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青春の罰ゲーム8

2012/11/23 Fri 13:03




「アキラってね……病的なほどにソーローなの……」

 彩乃はそう怪しく微笑みながら、押し入れの中で窮屈そうにTシャツを脱ぎ捨てた。いかにも柔らかそうな胸が飛び出し、ぷるぷると白い肉を揺らした。

「でもね、ソーローのくせに回復がびっくりするくらい早いの。だからイったばかりでも、すぐにピーンって立つのよ。中学生みたいでしょ」

 彩乃は肩を竦めて「クスッ」と笑うと、そのままゆっくりとあぐらをかいている雄太の太ももに顔を伏せた。
 雄太は焦った。右足のくるぶしに彩乃の右乳がムニュっと押し付けられ、コリコリとした乳首の感触までもが伝わって来るのだ。
 こんな事をしている暇じゃない、一刻も早く千夏を助け出さなければ、と焦るが、しかし、その見事なまでに柔らかい乳肉に触れてしまった今、雄太の頭の中は、千夏の事よりも次の展開を期待してしまっていたのだった。

「だからね、アキラの自慢は持続よりも回数なの。何回射精してもすぐにできるからさ、あいつ、調子に乗って、『今度から俺の事をエンドレスマンと呼べ』なんて威張ってるのよ……ホント、馬鹿よね……」

 彩乃は真っ赤な唇を怪しく歪めながら笑うと、細く長い指で雄太のズボンのベルトを外し始めた。
 狭い押し入れの中に、カチャカチャとベルトの金具の音が響いた。雄太は緊張しながらも、四つん這いになった彩乃の胸でプリンっと垂れている白い乳肉をジッと見ていた。

「でもね、それが問題なの。あいつ、絶対にゴムはつけない主義だから、平気で中出しするのよね。だから回数が多ければ多いほど妊娠する確率が高いのよね……私なんて、もう二回もアキラの子供を中絶してるのよ」

 彩乃は、そんな残酷な話しを何故か自慢そうに語った。そんな話しを黙って聞いているうちに、雄太のベルトは外され、ズボンのボタンが外され、そしてジッパーが下げられた。紺色のボクサーパンツの股間には、コリッと固くなったペニスの形がクッキリと浮かび上がっていた。それを見た彩乃は「立ってるね」と怪しく微笑むと、カルバンクラインのロゴの入ったパンツのゴムに、赤いマニキュアの指をソッと引っ掛けた。

 そこで雄太はおもわずビビってしまった。「ちょ,ちょっと待って……」と、童貞のように焦りながら腰を引いてしまった。
 雄太は、もしこれが千夏にバレたらと思うと、これからの期待よりもその後の絶望をリアルに感じてしまったのだ。

 すると彩乃は、意味ありげに首を傾げながら、「どうしたの? 私とヤリたくないの?」と大きな目をクリッと丸めた。
 彩乃がそう首を傾げた瞬間、ファンデーションの香りが雄太の鼻を掠めた。それは真面目な千夏にはない淫媚な香りだった。千夏にはいつもファブリーズの爽やかな香りと洗濯洗剤の清潔な香りが漂ってきた。彩乃から漂う商売女のような化粧の香りは微塵も感じられなかった。
 とたんに雄太は、その嗅ぎ慣れない淫媚な香りに脳を刺激された。
 それは、平気で親父と援交し、アキラの子供を二回も中絶し、そしてこんな薄暗い押入れに忍び込んではオナニーしているような不潔な女から発せられる匂いではあったが、しかし、普段から千夏の爽やかな香りに慣れてしまっていた雄太には、その香りはあまりにも刺激的過ぎた。

 雄太は彩乃の大きな目に見つめられながら、引いていた腰をゆっくりと下げた。その瞬間、彩乃がニヤッと笑った。そして「心配しなくてもいいよ。千夏には内緒にしといてあげるから」と小声で囁きながら、再びカルバンクラインのロゴの入ったゴムを指で引っ張ったのだった。

 小窓から浴場の明かりがぼんやりと漏れ、雄太のペニスを照らしていた。ベロリと皮が捲れた真っ赤な亀頭がズキズキと痛々しく突き出していた。
 彩乃は、そんな雄太のペニスを見て「クスッ」と小さく笑うと、それを親指と人差し指の二本で摘みながら「小っちゃね」と呟いた。
 猛烈な羞恥心が雄太を襲った。皮が捲れた亀頭からプ〜ンと漂って来る恥垢臭だけでも、穴があったら入りたいと思うほどに恥ずかしかったのに、それに増して「小っちゃね」などと笑われ日には、もはや死にたいと思うくらいの羞恥心に襲われてしまった。
 しかし、しばらくすると、逆にその羞恥心が何やら異様な興奮を呼び起こしていた。これが千夏だったら、絶対にこのような興奮は生まれなかった。相手が彩乃だからこそ、羞恥心が呼び起こす変態的な興奮に包まれてしまったのだろう。

 真っ白な細長い指が自分のペニスを上下にシゴくのを見つめていた。不意に、雄太の耳に、「痛い!」っという千夏の叫び声が浴場から聞こえて来た。
 おもわず雄太は我に返った。
 痛いと叫ぶと言う事は、それなりの陵辱を受けているはずだと焦った雄太は、いきなりその場で立ち上がろうとして、押入れの天井にガッ! と頭を打つけた。
 それを見て、彩乃が「キャハッ!」と笑った。
「笑い事じゃねぇ!」と叫びながら、雄太が押入れを飛び出そうとすると、いきなり彩乃が腰にしがみついてきた。

「今行かない方がいいよ。絶対に行っちゃダメ。あんなシーンをあんたに見られたら……千夏、間違いなく自殺しちゃうよ……」

『自殺』という言葉が、雄太の脳に突き刺さった。
 千夏の兄は、去年、大学受験に失敗して電車の中に飛び込んで死んだ。そして千夏の父も、千夏がまだ幼い頃に事業に失敗し、当時、できたばかりのスカイタワーマンションの屋上から投身自殺していた。
 そんな千夏は、いつも『私の家系は呪われてるの』と言っていた。そして、ちょっとした事で落ち込んだりすると、いつも『死にたい』と雄太にメールを送って来ていた。
 だから彩乃が言うように、今千夏を助けに行けば、それを雄太に見られた千夏が自殺を考える可能性は充分に考えられた。
 それに気付いた雄太の体から、まるで風船の空気が抜けるようにしてスーッと力が抜けた。

「このまま、知らないフリをしてあげてたほうがいいと思う……きっと千夏は、あんたには何もなかったと嘘をつくはずよ……だからあんたも知らないフリをしててあげて……お願い……」

 彩乃は、今まで見た事も無いような優しい目で雄太を見つめながら、静かにそう呟いた。
 雄太は、そんな彩乃の目を見つめながら、(こいつ……本当はスゲェ優しいヤツなんだな……)と、ふと思った。
 そんな彩乃に、雄太は「ありがとう……」と呟いた。しかし、その瞬間、一瞬彩乃の目がギラリと光り、いきなり雄太のペニスをギュッと握った。
 彩乃は、その優しい目を魔女のような笑みに変貌させながら、真っ赤な口紅の中からヘビのような長い舌をベロリと出した。
 そして恥垢臭い雄太の亀頭をレロレロと舐め出し、ハァハァと吐き出す荒い息を雄太の睾丸に吐きかけながら、自分の乳肉をグニョグニョと揉み始めたのだった。

(つづく)

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