っていた。それに釣られてどこかの駄犬が狂ったように吠えまくっていた。

「あれは俺が小学生の時だった……学校から帰って来ると、その汲み取り式便所で爺ちゃんが死んでいた……俺を最も可愛がってくれていた爺ちゃんだった。そんな爺ちゃんが……ボットン便所に足を滑らせて、糞まみれになって冷たくなっていたんだ……それからだよ、ウンコの臭いがダメになったのは……あのウンコの臭いを嗅ぐと、とたんに」

「もういい」っと、武川は習志野の話しを斬り捨てた。

「こんな所でおまえの馬鹿みたいなトラウマを聞いている程、俺は暇じゃないんだ。俺がこの女をどう犯そうとそれは俺の自由だ。だからお前にとやかく言われる筋合いはない」

 そう吐き捨てると、武川は女の手を引きながら雑木林の中へと足を進めた。
 暗闇に消えて行く二人の後ろ姿を見つめながら、習志野は「くそっ」と呟いた。しかしその声は雑草の中で響いている鈴虫の鳴き声に掻き消され、武川の耳には届かなかったのだった。

 その十分後、そのままずっとそこで立ちすくんでいた習志野は、項垂れる男根の先から滲み出る汁を指で拭っていた。
 習志野は、やはりどうしても納得がいかなかった。
 だから首を何度も傾げながら、雑木林の中へと進んで行った。

 小さな丘を上り、無数に生え茂る枝の隙間から暗闇に目を凝らした。
 丘の下にあるサイクリングロードの闇の中で、白い物体がユサユサと蠢いているのが見えた。
 習志野は足を忍ばせながら丘を下った。途中、薮の中に潜んでいた気味の悪い小鳥に、「キィェェェェェェ」と叫ばれ、それに驚いた習志野も「キィェェェェェェ」と叫び返してしまった。
 サイクリングロードの端で腰を振っていた武川がそんな習志野の奇声に気付き、小枝だらけになって慌てて薮から出てきた習志野に「何しに来た」と冷たく言ったのだった。

 そんな武川は、女とガッツリ結合していた。上半身を裸にされた女は、ガードレールに両手を付きながら、まるで白人のポールダンスのように尻を振りまくっていた。

 習志野はゴクリと唾を飲みながら暗闇に目を凝らした。武川の男根は、女の尻の上の部分を攻めているのか、それとも下の部分を攻めているのか、それを真剣な眼で確かめようとしていた。

「心配するな……肛門はヤッていない……」

 不意に、闇の向こうから武川の声が聞こえてきた。それと同時に川の向こう岸の道路を大型トラックが走り去り、そのライトの光が蠢く二つの影を一瞬照らし出した。
 闇に浮かび上がったそんな武川の顔は、いつもの笑顔に戻っていたのだった。

「はぁん、はぁん、はぁん、はぁん、はぁん」と、武川の腰の動きに合わせて女の声が響いていた。
 サイクリングロードに人影はなく、付近に民家もなかったが、しかし、川向こうの道路では近くの運送会社の大型トラックが頻繁に行き来し、その度に、激しく交わる二人の姿が闇夜にぼんやりと浮かび上がっていた。

 武川の表情に怒りが消えていた事に安心した習志野は、「せっかくだから、近くで見てもいいか」と、恐る恐るそう声を掛けた。

「いいねぇ。ありがたいねぇ。結合部分を見てやってくれ、その方が俺も興奮する」

 武川がそう笑うと、習志野も「ふふふふ」と笑いながらゆっくりと足を進ませ、二人の足下にソッとしゃがみ込んだ。

 厳つい男根が、ドロドロに濡れた穴の中をヌポヌポとピストンしていた。それをスマホのライトで照らしながら至近距離で覗き込むと、不意にプ〜ンとスルメの臭いが漂って来た。

「なあ習志野よ……」

 漆黒の闇に包まれた川の流れを見つめながら、不意に武川が呟いた。

「ん?」

「……俺な、ここでこうして腰を振りながら、ずっと考えてたんだ……果たしてこの女とのアナルセックスは、おまえという親友を失ってまで遂行するだけの価値はあるのだろうか、ってな……」

 不意にカラスの鳴き声が頭上で響いた。薄暗い夜明けの空には、朝を待てないカラスの群れが、何かに向かって飛んでいた。既に時刻は四時を回ろうとしていた。

「やっと気付いたよ……所詮、アナルなんてケツの穴だよ。ウンコとか屁といった悪臭を放つしか取り柄のない汚い穴だよ……そんな臭穴と親友のお前を天秤に掛けるなんて、俺、どうかしていたよ……さっき、便所の穴に落ちて死んだお前の爺ちゃんの事を『それが本当の糞ジジイだ』なんて言ってごめんな……」

 習志野は少し考えた後、「おまえ、そんな事言ったっけ?」と首を傾げた。

「いや、口には出さなかったけど、心ではそう思っていた……ごめん、爺さんの冥福を心から祈るよ……」

 武川は女の尻に腰をグラインドさせながら、ソッと夜空に手を合わせた。

「いや、もういいよそんな事……俺も悪かったんだ……実は俺も、『肛門にチンポを入れたがるなんて、お前の先祖はウンコだろ』なんて、ちょっと言い過ぎだったかなって反省してたんだ……」

 武川の腰が止まり、「え? おまえ、そんな事言ったっけ?」と首を傾げた。

「いや、口には出さなかったけど、そう思ってた……」

 群れから遅れた二匹のカラスが、二人の頭上を慌てて飛んで行った。きっとその二匹のカラスは清掃車が来る前に餌を確保しなければと焦っているのだろう。

「やっぱり、俺達、似た者同士だな」

 武川はそう笑いながら、女の尻から静かに腰を引いた。女の汁でドロドロに濡れた男根が無数の糸を引きながらヌポッと抜け、まるで、油を引き過ぎたフライパンで炒められるフランクフルトのようなギラギラとした輝きを見せた。

「入れてもいいぜ、次はお前の番だ」

 女の尻を習志野に向けながら武川が笑った。

「でも、おまえまだイッてないじゃないか」

「いいんだよ。俺たちゃ運命共同体じゃねぇか。おまえも楽しめよ。そしてフィニッシュは一緒に楽しもうぜ」

 運命共同体……。習志野はそう口の中で呟きながら明け方の空を見上げた。そして、昨日の夜と今日の朝の境目を見つめながら、親友っていいもんだな、っとつくづくそう思った。

 習志野は、女を桜の木の下へと連れて行った。そこに女を乱暴に寝かせ、そして開いた股を覗き込みながら、「随分と黒いオマンコだな……どうせ、牝豚みたいにそこらの誰にでもホイホイとヤらせまくってんだろ……」と呟き、濡れたワレメの上でプクッと腫れている小豆のような陰核を乱暴に摘んだ。

「うっ!」と腰を反らす女の太ももを両手で押え込み、M字に開いた股の中に下半身を潜り込ませた。

「ほら、よく見ろ……おまえの可愛い子供と愛する旦那だ……」

 習志野は、女のスマホに映る画像を女に見せつけながら、パックリと開いたグロテスクな穴に男根の先をグジュグジュと擦り付けた。
 女は、まるで顎が外れたかのように、「あっ、あっ、あっ」と呻きながら、スマホの画像に映る親子の写真を見ていた。

「きっとこの子、今頃はスヤスヤと眠っているだろうな……まさか自分のママがこんな事してるなんて思ってもいないだろう……ほら、我が子の寝顔を思い出せよ……スヤスヤと眠る乳臭い子供の寝顔を鮮明に思い出すんだよ」

 そう言いながら習志野はペニスをズブズブと入れ始めた。
 女は絶叫し、狂ったようにもがきながら習志野の体にしがみついた。

「スゲェなぁ……これが本当の変態セックスか……」

 すぐ隣でそれを見ていた武川が、『深イイ話』で嘘臭い涙を浮かべている久本雅美のような表情で呟いた。
 そんな武川にコクンっと頷きながら、習志野は得意気に話し始めた。

「つまり、女の体を攻めるのではなく、女の心と脳を攻めるんだよ……こいつら変態の脳ってのは既に狂ってしまってるんだ。もはや性欲動物といっても過言ではないだろう。しかし、そんな獣であっても、触れてはいけない部分が必ずどこかにあるはずだ。それを見つけ出し、そこに刺激を与えてやるんだよ……それは、羞恥心であったり罪悪感であったりと、色々あるだろう。この女の場合は、背徳感だ。愛する子供と旦那が寝ている部屋が見渡せる公園で、見ず知らずの男達にズボズボと犯され感じている……ふふふふふ……この女にとったら、それがどれだけ辛い事か、この女の今の精神状態を想像するだけで背筋がゾクゾクしてくるよ……」

 習志野はそう言いながら更に激しく腰を振りまくり、そしてスマホをスクロールさせながら、次々に親子写真を女に見せつけた。

 女は、そのまま失神してしまうのではないかと思うくらいに、激しくのたうち回っていた。
 そんな女の姿を見ながら、武川が自分の男根をシゴき始めると、習志野が「おまえも入れてもいいぜ。一緒に穴をほじくろう。なんてったって俺達は運命共同体なんだからよ」とニヤリと笑った。

 武川は、迷う事無く女の股の中に潜り込んだ。そして、習志野の男根がヌッポリとハマっている穴の横に男根を並べ、そのままゆっくりと腰を突き出した。

 女のヌルヌルとした汁と共に、二本の男根はコリコリと擦れ合った。二本の男根をズッポリと入れられ、更に悶えまくる女は、数秒に一度、白目を剥いていた。

 武川と習志野は、交互に腰を振っていた。それは、武川が刺せば習志野が引き、習志野が刺せば武川が引くという、いわゆるシーソーのようなピストンだった。

「凄いだろ……これが本当の変態行為だ……」

 習志野はそう呟きながら、真っ赤な顔でハァハァと息急いている武川を見て笑った。

「凄い……凄過ぎる……が、しかし、俺はもう無理だ……これ以上、我慢できない……」

 武川が日本脳炎にかかった子供のようにそう呻くと、習志野が「よし、では、記念すべき同時発射と洒落込むか」と、大阪万博の三波春夫のような爽やかな笑顔で笑った。

 それと同時に、今まで交互に動いていた二本の男根が同じ動きになった。もはや二本の男根は一本の男根と化し、女の膣壁の細部に至るまで激しい摩擦を与えていた。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」と女が白目を剥いて叫び出した。
 明け方のカラスの群れが、そんな女の声に反応したのか、遠くの空で一斉に鳴き喚いた。

 二本の男根で塞がれた女の穴から、ジワーッと小便が洩れた。
 それを合図に、武川と習志野の腰の動きも早くなった。その腰の動きはまるで、『オールスター秋の大運動会』の二人三脚リレーで、アンカーを走るマチャアキと井上順のように息がピッタリと合っていた。

「行くぞ」と習志野が唸ると、武川がコクンっと頷いた。

 明け方の紫の光に包まれながら、二本の男根が同時に射精した。
 それはまさに『日本の夜明け』と呼ぶに相応しい、実に馬鹿馬鹿しい瞬間であった。

(おわり)


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