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汁と汗3

2012/12/02 Sun 00:00

汁と汗3



               6


「勝又!」

小鳥達がさえずる権藤家の朝の庭に万之助のいつもの声が響き渡る。

「はっ!」
喉の先で言葉を破裂させたような返事をする勝又が、サムライのように渡り廊下を駆け巡る。

「・・・今日の予定は?・・・」
万之助は読みもしない経済新聞を象牙の座卓の上に大きく広げながら、グビグビと朝のビールを飲んでいた。
「はっ。本日の予定は、10時から全日本医師会会長の松永氏との懇談がございまして、午後からは関東笹暮一家の爪切総長との会合、そして夕方5時からは赤坂の料亭で」
「もういい」
万之助は座卓の上にガッ!とジョッキを置きながら勝又の言葉を切った。

そして勝又の目をジッと見つめたまま、ガボォォォっという象の鳴き声のような長いゲップをひとつすると、「それ全部キャンセル」っと呟き、鷲掴みにした柿の種を口の中に放り込んだ。

「いや、しかし、医師会の懇談会は1年も前からの約束でして・・・」
「なら、もう1年延期すればいい」
万之助は口の中一杯の柿の種を噛み砕いた。
「しかし、それではあまりにも松永氏が・・・」
「んなもん、一本ほど包んどけばいいだろ」
万之助がいう一本とは1000万円を意味していた。

「では、笹暮一家は・・・」
「ヤクザ者がワシと会う何ざぁ100年早いと言ってやれ・・・」
「・・・・・・・」
勝又は青ざめた。関東笹暮一家とは東京で断トツの武闘派組織で、たかだか60万人ぽっちの新興宗教など赤子の手を捻るかのように簡単に潰せるだけの力を持っていた。そもそもそんな危険な笹暮一家を幸福ファミリーの親衛隊にしたいと言い出したのは万之助なのである。だから勝又は政財界のあらゆるツテを辿ってやっとこの度、笹暮一家の総長との会合を実現させる事にこぎ着けていたのだ。

「しかし教祖、笹暮一家は・・・・」
「うるさい!」
万之助の手から飛び出したビールジョッキは勝又の頬をスレスレに通り抜け、庭に置いてある大きな庭石にガシャン!とぶつかり無惨に砕けた。

「そんなヤクザ者、とりあえず一本渡しておけばいいんだ。やい勝又!」
「はっ!」
「貴様、この俺様を誰だと思ってるんだ・・・」
「はっ。幸福ファミリーの教祖様でございます」
「阿呆!この俺様はなぁ、幸福ファミリーの教祖でありながらも、この日本の闇を牛耳るフイクサなのだ!そんなヤクザモノの1人や2人、ケツ紙の1000枚でもくれてやって飼い犬にしてしまうがいい!」
勝又は心の中で「それを言うならフィクサーだろアホ」と呟きながらも、そんな万之助のバカな演説を延々と聞かされていたのだった。


結局、全ての会合をキャンセルする事となった。その尻拭いは全部勝又がしなければならなかった。
肝心の万之助はというと、例の娘を連れて熱海の別荘へ雲隠れしてしまったのだった。

医師会の会長に散々嫌味を言われながらも、なんとか一本で医師会会長を宥める事ができた勝又だったが、しかし笹暮一家が問題だった。
笹暮一家の総長が待つ赤坂のホテルへ行くと、既にロビーにはその筋とわかるゴロツキ共がウヨウヨと待機していた。
そんなゴロツキ達の中を風呂敷に包んだ一本を手に、総長が待つ部屋へと向かう勝又の足は震度6強に匹敵する揺れが延々と止まらなかった。
部屋に入るなり、ソファーに座る総長の前へ風呂敷包みを置いた。
「・・・なんだこれは?」
総長は三本しか残っていない指で濃紺の風呂敷包みをギュッと押し、その金額を測っていた。
「実は・・・・」
勝又が急な発病で教祖が来れなくなった旨を総長に伝えると、総長の隣に座っていたゴルゴ13のような男が「キミ達はボク達をなめてんのか?」と子供をあやすかのように勝又の顔を覗き込んだ。

結局、キャンセル料と言う事で合計3000万円の請求をされた勝又は、二つ返事でそれをのみ、命からがらの思いで赤坂のホテルを逃げ出したのであった。

その頃、万之助はというと、セーラー服を着たままの娘を布団の上に寝かせ、まるで犬のように娘の身体中をクンクンと嗅いでいた。

「この制服からは・・・かなりの因臭が漂っているが・・・もしかしてこの制服を着たままオナニーをしたなんてことはないだろうね・・・・」

万之助は娘に『いつも学校に着て行く制服』を持参するように事前に言っておいた。熱海の別荘に着くなり娘はその制服を着るように命じられていたのだ。

「・・・・ごめんなさい・・・・」
娘は布団の上でジッと目を閉じたまま、そう小さく謝った。
「という事は、この制服を着たままオナニーした事があるということか?」
万之助の声がうわずった。
「・・・はい・・・・」
「いつ!どこで!どうやって!」
万之助はそう叫びながらミニスカートの制服の中をジッと覗き込んだ。
「一ヶ月ほど前・・・・学校のトイレで・・・・ごめんなさい・・・・」
「ごめんなさいではわからん!もっと詳しく説明したまえキミ!」
ミニスカートの中のモッコリと膨らんだ白い股間に微かな縦割れシワを見つけ、それに欲情した万之助がそう叫んだ。
「はい・・・お昼休みに、トイレでオシッコして・・・ココを紙で拭いてたらなんだかムラムラしちゃって・・・」
「オッシコか・・・」
「・・・はぃ・・・」

万之助は覗いていたスカートからゆっくり顔を出し、そして目を閉じたままの娘を布団の上にゆっくりと起き上がらせた。
「オシッコ・・・ちょっと調べてみよう・・・」
万之助はそう言いながら目を閉じたままの娘の手を引いて、熱海の町が全貌できる大きなバルコニーへと連れ出した。
「どうすればいいんですか?・・・」
まるで全盲者のように頼りない足取りで万之助に誘導される娘は、不安そうにそう呟きながらパルコニーの隅に立たされた。

「うむ・・・とにかくキミのオシッコを採取しよう。調べるのはそれからだ」
万之助は娘のミニスカートの中に手を入れると、指に伝わるその感触を味わうように慎重に娘のパンツを下ろした。
「出るかなぁ・・・」
自信なさそうにそう言いながら娘がゆっくりとしゃがんだ。
ノーパンミニスカートでしゃがむ女子高生の股間を、バルコニーの床に顔を押し付けながら覗き込む万之助は、燦々と太陽の光が降り注ぐ下で見る娘のワレメを素直に美しいと思った。

万之助は、目を閉じたままの娘の股間の下にこっそりと手の平を開いた。娘のワレメから飛び出すオシッコを掬い取ろうという魂胆なのだ。
「さ、早くしなさい・・・」
準備万端の万之助がそう言うと、娘は下唇をギュッと噛みながら「ふっ」と力んだ。

パックリと開かれたワレメがヒクッとしたかと思うと、急に「チロッ!」っと少しだけ黄金水が飛んだ。
生暖かい感触が万之助の手の平に広がる。万之助は素早くそれをペシャリと舐めると、すぐさままた股間の下に手の平を開いた。
万之助の口の中に甘くて塩っぱい「娘の味」が広がった。

「あっ、出ます!」
娘がそう小さく叫んだ瞬間、ワレメの上部にある尿道がクワッと開き、シュッ!と音を立てて小便が飛び出した。
シャァァァァァァァァ・・・・・・・
娘のおしっこは四方八方に雫を飛ばしながら、万之助の手の平の上に迸った。その噴き出る水圧におもわず驚く万之助は、(さすがは処女だ・・・)と密かに感動した。
万之助の手の平に溜る娘のオシッコがドボトボトボ・・・っという音に変わって来た。手の平から溢れては床に滴り落ちる黄金水を、万之助は素直にもったいないと思った。
万之助は好奇心から、そのオシッコが噴き出している尿道に指をあててみた。
「ひやっ!」驚いた娘は、条件反射からか「ヒクッ!」と膣を痙攣させながら小便を止めた。
急にピタリと小便を止めた娘の膣を覗き込みながら、万之助は「ほう・・・」と驚く。
昔、万之助は向島の芸者と付き合っていた事があるが、その芸者はオマンコのシマリを良くする為にと、小便の最中に何度も何度も小便を止めては膣筋を鍛えていた。しかし35を過ぎたその芸者は上手く小便を止める事が出来ず、いつも太ももやくるぶしを小便でベタベタに濡らしていた。
そんな芸者は小便の飛び散ったくるぶしを拭きながらいつも言っていた、「アタシも若い頃はピタッ!と止めれたもんだけどねぇ・・・こうも使い過ぎてユルユルになってたら、もうどーしょーもないよ」と。

そんな芸者の言葉をふと思い出した万之助は、そのピタリと小便を止めた娘の膣を見ながら、さぞかしシマリ具合は良さそうだ・・・とニヤリと目をギラギラさせながら微笑んだ。そして手の平に掬っていた生暖かい娘の小便をズズズッと飲み干すと、しゃがんだままの娘の股間に顔を押し込み、小便で濡れたワレメに舌を捻り込んでは、娘のその膣筋を舌で確認したのだった。


               7


夜の8時。
呼び出された勝又が熱海の別荘に到着すると、制服姿の娘が別荘から出て来た。
「お願いしまーす・・・」と娘が、運転する勝又の助手席にスッと乗り込んで来た。

ハンドルを握る勝又が車を発進させると、助手席の娘が「いつも送ってもらってすみません」と可愛く囁いた。
勝又が娘を自宅へ送り届けるのはこれで4度目だった。
その度に、あの垢抜けなかった貧乏臭い小娘が、みるみると可愛くなっていくのにはさすがの勝又も驚きを隠せなかった。

「で、今日はどんな『施し』を頂きましたか?」
勝又がチラッと娘を見ながらそう聞いた。因みに「施し」とは、幸福ファミリーの教団用語で、信者が教祖様からパワーを与えてもらうという意味だ。
「はい。今日はオシッコの出る穴を『お撫でり』して頂きました」
娘は何の疑いもなくそう答え、勝又はおもわず噴き出しそうになった。

「という事は、まだ『汁』は頂けなかったの?」
娘は「はい・・・」と少し残念そうに返事をした。

「汁」とは、教祖の体液を示す教団用語で、つまり簡単に言えば精液。「汁を頂く」というのは、要するに教祖に中出しされるという意味だ。

「それは残念だったね・・・・」
勝又はそう答えながらも、あの糞ジジイはこの小娘をどこまで引っ張るつもりなんだと、とたんに苦々しく思った。
教祖がこの小娘にウツツを抜かしている間、また今日みたいな勝又が恐ろしい目に遭う可能性は高いのだ。
一日も早くこの小娘に飽きてくれればいいのにと勝又は思いながらも、しかし反面、この娘がいるおかげで、あの忌々しい女集めをさせられなくて済むという安心感も同時にあった。

車は熱海の温泉街を通り抜け、夜の国道に出た。
ビュンビュンと飛ばす大型トラックに無謀な追い抜きをされながらも、勝又は制服姿の少女のミニスカートから伸びる真っ白な太ももをチラチラと見ていた。
(処女か・・・一度でいいから処女とヤってみたいよな・・・)
勝又はそう思いながら娘のハイソックスをソッと見つめ、その清純な女子高生の足にムラムラと欲情しながらも、教祖がここまで処女の娘を大事に引っ張っている理由がわかったような気がした。

それにしても、教祖がこの娘にウツツを抜かすようになってからというものいったいいくらの金をドブに捨てた事か・・・・
勝又はそう思いながら、教祖がこの娘の為にスッポカした「詫び金」を計算してみた。今日の笹暮一家の3千万と医師会への1千万、そして自民党の代議士と弁護士協会へ払った金を合計すれば、これまでの損害は軽く1億を超えていた。
おもわず頬をブルブルっと震わせた勝又は、再び娘の顔をチラッと眺め、(1億円の処女か・・・すげぇなぁ・・・)と大きな溜息を付いたのだった。

と、その時だった。
突然、助手席の暗闇で、娘が「うふふっ」と嬉しそうに笑った。ふと勝又が見ると、娘は何か紙切れのような物を眺めてはニヤニヤと嬉しそうに笑っている。

「なんだいそれは?」
勝又は後でパッシングしてくる大型トラックに道を譲りながら娘に聞いた。

娘は慌てて「バッ!」とその紙を背中に隠した。そして大きな目を更に大きく広げながら「なんでもないです」と酷く狼狽している。
瞬間に怪しいと感じた勝又は、すぐ目の前にあった潰れたドライブインの駐車場に車を滑り込ませ、エンジンを掛けたまま仮眠している大型トラックの間を擦り抜けては駐車場の一番奥で車を止めた。

ギギギッとサイドギァを引くと、娘が狼狽えたままその紙切れをバッグの中に仕舞おうとした。
それを素早くサッ!と勝又が奪い取ると、娘が「ダメ!」っと叫んだ。
紙切れを奪い返そうと娘が猛然と襲いかかって来た。勝又はそんな娘を払い除けながら、ルームライトを付けその紙をライトに照らした。

『井上弥生氏に1万へルポを授ける』

そう乱暴に書かれたメモ用紙には、教祖の直筆の署名がされてあった。

メモを摘んでいた勝又の手がガタガタと震えた。
1万へルポといえば「天の位」である。秘書の勝又でさえ4000へルポであり、教団で1万へルポと言えば3人の幹部信者しかいないのである。それは一般信者からしたらもはや神に近い存在なのだ。

「これ・・・どうしたの・・・・」
ブルブルと震えながら勝又がそう聞くと、娘は素早く「サッ!」とその紙切れを奪い返し、それを胸にしっかりと抱いたままジッと勝又を睨んだ。

廃墟となったドライブインの壁に、海坊主のようなトラック運転手が小便を掛けていた。その迫力ある立ち小便の音がドボドボドボ・・・っと、少しだけ開けていた運転席の窓から聞こえて来た。

「・・・教祖様に頂いたの・・・」
助手席で踞る娘は、下唇をキュッと噛み上目遣いで勝又を見つめながらそう答えた。

「・・・どうしてそんなにヘルポを・・・」
勝又はうわずった声で聞いた。立ち小便をする海坊主が「北酒場」を口ずさみ始めたため、勝又は静かに窓を閉めた。

「・・・施しを受ける度に教祖様がくれるんだもん・・・」
娘は「嘘じゃないよ!」と言わんばかりにムキになってそう言うと、暗闇の助手席の中でキッ!と目を光らせ勝又を睨んだ。
「って事は・・・今までにもヘルポを頂いていたの?・・・」
恐る恐る勝又が聞くと、娘は少し間を置いて「コクン」と頷き、「でも内緒だよ」と心配そうに勝又の顔を覗き込んだ。
「どうして内緒なの?」
「・・・だって・・・私はまだ未成年だから、こんなにヘルポを持ってる事が皆に知れたら悪用されるかもれないからって・・・」
「教祖に口止めされたの?」
娘は再びコクンと大きく頷いた。

立ち小便する海坊主の隣に、新たにトラック野郎が加わり連れションとなった。
海坊主が「腰に来ちゃってよぉ」と言うと、もう1人のトラック野郎が「やりすぎだべ」と下品に笑った。
目の前の国道をビュンビュンと走り去って行く大型トラックの群れ。そんなトラックのチカチカと輝くネオンを見つめながら、勝又は恐る恐る口を開いた。
「今・・・どれだけヘルポを持ってるの?・・・」

そんな勝又の質問にポツリと答えた娘。
その娘の言葉に、勝又はフッと一瞬意識が飛んだ気がした。


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「勝又ぁぁぁぁ!」

いつものビールジョッキに続いてクリスタルのガラス製灰皿が宙を舞った。
ジョッキ以外に物が飛んで来たのは2ケ月ぶりで、その時飛んで来たのはテレビのリモコンだった。理由は、教祖の常備薬である「バファリン」を買って来たつもりが、間違えて「セデス」を買って来てしまったという、たったそれだけの理由だった。
しかし、今回はゴツいガラス製灰皿だ。しかもそのクリスタルのガラス製灰皿は、今や世界的な映画俳優となった真壁進一がハリウッドのおみやげにとくれたもので、教祖の大切にしていたものだった。
そんな豪華なクリスタル灰皿が総理大臣から送られて来た庭石に激突しパキッと2つに割れた。
教祖はまるで不動明王のような目で勝又を睨んだ。

「勝手に2千万も使いやがって・・・しかもよりにもよってヤクザモノなんかに・・・・」

勝又は、「しかし・・・」と言い掛けてやめた。教祖が座る象牙の座卓には、相撲取り組合の理事である雅勝親方から貰った巨大な湯呑みがまだ残っているからだ。ヘタに逆らってその湯呑みまで飛んで来ては敵わないと思った勝又は、畳に額を擦り付けてはひたすら詫びを入れたのだった。

「オマエは本日限り秘書を解雇。3000へルポ没収。いいな」

教祖は眉間に深い縦皺を作ったまま、平伏した勝又を見下ろしそう言うと、「そのかわり・・・」とすぐさま言葉を付け加えた。

「あの娘の専属運転手として使ってやる。給金だけはそのままにしておいてやるからありがたいと思え」
教祖がそう告げると、勝又は畳に顔を押し当てたまま「ありがとうございます!」と叫んだのだった。


その後、秘書を解雇されおまけに3000へルポまで没収されてしまった勝又は、一般信者へと降格させられ、毎日毎日、女子高生の送迎に明け暮れていた。

「今日のヘルポはどれだけだった?」
万之助が所有する伊豆の高級リゾートホテルから娘を自宅へ送る途中、いつものように勝又が聞いた。
「今日はね・・・ほら!5000へルポ!」
娘はメモ用紙に手書きされた『井上弥生氏に5000へルポを授ける』の紙切れを運転席の勝又に見せ、無邪気な笑顔で嬉しそう笑った。

「で、今日はどんな『施し』を受けたの?」
勝又は、何の効力ももたないその『メモ用紙のラクガキ』を横目でチラッと見ながら、助手席で「むふふっ」と嬉しそうに笑っている娘に聞いた。
「今日はね、私の身体に取り憑いている悪霊の除霊をしてもらったの」
娘はその実に胡散臭い言葉を、何の疑いもなく素直にそう言った。
「除霊って・・・どうやって?」
「あのね、悪霊が逃げ出せないように私の足と手をロープで縛ってね、それで教祖様が『お撫でり』と『お舐めり』で私の身体を清めて下さったの」
そう嬉しそうに話す娘の声を聞きながら、勝又は、それはただのSMじゃねぇか、と反吐が出そうになった。

「で、悪霊は除霊できたの?」
勝又は意地悪な口調でそう聞いた。
「うぅぅん」と娘が唇を尖らせながら首を振る。
「・・・でもね、悪霊はかなり弱って来ているんだって。だから明日は教祖様の『汁』を悪霊に掛けて退治するんだって。この悪霊さえ退治できたら私のヘルポが減る事はもうなくなるんだよ」
娘は無邪気に笑った。
勝又はそんな無邪気な娘を横目で見つめながら、いよいよ明日、この汚れなき処女はあの薄汚い親父の糞チンポをぶち込まれて女にされるのか、とそう思い、無性にメラメラと腹が立って来た。

勝又は国道沿いにある「つりぼり」と看板が掲げられた駐車場に車を滑り込ませた。
その「つりぼり」は随分前に閉鎖されたらしく、駐車場の奥にある「つりぼり小屋」は無惨に荒れ果て、つりぼりとして使われていたらしき池は水も乾涸び雑草が覆い茂っていた。
奥の小屋の前に仮眠中らしき長距離トラックが止まっていた。勝又は雑草だらけの池の横のスペースに車をバックさせ、車を暗闇の中にソッと潜り込ませた。

「また?・・・」
エンジンを止めた勝又を見つめながら、娘が首を傾けた。
勝又はサイドギアをギギギッと引くと、「今日は5000へルポも頂いたんだろ・・・少しくらい僕にもわけてくれよ・・・」と言いながらズボンのベルトをカチャカチャと外した。
「でも・・・私なんかの『お舐めり』で本当にヘルポ注入なんてできるのかなぁ・・・」
娘はそう言いながら噛んでいたガムをティッシュに包んだ。
「できるに決まってるさ。キミは教祖様直々にへルポを授かってるんだぜ。キミの体内には強烈なパワーを持ったヘルポで溢れているんだ、それをちょっとだけ僕に注入してくれればいいのさ・・・」
勝又はそう言いながらパンツの中から項垂れたペニスをボロンと取り出した。

「・・・じゃあやってみるね・・・」
娘が運転席に寄り添った。前屈みになった娘は勝又の太ももの上で右手で髪をかきあげ左手でペニスを摘んだ。
萎れたペニスを垂直に立て、ゆっくりと目を綴じた娘は小声でお経を唱え始める。
膝元のそんな娘を見下ろす勝又は、娘のサラサラとする髪を優しく撫でまわし、その髪から匂って来るリンスの香りに深い溜息をついた。

お経を唱え終えた娘は、目を閉じたままゆっくりと口を開くと、少し立ちかけて来たペニスを口の中に含んだ。
娘の生暖かい唾液が勝又の亀頭を包み込んだ。滑らかな感触の娘の舌が勝又の亀頭を口の中でコロコロと転がし始めると、勝又のペニスは次第にマックスに達した。

ぺちゃっ・・・くちゃっ・・・といういやらしい音を立てながら娘は勝又のペニスに吸い付いていた。
勝又は娘の髪を撫で、そのままウナジをまさぐり、そしてミニスカートの尻を優しく撫でた。
「少し太った?」
娘の尻が以前よりもプリプリと丸くなったのに気付いた勝又が聞く。しかし、これをあくまでも宗教儀式の「施し」として行なっている娘は、そんな勝又の俗欲的な言葉に返事をしなかった。

勝又はミニスカートの中に手を忍び込ませ、パンティーの上から尻の谷間を弄った。
そしてパンティーのゴムを指で掻き分け、娘のツルツルとした生尻をいやらしく擦りながら指を下らせ、少し湿った肛門に指を押しあてた。
(この無知な少女は・・・手足を縛られドコをどうやって舐められたんだろう・・・)
そう思うと、一瞬、肛門のその湿りが教祖の唾液なのではないかと背筋がゾッとした。

娘は、勝又に指導された通りに、右手でペニスの元をゆっくりシゴきながら唇で亀頭を締め付け、そして頭を上下に動かした。
ゾクゾクとした快感が勝又の下半身から脳へと走る。
「あぁぁ・・・」と唸り声を上げ、運転席で背伸びするかのように足をヒーンと伸ばす勝又。

「凄いヘルポが僕の身体に注入されていくのがわかるよ・・・」
勝又はそう呟きながら、再び娘の尻を弄り始めた。
勝又の指が滑らかな尻のラインを滑り降りると、娘は勝又にソコを触りやすいようにせさるためか、ゆっくりと片膝を立てた。
肛門を通り過ぎた勝又の指が背後からワレメに滑り込んだ。娘のワレメはピチャッと濡れていた。

娘が自らの意思で片膝を立てた事により、微かに口を開いたワレメからは止めどなく汁が溢れ出て来た。一瞬、この汁は教祖のモノではないかと勝又は疑ったが、しかし教祖はまだこの娘の処女を奪ってはいない。あの変態教祖は娘の処女膜を大事に大事に保存し、それを破る事だけを夢見ては、時間を掛けて楽しんでいるのだ。
そんな教祖もいよいよ明日、この処女膜を奪うつもりらしい。処女膜を失ったこの娘は、とたんに教祖に飽きられ、あの何の効力も持たないヘルポ承認の紙切れと一緒に闇に葬られるであろう。
そう考える勝又は、無性にこの娘が哀れに思えてならなかった。

勝又の脳裏に、ふとこの娘の母親の人の良さそうな顔が浮かんだ。いつも娘を自宅へ送り届けると、必ず玄関から飛び出して来る母親は、勝又の腕を引っぱっては「是非是非休んで行って下さい」と家へ招き入れるのだ。
娘の家は貧しかった。借家の古い一軒家にはお婆ちゃんと妹と弟の5人がひっそりと暮らし、居間に掲げられている教祖の写真を家族五人は毎日毎日拝んでいた。工場で働くお母さんの給料の半分は教団に寄付され、お婆ちゃんの年金は全額寄付されていた。
そんな貧しい暮らしではあったが、しかしなぜかこの家庭は妙に明るかった。
勝又は粗茶を啜りながらふと教祖の写真の横に張られている紙を見た。
「辛い時こそ明るく!」
それはかなり以前に教団が掲げていたスローガンだ。
「おかげさまでウチの娘が教祖様直々に『施し』を受ける事が出来まして・・・」
お母さんは、何十回、いや何百回も、粗茶を啜る勝又にそう言って頭を下げていたのだった。

そんな娘のお母さんが急に気の毒に思えた。明日の儀式が終われば、もう二度とこの娘は教祖に呼ばれる事はないだろう。
勝又は娘の濡れたワレメにゆっくりと指を挿入させながら、このままこの奥にある処女膜を破ってしまおうかとふと思った。

娘の上下する頭の動きが速くなって来た。時折、ペニスの竿に垂れてくる唾液をジュルジュルと啜る音が悩ましい。
(このまま入れたい・・・・このままブスッとこのワレメにペニスを入れてしまいたい・・・)
教祖の大量の「汁」をいつもぶっかけられている娘のワレメを弄りながら、勝又は激しく悶えた。

「あっ、あっ、あっ、・・・」
運転席でピーンと足を伸ばした勝又がそう狼狽えると、娘の舌が更に濃厚に亀頭を捏ねくり回した。

(汗と汁にまみれるのはいつも俺たち下っ端の者だけなんだ!)

勝又がそう思った瞬間、勝又のペニスの先から大量の精液が飛び出した。
ペニスを銜えたままの娘は、一瞬「おうっ」と声を漏らし、そのまま上下する頭をスローにして行ったのだった。


「・・・悪いモノがいっぱい出たね」
娘はティッシュに吐き出した精液を見つめながら、純粋な笑顔でそう笑った。
「・・・ありがとう、おかげで肩が急に軽くなったような気がするよ・・・」
勝又はそう微笑みながらも、俺もあのクソ教祖と同じじゃねぇか!と、とたんに自分に吐き気がした。

「・・・明日、教祖様の『汁』が頂けたらね、私のヘルポは500万へルポに達成するんだ・・・」
娘は捲られたミニスカートを整えながらポツリと呟いた。

500万へルポ。500万へルポと言えば、もはや神の位である。教祖でさえ300万へルポの中神位であり、それを上回る500万へルポとなると、あとは大神位という最高位しか残されておらず、今の教団で大神位といえば「神」の事を指しているのだ。
萎れたペニスをティッシュでカサカサと拭く勝又は、あの教祖がそんな大量のヘルポをこの娘に本気で承認する気はさらさらないだろう、あるわけがない、と、思いながら、インチキな教祖にムカムカと腹が立って来た。

「・・・私が500万へルポになったらね・・・きっと秘書さんをもっと幸せにしてあげられると思うんだ・・・だから楽しみにしていてね」
娘は薄暗い助手席で顔を斜めに傾け、運転席の勝又を優しく見つめながらそう呟くと、「クスッ」と嬉しそうに微笑んだ。

瞬間、勝又の背筋にゾゾゾっと底知れぬ感動が走った。
走りゆくトラックのヘッドライトに照らされる神々しい娘の笑顔を呆然と見つめる勝又。勝又は娘のその微笑みに、確かに「神」を感じた。

(そうだ、この娘こそが神なのだ!)

そう心で叫んだ勝又はゆっくりと娘に向き直り、両手で娘の方をグッと掴んだ。
驚いた娘が「えっ?」と大きく目を開きながら勝又を見つめた。
勝又は、そんな娘の澄んだ瞳をジッと見つめながら、「いいかい。これから僕の言う事をよく聞くんだよ・・・」と、ゆっくりと語り始めたのだった。

(つづく)

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